まんさくの花 純米吟醸・雪室貯蔵 生詰原酒

 まんさくの花の蔵がある横手市増田町は、秋田でもひときわ雪の多い地域です。豪雪だった昨年、蔵の屋根からの雪下ろし代金が数百万円だったとか、雪や寒さが酒造りの大切な要素とはいえ、その苦労の多さには驚きます。しかし、このハンデの元を逆手にとってお酒をもっと美味しくしようと取組んでいるのが「雪室貯蔵」です。
 秋田でも、雪利用の貯蔵をする蔵は幾つかあります。その方法の殆どは、タンクやビンに詰めたお酒を直に雪に埋設する「雪中貯蔵」。でも、まんさくの花の方法は、この地域特有の生活文化に根ざした「雪室貯蔵」なのです。
 地元の鮮魚店では、冷蔵庫のない時代、夏場に鮮魚を保存するために共同で雪を貯めておく施設を備えていました。雪は夏の遅くまで融けず、立派に現在の製氷の役を果たしたと言います。まんさくの花は、この雪深い里の先人の知恵を残そうと、藁葺き丸太組の雪室を今に復元し、その中でお酒を貯蔵熟成させているのです。
 お酒の雪室への封入や搬出の模様は、まんさくの花のホームページでご覧戴けます。
 今年も、一升瓶換算で600本の大吟醸、純米吟醸、吟醸の生詰め原酒が3月1日に封入。開封は、小雪暖冬で例年より一週間ほど早かったのですが、6月18日。この110日間、お酒は雪に囲まれて、やんわ〜り、じんわ〜りと熟成致しました。
 当店の扱いは、もちろんアル添なしの美山錦50%精米の純米吟醸。オンザロックやキリリと冷やして、口中にジュワッと広がるフレッシュで爽やかな旨味を存分にお楽しみ下さい。
・1.8入 3,500円  720入 1,800円 終売致しました
c0084908_16525030.jpg

by nbhkkry20 | 2007-06-28 16:54 | まんさくの花
<< 「竿燈」の季節に酒造り? 白瀑のサマー・ど >>