上喜元・純吟 仕込み第39号 & 純吟 山田錦(10-03-03 WED.)

ときどき
日照時間・96分
相変わらず強い北よりの風が冷たいんですが、日はかなり長くなりました。5時を過ぎても明るく、夕方になってから散歩に出ても、薄暗い中で心細くなるようなことはありません。やっぱり、嬉しいですね。

車を避けて、大きなお庭のあるお屋敷が並ぶ裏通りを歩いていたら、どこからか赤ちゃんの泣き声。えっ、こんな大きな庭があるのに聞こえてくるなんて、と不思議に思ってよ〜く耳を澄ましたら、何と赤ちゃんの声の主は二人! ではなかった、二匹? そう、猫たちのアノ声でした‥‥春なんだなぁ。

さて、『上喜元』から久しぶりのご紹介です。新酒生酒と、生詰め火入酒の二点‥‥
先ずは、『上喜元・純米吟醸 仕込み第39号 無濾過生原酒 “渾身”』です。
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ワンシーズンの造りの中で、蔵一押しの一本に名付ける『仕込み第△△号』シリーズ。昨年は(ご紹介する間もなく完売した)「仕込み第26号」でしたが、今年は『仕込み第39号』。ところが、偶然にも今シーズン一押しのお酒が、仕込み番号は違うけれど、何と昨年と同じスペックとなったのです。

麹米:兵庫県特A地区産の山田錦、掛米:兵庫県産の白玉、精米率:55%、使用酵母:自社酵母、アルコール分:16〜17度、日本酒度:+2.0、酸度:1.5、アミノ酸度:1.3 という酒暦です。

蔵のリーフレットには、「幻の酒米『白玉』を使用した【上喜元】渾身の純米吟醸酒。旨み、酸味、香り、味わい、全てが調和した、今季も蔵屈指の一本に仕上がりました。この味わいを、無濾過生原酒でお届けいたします!! 」と、思いっきり力を込めた説明がされています。ん〜〜だから、“ 渾身 ” なんですね。

しかも、高品質の酒造好適米を使い、55%精米で文句なしの純米吟醸仕様。そのうえ、上槽後に余計な事は一切しない“無濾過生原酒”でありながら、価格は 1.8入り2,730円と、造りも価格も渾身!!  蔵一押しであることは間違いないですね。


そして二つ目、『純米吟醸 山田錦仕込み 生詰め一回火入れ』です。
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もちろん、兵庫県特A地区の山田錦を50%精米、こちらは山形酵母を使い、日本酒度:+3.0、酸度:1.4、アミノ酸度:1.1、アルコール分:16.4度というお酒に醸しあげ、生詰め瓶燗火入れをしての出荷です。

生酒とは違い、「万能の酒米・山田錦の純米吟醸酒。穏やかな吟醸香とほのかな酸味がとてもバランスの良い、旨口の逸品です。キリッと冷やして、または極々ぬる燗で是非‥‥」と蔵では申しておりますが、オール山田で50%精米だけに、価格が 1.8入り 3,300円と少しお高め‥‥。

しかし、上喜元の山田錦100%純米シリーズでは、この『純米吟醸』よりも高位にある「純米大吟醸」ほど高価ではないし、下位にある「特別純米」よりは香味共に完全に格上なことは間違いありません。香味も価格も、丁度いい塩梅のところにいるのが、この『純米吟醸』です。

生酒ばかりで、そろそろ飲み疲れが出る頃。しっとりと落着いた香味の火入れをしたお酒が恋しい頃ではありませんか? そんなお酒をお探しの方にピッタリだと思うのですが‥‥ん〜〜残念ながら、入荷したばかりで両方ともに未だ唎酒をしておりません。

私ごときが唎酒をしてないとはいえ、味に間違いのない『上喜元』のことです。先ずは、お楽しみ下さい。特に『仕込み第39号』の完売は早いかもしれませんので、お早めにお求め下さいますよう宜しくお願い申しあげます。

え〜〜実は、14日の日曜日、上喜元さんの御蔵を訪ねる予定です。
蔵元で杜氏の佐藤正一さんから、『仕込み第39号』はどのように“渾身”の力を込めたのか‥‥その辺りをじっくりと伺ってまいります。そちらの報告も、どうぞお楽しみに。
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<2010年3月〜4月の予定>                    
・03月07日(定休日
・03月14日(定休日 酒田市・酒田酒造さんへ
・03月21日(日・春分の日)午前10時〜午後7時 営業致します
・03月22日(振替休日)午前10時〜午後7時 営業致します
・03月28日(定休日
・04月04日(定休日
・04月11日(定休日
・04月18日(定休日
・04月25日(定休日
・04月29日(昭和の日)通常営業致します
by nbhkkry20 | 2010-03-03 22:23 | 東北の酒・上喜元
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