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まんさくの花・吟丸(ぎんまる)

まんさくの花の蔵から、『香りは立たないけど、芳醇』『辛くないけど、甘くはない』『濃く感ずるけど、サラリと飲める』『余韻は長いが、飲み飽きしない』、そして価格は『決して安くはないけれど、この酒質なら絶対に高くはない』という、攻走守揃った・・・いろんな意味で超バランスのとれた純米吟醸が入荷してきました。
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 香りや味の様々な要素の何か一つが出しゃばらず、どこにも障らない、角がない、まん丸だ。だから、その名も「まんさくの花・吟丸」。既に、「吟丸」は登録商標取得済みというのですから、よほど以前からこの超バランスにこだわったお酒を造りたかったのでしょう。
 使用米は、蔵人さんたちが冬の酒造りに思いを馳せながら栽培した「酒こまち」と「美山錦」。それを50〜55%精米し、日本酒度+4.0、酸度1.4、アルコール16度に仕上げ、瓶貯蔵で低温熟成させた純米吟醸に仕上げています。更に、ラベルはまんさくの花カラーの旧来ラベルを復活。いろんな意味で、満を持して発売したお酒なのです。
 蔵では、発売中の「うまからまんさく」と並ぶ、蔵の基軸商品にしたいと考えています。しかし、デパートやスーパーや量販店での販売はしないという、流通面ではちょっと角が立ちそうな方針ですが、この「吟丸」を大事に育てたいという蔵の気持ちをくみ取って戴き、皆様には、長〜〜く愛してくださるようお願いする次第です。
 先ずは、忘・新年会などに持ち込んでみてはいかがでしょう。「エッ? こんなスルーッと飲めるお酒、初めてぇ〜〜」なんて言わせる貴方は、ヨッ、日本酒通!
・1.8入のみ 2,850円
by nbhkkry20 | 2007-12-06 16:40 | まんさくの花

まんさくの花・ななやま

 今季19BYの酒造りが始まって、各蔵とも新酒の出来上がりを待つように、秋のひやおろし以降、ほとんどの蔵から新商品の出荷がない状態です。寒さとともにお酒の最需要期に入ってきたのにちょっと物足りないところですが、秋田ではただ一つ、「まんさくの花」からだけは次々と新商品が出荷されています。
 「純米酒・七山・生詰め・瓶燗火入れ瓶熟成」のご紹介です。
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 「山」田錦を「七」割に搗いたから「七山」。この蔵お得意の判じ物のような名称ですが、「MK−X」や「吟熟」などよりは「七山」ってお酒らしい名前でいいと思いますけどねえ。
 蔵では『品質的にも金額的にも日本一の山田錦。そんな米だからこそ、あまり磨かない米本来の味に挑戦・・・』と申しております。この「七山」の味が山田錦本来の味なのかどうかはわかりません。ただ、飲んでみると嫌味なくすーっと入るのに底堅く、生詰めの効果もあってみっちりとした密な味わいで飲み応えあるのは確かです・・・こんな美味しさが、山田錦本来の味わいなのかもしれません。
 その意味では、丁寧に造られた山田錦のお酒なら全国何処のお酒も同じように山田錦の特徴を引出しているのでしょうが、それをいとも簡単に、しかも、60%ではなく70%精米ででかしたのが、最近のまんさくの花の心境著しいところだと思うのです。
 冷やしてはもちろん、常温でも、またはぬる燗にしても美味しく飲めるのも山田錦のお酒の特徴。木枯らし吹く寒い夜など、あったか〜いおでんや鍋物などと一緒に楽しむにはピッタリですネ。是非、お試し下さい。
・1.8入のみ 2,625円 終売致しました

*まんさくの花からは、19BYの新酒生酒が出るまでに、もう一つ新機軸の18BY純米酒が出ると予告をしています。乞う、ご期待! です。
by nbhkkry20 | 2007-11-10 21:59 | まんさくの花

はんなりと まんさくの花

 27日、28日と連休を戴き、京都・飛良お酒の会「まんさくの花を飲み尽くす」に、女房共々出席してまいりました。
 京都の「〜〜を飲み尽くす」会は、今年で三回目。会場は、今回も銀閣寺門前の橋本関雪美術館「白沙村荘」。
 宴までの少しの間、銀閣寺を拝観です。雨上がりのしっとりとした緑と、始まったばかりの紅葉の向こうに銀閣。そして、その向こうには今の京都、そんな時代なのです。
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 で、下の写真が私が撮った白沙村荘のお庭。
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 こんな雅な会場で、秋田のお酒を楽しもうと企画をして下さったFさん始め京都の方々には、秋田の酒関係者の一人として頭の下がる思いです。
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 白沙村荘の橋本関雪画伯の画室・存古楼に、「まんさくの花」の幟がひるがえり、いよいよ宴の始まりです。秋田からのご出席はお二人。東京、栃木、岐阜、大阪など京都以外からも大枚の足代や宿泊代をものともせずに大勢の方々がご参集、ありがたいことです。総勢50名となりました。
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 まんさくの花・佐藤社長の「まんさく色」の法被が、お客様との交流を求めて、テーブルからテーブルへ・・・そして、京都の夜は雅に、はんなりと更けてゆきました。
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 今回、出品されたお酒は10点。1.「全国新酒鑑評会金賞秋田県清酒品評会知事賞、東北清酒鑑評会仙台国税局長賞の大吟醸受賞酒」2.「秋田県清酒品評会知事賞、東北清酒鑑評会仙台国税局長賞の純米大吟醸受賞酒」3.「山廃純米大吟醸」4.「雄町仕込みの純米大吟醸」5.「亀の尾仕込みの純米大吟醸原酒」6.「チタン容器囲いの17BY大吟醸熟成原酒」7.「5年熟成大吟醸・吟熟」8.お燗酒用に「生モト仕込純米・真人」9.「大屋の梅仕込み・梅まんさく」&10.「蔵の仕込水」。
 そして、一番人気は、6.番の「チタン容器囲いの17BY大吟醸熟成原酒」。
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 高い香気が穏やかに広がり、何かが突出することのない味わい。飲んだ後からは、表現しようもない旨味がむくむくと湧き、それがスーッとキレると、また一杯飲みたくなる・・・結局、チタン容器を逆さまにして、最後の一滴まできれいに飲みほしてしまいました。
 早春の雪が残っている中にいの一番に咲くまんさくの花は、小さくて可憐な花です。でも、今日のまんさくの花は、京都の夜にまるで大輪の花を咲かせたようでした。
by nbhkkry20 | 2007-10-29 20:47 | まんさくの花

まんさくの花・星あかり仕込・純米吟醸生詰原酒

 「星あかり」は、飯米の「初星」と酒米の「美山錦」を掛合わせ、平成10年に品種登録された比較的新しい酒米です。
 そして、この米を研究開発したのが「東方電力」。それで、「星あかり」と命名されたのです。
 何で、電力会社が酒米の開発を? 社会貢献の一環ということですが、詳しくは「酒米と電力会社の不思議な関係http://homepage3.nifty.com/tenshinokuma/slow4.htm」がいい参考になります。
 開発当初は、東北の幾つかの蔵でこの米を使っていましたが、できたお酒は「やわらかい」「優しい」「女性向け」など、ある意味では際立つ特徴がないという評価でした。
 そこで、まんさくの花では、快い香りのために自家培養酵母を使ったり、芳醇さを求めて無濾過原酒にしたり、力強さを出そうと麹米に山田錦を使ったり、納得できる酒質にするまで苦労の多い酒米だったのです。
 結局、昨年春の時点で星あかりで酒造りをしたのは「秋田県と山形県の酒造会社3社」(東北電力HPより)だけになってしまっまいました。必要とされないものは社会から消えるのは当然のことかもしれませんが、ちょっと勿体ないことです。
 そんな様々な試行錯誤の末に醸された、平成19年3月上槽のまんさくの花18BY「星あかり」。
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 もちろん100%星あかり使用で、「やわらかく優しい」だけではなく、「気持ちのいい含み香と、飲み応えある味わいで、すっとキレる」男女問わずに楽しめるお酒に醸されています。
 そして、いい酒米も美味しいお酒も、一朝一夕に出来るものではないことを教えてくれるような味わい・・・? 是非、お試し下さい。
 精米50%、アルコール度16.9度、日本酒度+4.5、酸度1.5
 価格1.8入のみ 2,940円 終売致しました
by nbhkkry20 | 2007-10-16 22:54 | まんさくの花

セレブなお米 セレブなお酒

 まんさくの花から、「瓶燗火入れ・瓶囲い」された極々限定のお酒が入荷してきました。「純米大吟醸・雄町酒」です。
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 あまり多種類の米を使うことのない秋田の酒蔵ですが、まんさくの花が使用する好適米の種類はダントツに多いのではないでしょうか。
 秋田産の酒米だけでも、美山錦、酒こまち、美郷錦、亀の尾、ヨネシロ、星あかり、自ら復活栽培した日の丸等々。県外からは兵庫の山田錦、そして、この酒を醸した岡山産の雄町です。
 雄町は、『岡山で発見された国内では最も古い品種の一つ。百数十年の歴史があり、改良を加えられてこなかっただけに背丈が非常に高く栽培が難しい。そのため一時は絶滅の危機に瀕したが、近年の吟醸ブームでその価値が見直され再び作付けが増えてきた。お酒にすると、山田錦同様にふくらみのある豊かな味わいが特徴だが、甘味、酸味を感じさせるとともに、どこか植物的な野性味も持ち合わせている』(松崎晴雄著:日本酒のテキスト1より抜粋)
 まんさくの花・雄町酒も、穏やかで爽やかな吟醸香と、芳醇な味わいが口中に広がり、嫌みのない甘味と酸味は快い余韻を楽しませ、スーっとキレる。さすがに、確かな歴史を継いできたセレブなお米のセレブなお酒だ! 新開発に拘るあまり促成栽培の感がある、最近の成金セレブのような米の酒にはない落着きと心の充実感を感ずるのです。
 伝統あるお米を、最も新しいお酒に醸す・・・チャレンジする蔵・まんさくの花の、古くて新しい味わいを是非お試し下さい。
・1.8リットル入 3,900円 終売致しました
・720ミリ入 2,100円 終売致しました
by nbhkkry20 | 2007-10-10 13:34 | まんさくの花

まんさくの花 純米吟醸・雪室貯蔵 生詰原酒

 まんさくの花の蔵がある横手市増田町は、秋田でもひときわ雪の多い地域です。豪雪だった昨年、蔵の屋根からの雪下ろし代金が数百万円だったとか、雪や寒さが酒造りの大切な要素とはいえ、その苦労の多さには驚きます。しかし、このハンデの元を逆手にとってお酒をもっと美味しくしようと取組んでいるのが「雪室貯蔵」です。
 秋田でも、雪利用の貯蔵をする蔵は幾つかあります。その方法の殆どは、タンクやビンに詰めたお酒を直に雪に埋設する「雪中貯蔵」。でも、まんさくの花の方法は、この地域特有の生活文化に根ざした「雪室貯蔵」なのです。
 地元の鮮魚店では、冷蔵庫のない時代、夏場に鮮魚を保存するために共同で雪を貯めておく施設を備えていました。雪は夏の遅くまで融けず、立派に現在の製氷の役を果たしたと言います。まんさくの花は、この雪深い里の先人の知恵を残そうと、藁葺き丸太組の雪室を今に復元し、その中でお酒を貯蔵熟成させているのです。
 お酒の雪室への封入や搬出の模様は、まんさくの花のホームページでご覧戴けます。
 今年も、一升瓶換算で600本の大吟醸、純米吟醸、吟醸の生詰め原酒が3月1日に封入。開封は、小雪暖冬で例年より一週間ほど早かったのですが、6月18日。この110日間、お酒は雪に囲まれて、やんわ〜り、じんわ〜りと熟成致しました。
 当店の扱いは、もちろんアル添なしの美山錦50%精米の純米吟醸。オンザロックやキリリと冷やして、口中にジュワッと広がるフレッシュで爽やかな旨味を存分にお楽しみ下さい。
・1.8入 3,500円  720入 1,800円 終売致しました
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by nbhkkry20 | 2007-06-28 16:54 | まんさくの花

まんさくの花・百年前

 蔵元の遊び心から生まれたお酒、「百年前」。今、山廃酒や古酒などが好きで一家言ありそうな、熱烈な日本酒愛飲家にこの「百年前」のファンが増えています。何故でしょう?
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 1876年に日本の醸造学の開祖H. Ahlburg氏とF. Cohn氏によって単離されたアスペルギルス・オリゼー菌で育てた麹と、酵母には1895年に単離されたサッカロマイセス・サケ。そして、元禄の頃の古文書に倣って酒毋はもちろん生モト法。あるゆるものが、凡そ百年前の「昔ロマン」で醸造されたお酒です。
 日本酒度ー27で酸度が3.0。数字から見れば甘〜くて酸っ〜ぱいお酒です。でも、飲むほどにその甘さも酸っぱさも非常に心地よく、いつの間にか癖になる不思議な味わいです。
 また、アルコール度数が13〜14度と少し低いのですが、オンザロックや氷を浮かべて、食中酒として飲むのもグッド。そう、「百年前」は夏にこそ飲んで美味しいお酒なのです。
 暑いったってビールなんか飲めるかい! という「熱烈?」な日本酒好きにピッタリというわけですね。
 是非、今年の夏の暑気払いには、光化学スモッグや熱帯夜などなかった百年前の夏の涼しさに思いを馳せながら、「百年前」をお楽しみ下さい。
 なお、蔵元では超長期でなければ常温貯蔵でOKといっていますが、開栓後は出来るだけ冷蔵保存をお願い致します。
Ⅰ、8入り 3,675円
by nbhkkry20 | 2007-06-23 19:36 | まんさくの花

まんさくの花・生詰原酒 MK-X2007

 これまでも様々な酒造りにチャレンジしてきたまんさくの花。その原動力である佐藤社長と高橋杜氏が、数年前から自社酵母でチャレンジしてきた酒「MK-X」に今年も新たなチャレンジ。何と、山田錦、美山錦、美郷錦という三種の酒造好適米を使うという画期的な酒造りにチャレンジしたのです。
 酵母は、もちろん今まで通りのチャレンジ酵母。穏やかで快い香り、辛さの中にしっかりとした旨味と上質の酸味を感じさせるお酒を醸し出す酵母です。
 そして、使用米は「山田錦×美山錦=美郷錦」。実はこの三種は「父、母、子」という関係なのです。つまり、親子二代にわたる酒米を使った酒造りにチャレンジしたのです。
 ただ、この三つの米をどのように使ったのか。どれが麹米で、どれが酒毋米で、どれが掛米なのか。そして、それらはどのような配合で使われたのか? ・・・あくまでも、「X=正体不明」ということらしいのです。
山田錦を使いながら、それをどう使ったかを特別には明かさない。山田錦を特別視しない仕込み配合で、酒米の分野では色濃く残る山田錦信奉にチャレンジしているのも一興ですね。
どちらにしても、隠し酒だけにかなりの限定出荷です。少しづつリピーターが増えてきました。どうぞ、お早めにお試し下さるようお願い申し上げます。
・1.8入りのみ 3,150円
終売致しました
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by nbhkkry20 | 2007-06-14 21:59 | まんさくの花

月光飛天

 まんさくの花の先代社長・佐藤光男さんが大病を患い、長時間にわたる手術を受けて麻酔から醒め、最初に目にしたのが看護婦さんの優しそうに微笑んだ顔でした。そして、自分の両親にもしないような退院までの献身的な看護。そんな慈愛に満ちた看護婦さんたちをみて生まれたのが、この月光飛天。
 その由来の通り、二年も寝かせていながら瑞々しさを無くさず、生モト特有の深い香味が心にも身体にも優しい、滋味豊かなお酒です。
 ハレの日のお食事、大切の人との会食など、ちょっと贅沢なお料理を引立てる食中酒としては間違いなく逸品。稀少な個性が光る純米大吟醸です。
・720入のみ 3,066円
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by nbhkkry20 | 2007-04-28 11:06 | まんさくの花