☀(日照時間794分) 朝から夜まで雲一つない青空が続き、今年最長の日照時間を記録したんじゃないかなぁ。気温も20度弱と快適で、まさに五月晴れという一日でした。
写真奥の建物に用事があっての帰り道、ふっと振り返ったらこの青空です。心も晴れ晴れ、バスに乗るのを止めて歩いて帰宅。久しぶりの、気持ちのい〜い散歩になりました。 さて昨日の続き、今日のご紹介は『刈穂・純米酒 八割仕込み』です。 そこで、昨日の『刈穂・トクホン、いや特本』の例にならって、『刈穂・純米酒 八割仕込み』と簡単に呼ぶようにしたんです・・・刈穂ハチマルなんてしたんじゃ、どこかの酒をマネしたようですからねぇ。 蔵がつけた名称の通り、酒こまち米を80%精米し、昨日の特本と同じ自家培養KSPで醸し、日本酒度+4.0、酸度1.8、アルコール17度というお酒に醸し上げています。 80%精米などという低精白のお酒は、どうしても雑味の多い酒になりがちなのはご存知の通りです。だからこそ、ここしばらくは高精白のお酒の時代が続いてきたのですが、では、低精白でも雑味の少ないお酒にするには? 簡単、簡単。雑味の出にくい酒米を使えばいいのです。 例えば、山形の「出羽の里」などのような低精白専用の酒米を開発したり、高級酒米の山田錦や雄町を低精白にしてしまうという方法で雑味を消そうとしたり・・・そう、「秋田酒こまち」も雑味の出にくい酒米の一つなのです。 同時に、酒こまちには、良質の旨味を含んだ味わいがでるという特徴もあって、低精白酒を仕込むにはピッタリの米・・・そういえば、人気の○○○○ハチマルも酒こまちでしたねぇ。 更に、刈穂のハチマルいや『純米酒 八割仕込み』の火入れ殺菌は瓶詰め時の一回だけの火入れ・・・それによって、自家培養酵母が造り出す穏やかで飲み欲(?)を誘うような香りと良質の旨味が保持され、長い時間にわたり芳醇な香味を楽しめるというわけです。 そして、低精白酒の魅力はお手頃価格といことにもあるのですが、その点では、もう少し頑張ってもらえたらなぁ。そうすれば、「ヨッ、日本一!」という声もかけられたのになぁ・・・と思うのですが、そこはこのお酒の美味しさに免じてお許しくだされば幸いです。 ・1.8入 2,100円 720入 1050円
by nbhkkry20
| 2008-05-16 22:17
| 刈穂
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