まんさくの花・純大吟 亀寿 ひやおろし(10.09.07 TUE.)

のち
(日照時間・24分
夜明け少し前、短時間でしたが雨音で起こされてしまうほどの強~い雨が降り、その雨が昨日までの暑さを流してしまったかのように、朝から気温も低めに推移し、クーラーを点けることもなく、気持よ~く、爽やか~で、秋の気配をグッと感じさせた一日。でも、このまま秋になってしまうのもいいけれど、もう一度あの残暑が戻ってきてくれてもいいような‥‥夏から秋への境目、そんなどっちつかずな気分の一日でした。

とはいえ、お酒の方はすっかり秋‥‥次々に入荷をしてくる「ひやおろし」のご紹介を続けてまいりましょう。
『まんさくの花・純米大吟醸 亀寿 ひやおろし』です。
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もう皆さんご存知の通り、まんさくの花のほとんどのお酒は、上槽後に「生酒」として販売されるもの以外、そのまま瓶詰めされて、瓶燗火入れ瓶囲い貯蔵され、熟成の頃合いを見計らって順次出荷、いわゆる「ひやおろし」状態で出荷をされております。

ですから、この『純米大吟醸 亀寿 ひやおろし』も、今年の2月にご紹介した「純米大吟醸 亀寿 無濾過生原酒」の火入れヴァージョンということです。そのため、使用米や精米率、使用酵母は全く同じで、蔵の案内では酒暦数字も生酒と全く同じです。

使用米:亀の尾、精米率:48%、使用酵母:K-9、日本酒度:+2.0、酸度:1.4で、アルコール分も16~17度と「生原酒」と同じですから、この『ひやおろし』も無濾過原酒のままの出荷です。

冷蔵庫から出して直ぐに鼻を近づけると、ス~ッと酒の匂いがあがってくるが、純米「大吟醸」という華やかさを印象づけるような香りはない。でも、その酒の匂いには粗雑感や嫌みがまったく無く、素直に口に運んでゆける‥‥これって、旨い酒の第一条件だと思いますけどね〜。

口に入れて先ず感ずるのが、トロミがあるんじゃないの? と思えるほどトロッとした滑らかさ。そして、ザクザクッとした爽やかな甘味と、ジュルジュルと湧き上がってくる酸味、それらが一緒になって旨味に変わってゆき、香りと味の野太い余韻を残しながら、ジュワーッとキレてゆく‥‥わ~~旨い!

ただ、酒こまちや山田錦と比較すれば決して上品ではない。かといって、雑味の多い粗雑な印象はまったく無い。それに、+2という数字の割には気持ち良くキレてどちらかと言えば辛口に感ずるし、アルコール分が16~17度程度なのにけっこう強い酒精感で、思いのほか酔いが早い。ん~~、これは秋田には珍しい男酒だ。しかも羊の皮をかぶった狼ではないけれど、ちょこっと飲んだだけではこのお酒の真価が分らない。飲みこんで、飲みこんでこそ真の美味しさを知ることができる‥‥「天の戸・純吟 亀の尾」もそうだったけど、「亀の尾」米って面白いお酒を醸し出しますねぇ。

価格はもちろん生酒と変わらず、1.8入り3,990円、720入り2,100円
この酒暦とこの旨さで、この価格。東京の酒販店さんにガバッとまとめて行ってしまうのが分ります。今年は早期に発注しましたので少しですが入手できました。でも、アッという間に蔵で終売すること間違いありません。どうぞ、お早めにお楽しみ下さるようお願い申しあげます。
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<2010年9月~10月の予定>
・09月12日(定休日
・09月14日(火) まんさくの花・呑みきり会
・09月19日()通常営業致します
・09月20日(敬老の日)通常営業致します
・09月23日(秋分の日)通常営業致します
・09月26日(定休日
・10月03日(定休日
・10月10日(敬老の日)通常営業致します
・10月11日(体育の日)通常営業致します
・10月16日(土)臨時休業 「京都・吟醸ひやおろしを飲む会」に出席のため
・10月17日(定休日
・10月24日(定休日
・10月31日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-09-07 20:53 | まんさくの花
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