まんさくの花・19BY 蔵囲い(09-08-20 THU.)

時々日照時間・264分
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きのう午後から、横手市増田のまんさくの花の「呑み切り会」に出かけてきました。
ここの蔵の呑み切りが面白いのは、(↑写真正面)現在販売中の全てのお酒を唎酒できるのは当然のことですが、(↑写真右)の瓶燗火入れで冷蔵貯蔵されている20BYの未発売のお酒、しかも、ラベルを貼りさえすれば直ぐにでも販売できる状態のお酒、つまり未発売の「商品」を唎酒できるという点です。

そうではなく、唎酒は行うけれど、そのお酒がそのまま商品にはなるのではなく、出荷する際に加水調整をしたり、もう一度火入れをしたりして、唎酒したお酒とはかなり異なった状態で商品になる、という呑み切り会もあります。しかし、これじゃ何のために唎酒させるのか意味がありませんし、唎酒しても面白くありませんよね。

ということで、まんさくの花の唎酒に参加した酒販店は、誰もが真剣そのもの。あまりメモをとらない私も、ここでだけは一点一点を慎重に唎酒し、記録もしっかりと録るようにしています。

その未発売のお酒の中に何点か興味をそそるお酒もあったのですが、そちらについては発売予定がたってからお伝えするとして‥‥発売中のものでは、参加した皆さんから最も好評だったというか、話題の中心になったのが一昨日ご紹介した「純米吟醸 八八七分の壱」。やはり、新酵母No.15と「山田錦」という思いもよらぬ組合わせには脱帽! という感じでしたよ。
そして、次に好評だったのが今日ご紹介する、『まんさくの花・19BY純米吟醸中汲み原酒生詰め 蔵囲い(くらかこい)』です。
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今の秋田での酒米の主流は、「秋田酒77号」つまり「秋田酒こまち」です。でも、吟の精や美郷錦など一時代を築いた酒米もありましたが、つい先だってまで主流だったのは、何といっても「美山錦」です。

最近、その美山錦100%のお酒が、酒こまちと反比例するように少なくなって淋しいなぁ‥‥と思っていましたが、どっこい、「美山錦」のお酒はしっかりと生きて、いや、造られておりました。

地元酒米研究会の栽培した美山錦を55%精米、自社酵母(9号系かな?)を使い、アルコール度:16〜17度の原酒、日本酒度:+2.0、酸度:1.4というお酒に醸しあげ、中汲みされた原酒を生詰め火入れをし、去年の冬からつい先だってまで土蔵で蔵囲いをしてきた純米吟醸酒です。

苦味もエグ味も味のうち、あまからぴん、様々な味わいを産む美山錦の特徴をしっかりと醸出させ、中汲み原酒の故なのか、土蔵での常温貯蔵とは思えないほど新鮮さを残し、その貯蔵の間に様々な味わいが上手に調和したのか、まったく飲み飽きしない‥‥ん〜〜む、とにかく旨い! と、断言! してもいいほど美味しい〜。

新酒生、新酒火入れ、と新酒がもて囃されるまんさくの花ですが、このようにじっくりと寝かせた酒にこそ、まんさくの花の神髄があるのではないか、というよりも、このフレッシュ感と熟成感の何ともいえないコラボレーションは、新しい熟成酒の方向を指し示しているのはないだろうか‥‥なぁ〜〜んて難しい話しは脇に寄せて、先ずはこの旨い!「美山錦」を飲んでみましょう。

価格は、1.8入りで2,850円、720入りで1,450円。しかも、限定出荷480本。中汲みで原酒で一年熟成で‥‥それなのにこの価格! こんなコストパフォーマンスのいいお酒、早く手に入れるにこしたことはありませんよ〜。
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<8月〜10月の予定>                    
・ 8月22日(土) 臨時休業・大曲・全国花火競技大会 引率のため
・ 8月23日() 定休日
・ 8月30日() 定休日
・ 9月06日() 定休日
・ 9月13日() 定休日
・ 9月20日()〜23日(水) 連休は通常営業致します
・ 9月27日() 定休日
・10月 4日() 定休日
・10月11日()午後より営業致します
・10月12日(体育の日)通常営業致します            
・10月17日(土) 臨時休業 ・京都・白沙村荘とまんさくの花・不死鳥の会出席のため
・10月18日() 定休日
・10月25日() 定休日
by nbhkkry20 | 2009-08-20 21:04 | まんさくの花
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