まんさくの花・吟の精 杜氏直詰生原酒(09-11-12 THU.)

c0084908_21361358.jpg
3メートル前後の北風と10度以下の気温で、歩くのにも手袋が欲しい冷たさでしたが、時雨続きの週間予報がはずれ、↑ こんな夕焼けを見ることが出来た快晴の一日でした。気持ちよかったぁ〜。

さて、昨日のブログで“新入荷は‥‥明日”と予告しましたが、実はこのお酒、10月初めに入荷していたので“新紹介”ということで‥‥
『まんさくの花・仕込3号 純米吟醸 吟の精 杜氏直詰生原酒』です。
c0084908_21363490.jpg
使用米「吟の精」は、純粋な秋田産の酒米として20年ほど前に「秋田旬吟醸」などにも使われました。しかし、近年は「酒こまち」や「秋の精」に押されて、ついには県の奨励品種からも外され、今や、稀少品種となっています。

そのため、この酒米の良さを知り、この酒米の酒を絶やしたくない酒蔵は、近隣農家と栽培契約をしたり、自らの蔵の蔵人たちに依頼をして作ってもらっているのが現状で、最近の農業状況を考えれば、幻の酒米になるかも‥‥秋田はどこの蔵も「酒こまち」だらけという、今の“面白くない”状況を“面白く”するためには、何としても「吟の精」ぐらいは残してほしいと思いますけどね〜。

まんさくの花の『仕込3号 純米吟醸 吟の精 杜氏直詰生原酒』の「吟の精」もやはり、夏の間に蔵人さんが栽培した蔵人栽培米です。
その吟の精を55%精米し、蔵で唯一この酒だけに使用している酵母K-10(協会10号)を使い、アルコール分:17.5度、日本酒度:+3.0、酸度:1.7、アミノ酸度:1.2という酒に仕上げ、生原酒のままで出荷をしています。

え〜〜仕込3号といえば仕込み始めて3本目。しかも上槽は今年の1月。それに生酒ですから、とっくに売切れていても可笑しくありません。というより、何でこんなにも貯っておいたのよ? 売れ残り? って聞きたくなりますよね〜。
でも、答えは簡単。蔵では、「吟の精の生原酒」は、貯蔵熟成させてこそ美味しくなる! と考えているからなのです。

ん〜〜そう言われればそうだけど、では、ホントに冬の時よりも美味しくなっているのでしょうか? 
このお酒と同じレシピの『20BY・槽しずく ささにごり』と比較すれば、この『仕込3号 純米吟醸 吟の精 杜氏直詰生原酒』がどのように変わったかお分り戴けると思うんですが‥‥まぁそれは無理。ということで、上槽からほぼ一年近く経った「熟生原酒」として楽しんで戴きましょう。

貯蔵は当然のことながら「氷温貯蔵」ですが、どうしても、生老香的な香りはでています。でも、ジューシーな酸味と適度な甘味がその生老香的な香りをスーッと消してくれ、後からジワジワッと旨味が増してきて、旨〜い、もう一杯となること請け合いです。
ただ、アルコール分の割には少〜し濃いかなぁ? ん〜〜ロックにしてみよう‥‥あれぇ? こんなにスイッと入ってゆくなんて、美味しいじゃない。

ということで、「吟の精」という稀少米の熟成生原酒で、1.8入り2,625円というのなら、何ともリーズナブルです。出荷量も少なそうなので、お早めにお試し下さるようお願い申しあげます。

追伸・写真でもお分かりのように、このお酒を通称『ピンクラベル』とお呼び下さい。で、次回は『イエローラベル』でもご紹介しようかしらん‥‥。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<11月〜12月の予定>                    
・11月15日(定休日
・11月22日()通常営業致します
・11月23日(勤労感謝の日)通常営業致します
・11月29日(定休日
・12月06日(定休日 酣々塾の忘年会
・12月13日(定休日
・12月20日(定休日
・12月23日(天皇誕生日)通常営業致します
・12月27日(定休日
by nbhkkry20 | 2009-11-12 21:42 | まんさくの花
<< 濡れ落葉(09-11-14 S... 新入荷は‥‥明日です(09-1... >>