雪の茅舍・製造番号酒 大吟醸&純米大吟醸 生(10-02-27 SAT.)


日照時間・492分
朝からズ〜ッと晴れましたが、北の風が強く気温も上がらず、久しぶりに寒〜い土曜日となりました。
それでも、晴れれば人出は違います。平日は閑古鳥も鳴かない川反通りも、さすがに給料日後の最初の土曜日。いつもよりはお客さんが多いようで、今日はどこのお店も忙しそう。何よりのことですね。

さて、新酒生酒。今日のご紹介は、昨日に続いて由利正宗‥‥
『雪の茅舍・製造番号酒 大吟醸 生』と、『製造番号酒 純米大吟醸 生』です。

先ずは、『雪の茅舍・製造番号酒 大吟醸 生』
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今月の18日に行われた上槽の様子をお伝えした、あの『雫取り 大吟醸 生』です。

兵庫県産山田錦を35%精米し、高橋杜氏が培養した自社酵母を使い、アルコール分:17度、日本酒度:-1.0、酸度:1.2、アミノ酸度:0.8というお酒に醸しあげ、搾りは圧力をかけない『雫取り』、もちろん無濾過の原酒、火入れ無しで出荷されました。

‥‥ですが、残念ながら唎酒をしていません。していませんが、たぶんその必要はないと思います。何故なら、この『製造番号酒』をお飲みになったお客様から「ホントに美味しいね〜」というお声を聞くことがあっても、「駄目だったね〜」という声を聞いたことがないからです。長年に渡って、誰もが美味しいと認める『製造番号酒』を出してきた高橋杜氏さんのことですから、安心して楽しんで戴けるのは間違いないはずです。

アル添大吟でありながら、五感に穏やかな香り、芳醇さの中にシットリした味わい、喉越し、後口、キレも良し。そして、旨味が気持ちよ〜く広がってゆく‥‥と思いますよ〜ん。

ということで、価格は720入り3,990円。この価格が高いのか? 一度お飲みになって下されば、決して高いものではない、価値あるお酒だということをご理解戴けると思います。是非、お早めにお楽しみ下さるようお願い申しあげます。

蔵からの出荷本数は数百本だと思いますが、当店入荷は720入りで僅か6本。製造番号42番〜47番です。あ、今日1本、ご来店のお客様が買って帰られた‥‥残りが、5本になりました。


そして、もう一つ‥‥
『雪の茅舍・製造番号酒 純米大吟醸 生』
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上記の『大吟醸』の翌日に上槽されたのですが、搾る過程は『大吟醸』と同じ。ただ、搾る1時間前のアルコール添加をしないだけです。

兵庫県産山田錦を35%精米し、自社酵母を使い、アルコール分:16度、日本酒度:-1.0、酸度:1.5、アミノ酸度:0.8 というお酒に醸しあげています。もちろん袋吊り雫取り、無濾過の原酒で火入れ無し。純米ですから当然アル添なしで、全くの無垢‥‥ん〜〜残念ながら、こちらも唎酒は未だしておりません。

でもきっと、芳醇な果実様の香り、透明な味わいの中から湧き上がってくるジューシーな味わい。原材料が、米だなんて信じられないようなお酒‥‥だと思いますよ〜ん。

こちらも蔵出荷は数百本ですが、当店入荷は、製造番号134番〜145番の12本。あ、昨日、川崎のお客様へ134番を送ったので、残りは11本です。
価格は、720入りで5,040円
この価格で、豪華な箱に入れるような無駄は一切ありません。価格も無垢な、間違いなく5,040円の価値あり! の『純米大吟醸 生』です。

贈物としてもいいでしょうが、こんなお酒は、例えば真央ちゃんが銀メダルに輝いたのに匹敵するような、特別にいいことがあった時、貴方の最も親しい方としみじみと味わうのにピッタリだと思います。
近いうちに、そんな良いことがあるように願って一本、如何でしょうか?
お早めに、お問合せお求め下さいますようお願い申しあげます。

ところで、この『製造番号酒』シリーズは、蔵からの正式出荷は『生酒』だけです。でもね〜、せっかくだから生酒だけでなく、『火入れ熟成酒』も飲んでみたいなぁ‥‥そこで当店では、数年前から、この生酒に火入れをして冷蔵熟成をしてもらうよう、蔵元に依頼をしております。
今年も、720入りで60本。只今、火入れを終えて蔵の極低温冷蔵庫で寝かされていて、その出荷は、熟成具合にもよりますがたぶん初夏の頃かと思います。
火入れ熟成されて、いっそう瑞々しさを鮮やかにさせた『雪の茅舍・製造番号酒 純米大吟醸 火入れ熟成酒』。爽やかな緑風が吹く中で飲む‥‥ん〜〜最高! です。
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<2010年2月〜3月の予定>                    
・02月28日(定休日
・03月07日(定休日
・03月14日(定休日
・03月21日(日・春分の日)午前10時〜午後7時 営業致します
・03月22日(振替休日)午前10時〜午後7時 営業致します
・03月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-02-27 21:45 | 雪の茅舍
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