☀(日照時間746分) 梅雨入りしたっていうのに、真夏のように晴れた日が続いています。気象台の記録では最高気温が28.8度でしたが、私の車のOUTSIDE TEMPでは32度。どうしちゃったんでしょう。
滝のような雨が降っている西日本の方達も大変ですが、もし今、あんな雨が地震の被災地に降ったらと思うとゾッとします。穏やかに、穏やかに・・・であってほしいですねぇ。 久しぶりに、桜並木を渡る風が気持いい〜、草生津川沿いの散歩道をポタリングして、土崎港まで行ったら・・・ イカ釣り船というと、大きな楕円形の電球が船の周りにぐるりとぶら下がり、ゆらゆら揺れているイメージでしたがちょっと違いました。電球ではなく、野球場のナイター設備みたいなライト、HID集魚灯というらしいんです。 HID集魚灯は、従来の電力の10分の1で同等の輝度を確保でき、燃油の大幅な節約ができるということですが、それでも、最近の異常なまでの燃料高騰では、休漁せざるをえない状況なんでしょうねぇ。 今、秋田沖の日本海はイカ釣りの最盛期です。この第十八朝日丸も今晩あたりから出漁するのでしょう。いっぱい獲れてほしいし、大漁貧乏でも困るし・・・市場原理だけでは、世の中が回らなくなってきたような気がします。 さて、↑のような厳しい話の後に、こんなexpensiveなお酒を紹介するのは気が引けますが、『由利正宗・平成20年金賞受賞酒 花朝月夕』です。 今回の金賞受賞酒が、1月にご紹介した仕込32号かどうかは分かりません。しかし、あの時ちょこっとだけ戴いてきて、家の冷蔵庫で寝かせて、つい先だって利き酒をした仕込み32号の「荒ばしり」・・・雑味がきれいにとれて、香りが高く澄み、味わいも驚くほど円やかになって、いわゆるゴージャスな飲み心地を感じさせた点からすると、もう金賞は間違いないと思ってましたが、当然のように金賞でした。 ですが、今年の由利正宗の金賞受賞酒は、ちょっと事情が違います。 昨年までは、金賞を受賞しても、いわゆる金賞受賞酒として特別に出荷はしていませんでした。従来の大吟醸「(金賞受酒と同じタンクの)花朝月夕」に「平成**年金賞受賞酒」というタッグをぶら下げて販売してきました。 しかし今年は、ラベルも箱も全く新しくして、従来の「花朝月夕」とは別に『金賞受賞酒 花朝月夕』として出荷したのです。 蔵では「山田錦を35%まで磨き、雑味のない究極の米の旨味を引出しました。華やかな香りと繊細に味が調和し、洗練された気品が漂う清酒の芸術品です」とコメントしていますが・・・ む〜〜〜ん。ラベルが変わったって、箱が変わったって構いません。ですが、価格まで(わりと大幅に)変わってしまって・・・残念! ただ、東京の一般公開で利き酒した時に、「香味のバランス抜群」、「王者の風格」とメモをして二重花丸で囲んであったところからすると、この『金賞受賞酒 花朝月夕』が、価格にみあった酒質は十二分にあることは間違いないと思います。 出荷の姿形にしても、価格にしても、これは蔵の考え方の問題です。私たちが、どうこう言えることではありません。お酒は、あくまでも嗜好品、価格やラベルも含めて「好き、嫌い」です。 しかし、この香味のバランスの極致のような今年の『金賞受賞酒 花朝月夕』を一口でも飲んだら、きっと、その美味しさに価格のことなど忘れてしまい、ただただ酔いしれるだけかもしれません。 因みに、使用米:山田錦 精米率:35% アルコール度:17度 日本酒度:+3.0 酸度:1.3。もちろろん、極限定品です。是非、お早めにお求め下さるようお願い申しあげます。 ・720入のみ 5,000円
by nbhkkry20
| 2008-06-21 22:46
| 雪の茅舍
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