土崎曳山祭り

 秋田市の北部にある土崎地区。大昔は北前船の停泊地として栄えた港町ですが、第二次大戦では、周辺で採れる原油の基地があったばかりに大空襲をうけた町です。一晩で400人もの方たちが犠牲となりました。爆撃は昭和20年8月14日夜から15日未明にかけてというのですから、日本がもう半日早くに降参! と言っていれば無駄な犠牲者を出すこともなかった、と思います。
 その土崎の土崎港曳山祭りが20日、21日に開催されます。
 竿灯祭りはあまりにも観光化商業化されてしまい、祭りだからといって親戚を呼び合うなどということも少なくなりました。それにひきかえ、この曳山祭は親戚一堂大集合! 本当の「お祭り」です。何しろこの二日間、秋田一番の飲食街・川反も閑古鳥が鳴くのですから・・(なんて、最近はいつも閑古鳥ですけどもネ)。
 そしてこのお祭りが終わると、そろそろ秋田も梅雨が明けて夏本番になるはずですが、今年はどうかな? 梅雨前線がまだ日本列島に横たわっていますね〜。とりあえず、秋田は週末までは大雨の予報はありません。
 自転車で30分ほどかけて土崎まで行ってきました。各町内では本番にむけて、山の準備に余念がありませんでした。(写真は、新町の準備風景)
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by nbhkkry20 | 2006-07-22 11:11 | 秋田のいろいろ
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