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朝乃舞・20BY 新酒生 三点(09-10-29 THU.)

時々(日照時間・294分)
朝方の気温が10度を切るようになって、寒くなったぁと思っていても、日中は19度。この気温差が、風邪の元なんですよね〜。しっかりと体調管理をして、新型インフルなんかに付け入る隙を与えないようにしなくては‥‥用心、用心。

さて、“もったいぶった”言い方でお待たせしてしまったお酒のご紹介、それも、「訳あり」とか「曰く付きとか」でホントに思わせぶりだったそのお酒は? 今日の標題でお分かりのように‥‥
『朝乃舞・20BY 新酒 無濾過生原酒 三点』です。
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「朝乃舞」と聞けば、何故「訳あり」で「曰く付き」なのか、大半の方は「はは〜〜ん」とお分かり戴けるかと思います。お分りにならず、尚かつ興味のある方は直接お問合せ下さればお伝え致しますよ〜‥‥なんて、またまた勿体ぶってしまいますけど、微妙な処もあるのでなかなか書くことは難しく、ご勘弁願います。

ということで、先ずはそんなことにかまけてるよりも、お酒です。
美味しければ、問題なし! ですから‥‥ね。
c0084908_22405088.jpg1)20BY純米吟醸・月下の舞 無濾過生原酒
使用米は50%精米の秋田産吟の精、協会9号を使い、アルコール度18〜19度、日本酒度+5.0、酸度1.6、アミノ酸度1.2に醸しあげ、槽掛け袋搾りをし、完全無濾過生原酒での出荷です。
吟醸とはいっても立香など皆無、朝乃舞だからしょうがないかぁと思いながら口に含むと、微かに吟醸香。そして、かなり冷たくしたにもかかわらず、骨太で力強い味わいが飲み心を誘う。酒本来の甘味も、+5という日本酒度と美味しい酸で甘く感じず、スーッとキレる。それに、このお酒の張りなら飲み飽きはしないはず‥‥ん〜〜、美味しいじゃん?
これで1.8入り3,045円、720入りで1,530円は、いいんじゃないですか〜。


c0084908_22423448.jpg2)20BY山廃純米・田从 山田錦仕込 無濾過生原酒
使用米は70%精米の徳島県産山田錦(阿波山田錦)、協会9号を使い、アルコール度19〜20度、日本酒度+4.0、酸度1.7、アミノ酸度2.0に醸し、槽掛け袋搾りで、完全無濾過生原酒での出荷です。
70%精米で、無濾過を証明するかのように薄黒っぽく濁っている。見た目にビクつきながら口に入れると、20度近くなのにアルコール感を全く感じさせない。米の旨味と酒の旨味がたっぷりで、2.0のアミノ酸が全部酒の旨味になったよう。でも、口の中でモゴモゴするわけでなく、滑らか〜に落ちてゆく‥‥ん〜〜む、太い! 強い! 濃い! はっきりしていて、旨い!    ただ、いくら山田錦とはいえ、この精米率で1.8入り3,150円、720入り1,575円は、少し‥‥かな?


c0084908_22435496.jpg3)20BY山廃純米・田从 めんこいな仕込 無濾過生原酒
使用米は60%精米の秋田産めんこいな、協会9号を使い、アルコール度19〜20度、日本酒度+5.0、酸度1.8、アミノ酸度1.7。これも槽掛け袋搾りで上槽され、完全無濾過生原酒での出荷です。
これも無濾過というだけに、モヤモヤッと濁っている。山田に比べると、そりゃ、味わいは少し単調です。でも、力はあるし、妙な雑味はないし、酒本来のいい匂いと甘味があって、こういうお酒を長期間寝かせると化けるんですよね〜。だから、今飲むのは勿体ない? いえいえ、そんなことはありません。  強く、濃い〜だけに、水で割っても良し、氷を浮かべてオンザロックも良し。   それで、価格は1.8入り3,150円、720入り1575円。さて、どんなもんでしょうか?

以上、「訳あり」とか「曰く付き」とか言いながら試してみたのですが、思いのほか、全てのお酒が「朝乃舞している」のには驚かされました。というか、いろいろあって蔵が大変な状態だと聞いていますが、そんな中で仕込まれた20BYが、これだけ野太く、バリバリと力を感じさせ「朝乃舞している」のには、ホッとさせられました。

ということで、上記の3点は、とりあえず試飲用にと720入りでそれぞれ3本づつしか購入していません。また、3点のうちどれを取扱商品にするか、もう少し検討をするつもりです。
ですから、このブログをご覧になって、先ずは「飲んでみたい!」と思われた方は、是非お早めにお申し込み下さるようお願い致します。
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<11月の予定>                    
・11月01日()通常営業致します 「刈穂・20BY 出羽の雫 発売日」
・11月03日(文化の日)通常営業致します
・11月08日(定休日
・11月15日(定休日
・11月22日()通常営業致します
・11月23日(勤労感謝の日)通常営業致します
by nbhkkry20 | 2009-10-29 22:57 | 朝乃舞

米も幻・・酒も幻・・

 現在、酒造りをしている秋田の蔵で石高の最も少ないのが、たぶん、横手市浅舞にある朝乃舞。その朝乃舞から、小粒だけれど芯のしっかりとした、今季仕込みのお酒が出荷されました。
 今や幻となりそうな米ヨネシロを使った、生詰一回火入れで無濾過原酒の特別純米・田从(たびと)。18BYの朝乃舞はこれだけではないかと聞いています。もしかしたら、米も幻、酒も幻となるかも・・・そんなことは別にして、今まで以上に美味しいお酒に仕上がっているのです。
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 このお酒の米ヨネシロは昭和30年代に青森で開発され、耐冷性に優れた飯米です。ヤマセの冷害に悩む太平洋側や北東北の山間寒冷地などを中心に、昭和40年代には5万ha近くも作付けされていました。が、平成17年の作付け面積はたったの1ha、幻になろうとしている米なのです。
 しかし今、このヨネシロが関東以北で少しずつ使われ始め、他にはない個性的なお酒を醸し出しています。長野では、新たに農家と復活契約栽培までしてヨネシロの酒を醸しています。何故なのでしょう?
 ヨネシロは稲稈が短く倒れにくく、耐冷性や耐病性に優れる。それは、足が短くて腰が据わり、かなりの寒さや流行り病などものともしなかった、一世代、二世代前の日本人そのもののようなお米です。そして、この米からできるお酒も、素っ気ないけど味の巾があり、冷や燗どんな飲み方をしても崩れずに、毎日でも楽しめるお酒になるのです。
 この田从も、まさにその通り。それに加え、田从の力強さは飲む人に明日のエネルギーも与えてくれるような、そんなお酒に仕上がっているように感ずるのです。
 でも、宮城との県境で栗駒山の山懐、仙人が住むといわれる東成瀬村のヨネシロで醸した酒なのに、どこか秋田っぽくない洗練された味わいが隠されているような・・・? 不思議な、不思議な田从です。
 是非、是非、お試し下さるようお願い致します。
・1.8リットル入 2,940円
・720ミリ入    1,470円
by nbhkkry20 | 2007-10-08 13:45 | 朝乃舞