3月13日、新酒の出来を審査する秋田県清酒鑑評会が開催され、今年もいよいよ鑑評会シーズンが開幕です。そして16日には、その審査の講評と一般公開が行われました。
今年の出品数は34製造場で158点。全国鑑評会の予選というか、各蔵が全国への出品酒を決めるためのアドバイス会のようなもので賞はありません。でも、審査の点数や順位は厳然としてあるわけで、各蔵に伝えるという形で公表されます。それだけに、蔵は特に順位にはピリピリです。 一般公開は午前10時から、朝から158点全部を利き酒するのは、吐き出すとはいえ、いや〜〜大変です。 「上位酒」と書かれた点数の良い酒だけの利き酒だけでは、一年に一度の機会、158点全部を利かずして会場に来た意味がありません。全て終わった頃には、けっこう酔いが・・・。この後で自動車でお酒の配達をしようなんてまったくの論外!ということで、午後は仕事にはなりません。お許し下さい、奥様。 で、私の利き酒の結果ですが、この酒は駄目だ!と素人の私でも分かり、誰に聞いても変だ!と意見が一致した一つの蔵を除けば、どこの酒も本当に美味しく、順位をつけるのは可哀想という印象でした。 それでも、鑑評会の審査結果を知りたいでしょう? 1位・TH山、2位・KMくら、3位・MSの花、4位・AMの戸・・・ということでした。 さて、今年は一般公開だけで終わりません。その日の夜、一般公開された各蔵の出品酒を飲み尽くそう、という会が催されたのです。 予定を遥かに上回る250人の参加、全員着席型式、皿盛りではなく一人づつのお料理、そしてお酒は、写真のように各蔵のブースが会場をぐるりと取り囲み、完全に飲み放題! 大きな会場なので、写真ではなかなか雰囲気が伝わりませんが、どこのテーブルもけっこう盛り上がってました。酒は良いし、料理にも満足できたからでしょうね。 最後は看板通りに、秋田の杜氏が大集合! 秋田酒屋唄の大合唱で、大団円です。後は、全国の鑑評会で、たくさんの金賞をとれれば文句はないのですけどもね〜、期待しましょう。
by nbhkkry20
| 2007-03-18 21:10
| 品評会、唎酒会
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