カテゴリ:東北の酒・上喜元( 64 )

上喜元・純吟 月夜(2011.07.06 WED.)

のち
(日照時間 228分
梅雨の真っ最中ですが午後からカラリと晴れて、それでも秋田は30度を超えることはなく大変に過ごし易い一日でした。
そして、明日は七夕。晴れてくれれば天の川でも眺めようかと思いますが、予報では雨。せめて、こんなお酒でも飲んで、夏の夜空に夢をかけましょう‥‥

『上喜元・純米吟醸 月夜』です。
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蔵の案内によると、兵庫県産・吟の里と、富山県南砺産・山田錦のどちらも契約栽培米をコラボレーションした、夏の低アル純米吟醸。グッと冷やして、暑い夏の晩酌に‥‥へ〜〜上喜元さんは、兵庫や富山で酒米の契約栽培をしているんだぁ‥‥さすが、20以上もの酒米を使う上喜元さん、そうでもしなければ良質の珍しい酒米は入手できないんでしょうねぇ。大したものです。

さて、山田錦は分りますが、「吟の里」とは初めて聞く名前‥‥正式名称は「吟のさと」。「吟のさと」は、2007年、九州沖縄農業研究センターが山田錦に代わる品種として開発。佐賀筑後地区の肥よくな土壌では、山田錦は草丈が高くなり過ぎ、風雨に弱いという難点があった。このため山田錦と、その改良種「西海222号」を交配して課題を解決。「加工しやすさ、味・香りも山田錦と全く遜色ない」と九州の酒蔵でも評価の高い酒米‥‥と資料にありました。

その「吟の里」と「山田錦」を55%精米し、自社酵母を使い、日本酒度:+4.0、酸度:1.4、アミノ酸度:1.2というお酒に醸しあげ、若干の加水をしてアルコール分:13〜14度の低アル純米吟醸に仕上げています。

蔵からの案内通りにグッと冷やして唎酒してみると‥‥お〜〜〜そふと〜、軽い〜、円やか〜、飲み易い〜、いくらでも飲める〜、だから美味しい〜。
さすが、アルコール分13〜14度、何の抵抗もなくスイスイと喉に落ち行きます。もしかして、こんなに軽いお酒なんて飲まなくていい! という方もいらっしゃるかもしれません。とにかく、それほど軽いんです。

だからといって味わいは、しっかりとあります。
グッと冷えた状態から徐々に温度があがってくると、徐々に徐々に味わいが表出してきて、軽さの中に旨みが滲み出てくる。それでも、苦みもエグ味もなくスイスイと入ってゆく。ん〜〜この飲み易さなら、どんな食とも合いそう! 何と一緒に飲ろうかな〜、そんな気分にさせるお酒ですよ〜ん。

価格は、1.8入・2,625円、720入・1,315円。
梅雨が明ければ、気温もグッと上がること間違いなし。そんな日の晩酌に、格好の暑気払いとなること間違いありません。
是非、お早めにお求め下さるようお願い申し上げます。
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さて「上喜元」、まだまだ美味しいお酒が他にもありますよ~。

c0084908_2054191.jpg『20BY 純米大吟醸 山田穂 氷温熟成』
1.8入・3,780円、720入・1,890円


c0084908_17183051.jpg『21BY 純米吟醸 完全醗酵 超辛』
使用米:新潟産五百万石、精米率:50%
使用酵母:山形酵母、アルコール分:16〜17
日本酒度:+12.0、酸度:1.2

1.8入・2,940円のみ


c0084908_20552758.jpg『21BY 山田錦仕込み お燗純米』
使用米:山田錦、精米率:65%
使用酵母:熊本酵母、アルコール分:14〜15
日本酒度:+2.5、酸度:1.5

1.8入・2,200、720入・1,100円


c0084908_20555241.jpg『21BY 純米 出羽の里』
1.8入・2,100、720入・1050円


c0084908_20561816.jpg『22BY 特別純米 にごり酒』
1.8入・2,630円、720入・1,320円


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<2011年6月~7月の予定>
・07月10日(定休日 蔵元交流会 in 横手市山内
・07月17日()午後1時~午後7時 営業致します
・07月18日(海の日)午後1時~午後7時 営業致します
・07月24日(定休日
・07月31日(定休日

・08月03日(水)〜06日(土)竿燈祭り 期間中は通常営業致します
・08月07日(定休日
・08月14日(定休日
・08月21日(定休日
・08月28日(定休日
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当ブログへのお問合せ等は‥‥
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酒屋まるひこ
秋田市大町4-1-2
電話・018-862-4676  
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へお願い申し上げます。
by nbhkkry20 | 2011-07-06 21:03 | 東北の酒・上喜元

上喜元・22BY 純吟無濾過生 仕込第33号(2011.03.02 WED.)

たま〜に☃たま〜に
(日照時間・60分
天気予報通りに、今日も雪が降りました。でも、チラホラと舞う程度で積るほど降りはしません。その代わり、強い北風で、最高気温が2度にもならない寒〜い一日でした。
今晩から明日の朝にかけて、多いところで30センチの降雪なんて予報ですが、ホントかなぁ。

さて、そんな寒い日に、ハートを熱〜くするようなお酒が入荷‥‥
『上喜元・純米吟醸 無濾過生原酒 22BY 仕込第33号』です。
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何故、このお酒が「ハートを熱くする」のか?
ラベルをよ〜くご覧下さい。仕込第33号という銘柄の左側に、「上喜元 杜氏 佐藤正一 “渾身” 」とあります。
今や山形を代表する名杜氏となった佐藤正一さんが “渾身” を込めて仕込んだであろうお酒です。そのお酒を飲む私たちのハートが、熱くならないわけがありません。

仕込み配合などは、昨年の「仕込第39号 “渾身”」とほゞ同じで‥‥麹米:(兵庫県特A地区産)山田錦、掛米:(兵庫県産)白玉、どちらの精米率も55%、自社培養酵母を使い、日本酒度:+2.0、酸度:1.4、アミノ酸度:1.3というお酒に醸しあげ、アルコール分:16〜17度の無濾過生原酒のまま出荷されています。

冷蔵庫から出したてでは、立ってくる香りは穏やか。でも、飲み心を誘うような美味しそ〜な酒の匂いで、思わずクイッと口にいれてしまう。コロリと一回りさせると、シュワ〜ッとした酸味が口中を刺激し、何とも爽やか〜〜。
そして、その酸味の裏側からはほのかな甘味が顔を出し、かすかな苦味や渋味を感じさせながら、いつの間にかそれらが一つになって、トロンと喉に落ちてゆく。液体を飲んでいるのではなく、柔か〜いゲル状になった果汁を飲んでいるようで‥‥ん〜〜〜美味しい! 旨い! お替わり!

そのうえ、無濾過生原酒なのに軽快で、飲み口はどこまでもスムース。それに、何かに障るような尖ったところもなく、これならいくらでも飲めそうでちょっと危ないお酒かも‥‥と思えるほど、佐藤正一さんの酒造りにかける熱さが伝わってくるような、まさに 渾身の逸品!
今日のような寒〜い日に、冷蔵庫から出したての冷た〜い『仕込第33号 “渾身”』なのに、こんなに飲む人のハートを熱くするなんて、佐藤正一さん、流石です。

これで価格は、1.8入・2,730円、720入・1,370円 というのですから、仕込み配合からしても、美味しさからいってもコストパフォーマンスがいいどころではありません。価格のつけかたを間違えたんでは? と思えるほどのお手頃価格で、益々ハートが熱くなって‥‥となれば、出荷早々なのに終売も間近になるのは必定です。
どうぞ、お早めにお求め下さるようお願い申しあげます。
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さて「上喜元」、まだまだハートを熱くするお酒がもありますよ~。

c0084908_21551288.jpg『22BY 特別純米 にごり酒』
1.8入・2,630円、720入・1,320円


c0084908_21554246.jpg『20BY 純米大吟醸 山田穂 氷温熟成』
1.8入・3,780円、720入・1,890円


c0084908_2156156.jpg『21BY 純米吟醸 完全醗酵 超辛』
1.8入・2,940円
使用米:新潟産五百万石、精米率:50%
使用酵母:山形酵母、アルコール分:16〜17
日本酒度:+12.0、酸度:1.2

1.8入・2,940円


c0084908_21564769.jpg『21BY 山田錦仕込み お燗純米』
使用米:山田錦、精米率:65%
使用酵母:熊本酵母、アルコール分:14〜15
日本酒度:+2.5、酸度:1.5

1.8入・2,200、720入・1,100円


c0084908_21572054.jpg『21BY 純米 出羽の里』
1.8入・2,100、720入・1050円


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<2011年3月~2011年4月の予定>
・03月06日(定休日
・03月13日(定休日
・03月20日(午前10時~午後7時 営業致します
・03月21日(春分の日午前10時~午後7時 営業致します
・03月27日(定休日

・04月03日(定休日
・04月10日(定休日
・04月17日(定休日
・04月24日(定休日
・04月29日(昭和の日) 通常営業致します
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当ブログへのお問合せ等は‥‥
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秋田市大町4-1-2
電話・018-862-4676  
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by nbhkkry20 | 2011-03-02 22:05 | 東北の酒・上喜元

上喜元・22BY 特純 にごり酒(2010.12.09 THR.)

のち
(日照時間・96分
夜明け頃に氷点下を記録し、日中も5度以下の寒〜い一日でした。
午後から降り始めた雨には白っぽいものが混じっていて、明日の朝は目が覚めたら辺りは真っ白‥‥かもしれないなぁ。

さて、「上喜元」のしぼりたて新酒のご紹介、第二弾はすっかりお馴染み‥‥
『上喜元・22BY 特別純米 にごり酒』です。
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今日もなんやかやと忙しく、昨日の「仕込第一号 本生」同様に、こちらもまだ唎酒をしておりません。申しわけありませんが、蔵からのコメントをとりあえずのご紹介に代えさせていただきます。

『酵母が造り出す、にごり酒特有の微発泡を感じさせるフレッシュな逸品です。濃醇でいて、後味がクリアな爽やかな甘さをお試しあれ!』‥‥ということですが、この『特別純米 にごり酒』が素晴らしいのは、何といっても、このコメントの通りのお酒だということに尽きます。

『にごり酒特有の微発泡‥‥』 とコメントでは簡単に書いていますが、数多くある濁り酒の中には、濁ってるけど全く発泡性というかガスっ気のない濁り酒もたくさんあります。そんなお酒って、デロデロッとした後味だけが残り、新酒としてのフレッシュ感や清涼感がなく、“ 美味しい濁り酒を飲んだ" という感じが今ひとつです。
その点、この『上喜元特別純米 にごり酒』は、律儀にというか間違いなくシュワシュワ〜とした微発泡が楽しめ、そのため、けっこう濃い目の酒のはずですが、『後味がクリアな爽やか‥‥』 さを感じさせるんです。

しかも、そのシュワシュワ〜は、不思議なことにけっこう長く続くので、開栓から飲み切るまで時間のかかる居酒屋さんでも、数多くのお店で使われているようです。
このシュワシュワ〜の長生きには、何か特別な技や秘密があるのではと思い、社長兼杜氏の佐藤さんにお聞きしたことがありました。答えは、「え〜、ま〜」と口を濁らして終わり。ん〜〜何でも話してくれる佐藤さんですが、こればかりはよほどの秘密なんでしょうねぇ。

ということで、唎酒もしないで飲んだようなことをいいましたが、最初に書いたように、この『にごり酒』はコメントを裏切ることはないはず。出来たばっかし! フレッシュ&クリア! な『上喜元 にごり酒』で、今年も新米の新酒を飲める喜びを分かちあうことに致しましょう‥‥って、まだ飲んでいなかったんだ。早く飲まなきゃね。

価格は、1.8入・2,630円、720入・1,320円です。
まだ出荷し始めたばかりで、冬の中頃まではあると思いますが、こんなお酒は早めに飲んで価値あるもの。どうぞ、お早めにお楽しみ下さるようお願い申しあげます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて「上喜元」、まだまだ美味しいお酒が他にもありますよ~。

c0084908_20582457.jpg『22BY 特別純米 仕込第一号 本生』
1.8入・2,630円、


c0084908_20585588.jpg『20BY 純米大吟醸 山田穂 氷温熟成』
1.8入・3,780円、720入・1,890円


c0084908_20593027.jpg『21BY 純吟・美山錦 ひやおろし』
1.8入・2,940円


c0084908_211994.jpg『21BY 純米吟醸 完全醗酵 超辛』
1.8入・2,940円


c0084908_21231.jpg『21BY 山田錦仕込み お燗純米』
1.8入・2,200、720入・1,100円


c0084908_2122969.jpg『21BY 純米 出羽の里』
1.8入・2,100、720入・1050円


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<2010年12月~2011年1月の予定>
・12月12日(定休日
・12月19日(定休日
・12月23日(天皇誕生日)午前10時~午後5時 営業致します
・12月26日(定休日
・01月01日(元旦お休み致します
・01月02日(初売り 午前10時~午後5時 営業致します
・01月09日()午前10時~午後5時 営業致します
・01月10日(成人の日)午前10時~午後5時 営業致します
・01月15日(臨時休業致します
・01月16日(定休日
・01月23日(定休日
・01月29日(酣々塾の蔵巡り お店は通常営業致します
・01月30日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-12-09 21:07 | 東北の酒・上喜元

上喜元・22BY 特純 仕込第一号 本生(2010.12.08 WED.)


(日照時間・66分
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今週も天気予報が外れて、まだ雪が降っていません。
いずれ必ず降るだろうことは解っているんですが、12月も半ばになって雪を見ないなんて、こんな年は初めてかもしれません。ちょっと心配です。
散歩の途中で見た八つ手の花が、白くて雪の花のよう。しばし見とれました。葉っぱの形が似ているので『天狗の羽団扇』とも言うのだそうです。(haru)


さて、12月も一週間が過ぎ、いよいよ今季仕込みの新酒生酒が入荷してきました。
当店の新酒生酒の入荷第一号は、蔵での仕込みの第一号‥‥
『上喜元・22BY 特別純米 仕込第一号 本生』です。
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昨日、入荷したばかりです。
12月になったとたん、ちょっと忙しくなってきて、正直まだ唎酒をしていません。
でも、「上喜元」のお酒に間違いはないのは皆さんもご存知の通り。
ということで、今日は酒暦のご報告でご勘弁を願い、『フレッシュな味わいと、ふくよかな旨味を味わえる』今季初っ端の上喜元をお楽しみ下さるようお願い申しあげます。

使用米:麹・南砺五百万石、掛・出羽燦々、精米率:55%、酵母:自社酵母、日本酒度:+2.0、酸度:1.4、アミノ酸度:1.3、アルコール分:15%。

価格は、1.8入り2.630円です。
蔵のパンフには、『本生・限定200本限り』とありました。人気蔵の200本です。アッという間かもしれません。お早めに、どうぞ!
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ということで「上喜元」、まだまだ美味しいお酒が他にもありますよ~。

c0084908_21144628.jpg『22BY 特別純米 にごり酒』
1.8入・2,630円、720入・1,320円
*明日のブログでご紹介予定


c0084908_2145596.jpg『20BY 純米大吟醸 山田穂 氷温熟成』
1.8入・3,780円、720入・1,890円(720入は19BY)


c0084908_2155930.jpg『21BY 純吟・美山錦 ひやおろし』
1.8入・2,940円


c0084908_2163378.jpg『21BY 純米吟醸 完全醗酵 超辛』
1.8入・2,940円


c0084908_217326.jpg『21BY 山田錦仕込み お燗純米』
1.8入・2,200、720入・1,100円


c0084908_2173448.jpg『21BY 純米 出羽の里』
1.8入・2,100、720入・1050円


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<2010年12月~2011年1月の予定>
・12月12日(定休日
・12月19日(定休日
・12月23日(天皇誕生日)午前10時~午後5時 営業致します
・12月26日(定休日
・01月01日(元旦お休み致します
・01月02日(初売り 午前10時~午後5時 営業致します
・01月09日()午前10時~午後5時 営業致します
・01月10日(成人の日)午前10時~午後5時 営業致します
・01月15日(臨時休業致します
・01月16日(定休日
・01月23日(定休日
・01月29日(酣々塾の蔵巡り お店は通常営業致します
・01月30日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-12-08 21:09 | 東北の酒・上喜元

上喜元・純吟 美山錦 ひやおろし(10.09.16 THR.)

のち
(日照時間・6分
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↑ 最近の『川反米』です。
葉は緑色をしていますが、籾は色づき粒もふくらんできました。
時にはスズメの小さな胃袋を満たし、時にはカラスのいたずらに合いながら、なんとかここまで持ちこたえました。
今は、過剰防衛ともいえるほど、微風にも揺れるヒラヒラを沢山つけて、充分に登熟するのを待っています。
稲刈りの時季は何時が良いのだろう‥‥と思案していましたら、助言してくれる方がいて、「後、2週間ほどは待ったほうが良い」と見立ててくれました。最終目標が定まり、一安心です。ありがとうございます。
夫は「本格的に、菅笠をかぶって鎌で刈る!」と、心待ちにしているようです。
バケツの稲刈りでそれは、ちょっと大袈裟なんじゃな~い!! (haru)


長雨が止みせっかく晴れたと思ったら、またまた今日は雨。こうして雨が降るたび毎に、秋の気配がどんどん深まってゆくんでしょうねぇ。
そして深まる秋と共に、「ひやおろし」もどんどん美味しくなって‥‥
『上喜元・純米吟醸 美山錦 ひやおろし』です。
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蔵の社長・佐藤正一さんが、自らお酒を仕込む杜氏さんであることは多くの方がご存知の通りです。そのうえ佐藤さんは、蔵で仕込むお酒の様々な酒米を栽培する米農家であることも知る人ぞ知るところで、「米・造り・社長」という日本酒の世界の三位一体(?) を自ら体現しているような方でもあります。

佐藤さんのご自宅がある平田町で栽培する酒米は、山形県発祥の復活米「亀の尾」や、県で開発された「出羽燦々」や「出羽の里」、そして今回ご紹介する純米吟醸に使われた「美山錦」も、佐藤さんが丹誠こめて栽培したお米です。

その美山錦を50%精米、自社酵母を使い、アルコール分:16〜17度、日本酒度:+3.0、酸度:1.4、アミノ酸度:1.2というお酒に醸しあげ、上槽後直ちに瓶詰めをし、瓶燗火入れ、極低温で瓶囲い、夏を越して飲み頃を見計らって『ひやおろし』として出荷されているのです。

これまで、佐藤さんが自ら栽培した「美山錦」では、「特別純米 美山錦仕込み」をご紹介したことがありました。しかし、それもかなり前のことで香味の記憶も薄れてしまったのですが‥‥。

この『純吟 美山錦』の香りは上喜元にしては思いの外フルーティ、香りだけみても「特純 美山錦」とは一線を画し、純大吟並とは言わないがけっこう華やか。口に含むと、そのフルーティな香りが味わいの中に溶け込み、湧き上がってくる旨味は芳醇さを纏って口中に広がり‥‥美味しい〜。
そして、美山錦にしては綺麗でクリアーなタッチだが、美山錦特有のニガミやクスミもチラッチラッと顔を出し、それらが旨味のある酸味とともに味わいを複層的なものにし、しかも香味全体のバランスも良く‥‥ん〜〜旨い、もう一杯!

価格は、1.8入りのみ2,940円です。冷やしてキレ良く飲むのもいいけれど、常温に戻し、低温では隠れている美山錦独特の米の旨味を感じながら、秋の味覚と一緒に楽しむなんて‥‥いいもんですよ〜ん。
どうぞ、お早めにお求め下さるようお願い申しあげます。

ところで上喜元のラベルが最近、だいぶ変わったと思いません? 
c0084908_19523692.jpg英語を多用して、もしかして海外を意識しているのかもしれません。
the sake that brings you happiness
幸せをよぶお酒‥‥かな。
こんな美味しいお酒を飲んだら、ホント、ハッピーになれますよ。
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<2010年9月〜10月の予定>
・09月19日()通常営業致します
・09月20日(敬老の日)通常営業致します
・09月23日(秋分の日)通常営業致します
・09月25日(土) “やまとしずく”酒米稲刈り体験会・詳細はお問い合わせ下さい
・09月26日(定休日
・10月03日(定休日
・10月10日(敬老の日)通常営業致します
・10月11日(体育の日)通常営業致します
・10月16日(土)臨時休業 「京都・吟醸ひやおろしを飲む会」に出席のため
・10月17日(定休日
・10月24日(定休日
・10月31日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-09-16 19:56 | 東北の酒・上喜元

上喜元・純米大吟醸 山田穂(10.08.20 FRI.)


(日照時間・456分
最高気温が30度を越えて陽射しも強く、残暑!! が続いています。
それでも、夜中には25度以下に下がってくれるので寝苦しいこともなく、大雨さえ降らなければ、猛暑日が続く西日本と比べたら天国〜といった感じの北の街、秋田です。

京都の方と電話でお話をしたら、毎日の暑さでいい加減に疲れてきました〜、とため息混じりでした。こんな厳しい暑さの中でも動き回る生き物は、人間だけとか‥‥暑いときは、ダラーッとして何もしないで休む。そんな原始的、動物的な過ごし方が暑さに負けない方法の一つかもしれません。

さて、暑くても寒くても、美味しいお酒のご紹介‥‥
『上喜元・21BY 純米大吟醸 山田穂 氷温熟成』です。
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「山田錦」ではなく『山田穂』、ヤマダボです。この『山田穂』という米は「山田錦」のお母さんにあたる酒米ですが、その辺りのことは、昨年の8月25日のブログに書いていますので、是非クリックしてみてください。

山田穂を50%精米し、その全量を10kg単位の洗米で限定吸水を行って外硬内軟の蒸し米になるようにし、酵母は9号系の自社培養酵母を使い、一タンクの総米が900kgという小ロットで、アルコール分:16〜17度、日本酒度:+3.0、酸度:1.4、アミノ酸度:1.2というお酒に醸しあげ、生詰め瓶燗火入れをし、0度の氷温冷蔵庫で一年の熟成を経て出荷されています。

昨年の唎酒では、「‥‥昔の米を使った酒特有の野性的で力強い飲み心地は爽快で‥‥ゆっくりと口中で転がしていると、いつの間にかジューシーな酸味が広がり、果実様の含み香が喉を振るわせ、後味も滑らかだけどシャープにキレて‥‥」とありましたが、確かに今年もそのようなお酒に仕上がっています。

しかし、今年はそのうえに、香りも味わいも重厚感というか、旨さの巾と腰の強さが感じられ、昨年よりもひと回りもふた回りも線が太くなったよう。それでいて、雑味や老香を感じさせずに綺麗に熟成されているので喉越しも滑らかで、旨い! と唸りたくなる美味しさ。うん、これなら飲み飽きもないし、どんな料理にも合わせられる‥‥これからの季節の旬の料理で飲るのは楽しみですねぇ。

ご存知のように上喜元は、春先に生酒と火入れの酒を同時に出荷するほど早出しの蔵で、キチッと一年の熟成をさせて出荷するお酒は僅かです。山田穂という古の米の特性を生かし、最高の美味しさを引出すのはこの熟成にあり! と、今年も迷わず一年熟成をさせた『21BY 純米大吟醸 山田穂 氷温熟成』、是非お早めにお試し下さるようお願い申しあげます。

価格は、1.8入りのみの入荷で 3,780円 です。
720入り1,890円もありますが、こちらは21BYではなく「20BY」。蔵にも在庫がない、(酒屋まるひこの冷蔵庫での)二年熟成『純米大吟醸 山田穂』です‥‥けっこう、いい旨味が出ていますよ〜。
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<2010年8月~9月の予定>
・08月22日(定休日
・08月28日(土)臨時休業・大曲花火競技会 引率のためお休み致します
・08月29日(定休日
・09月05日(定休日
・09月12日(定休日
・09月19日()通常営業致します
・09月20日(敬老の日)・臨時休業
・09月23日(秋分の日)通常営業致します
・09月26日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-08-20 21:17 | 東北の酒・上喜元

上喜元・純米大吟醸 辨慶(10-07-16 FRI.)

のちのち日照時間・252分

さて、今週の八幡平の花々。まだまだ、ご紹介したい花は沢山ありますが、今日の5種類で今年はおしまいにいたします。
最終日は、見過ごしてしまいそうな目立たない、可憐な花たちです。

↓ ズダヤクシュ
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↓ イワイチョウ
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↓ カラマツソウ
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↓ ヒロハユキザサ
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↓ ヒナザクラ
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運よく、今年は40種類ほどの花たちと出会うことができましたが、八幡平の雪がとける6月初旬から初秋の9月初め迄の間に、約130種類ほどの草木の花々が咲くようです(フィールドガイド「八幡平の花」に紹介されています)
今からでも遅くありません。『天空のお花畑』を訪ねてみませんか?
是非、お勧めいたします。 
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ということで、今年の八幡平の花々は女房が紹介しましたが、お酒のご紹介は相変わらず親父のお役目です‥‥
『上喜元・純米大吟醸 辨慶米仕込 原酒 氷温貯蔵』です。
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去年突然現れて、その類い稀な美味しさと、このクラスの純米大吟醸としては非常に手頃な価格で愛飲家を驚かせ、アッという間に終売となった『上喜元・純米大吟醸 辨慶』‥‥お待たせ致しました、今年も満を持しての発売です。

「辨慶」という不思議な名前のお米については、昨年の「21BY 辨慶」をご参照下さればお分り戴けると思いますが、酒暦データも昨年とほぼ同じ‥‥40%精米の弁慶米、自社酵母を使って、アルコール分:16〜17度、日本酒度:+3.0、酸度:1.6、アミノ酸度:1.2というお酒に醸しあげています。

そしてその香味は‥‥ん〜〜今年も美味しい! 力強い味わいと、原酒のままの出荷とは思えないほど清涼感のある喉越し、何も言うことがありません。社長で杜氏に佐藤正一さんが、「抜群の一本に仕上がりました」と自負する気持ちが分かります。

今年は、都合により1.8入り3,990円しか入荷しておりませんが、一回火入れの氷温貯蔵ですから管理も容易。たまには、ド〜〜ンと『純米大吟醸』の一升瓶をたてて景気良く飲るのも、元気が出てきていいかもしれませんよ〜。

かなりの本数限定ですので、今年は終売になる前に、お早めにお楽しみ下さるようお願い申しあげます。
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<2010年7月〜8月の予定>
・07月18日()通常営業致します
・07月19日(海の日)午後1時から午後7時まで営業致します
・07月25日(定休日
・08月01日(定休日
・08月03日(土)〜06日(火)竿燈祭り期間中は、通常営業致します
・08月08日(定休日
・08月15日(定休日
・08月22日(定休日
・08月28日(土)臨時休業・大曲花火競技会 引率のためお休み致します
・08月29日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-07-16 20:25 | 東北の酒・上喜元

上喜元・純米吟醸 神力 中採り(10-05-03 MON.)

たりったり
日照時間・324分

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スカッと晴れはしませんでしたが、気温は21度を超えてようやく春爛漫。散り始めた桜の花びらで、池はまるでお花畑のよう。じ〜っと眺めていると、まさに桃源郷にいるような気分でしたよ。

さて、今年もこの米で仕込むことが出来ました。というよりも、よくこの米が入手できましたねぇ‥‥
『上喜元・21BY 純米吟醸 神力 中採り 一回火入 無濾過原酒』です。

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お待たせ致しました。今年も上喜元の『神力』が入荷してきました。
昨年の「20BY」も丁度今ごろでした。その時の蔵のパンフには、「入手困難だった『神力』が三年ぶりに戻って‥‥」とありましたが、今年も同じように苦労をしてお米を手に入れたとのこと。その苦労や心配を吹き飛ばすかのように、蔵人全員で入魂の酒造りをし、昨年同様に全国どこの「神力酒」にも負けない、これこそ「上喜元の神力だ!」という逸品に醸しあげたようです。

福井県産の神力米を50%精米し、自社酵母を使い、日本酒度:+4.0、酸度:1.6、アミノ酸度:1.2、アルコール分:16〜17度、上槽はもちろん『中採り』、一回火入れ(‥‥きっと、あの時に見た大きな金管楽器のような装置でやったんでしょうね)での出荷です。

香りは、昨年より少し大人しい。でも、口に含むと、ん〜〜何という瑞々しさ、何という滑らかさ、味覚のどこにも障らない。しばらくすると、ほのかに甘い酸味が口中に甦り、それが何とも爽やか。さらに盃を重ねると、芯のしっかりとした味わいが膨らんで‥‥う〜〜旨い、もう一杯!

ある人が言ってましたが、「酒の姿が毅然としている。さすが「神」の「力」の為せる酒だ」と‥‥旨いこと言うなぁ、でも本当にそうなんですよ〜‥‥う〜〜旨い、また一杯!

価格は、またまた苦労してお米を入手したにもかかわらず、昨年と同じ、1.8入り3,050円、720入り1,530円です。
昨年は7月頃まで蔵在庫がありましたが、今年のこの美味しさでは終売も早いかもしれません。どうぞ、お早めにお求め下さるようお願い申しあげます。
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<2010年5月の予定>
・05月04日(みどりの日) 通常営業致します
・05月05日(こどもの日 お休みさせて戴きます
・05月06日(木)都合により、午後1時から開店致します
・05月09日(定休日
・05月16日(定休日
・05月23日(定休日
・05月30日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-05-03 21:37 | 東北の酒・上喜元

上喜元さんを訪ねました。(10-03-15 MON.)

のちのち
日照時間・186分
放射冷却で氷点下の朝だったのに、昼過ぎには12度を超えて、春だぁと思っていたら夜は雨で気温も下がり、明日は雪かもという予報。
諺通り、春に三日の晴れなしです。

さて、昨日の日曜日。久しぶりに、現在当店で扱っている唯一の県外酒、酒田市の酒田酒造・上喜元さんを訪ねました。

今回は、ひょんな経緯で、先にご紹介した本「新生代日本酒が旨い(いま飲むべき全国36銘柄)」の著者・かざまりんぺいさんを蔵にご案内するのが目的‥‥だったのですが、車で酒田に着いてホテルに電話をしたらとっくに蔵に出かけられ、急いで蔵に向かったらとっくに佐藤社長さんと話し込んでおられる。さすが、アクティブに行動し、何方ともフレンドリー且つ真摯にお話しをなさるかざまさんです。
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麹室でのツーショット‥‥ん〜〜む、失礼ながらお身体の割には動きがお早い。そうでなければ、あのような本を書くことなどできませんものねぇ。私ごときが案内するまでもありませんでした。

さて、もちろん上喜元さんは、かざまさんの「新生代日本酒‥‥」の「今飲むべき36銘柄」の一つですが、「‥‥蔵の設備も素晴らしく、われわれ消費者がいかにおいしく飲むことができるかということを念頭に‥‥さまざまな工夫があり‥‥」とあるように、ハイテク、ローテク、訪ねる度に本当に様々な設備や工夫を増やしています。

蔵を訪ねるのは2008年1月以来の二年ぶりでしたが、今回も一つ、初めてみる機械が導入されていました。
c0084908_22591156.jpgえっ、なにこれ!? あまりにも酒造りに縁遠いような形で、造りの何処にどんな関わりを持つのか全く思い浮かばず、呆然としてしまい正式な名称を聞き忘れてしまいましたが‥‥


生酒を火入れ殺菌する際、60〜65度で「3分間」熱することで火落ち菌の発生をほぼ確実に防ぐことができるのですが、その「3分間を保持する機械」だということです。

そして、「3分間を保持する機械」に接続し、同時に稼働させる機械がこちら‥‥
c0084908_22595365.jpgよく分らんのですが、名称は「熱交換器」。


一方の管には、サーマルタンクから10度以下の冷たいお酒を流し、一方の管には、前述の「3分間を保持する機械」から60度以上に熱せられたお酒を流し、(写真では見えませんが)分厚い鉄板に挟まれた交換器で接触させ、「極短時間」に「冷→熱、冷←熱」を行う機械だそうですが‥‥ん〜〜まだよく分りません。

佐藤社長さんは、大意、こうも説明してくれました。
お客さんが蔵にみえた折りに、槽前で唎酒をしてもらうと、その時搾っているのがどんなお酒でも間違いなく『美味しい!』 といってくれる。そして蔵は、この槽前の美味しさを出来る限り保持する責任があると思う。
だから、上喜元の火入れは早すぎると批判されるほど素早く火入れをするし、瓶燗火入れの酒だけでなくサーマルタンクに貯蔵する酒も含め、蔵の全ての酒をタイミングを逃さずに火入れ貯蔵をしたい‥‥

そのために、大量に確実に火入れが可能になる、「3分間保持装置」と「熱交換器」を導入したということでした。

2008年1月に訪ねた時は、蔵で使う全ての使用米を限定吸水させるのを目的に、10キロの米をグラム単位で瞬時に計量できる装置を入れ、もちろん最新式の洗米機も入っていました。
そして今回は、火入れに関係する最も新しい、日本国中探してもおそらく10蔵もまだ使っていない機械を導入‥‥ん〜〜凄い! 何が凄いって、高価な機械を入れたことではなく、槽前のお客さんの「美味しい!」の一言を忘れることなく、そこから蔵がやるべきことを見いだし、キチッと実現させてきているのですから、やっぱり、凄い。
‥‥かざまさんが、新世代の36銘柄にいれた理由の一つが分ったような、今回の蔵訪問でした。

その「3分間保持する機械」や「熱交換器」を使った「火入れ酒」のサーマルタンク貯蔵のお酒の入荷予定はありませんが、先日ご紹介した『上喜元・純米吟醸 仕込み第39号 無濾過生原酒 “渾身”』
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蔵から帰ってきて、蔵での様子を思い起こしながらしみじみと唎酒をしてみました‥‥蔵の槽前で少しだけ唎酒をさせてもらった大吟醸に勝るとも劣らない美味しさだ、と運転をしなかった同行の女房が申しておりました。
在庫はまだ少しございます。是非、お早めにお楽しみ下さい。
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<2010年3月〜4月の予定>
・03月18日(木)県清酒鑑評会一般公開 キャッスルホテル 午前10時〜午後1時
・03月21日(日・春分の日)午前10時〜午後7時 営業致します
・03月22日(振替休日)午前10時〜午後7時 営業致します
・03月28日(定休日
・04月04日(定休日
・04月11日(定休日
・04月18日(定休日
・04月25日(定休日
・04月29日(昭和の日)通常営業致します
by nbhkkry20 | 2010-03-15 23:05 | 東北の酒・上喜元

上喜元・純吟 仕込み第39号 & 純吟 山田錦(10-03-03 WED.)

ときどき
日照時間・96分
相変わらず強い北よりの風が冷たいんですが、日はかなり長くなりました。5時を過ぎても明るく、夕方になってから散歩に出ても、薄暗い中で心細くなるようなことはありません。やっぱり、嬉しいですね。

車を避けて、大きなお庭のあるお屋敷が並ぶ裏通りを歩いていたら、どこからか赤ちゃんの泣き声。えっ、こんな大きな庭があるのに聞こえてくるなんて、と不思議に思ってよ〜く耳を澄ましたら、何と赤ちゃんの声の主は二人! ではなかった、二匹? そう、猫たちのアノ声でした‥‥春なんだなぁ。

さて、『上喜元』から久しぶりのご紹介です。新酒生酒と、生詰め火入酒の二点‥‥
先ずは、『上喜元・純米吟醸 仕込み第39号 無濾過生原酒 “渾身”』です。
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ワンシーズンの造りの中で、蔵一押しの一本に名付ける『仕込み第△△号』シリーズ。昨年は(ご紹介する間もなく完売した)「仕込み第26号」でしたが、今年は『仕込み第39号』。ところが、偶然にも今シーズン一押しのお酒が、仕込み番号は違うけれど、何と昨年と同じスペックとなったのです。

麹米:兵庫県特A地区産の山田錦、掛米:兵庫県産の白玉、精米率:55%、使用酵母:自社酵母、アルコール分:16〜17度、日本酒度:+2.0、酸度:1.5、アミノ酸度:1.3 という酒暦です。

蔵のリーフレットには、「幻の酒米『白玉』を使用した【上喜元】渾身の純米吟醸酒。旨み、酸味、香り、味わい、全てが調和した、今季も蔵屈指の一本に仕上がりました。この味わいを、無濾過生原酒でお届けいたします!! 」と、思いっきり力を込めた説明がされています。ん〜〜だから、“ 渾身 ” なんですね。

しかも、高品質の酒造好適米を使い、55%精米で文句なしの純米吟醸仕様。そのうえ、上槽後に余計な事は一切しない“無濾過生原酒”でありながら、価格は 1.8入り2,730円と、造りも価格も渾身!!  蔵一押しであることは間違いないですね。


そして二つ目、『純米吟醸 山田錦仕込み 生詰め一回火入れ』です。
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もちろん、兵庫県特A地区の山田錦を50%精米、こちらは山形酵母を使い、日本酒度:+3.0、酸度:1.4、アミノ酸度:1.1、アルコール分:16.4度というお酒に醸しあげ、生詰め瓶燗火入れをしての出荷です。

生酒とは違い、「万能の酒米・山田錦の純米吟醸酒。穏やかな吟醸香とほのかな酸味がとてもバランスの良い、旨口の逸品です。キリッと冷やして、または極々ぬる燗で是非‥‥」と蔵では申しておりますが、オール山田で50%精米だけに、価格が 1.8入り 3,300円と少しお高め‥‥。

しかし、上喜元の山田錦100%純米シリーズでは、この『純米吟醸』よりも高位にある「純米大吟醸」ほど高価ではないし、下位にある「特別純米」よりは香味共に完全に格上なことは間違いありません。香味も価格も、丁度いい塩梅のところにいるのが、この『純米吟醸』です。

生酒ばかりで、そろそろ飲み疲れが出る頃。しっとりと落着いた香味の火入れをしたお酒が恋しい頃ではありませんか? そんなお酒をお探しの方にピッタリだと思うのですが‥‥ん〜〜残念ながら、入荷したばかりで両方ともに未だ唎酒をしておりません。

私ごときが唎酒をしてないとはいえ、味に間違いのない『上喜元』のことです。先ずは、お楽しみ下さい。特に『仕込み第39号』の完売は早いかもしれませんので、お早めにお求め下さいますよう宜しくお願い申しあげます。

え〜〜実は、14日の日曜日、上喜元さんの御蔵を訪ねる予定です。
蔵元で杜氏の佐藤正一さんから、『仕込み第39号』はどのように“渾身”の力を込めたのか‥‥その辺りをじっくりと伺ってまいります。そちらの報告も、どうぞお楽しみに。
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<2010年3月〜4月の予定>                    
・03月07日(定休日
・03月14日(定休日 酒田市・酒田酒造さんへ
・03月21日(日・春分の日)午前10時〜午後7時 営業致します
・03月22日(振替休日)午前10時〜午後7時 営業致します
・03月28日(定休日
・04月04日(定休日
・04月11日(定休日
・04月18日(定休日
・04月25日(定休日
・04月29日(昭和の日)通常営業致します
by nbhkkry20 | 2010-03-03 22:23 | 東北の酒・上喜元