まんさくの花・19-63(08-09-19 FRI.)

日照時間534分) 気温は昨日より低いのに、台風の湿気のせいかムシッ、ムシッ。ちょっとでも動くと、ジワ〜〜ッと汗が吹き出てくるような一日でした。夕方になってようやく涼しい風が吹きわたり、ホッとしています。

 それにしても、三重県に降った台風の雨は猛烈ですね。いくら降雨量日本一の尾鷲市とはいえ、24時間で750ミリとは!? その割には、発表された被害が小さいようですが、一体どんな大雨対策をしているのでしょう。
 もし、我が家の裏の旭川だったら、とっくに大洪水になっていると思うんですけど・・・発表通りの大きな被害でないことを祈るばかりです。
 
 久しぶりの自転車で、背中にジワ〜ッと汗をかきながら、昨日の話、“秘密の花園”に曼珠沙華の様子を見に行ってきました。
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 見事に花を咲かせておりました。隣の一輪ももうすぐ開きそうですが、実はこの場所・・・奥に見えるのは秋田市役所の議会棟で、市役所の前庭にある築山(つきやま)の一画。灌木の陰になって表からはなかなかみえないのです。
 でも、ちょっと眼を凝らせば、灌木の濃い緑と補色しあうような真紅の曼珠沙華が、秋の到来を告げているのをみつけられますよ。

 さて、マンジュシャゲの次は、「まんさくの花」です。
 1.8入りで僅か600本だけ出荷された「まんさくの花・初呑みきり 純米吟醸原酒 19-63」を利き酒をしてみました。
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 「呑みきり」とは、貯蔵タンクの『呑み=タンクの栓』を『切って=栓を開くこと』、夏を越したお酒の出来を確かめることをいいます。ですが、このお酒はタンクではなく瓶で低温貯蔵されましたから、この純米吟醸原酒の「呑みきり」は、一升瓶の栓を開けて利き酒したということになりますね。

 そして「19-63」とは、19醸造年度の63本めの仕込タンクのお酒。まんさくの花の今年の仕込総本数は77本でしたから、63號はもう終了間際・・・終わり良ければ全て良し。杜氏も蔵元も、気を引き締め直して最後の仕込みにかかる時期に仕込まれたお酒です。

 美山錦を50%精米しているだけあって、香りはほのかだけども甘やかな吟醸香が飲み心を誘う。口に含むと、濃いっ! まさに原酒。でも、舌の外周からジワジワと味蕾に滲みてゆく旨味は、その濃さをものともせずに、美味しさとなって官能を刺激する。
 酸度は1.4という低い数字だが、その割にはジューシーで美味しい酸味で、美山錦の酒特有の微かな苦味と一体となって旨さを倍加させるようだ。
 濃醇さとジューシーな酸味で甘味が残るかと思えるが、+3.5という辛めの日本酒度で、この濃さの割に後口はキレる。だから、濃い〜〜けど軽く呑めるという、近年のまんさくの花が追い求めている酒質をキチンとクリアーしている・・・そんな味わいだったなぁ。

 美山錦50%精米で、1.8リットルで3,150円はちょっと高いかな?  でも、かなりハイレベルなコストパフォーマンスを演じているので、決して高いという感じはない。その辺りが、ここ数年で一皮むけたまんさくの花なんでしょうねぇ。
by nbhkkry20 | 2008-09-19 22:07 | まんさくの花
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