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刈穂・番外品 +21 火入れ(09-09-18 FRI.)

日照時間・570分
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今日も朝から晴れて、文句なしの良い天気。
明日からの五連休も好天に恵まれるようで、紅葉にはちょっと早いかもしれませんが、秋の風が爽やかな秋田へ是非お出で下さい。
のんびりと温泉にでも入って、旬を迎えようとしている海や山の秋の味覚を肴に、「ひやおろし」を一献‥‥いいですよ〜〜。
当店は、連休中は休まずに、皆様をお待ちしております。

さて今日は、新聞記事になったおかげで、あっという間に品切れをした「超弩級 気魄の辛口 +25山廃純米生原酒」に継いで出荷された、『刈穂』の超辛口の番外品‥‥
『刈穂・山廃純米原酒 番外品 +21 火入れ』です。
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刈穂の番外品シリーズは、「生原酒 滓入り」や「生原酒 滓なし」など、いわゆる「生酒」のご紹介は何度かしましたが、この『番外品 火入れ』酒は初めてのご紹介です。

確かに、番外品というと「生原酒」のインパクトが強いので、それが品切れになると番外品を求めるお客様はガクッと減ってしまいます。でも、秋出荷のこの『火入れ』酒の美味しさも、一度飲んで下されば充分に伝わるようで、次の「生原酒」が出荷される翌年の2月まで、けっこうな本数を販売しているんですよ。

番外品の使用米は、60%精米をした麹:美山錦、掛:秋の精、自家培養の酵母を使い、アルコール度:18〜19度、日本酒度:+21、酸度:1.5、アミノ酸度:1.9というお酒に醸しあげ、瓶詰め時に一回だけ火入れをして出荷をしています。

さて今年も、先ずは一口‥‥えっ!? えっ!? 辛くな〜い!? 刈穂が、この番外品というお酒を造り始めて何年目かは定かではないけれど、今年のは、これまで飲んだ『番外品 火入れ』の中で最も辛さが強くない。というか、ストレートな辛さではなく、辛さは分厚い旨味のようなものに包まれてむしろマイルドという感じ。そして、本来の辛さはその旨味の中からジワジワと広がってくる。

さらに、その旨味は山廃仕込み特有の重層的で複雑、それがアルコール度の高さと相俟って、非常に力強く、コクの極みともいえる味わい、それがスパーッとキレてゆく‥‥ん〜〜む、もう一杯!  こんな美味しさなら、『番外品+21』などという恐ろしい名前だけど、酒通だけではなく初心者の方にも分ってもらえると思いますよ〜。
ただ、あまり冷やしすぎないで、今の季節なら室温くらいの方が、辛さの陰に隠れているマイルド感や、本来の旨味が伝わってくるように思います。そのあたり、ちょっとご留意を願います。

1.8入りのみの発売で、2,940円。蔵では限定商品としていますので、来年の「生原酒」の出荷以前に品切れになるのは必至です。
どうぞ、お早めにお試し下さるようお願い致します。
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<9月〜10月の予定>                    
・ 9月20日()〜23日(水) 連休は通常営業致します
・ 9月27日() 定休日
・10月 4日() 定休日
      ひやおろしで乾杯する夕べ 於:秋田ヴューホテル
・10月11日()午後より営業致します
・10月12日(体育の日)通常営業致します            
・10月17日(土) 臨時休業 ・京都・白沙村荘とまんさくの花・不死鳥の会出席のため
・10月18日() 定休日
・10月25日() 定休日
by nbhkkry20 | 2009-09-18 21:57 | 刈穂

飛良泉・山廃純米 No.15 火入れ(09-09-17 THU.)

日照時間・648分
朝から青空が広がり、気温が22度ほどで湿度は低く、風も穏やか、何とも気持のいい一日でした。

さて今日のご紹介は‥‥『飛良泉・山廃純米 No.15 火入れ』です。
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新酒生原酒の段階でもご紹介したのですが、飛良泉は、秋田新酵母のお酒も蔵伝統の『山廃酒毋仕込み』をしています。しかも、使用米は秋田酒こまちではなく、こちらも蔵お得意の『美山錦』。そのうえ、造りやすいといわれるNo.12酵母だけではなく、敢えて『No.15』酵母にも挑戦。
‥‥そのNo.15仕込みは、生酒段階でも「旨いね〜」と「通」の間で評価が高かったのですが、この『火入れ酒』も非常に面白いお酒になっています‥‥‥ラベルも、これまでの飛良泉にはなく面白いですね。

美山錦の60%精米ですから、純米吟醸ではなくあくまでも「純米酒」です。
しかし、山廃に起因する酸味に、No.15の爽快な果実香をもった酸味がプラスされ、山廃ならではの重層感のある香りと味わい、更に、美山錦特有の膨らみ感が加味されて‥‥旨い!
この香味なら「純米吟醸」と言っても疑われないかもしれないし、ハッキリ言って、新酵母No.15と飛良泉の山廃仕込みの相性がピッタシなんですね。
それに、生酒もそうだったけど、No.12は酸味の刺激が強過ぎて、やはりNo.15のバランスの良さに軍配が上がるんだなぁ‥‥ただ、もし望めるならもう少し熟成させて、飛良泉独特の熟成味を表出させたら、もっと面白いでしょうねぇ。

そうだ、この酒が品切れになる頃、少し残して実験的に熟成させてみようかなぁ?
山廃仕込みだし、美山錦なら酒こまちのようにヤワではないし、来年の春先あたりまで寝かせてみよう! ん〜〜、楽しみ‥‥でも、とりあえずは、今飲んでも美味しい『飛良泉・山廃純米 No.15 火入れ』、是非お試し下さい。

価格は、1.8入り2,940円、720入り1,575円。飛良泉は、全体的に割高感がある価格設定をしていますが、この酒質でこの価格なら、コストパフォーマンスも文句なし! と思いますよ〜。
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<9月〜10月の予定>                    
・ 9月20日()〜23日(水) シルバーウイークは通常営業致します
・ 9月27日() 定休日
・10月 4日() 定休日
      ひやおろしで乾杯する夕べ 於:秋田ヴューホテル
・10月11日()午後より営業致します
・10月12日(体育の日)通常営業致します            
・10月17日(土) 臨時休業 ・京都・白沙村荘とまんさくの花・不死鳥の会出席のため
・10月18日() 定休日
・10月25日() 定休日
by nbhkkry20 | 2009-09-17 22:11 | 飛良泉

咲きました、月下‥‥三美人(09-09-12 SAT.)

夜は日照時間・0分
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少し蒸し暖かかった昨日の夜、ベランダの月下美人が脂粉のような誘惑的な匂いを放ちながら、大きな花を咲かせました。
しかも、一つの葉っぱに二つ‥‥いや、写真の下の方を見れば、他の葉にもう一つ咲いていますから、同時に三つ咲いたのです。

今年は7月と8月にも一つずつ咲いたので、それを足すと計五つ‥‥写真の花の後ろ側には、今(午後9時)はまだですが、茎を鎌首状にもたげて今晩遅くには咲きそうなのが二つ、そして、その他にも4〜5センチほどの蕾が一つ出ているのです。
この先、もしそれも咲けば、何と今年は全部で八つ! これまでの最高記録になりそうで、月下美人の当たり年‥‥なのかなぁ? 

ということで、歳をとって、こういう蠱惑的な匂いのする場所とは縁遠くなった身にしてみれば、家にいながらそんな所に行った気分になれるなんて幸せなことです。
よし、今夜は“美人”を供に、“家飲み”すると致しましょう‥‥ネッ。
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<9月〜10月の予定>                    
・ 9月13日() 定休日
・ 9月20日()〜23日(水) 連休は通常営業致します
・ 9月27日() 定休日
・10月 4日() 定休日
      ひやおろしで乾杯する夕べ 於:秋田ヴューホテル
・10月11日()午後より営業致します
・10月12日(体育の日)通常営業致します            
・10月17日(土) 臨時休業 ・京都・白沙村荘とまんさくの花・不死鳥の会出席のため
・10月18日() 定休日
・10月25日() 定休日
by nbhkkry20 | 2009-09-12 20:54 | 秋田のいろいろ

新政・佐藤卯兵衛 ひやおろし(09-09-11 FRI.)

一時時々日照時間・300分
遠〜くに青空が見えているのに、真上は真っ黒い雲で覆われ、雨かなと思う間もなくザ〜〜〜ッと強い雨。それが5分もすれば止み、いつの間にか青空が広がって眩しい陽射しも出たりした一日‥‥秋の空ですねぇ。

ということで、八幡平の秋の花ウィークの最後は、真っ赤に稔った実が二つ。
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七竃(ナナカマド)‥‥花はちょっと引いてしまう匂いだけど、実は何ともありません。
この実を食べようとして近づいた小鳥も、変な匂いじゃスルーしてしまいますからね。


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五葉苺(ゴヨウイチゴ)‥‥生い茂った大きな五葉に隠れるように、人間が見ても美味しそう〜な実をつけていました。
でも食べてみたら、やっぱり酸っぱ〜〜。


今年は夏と秋、二つの季節の八幡平の花々と出会えました。晴れた日曜日にしか行けないことを考えると、ラッキーでした。
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来年も、また来るからね〜〜。

さて、今日の秋の酒は、年に四回のお楽しみ‥‥の三回目。
『新政・純米大吟醸 佐藤卯兵衛 ひやおろし』です。
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4月の「あらばしり生」、6月の「中だれ生」、と好評を戴きました『佐藤卯兵衛』の第三弾、瓶燗火入れ瓶囲いの『ひやおろし』です。

もちろん使用米、精米、酵母などはまったく変わりませんし、酒暦の数字もほとんど変わりはありません。でも、火を入れたことによって、「あらばしり」や「中だれ」の生酒とはだいぶ趣の異なるお酒になっているようです。

生酒でもあまり強くなかった香りは、火入れによって益々落着きをみせ、熟成された旨味を予感させる‥‥うん、これなら秋の食材との相性も期待できるぞ。そんなことを思いながら、一口含んだら‥‥酸っっっぱい! あまりの酸味の強さに二口目あたりまではともかく、三口目にまでには手(舌?)がのびない、え〜〜どうしたんだろう?

昨年までの精米40%の大吟醸から、精米45%の純米大吟醸に変わっても、「あらばしり」や「中だれ」はコクと味わいのバランス良しと大好評だったのに、火入れになったらこの変わり様。どうしたというんでしょう? ‥‥そんな時は、蔵の製造責任者というか、新政の酒造りのことなら専務の佐藤祐輔さんに伺うしかありません。ということで、早速この疑問をぶつけてみました。

そんな私の我がままな質問にも、直ぐに、真摯に対応してくれるのが祐輔さんの良いところ。早速、蔵在庫の『ひやおろし』を開栓し、蔵人さんたちと一緒に唎酒をしたとのこと。その結果をもって、わざわざ訪ねてきてくれました。

祐輔さんによると‥‥先ず、昨年までの「大吟醸・佐藤卯兵衛」は幾つかのタンクをブレンドしていた。しかし、今年は出来た酒のブレンドを前提とせずに、タンクの一つ一つを、「あらばしり」「ひやおろし」といったそれぞれの出荷時期に合わせた酒造りをした。そして、上槽から僅かの時間(2〜3日後)で瓶詰めをし、生酒は直ぐに極低温冷蔵庫へ、火入れ酒は間を置かずに瓶燗火入れをした。そうすることで、今の日本酒ファンが忌み嫌う、お酒の「老ね」を極力抑えることが可能になるという理由からだ。

そのため、上槽後の滓下げの時間を長くすれば消えてゆく発酵ガスが酒の中に残り、それが酸味を増幅させているのかもしれない。従って、開栓後は空気に触れさせながら、徐々に品温を上げながら、少し時間をとってもらえばその酸味は落着くはずだ。但し、720入りよりも1.8入りが液体量が多いだけ、少し時間がかかるかもしれないが‥‥そういう、ご返事でした。

そんな話しを聞きながら、二人の間に注いでおいた『佐藤卯兵衛 ひやおろし』を改めて唎酒をしたら‥‥あ〜〜〜ら不思議や、あの刺激的な酸味が、穏やかでジュワッとした旨味のある酸味になっている。そして、強い酸味に隠れていたのか、フレッシュ感溢れる吟醸香や旨味が顔を覗かせるではありませんか。ん〜〜旨い。これから旬を迎える秋の味覚との相性も、これなら楽しめそうだぞ‥‥そんな、『佐藤卯兵衛』に変身(?)しておりました。

価格は一年を通して同じ、1.8入り4,600円、720入り2,300円。ちょっといい食材が手に入ったから、お酒も少しだけ奮発しよかなぁ? なんて時には、無理のないお値段だと思いますよ〜ん。
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<9月〜10月の予定>                    
・ 9月13日() 定休日
・ 9月20日()〜23日(水) 連休は通常営業致します
・ 9月27日() 定休日
・10月 4日() 定休日
      ひやおろしで乾杯する夕べ 於:秋田ヴューホテル
・10月11日()午後より営業致します
・10月12日(体育の日)通常営業致します            
・10月17日(土) 臨時休業 ・京都・白沙村荘とまんさくの花・不死鳥の会出席のため
・10月18日() 定休日
・10月25日() 定休日
by nbhkkry20 | 2009-09-11 23:11 | 新政

刈穂・超弩級 気魄の辛口(09-09-09 WED.)

日照時間・396分
雲が多いながらも晴れ間もあったり、突然雨が降ったと思ったら4〜5分でピタリと止んだり、これも北国の秋のお天気です。

ということで、今日も八幡平の秋の花です。
c0084908_21443964.jpg赤花(アカバナ)‥‥花の直径が3ミリほど。なかなか焦点が合わず、慎重に撮ったつもりなのにやっぱりボケました。
でも、こんな極々小さな花々が、厳しい自然の中で生命を開花させているのに出会うのは、人生観が変わりそうなくらい感動的です。


c0084908_2145136.jpg姫竹縞蘭(ヒメタケシマラン)の実‥‥10センチそこそこの草丈で、6月末には錨の形の小さな花が咲くとのこと。
今は、小動物に食べてもらおうと実を真っ赤にしていました。


c0084908_21454243.jpg大葉酢の木(オオバスノキ)の実‥‥まだまだ緑が残る八幡平の中で、この木の葉は朱色から濃茶色に変わり始めていました。
黒光りする実は、名前の通りに酸っぱいすよ〜。


さて今日のお酒は、昨日に引き続き『刈穂』。7月にちょっとだけ唎酒したけれど「何ともスカッとしない‥‥、この酒のどこが美味しいの????? という感じ‥‥」なので、とりあえず唎酒報告も取扱いも止めていたお酒‥‥
『刈穂・超弩級 気魄の辛口 +25山廃純米生原酒』です。
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このお酒は、7月以降もいく度か唎酒をしたのですが、初めの「何ともスカッとしない‥‥?????」という印象が拭いきれずに取扱っていませんでした。
しかしその後、同じ刈穂の「山廃純米生原酒 +21番外品 滓」が品切れになり、再発売予定は来年1月。それまで、このような“ビックリ酒”がないのは淋しいし、“大辛口酒”ファンには申しわけない。次の「番外品生原酒」が出荷されるまではこの『気魄の辛口』でつないでもらおうかなぁと思い、発売からかなり経っていましたが取扱いを始めたのです。
ですから、来年の1月頃までボチボチ売れればと考えていましたが‥‥昨日の秋田魁新聞の県内経済面に、カラーでば〜〜んと掲載されたのです。
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魁新聞は県内最大の地方紙だけあって、その影響力は大したものでした。
蔵元には、(蔵ではとっくに品切れになったというのに)朝から多くの問い合わせがあったというし、当店にも、初めてのお客さんが何人かお出でになりました‥‥魁新聞を購読していないので掲載されたことも知らず、何故「気魄の辛口」ばかり指名買いしてゆくのか???でしたけれども‥‥。

ということで、来て下さったお客さんに売らないわけにはいきません。来年の1月までと考えていたのに、720入りは完売、1.8入りもあっという間に売切れ寸前、残り4本となってしまいました。でも、こうなったからには、一度はご紹介しておかなくてはと思い書いたような次第です。

このお酒の成立ちや価格については、上の魁新聞をお読み下さればお分りになると思いますが、昔から「超辛口」や「番外品」を造り続けてきた刈穂だからこそできた『味のある、大辛口』。残り4本となりましたが、是非、お試し下さるようお願い致します。
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<9月〜10月の予定>                    
・ 9月13日() 定休日
・ 9月20日()〜23日(水) 連休は通常営業致します
・ 9月27日() 定休日
・10月 4日() 定休日
      ひやおろしで乾杯する夕べ 於:秋田ヴューホテル
・10月11日()午後より営業致します
・10月12日(体育の日)通常営業致します            
・10月17日(土) 臨時休業 ・京都・白沙村荘とまんさくの花・不死鳥の会出席のため
・10月18日() 定休日
・10月25日() 定休日
by nbhkkry20 | 2009-09-09 21:49 | 刈穂

刈穂・山廃仕込純米酒<生詰> ひやおろし(09-09-08 TUE.)

時々日照時間・102分
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夜半に、短時間だったけど、ザーーッと眼が覚めるほどの強い雨が降り、今日はまた少し秋が深まったような涼しさです。
‥‥八幡平山頂の八幡沼を渡る風も、さざ波に揺れる沼の水も、冷たかった〜。

その八幡平の、秋の花たちの続きです。
c0084908_2313113.jpg梅鉢草(ウメバチソウ)‥‥7月には咲いて、早い秋の訪れを告げていましたが、今も品のいい姿で元気に花をつけていました。


c0084908_2315810.jpgバッタ‥‥かな? 蕗の葉の緑と保護色で安全だと思っているのか、葉っぱを揺らしてもビクとも動きません。
ソロッと障ったら、あわてて草むらめがけて飛んでゆきました。


c0084908_2323015.jpg蔓竜胆(ツルリンドウ)‥‥ガイドブックには、いつまでたっても散らない、とありました。可憐さの中に、驚くほどの強さをもっていることに驚かされますねぇ。


さて今日の秋のお酒は、本日入荷したばかり‥‥
『刈穂・山廃仕込純米酒<生詰> ひやおろし』です。
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昨年も丁度今ごろ、19BYの「刈穂・山廃仕込純米酒<生詰> ひやおろし」をご紹介していました。
あの時は、飲み口の「濃いっ!」過ぎる第一印象のことを話題にしましたが、さて今年はどんな味わいでしょうか?

60%精米の秋田産美山錦を使い、酒毋・醪を含め60日以上に亘る山廃仕込み、そして日本酒度+1.0、酸度1.7、アミノ酸度0.8、アルコール度15〜16度という酒に醸しあげ、上槽後は速やかに火入れをし、春から晩夏までゆっくりとした温度変化の中で貯蔵熟成させての出荷です。

入荷したばかりを先ず一杯‥‥ん〜〜、「濃いっ!」なんて感じはなく、かといって軽々しくもなく、スムーズに入ってゆきます。そして、ピッピッと味蕾を刺激するジューシーな酸味が心地よく、その酸味と、たぶん山廃仕込みから由来する少し塩っぽいような旨味が調和し、深味のある味わいを醸し出して‥‥旨いじゃないですかぁ、私の好きなタイプ、これなら絶対にお勧めです。

しかも、1.8入りで2,520円、720入りで1,260円は、毎日の晩酌で飲めないこともない適当な価格です。

ただ、もっと力強く、もっとしなやかな山廃酒にするために、もし望めるなら‥‥
1、搾った後に、加水をしない原酒のままで熟成をして欲しい。
2、熟成を翌年春まで延ばした、一年熟成ヴァージョンも欲しい。
そうすれば、もしかしたら刈穂で一番の山廃酒、いや、日本でも一、二を競う山廃酒になることは間違いない、と思うんですけど‥‥ちょっと、誉めすぎかなぁ?
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<9月〜10月の予定>                    
・ 9月13日() 定休日
・ 9月20日()〜23日(水) 連休は通常営業致します
・ 9月27日() 定休日
・10月 4日() 定休日
      ひやおろしで乾杯する夕べ 於:秋田ヴューホテル
・10月11日()午後より営業致します
・10月12日(体育の日)通常営業致します            
・10月17日(土) 臨時休業 ・京都・白沙村荘とまんさくの花・不死鳥の会出席のため
・10月18日() 定休日
・10月25日() 定休日
by nbhkkry20 | 2009-09-08 23:07 | 刈穂

上喜元・特純 美郷錦 ひやおろし(09-09-07 MON.)

時々日照時間・252分
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昨日の日曜日、東京に住む妹が久しぶりに帰ってきたので、上の妹も誘い八幡平の秋を訪ねました。
八幡平へは夏の盛りの7月にも出かけましたが、今は9月、山頂付近は一面に草紅葉が広がり、すっかり秋模様。それももうすぐ色を失い、灰色の冬へと足を速めることでしょう。
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とはいっても、足元に注意を向ければ、雪に閉ざされる前に思い切り日光浴をするかのように、小さい花々が精一杯に花びらを広げていました。
‥‥ということで、今週は八幡平の秋の花々のアップしながら、お酒は秋のひやおろしのご紹介を続けることに致します。

c0084908_22213555.jpg蝦夷御山竜胆(エゾオヤマリンドウ)‥‥登山口から頂上まで満遍なく咲いていて、竜胆の濃紫は、枯れかかった草の間ではよく目立ちます。


c0084908_22221824.jpg青森薊(アオモリアザミ)‥‥そして、このトゲトゲの薄紫も目立ちますねぇ。
羽後薊という秋田(羽後)の名を冠した薊もあるらしいのですが、今回は見つけられませんでした。


c0084908_2223225.jpg山母子(ヤマハハコ)‥‥どこが母で、どこが子なのか分りませんが、英語名はパールドライフラワーとのこと。どちらの命名がピッタリなんでしょうか。
それにしても小さくて、デジタルマクロでやっと撮れました。


さて、今日の秋の酒は‥‥
『上喜元・美郷錦 生モト造り特別純米 Vintage Year 2008 ひやおろし』です。
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ご存知の通り、美郷錦は秋田生まれの酒造好適米。秋田でも栽培面積が少なく稀少な酒米で、しかもこの米で造りをしている秋田の蔵は極僅かです。
それなのに上喜元は、40%精米の大吟醸と、この生モト造りの特別純米の二つものお酒を醸しています。様々な酒米の酒造りで蔵の存在価値を高めようという、上喜元の主張がはっきりと汲み取れる‥‥流石ですねぇ。

その美郷錦を60%精米し、自社酵母を使い、上喜元伝統の生モト酒毋で仕込み、アルコール度15〜16度、日本酒度+4.0、酸度1.5、アミノ酸度は少し高めの1.6という酒に醸しあげ、上槽、瓶詰め後はもちろん瓶燗火入れで低温瓶貯蔵、夏を越え、今まさに飲み頃と言える味での出荷です。

吟醸香とは違う、思わず飲みたくなるようなお酒のいい香り。口当りも滑らかで、きめ細やかな味わい、スッと喉に落ちてゆく。品温が低い時には酸味とキレが強調されるが、少〜し上がってくれば、旨味とコクが表れ始め、生モト仕込みの特徴そのまま。ん〜〜む、旨い!
そして開栓後も、その生モト仕込みからくる旨味とコクはいっそう増幅されるようで、更なる美味しさを楽しめる。もちろん、この旨味とコクなら、これからの秋の夜長に極々ぬる燗で、グビリ‥‥いいでしょうねぇ。

最近、ラベルのデザインが非常にカラフルになって、佐藤社長さんの心境に何か変化があったのか‥‥と、ちょっぴり気になるところもありますが、とにかく『上喜元・美郷錦 生モト造り特別純米 Vintage Year 2008 ひやおろし』、余り長い名前だから省略して‥‥
『上喜元・特純 美郷錦 ひやおろし』‥‥1.8入り2,625円、720入り1,320円と価格もお手頃でコストパフォーマンス抜群!
先ずは、お早めにお試し下さい。
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<9月〜10月の予定>                    
・ 9月13日() 定休日
・ 9月20日()〜23日(水) 連休は通常営業致します
・ 9月27日() 定休日
・10月 4日() 定休日  ひやおろしで乾杯する夕べ 於:秋田ヴューホテル
・10月11日()午後より営業致します
・10月12日(体育の日)通常営業致します            
・10月17日(土) 臨時休業 ・京都・白沙村荘とまんさくの花・不死鳥の会出席のため
・10月18日() 定休日
・10月25日() 定休日
by nbhkkry20 | 2009-09-07 22:41 | 東北の酒・上喜元

天の戸・純米吟醸 ひやおろし(09-09-04 FRI.)

一日中時々日照時間・6分
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霧のような雨が時々降る曇り空の一日でしたが、夕方、雄物川の河口から西方向、日本海を見たらあんなに晴れ上がっていました。
週末は、きっと良い天気になりそうです。

c0084908_21542064.jpg夜には次第に雲も晴れて、旧暦7月16日のお月様が顔を出していました。


さて、今日のお酒は、あのお月様と酌み交わしましょうか‥‥
『天の戸・純米吟醸 美山錦仕込み ひやおろし』です。
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昨年の丁度今ごろも、この『天の戸・19醸造年純米吟醸ひやおろし』をご紹介していましたが、今年も造りの基本は昨年と全く同じです。
JA平鹿町酒米研究会が丁寧に育てた秋田美山錦を50%精米し、今や秋田の伝統酵母となった秋田流花酵母AK-1を使い、アルコール度16〜17度、日本酒度+3.0、酸度1.6という酒に醸しあげ、一度火入れをして瓶貯蔵で夏を越し、ほど良く熟成された頃を見計らっての出荷です。

昨年同様に、ほのかな吟醸香と瑞々しい味わいが口中に広がり、辛口だ! とは言えない柔らかな辛口で、酒本来の甘やかで快い旨味の余韻を残しながら、いつの間にかスッと消えて喉越しも良し、ん〜〜旨い! 
それに今年は、飲む人の身体や心をホッとさせる要素が加味されているような‥‥こればかりは、飲んでみなければ分りませんが、ホントにホッとするんですよ〜。

ということで、香味に多少の違いはあっても価格は昨年と同じ、1.8入りで3,000円、720入りで1,500円。
数年前に値下げをしたのを契機に、グンとファンが増えて品切れも早くなりました。どうぞ、お早めにお試し下さるようお願い致します。
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<9月〜10月の予定>                    
・ 9月06日() 定休日
・ 9月13日() 定休日
・ 9月20日()〜23日(水) 連休は通常営業致します
・ 9月27日() 定休日
・10月 4日() 定休日
      ひやおろしで乾杯する夕べ 於:秋田ヴューホテル
・10月11日()午後より営業致します
・10月12日(体育の日)通常営業致します            
・10月17日(土) 臨時休業 ・京都・白沙村荘とまんさくの花・不死鳥の会出席のため
・10月18日() 定休日
・10月25日() 定休日
by nbhkkry20 | 2009-09-04 21:57 | 天の戸

まんさくの花・ひやおろし 三点 (09-09-03 THU.)

時々日照時間・336分
9月に入って三日目、昼の気温は25〜28度でまだまだ暑さが残っていますが、朝夕の吹く風は涼しさを越して寒いくらい、完全に秋です。ただ今年は、味覚の秋とか芸術の秋とかではなく、いよいよ来たなインフルエンザの季節が‥‥そんな秋になりそうですねぇ。

そして、お酒は「ひやおろし」の9月。各蔵から、夏を越してほど良く熟成された「ひやおろし」が一斉に出荷され始めました。
まぁ、アルコールだからといってワクチン代わりになるはずもありませんが、インフルエンザを吹き飛ばす気持ちで、大いに楽しむことに致しましょう。

そこで、今日の「ひやおろし」のご紹介は、まんさくの花を三点。
先ず、『初呑みきり・20-52號仕込 純米 山田錦』です。
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8月19日に蔵で行われた飲み切りで、あの写真では見えていない“特設コーナー”で(こっそりと)9点のお酒を紹介していたのですが、その内の「70%の山田錦の純米酒」‥‥毎年11月頃に出荷される「純米酒 七山」の早出しヴァージョンです。

「純米酒 七山」は発売以来、人気が高くあっというまに終売となっていました。70%精米とはいえ米は山田錦を使い、日本酒度+5.0、酸度1.4で、嫌味なくすーっと入るのに底堅く、生詰めの効果もあってみっちりとした緻密な味わいで飲み応えのある山田錦仕込みだからこその人気なのです。

そこで、今年は飲みきりの会に参加した人には特典あり! という蔵の方針で、「純米酒 七山」を来た人にだけは一足早く出荷してくれることにしたのです(ラベルは全く違いますが)。もちろん、「七山」は「七山」で11月に正式出荷されますので、いつもよりは長い期間に渡って「純米酒 七山」=『まんさくの花・初呑みきり・20-52號仕込 純米 山田錦』を楽しめるなんて、嬉しいですねぇ。

価格は1.8入りで2,730円と、昨年と同じですからこれも嬉しいかぎり。但し、上記のようなワケアリのお酒なので入荷は極少量。是非、お早めにお試し下さるようお願い致します。

さて次も、8月19日の飲みきり“特設コーナー”で紹介された、
『初呑みきり・20-42號仕込 純米吟醸 美山錦』です。
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こちらは、将来は何という名前の酒になるかは分りませんが、特設コーナー全9点の中で、唎酒人気ナンバーワンの純米吟醸でした。

麹にも掛米にも50%精米の秋田美山錦を使い、自社培養の酵母で、日本酒度+1.5、酸度1.5、アミノ酸度0.7というお酒に仕上げ、もちろん生詰め一回火入れで出荷されています。

0.7という低いアミノ酸度の通り、飲み口や後口は大変に軽やかです。立ってくる香りも含み香も、特にフルーティだとかではなく、気持のいい酒の香り、これこそが「吟醸造り」をした酒の香りではないでしょうか。そんな軽々とした飲み口なのに、後から、ジワッと旨味が口中や喉に蘇ってくる。これこそが、「美山錦仕込み」が生み出す特性ではないでしょうか‥‥ナンバーワン!と評価した皆さんの唎酒能力は、さすが日本酒に熱心な酒屋さんだけありますねぇ。

価格は1.8入りで3,150円、上記のスペックで特別限定出荷ということを考慮にいれれば、コストパフォーマンスはけっして悪くはないと思いますけど、如何でしょうか。

さて三番目は、蔵出荷本数600本という秋のひやおろしの定番酒、
『うまからまんさく・無濾過生詰 ひやおろし』です。
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定番酒ですから、スペックは以前にご紹介した「生酒」と大きな違いはありません。しかし、この『うまからまんさく』が春の「生酒」から秋の「ひやおろし」という季節ヴァージョンはもとより、二度火入れした一般販売酒まで、ここ数年でグンと人気が高まっているのは、ただ辛口ブームに乗っかって造ったお酒ではないからのように思います。

先ず、蔵の杜氏さんが自家田で栽培した秋の精という酒造好適米を使い、その精米は当初は60%だったものを、二年前に55%にグレードアップ。そして酵母は伝統的な協会9号を使って完全醗酵、後処理はもちろん生詰めで、瓶火入れで、瓶囲い‥‥ただただ辛いだけではない、新酒のフレッシュさを残しながら旨味も酸味もほど良く調和され、それが年間を通じて楽しめるなんて、人気があがるのがわかりますねぇ。

しかも、新酒生酒も、ひやおろしも、一般販売酒も1.8入りで2,730円とどれも同じ。これこそ、コストパフォーマンス抜群! と言わざるを得ません。出荷本数600本というのは、多いのか少ないのか? でも、あっという間に終売となるのは必定です。是非、お早めにお試し下さい。

う〜〜む、以上三点で新型インフルも退散‥‥なんてことはないですから、ネッ!
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<9月〜10月の予定>                    
・ 9月06日() 定休日
・ 9月13日() 定休日
・ 9月20日()〜23日(水) 連休は通常営業致します
・ 9月27日() 定休日
・10月04日() 定休日 ひやおろしで乾杯する夕べ      於:秋田ヴューホテル
・10月11日()午後より営業致します
・10月12日(体育の日)通常営業致します            
・10月17日(土) 臨時休業 ・京都・白沙村荘とまんさくの花・不死鳥の会出席のため
・10月18日() 定休日
・10月25日() 定休日
by nbhkkry20 | 2009-09-03 21:47 | まんさくの花