まんさくの花・美郷 無濾過生詰(08-11-01 SAT. )

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日照時間390分) 未明まで降っていた強めの雨が朝方には止み、6時間以上もお日様が出て、気温は14度ほどで風も穏やか。小春日和の一日でした。
 のんびり散歩でもしたい陽気でしたが、月替わりの土曜日。なんだかんだと仕事に終われ、外に出たのが夕方近く。明日からは、また時雨模様という予報ですが、そんな予報が信じられないくらいきれいな夕焼け雲でした。
 
 さて、これまでこのお酒の利き酒報告をしたことがなかったとは意外でした‥‥『まんさくの花・19BY 純米吟醸 美郷 無濾過生詰』です。
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 美郷錦という酒米については、もう説明するまでもありません。ただ、美味しいお酒のできる大変に優れた酒米なのに、栽培が難しいという理由で作付け面積が減少し、今では数えるほどの蔵でしか造っていないのが大変残念です。そして、その数少ない蔵の美郷錦のお酒が、どれも個性的でホントに美味し〜〜いのです。

 今、秋田の酒米が酒こまち一辺倒になりそうな中で、それとは一線を画す個性を造り出す美郷錦。愛飲家に、秋田のお酒の多様性を楽しんでもらうためには、無くしてはならない酒米だと思うんですけど‥‥山形の上喜元や青森の豊盃など、もう既に秋田を越えるような美味し〜〜い美郷錦のお酒を造っています。このままだと、秋田特産の酒米なんて大きな声で言えなくなりますよ〜。

 もちろん『まんさくの花・美郷』は、今年も間違いのない味わいで出荷されています。そして、『まんさくの花・美郷』の良さは、何といっても、香りと味わいに粗さがないこと。そして、非常に緻密でたっぷりとした味わいを楽しめることです。

 先日ご紹介した春霞の美郷錦は、香りの高さとジューシーな味わいが特徴的ですが、『まんさくの花・美郷』は、あくまでも含んだ時に鼻孔に抜けてゆく穏やかな含み香。そして、舌の味蕾全体をジンワリと刺激するように、旨味が口中一杯にジワジワと広がってゆく心地よさ。何ともいえませんね〜。

 それに、粗がなくたっぷりとした香味は、同時に力強くもあります。後口はスーッとキレて軽妙感さえ感ずるのに、余韻が長く続くのは、この力強さがあるからかもしれません。
 
 実はつい先だって、冷蔵庫に残っていた一年前の『18BY まんさくの花・美郷 無濾過生詰』を飲む機会がありましたが、な〜〜んにも変わっていませんでした。老香、味の廃れなど全くありません。冷やしても常温でも、たっぷりとした香味は、より味わい深いものになっていた‥‥そして、思いました。
 『まんさくの花・美郷』のもつこの力強さが、図らずもの一年の貯蔵に堪えさせた。そしてその力強さは、酒米「美郷錦」によって生み出されたものなのだ‥‥こんな、貴重な酒米は絶対になくしてはいけません。

 美郷錦を無くさない最も良い方法は、皆さん、美郷錦のお酒を飲むこと‥‥ネッ! 1.8入りで3,150円、720入りで1,750円ですから、まずまずお気軽に協力できる価格だと思いますよん。
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<11月〜12月の行事予定>     
・11月01日(土) 刈穂「19BY・出羽の雫」発売日
・11月02日(日) 定休日
    3日(文化の日)は通常営業致します
・11月09日(日) 定休日
・11月16日(日) 定休日
・11月23日(日) 定休日
    24日(勤労感謝の日)は通常営業致します
・11月28日(金) 「やまとしずくで大忘年会(仮称)」開催
・12月14日(日) 酣々塾の忘年会 
by nbhkkry20 | 2008-11-01 23:03 | まんさくの花
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