上喜元・純米大吟醸 山田穂(09-08-25 TUE.)

ほゞ一日日照時間・498分
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写真は、雄物川河口に架かる秋田大橋からみた太平山。その向こうにはあんなに雲があるのにこちらは青空が広がり、気温は25度前後。湿度も50%を切る時間帯があったり、カラリとして気持のいい、秋晴れという言葉がピッタリの一日でした。
でも、まだ8月。もう少し「残暑」っていうものがあっても良さそうなものですね。

さて、今日のご紹介は、『上喜元・純米大吟醸 山田穂』です。
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上喜元の蔵の面白さの一つに、使用米の多種多様さにあることは何度かお伝えしてきました。亀の尾、美山錦、出羽燦々、出羽の里といった地元の米、県外産では山田錦や雄町、八反錦、千本錦、白玉に五百万石に穀良都、秋田の美郷錦などなど、他の蔵では真似が出来ないほど多くの米を使っています。

更に最近は、5月に紹介した「神力」や、7月の「辨慶」といった復活栽培米にも挑戦し、米の特徴を見事に醸し出していると評判を呼び、短期間で完売するほどの人気酒になりました。そして、今日ご紹介するのもその復活栽培米の一つ、『山田穂』という酒米を使った純米大吟醸です。

『山田穂』は山田錦の母方の米で、山田錦の父は短稈渡舟。大正末期にその二つを掛合わせて山田錦が生まれたのですが、『山田穂』よりも育て易かったため山田錦の栽培が広がり、結局、母親『山田穂』は幻の米になったということです。

その幻の酒米『山田穂』を50%精米し、自社酵母を使い、アルコール度:16〜17度、日本酒度:+3.0、酸度:1.4というお酒に醸しあげ、もちろん生詰めで、瓶燗火入れ、冷蔵貯蔵を経て出荷されています。

純米大吟醸といっても精米は50%。そのため、香味に無駄な贅沢さがなく、昔の米を使った酒特有の野性的で力強い飲み心地は爽快で、20BYという若さを忘れさせる充実(熟成)感が非常に好ましい。かといって、新鮮さがないわけではなく、ゆっくりと口中で転がしていると、いつの間にかジューシーな酸味が広がり、果実様の含み香が喉を振るわせ、後味も滑らかだけどシャープにキレて、食との相性も非常に良さそうな純米大吟醸です。

純米大吟醸といいながら、1.8入りで3,780円、720入りで1,890円は、絶対にコストパフォーマンス良し! タンク1本の限定醸造のため、先の「神力」や「辨慶」と同様に、この『山田穂』も品切れ必定、お早めにお楽しみ下さるようお願い致します。

c0084908_2157625.jpg『山田穂』、何と読みますか? 
「ヤマダホ」と読んできましたよね。
でも、ラベルをよ〜〜くご覧下さい。
「YAMADABO」 なんですねぇ。


‥‥ところで、酒米の数の多さなら絶対に負けない上喜元のこと、母親の『山田穂』で造ったのですから、もしかして、父親の『短稈渡舟』も造ってあったりして‥‥ネッ、佐藤社長さん。
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<8月〜10月の予定>                    
・ 8月30日() 定休日
・ 9月06日() 定休日
・ 9月13日() 定休日
・ 9月20日()〜23日(水) 連休は通常営業致します
・ 9月27日() 定休日
・10月 4日() 定休日
・10月11日()午後より営業致します
・10月12日(体育の日)通常営業致します            
・10月17日(土) 臨時休業 ・京都・白沙村荘とまんさくの花・不死鳥の会出席のため
・10月18日() 定休日
・10月25日() 定休日
by nbhkkry20 | 2009-08-25 22:04 | 東北の酒・上喜元
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