天の戸・純米吟醸 ひやおろし(10.09.04 SAT.)

のち
(日照時間・534分
最高気温が29度を切って、北寄りの風が4~5メートル、カラリと晴れて、久~しぶりに店のクーラーも点けず仕舞い、それはそれは爽やかな一日でした。その所為かどうか、昨日、今日とお酒を求めて来店されるお客様が急に増えたような‥‥お目当ては、もちろん「ひやおろし」です。

ということで、今日のご紹介も‥‥
『天の戸・純米吟醸 美山錦仕込み ひやおろし』です。
天の戸・純米吟醸 ひやおろし(10.09.04 SAT.)_c0084908_20384727.jpg
昨年も今ごろの入荷で、2009年9月4日にご紹介していましたが、酒暦的には大きな違いはありません。
使用米は平鹿町酒米研究会の美山錦を50%精米し、酵母は秋田流花酵母(AK-1)を使い、日本酒度:+4.0、酸度:1.7、アルコール分:16~17%に醸しあげ、一回火入れをし、じっくり熟成されての出荷です。
酒暦数字的には、昨年より少~し芳醇辛口方向に振れていますが、さて、唎酒結果はどんなものでしょうかね~?

顔を近づけると、思いの外はっきりと吟醸香が立ってくる。 オッ、こりゃ昨年とは違うぞ! しかも、スキッと爽やかな果実様の香りで、それだけでググッと飲みたくなるような、まさに“誘い香”だ。ん~~もしかして、これがAK-1酵母本来の香りなのか?

口に入れるとその香りが、酸味や少しだけ感じられる苦味を優しく柔らかなものして、何の抵抗もなく喉にスイッと落ちてゆく。そしてその後から、米の旨味というかサラッとした甘味が余韻となって、美味しい~。ん~~このサラリとした甘味こそ、AK-1酵母が造り出す秋田酒特有の甘味=旨味なのか? 

‥‥なんて難しく考えることもないのですが、苦味やエグ味も表に出して美味しかった、一昨日ご紹介の「天亀・ひやおろし」と、酵母が生み出す香りが酸味や苦味を上手に包みこんで美味しくしているこの『純米吟醸 ひやおろし』、タイプの違う二つの“天の戸・ひやおろし”‥‥もう、飲み比べするしかありませんねぇ。

価格は、1.8入り3,000円、720入り1,500円です。「天亀・ひやおろし」、「純吟 ひやおろし」どちらが品切れになっても比べ飲みする楽しみがなくなってしまいます。どうぞ、お早めにお求め下さるようお願い申しあげます。
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<2010年9月~10月の予定>
・09月05日(定休日 やまとしずく・呑みきり会
・09月12日(定休日
・09月14日(火) まんさくの花・呑みきり会
・09月19日()通常営業致します
・09月20日(敬老の日)通常営業致します
・09月23日(秋分の日)通常営業致します
・09月26日(定休日
・10月03日(定休日
・10月10日(敬老の日)通常営業致します
・10月11日(体育の日)通常営業致します
・10月16日(土)臨時休業 「京都・吟醸ひやおろしを飲む会」に出席のため
・10月17日(定休日
・10月24日(定休日
・10月31日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-09-04 20:41 | 天の戸
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