<   2010年 01月 ( 21 )   > この月の画像一覧

竿灯・純米酒‥‥?(10-01-29 FRI.)

ときどき夕方から☃(日照時間・294分
きのう、日照時間の少なさをグチッたばかりでしたけど、今日は朝からい〜い天気。雪が落ちてきた夕方まで、都合5時間近くも日照があって、寒かったけど気分はスカッと晴れ‥‥って、我ながら単純だなぁ。

さて、この蔵からは新年新酒が未だですが、それまではこれを‥‥
『竿灯・純米酒』です。
c0084908_21181780.jpg
12月に「仕込02号 ゆきの美人 純米吟醸 しぼりたて生酒」をご紹介して以来、なかなか次が出てこないなぁと思っていたところ、昨日、久しぶりに竿灯の営業さんが来店しました。
待ちに待った新酒の「仕込03号」かと期待して差し出されたパンフレットを見たら、なんと新酒ではなく20BY、昨季仕込みの『純米酒』。そのお酒の説明が、次のようにありました。

‥‥今増えつつある家飲みの方々に、自宅で気軽においしい純米酒を楽しんでいただきたく企画した商品として「特別純米酒」を発売‥‥
‥‥全量酒蔵好適米を使用し、軽い口当りと米の旨みと甘味が調和された
純米原酒です。寒さ厳しいこの季節‥‥あったかい鍋料理などの食中酒としてお奨め‥‥


それが、つい先ほど入荷してきましたので、さっそく唎酒‥‥
ん〜〜そういえば、パンフレットには酒暦は何も書いてなくて、1.8入りで限定200本、価格は1.8入り2,300円とだけあり、営業さんも、米や酵母も聞かれたくない雰囲気だったなぁ。どうしてだろう? まぁ、いいか。飲んでみれば‥‥

冷蔵庫から出したばかりの冷たさでは、立ってくる香りは穏やかなもの。でも、イヤミや雑っぽい臭いはなく、微かな吟醸香。口に含んで空気を入れて液温が上がったとたん、ふわ〜んと吟醸香が広がる。気持のいい含み香だ。
‥‥えっ、これで精米が60%(壜の裏ラベル)? そんなことはないでしょう。50〜55%くらいは精米したんじゃないのぅ? というくらい、透明感のある純米吟醸っぽい爽やかな含み香です。

飲み口は、すっごく軽い。これで、アルコール分16〜17度(壜の裏ラベル)の「純米原酒」だなんて信じられないくらい軽い。だから、そのままスーッと喉に落ちてゆくだけかと思ったら、含み香の広がりと同調するように、旨味が次々と湧いてくる。日本酒度が ±0.0(壜の裏ラベル)というだけに、その旨味は少〜し甘いが、爽やかな酸味でスイッとキレて、これは旨い!

そして何といっても、一年近くの熟成で豊かな味わいなのに、ゴクッゴクッと飲みたくなるような、酒全体のもつ「軽さ」と「雑味のない透明感」がすっごく良い‥‥蔵では、お燗もといっていますが、この軽妙洒脱な味わいは、やっぱり「冷や」がいいと思うんですけども‥‥1.8入りですから、いろいろ試すのも楽しみですよ。

とはいっても、この価格でこの味わい、しかも限定200本。たぶん、蔵では案内と同時に完売したのではと思います。当店入荷は、24本。
どうぞ、お早めにお求め下さるようお願い申しあげます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年1月〜2月の予定>                    
・01月31日(定休日
・02月06日(土)酣々塾の蔵巡りのためお休み致します
・02月07日(定休日
・02月11日(建国記念の日)通常営業致します
・02月14日(定休日
・02月21日(定休日
・02月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-01-29 21:20

天の戸・純米 美稲八◯ 無濾過生(10-01-28 THR.)

のち日照時間・0分
朝からビトビトと降っていた雨が昼過ぎにはあがり、といっても晴れるわけではなく、ドヨンとした曇り空。日曜日以来、お天道様をほとんど拝んでいません。
ここ一週間程の日照時間は平年の三割くらいとかで、日照時間全国最低県の本領を発揮です。まぁその分、女の人の肌は全国一白いと思いますよん。美白クリームの売上げは、全国最低でしょうけどね。

さて、予定よりも一週間以上遅れて、数日前にようやく入荷‥‥
『天の戸・純米 美稲 八◯ 無濾過生』です。
c0084908_21465660.jpg
いや〜〜しかし、精米率80%のお酒が、こんなに旨くていいんでしょうか!?
確かに、二割しか削らない米の酒に吟醸香は無理、かといって低精白酒特有の糠臭や、米が炊きあがった時のようなムッとする臭いは全く感じられません。
フルーティではないけれど、フルーティっぽくて爽やかで、イヤミもなく、ためらいなく盃に口を近づけ、グイッと飲み干したくなる香り‥‥これこそが、新世代の純米酒の香りなんでしょうか。

そして、高精白の酒と比べたら奥行きも深みもたいしてありません。しかし、17〜18度のアルコール分の高さの所為か、「これくらいでもいいんだ」と納得させる適度な旨味と厚み、そして飲み応えもあり。
加えて、搾ったばかりの新酒生酒だけに、味わいのフルーティさと爽やかさが倍加され、ますます低精白酒であることを忘れさせられ、日本酒度+5.0と酸度1.9という天の戸には珍しい数字の高さで、酒のさばけとキレを良くしてスーッと落ちてゆき‥‥美味しい〜。

先にご紹介した「天の戸・[じゃごたろ]黒ラベル」も、80%精米だなんて信じられないという美味しさが、一度飲んだ方をリピーターにさせているようで、正月以来ズーーッとヒット中です。

この『純米 美稲 八◯ 無濾過生』は、「じゃごたろ」よりは本格派というか、厚みも飲み応えも充分で、これもまたヒットすること間違いなし。当店では蔵に前予約をしていますが、早期に終売となることは確実。どうぞ、お早めに、「何度でも」お楽しみ下さるようお願い申しあげます。

価格は、1.8入りのみ2,000円。この味でこの価格だなんて‥‥信じて下さい。
生酒が終売となり次第に火入れ酒に移行すると思いますが、その風味はかなり違うかもしれません。先ずは、この『純米 美稲 八◯ 無濾過生』を存分にお楽しみ下さい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年1月〜2月の予定>                    
・01月31日(定休日
・02月06日(土)酣々塾の蔵巡りのためお休み致します
・02月07日(定休日
・02月11日(建国記念の日)通常営業致します
・02月14日(定休日
・02月21日(定休日
・02月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-01-28 21:50 | 天の戸

まんさくの花・純吟 美郷 生原酒(10-01-27 WED.)

日照時間・12分
昨日の凍るような寒さから一変、今日は昼過ぎから北風が南風に変わり、気温が上がり続けています。
正午の気温は 0.5度だったのが、午後7時には 7.9度。もちろん、降ってくるのは雪ではなく雨‥‥モワッとして、何となくシャキッとしない一日でした。

さて、だいぶ前に入荷していましたが、ようやくご紹介‥‥
『まんさくの花・純米吟醸 美郷 無濾過生原酒』です。
c0084908_2123257.jpg
秋田で開発されたのに今や稀少な酒米となっている、ご存知「美郷錦」で仕込まれた、搾ったばかしの『美郷 無濾過生原酒』です。
当店で販売するまんさくの花のお酒の中では、年間を通せばベスト5に入るほど人気のあるお酒ですが、何故か? あまりご紹介することがありませんでした。

二年前に19BYの一度火入れの「 無濾過生詰」をご紹介して以来。それは、「今年はこんな酒に仕上がりました」などと特段に説明をしなくても、皆さん、「美郷錦」という酒米の良さと、そのお酒の旨さが充分に分っていらしゃると思っていたからです。
でも敢えて、今年の『美郷 無濾過生原酒』をご紹介するのは、ラベルが変わったから‥‥それもありますが、こんなに美味しいお酒、もっと多くの方に飲んでもらいたいからです。

「美郷錦」は秋田県の奨励品種でありながら、なかなか酒こまちのように栽培が広がってゆきません。しかも、県外では青森の豊盃、山形の上喜元、くどき上手、福島では天明という今をときめく有名蔵が使っているのに、秋田ではその米を使うことさえなかなか広がりません。

そこで、たくさんの方に飲んでもらえば、その酒の良さ、その酒を醸す米の良さが分ってもらえる、そうすれば未使用の蔵も関心を持ち、農家も作付けをする‥‥そうなって欲しいという気持ちもこめて、今年の『美郷 無濾過生原酒』をご紹介するのです。

え〜〜以上、『美郷 無濾過生原酒』をご紹介する理由ですが、ここまでお話しすれば、美郷錦のお酒が美味しいのはもうお分り戴けますよね? ですから、唎酒報告はなし‥‥後は、ご自分の舌で確かめてみて下さい。先ず、ほとんど間違いはないと思いますよ〜ん。

秋田で「美郷錦」を使っているのは他に、福禄寿、春霞、阿桜、天の戸さん。いろいろ飲んでみたり評判を聞いてみても、「美郷錦」のお酒は旨い! もちろん、県外のどの蔵のも旨い! そして‥‥昨年の秋には、話題の新政も「美郷錦」をゲットしたらしく、今年は楽しみですネ〜。

ということで、『まんさくの花・純米吟醸 美郷 無濾過生原酒』の酒暦を下記して、酒米「美郷錦」と、「美郷錦」のお酒に乾杯!

使用米:美郷錦、精米率:50%、使用酵母:自社酵母A、日本酒度:+4.0、酸度:1.4、アルコール分:16.4度です。

価格は、1.8入り3,150円、720入り1,740円。
隠れた人気酒で、いつ蔵在庫がなくなるか想像つきません。ですから、多くの方に飲んでほしいけれど、余り早く終売となるのも困るしなぁ‥‥先ずは、お早めにお楽しみ下さるようお願い申しあげます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年1月〜2月の予定>                    
・01月31日(定休日
・02月06日(土)酣々塾の蔵巡りのためお休み致します
・02月07日(定休日
・02月11日(建国記念の日)通常営業致します
・02月14日(定休日
・02月21日(定休日
・02月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-01-27 21:14 | まんさくの花

白瀑・純米吟醸 山本 生原酒(10-01-26 TUE.)

時々☃(日照時間・0分
二、三日寒さが緩んでいましたが、また寒さがぶり返して、朝方から気温は氷点下に沈んだまま。時々小雪が舞って、秋田の“寒中” はこうでなくちゃぁ。
この寒さがないと、今頃ちょうど大吟クラスを仕込んでいる酒蔵は困ったことになりますから、グッドな寒さです。
ただ、一度融けた雪が今度は凍り付き、道路はカッチカチのツルッツルで、もの凄く歩きづらい。小一時間も歩いただけで、滑らないように緊張するあまり、肩は凝るし足は突っ張るしでクタクタ‥‥そんな一日でした。

さて、昨日の「鶴瓶の家族に乾杯」ご覧になりましたか?
いや〜山本友文君、カッコ良かった。ザ・ブームだ、ビートルズだって、百年の歴史ある造り酒屋で、それも本州の北の外れの人通りもほとんどない町の酒蔵でそんな話しがでるなんて、思いもよらなかったでしょうねぇ‥‥それにしても、ブームやビートルズの話題を、お父さんの山本友厚さんからしゃべり出すなんて、自慢の息子なんですね、きっと。

その自慢息子が造った、自慢の純米吟醸‥‥
『白瀑・純米吟醸 山本 生原酒』です。
c0084908_217686.jpg
先にご紹介した「純米吟醸 山本 無圧荒走り」と同じ今年の1月に搾った「純米吟醸 山本」ですが、こちらは「中取り」や「責め取り」の部分を瓶詰めした生原酒です。

酒暦もまったく同じで、使用米は “自慢の息子” 山本友文さん自ら育てた酒こまち、精米率は麹米が50%、掛米は55%、使用酵母は秋田酵母No.12、アルコール分:16.6度、日本酒度:+1.0、酸度:2.0、アミノ酸度:0.9 。
しかし、唎酒してみると、濁りの入った「荒走り」とはひと味も、もしかしたらふた味も違う趣です。

まず、秋田酵母No.12の特徴のバナナ様の香りに、飲み心を誘われます。それに「荒走り」よりも香気が高く、その分、吟醸酒らしさをはっきりと出しています。
口に含むと、新鮮で爽やかな味わいがふわ〜んと広がり、生原酒特有のトゲトゲした刺激もなく、滑らか〜〜。2.0という高い酸度も、「荒走り」ではジュワッとした炭酸っ気だったが、こちらはそれもなく、滑らか〜〜。喉越しも、円やかでスーッと落ちてゆく。
じゃ、何も残らないのか? というと、そうではない。酒本来のホントに心地のいい甘味と旨味が口中にふわんと甦り、もう一杯飲みたくなることは必定。

‥‥なんて、ちょっと誉めすぎかもしれません。でも、製造責任者になって未だ三年の山本友文さんが、米の栽培から上槽までの全ての工程に必ず関わり、「この酒を飲まずして白瀑を語るなかれ」と言っているだけに、今年の「純米吟醸 山本」が、先の「無圧荒走り」もこの『生原酒』も、コケることなく美味しいお酒に醸し上がったことを心から歓びたいのです。

価格は、1.8入りのみ3,200円。人気が高く引っ張りだこらしく、当店入荷も極少量。どうぞ、お早めにお楽しみ下さるようお願い申し上げます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年1月〜2月の予定>                    
・01月31日(定休日
・02月06日(土)酣々塾の蔵巡りのためお休み致します
・02月07日(定休日
・02月11日(建国記念の日)通常営業致します
・02月14日(定休日
・02月21日(定休日
・02月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-01-26 21:07 | 白瀑

白瀑の蔵を訪ねて‥‥(10-01-25 MON.)

昨日の日曜日‥‥日本海の潮騒と‥‥
c0084908_19562412.jpg
白神山地の大自然が醸す‥‥
c0084908_19565297.jpg
山本郡八峰町八森の「白瀑」山本合名さんを訪ねました。
c0084908_19573242.jpg
前回訪ねたのが2008年1月27日でしたから、二年ぶり。
蔵中はその時と大きな違いはありませんでした。でも‥‥
c0084908_1958621.jpg
蔵に帰って七年、製造責任者になって三年目の山本友文さん。
一昨年よりは、動きにも表情にもちょっと余裕が出てきたような、そんな雰囲気がありましたねぇ‥‥まぁ、先日ご紹介した『白瀑・純米吟醸 山本 無圧荒走り 生原酒』のあの旨さなら、余裕を見せるのも頷けるというものです。

で、その『純米吟醸 山本 無圧荒走り 生原酒』の在庫もそろそろ終売が近づいてきて、明日には、中取りから責め取りまで一緒に瓶詰めした『純米吟醸 山本 生原酒』が入荷する予定です。

ん〜〜山本さんのあの余裕の表情なら、きっと美味しいのは間違いないと思いますよ〜ん。

ところで、只今、25日の午後7時55分。
今日はこれから、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」を観なきゃ‥‥
鶴瓶さんと俳優の温水洋一さんが八峰町を訪ねたのですが、「白瀑」の蔵にも立ち寄るらしいんです。
予告編では、山本さんが不在だったらしいのですが、さて、どうだったのでしょう‥‥?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年1月〜2月の予定>                    
・01月31日(定休日
・02月06日(土)酣々塾の蔵巡りのためお休み致します
・02月07日(定休日
・02月11日(建国記念の日)通常営業致します
・02月14日(定休日
・02月21日(定休日
・02月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-01-25 19:58 | 白瀑

天の戸・美稲 生酒 & 杜氏直汲(10-01-23 SAT.)

時々☃(日照時間・18分
未明から昼間も0度前後だった気温が、夜になって上がり始め、午後7時の今はプラス1度を超えました。そして、明日の日曜日は雨か湿った雪の予報‥‥ちょっと北の方の蔵を訪ねる予定なんで、あまり荒れないでほしいなぁ。

さて、次々と新酒生酒が入荷してきます。今日は‥‥
澄み酒の『天の戸・特別純米 美稲 生酒』と、
c0084908_2173442.jpg
うす濁りの『天の戸・特別純米 美稲 杜氏直詰』です。
c0084908_218657.jpg
早速、唎酒報告といきたいところですが、今日はいろいろあって、唎酒をする時間がありませんでした。
なので、とりあえず入荷のお知らせだけにして、唎酒報告は来週ということにさせてください‥‥でもなぁ、来週は来週で、またまたいろんな新酒が入荷してくるから、ゆっくり唎酒できるかなぁ。

価格は、澄み酒の『美稲 生酒』、うす濁りの『美稲 杜氏直詰』ともに、1.8入り3,150円、720入り1,525円です。

どちらも、販売期間はけっこう長期にわたりますが、最もフレッシュ&フルーティな新酒の爽やかさを楽しむなら、やっぱりこの時期。今年の天の戸の出来を占う意味でも、先ずは一本お試し下さるようお願い申し上げます。

ところで‥‥
先日蔵を訪ねた時に、槽場の脇に、こんな小さな瓶詰め機が置かれていました。

c0084908_21957.jpg「槽口直詰 搾りたて生酒」って、はて、何の生酒を詰めるのかなぁ‥‥?


横に回ってみると‥‥
c0084908_219444.jpg
機械には、名前がついているんですね、「びん太」‥‥「BIN BIN 詰められる‥‥」だって、なんか面白い。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年1月〜2月の予定>                    
・01月24日(定休日
・01月31日(定休日
・02月06日(土)酣々塾の蔵巡りのためお休み致します
・02月07日(定休日
・02月11日(建国記念の日)通常営業致します
・02月14日(定休日
・02月21日(定休日
・02月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-01-23 21:12 | 天の戸

上喜元・純米新酒 出羽燦々 槽垂れ(10-01-22 FRI.)

時々☃(日照時間・0分
最高気温が0.6度、かろうじて真冬日ではなかったけれど、昨日より風が強く、冷や冷や〜っとした寒〜い一日でした。
c0084908_20565052.jpg
公園のお堀も結氷して、枯れすすきが北風にあおられる様子は寂しく見えますねぇ‥‥実は、向こうのビルの陰になりますが、駅の真ん前にあるイトーヨーカドーが昨日、今年の11月で秋田から撤退すると発表しました。何だかいっそう冬枯れてみえて、よけい寒さが身にしみるなぁ‥‥

そんな日は、こんなお酒を先ず一献!
生酒の出荷の最盛期だというのに、もう火入れをしての出荷‥‥
『上喜元・純米大吟醸 出羽燦々 槽垂れ 生詰め』です。
c0084908_20571714.jpg
この『純米大吟醸』、使用米が地元山形産の出羽燦々で、山田錦などよりはだいぶ廉価だとはいえ、1.8入で3,990円、720入りで2,000円という価格。それも、精米率50%のギリギリ純大吟ではなく、しっかりと40%精米した純米大吟醸がこの価格、というのには驚かされますねぇ。

使用酵母は自社酵母と記されていますが、たぶん熊本酵母と山形酵母とのW酵母。昨年、この酵母で充分に美味しかったので、今年も使っていると思います。
そして上槽、上喜元は基本的にはヤブタ搾りですが、この純米大吟醸は「槽搾り」。蔵では『槽垂れ』と表してます。それに、搾ったばかりなのに生酒出荷ではなく、生酒を瓶詰めし、瓶燗火入れで熱殺菌をした『生詰め』‥‥この時期に、火入れの新酒を熟成もさせないで出荷できるなんて、滓下げや火入れといった上槽後の処理に、よほどの自信がなければできないことです。

こうして醸し上げられた『純米大吟醸 出羽燦々』 は、日本酒度+2.5、酸度1.4、アミノ酸0.9という酒歴で、立香はほのかだが、飲めば爽やかな含み香が豊かに口中に広がり、新鮮でジューシーな味わいとあいまって、美味しさを倍加させています。
さらに、槽搾りの透明感のある若々しさも、決して軽いだけではなくしっかりとした芯を感じさせ、今後の熟成も大いに期待させます。

生酒ばかりのこの時期に、しっかりと味わいがありながら、青々とした爽やかさを楽しめる新酒の生詰め酒。ん〜〜〜飲んでたら、何だか目の前が明るくなってきたぞぅ‥‥そう、こんな価格も味も「いいお酒」を飲んで、身体にも心にも元気をつけよう!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年1月〜2月の予定>                    
・01月24日(定休日
・01月31日(定休日
・02月06日(土)酣々塾の蔵巡りのためお休み致します
・02月07日(定休日
・02月11日(建国記念の日)通常営業致します
・02月14日(定休日
・02月21日(定休日
・02月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-01-22 20:58 | 東北の酒・上喜元

刈穂・番外品生原酒 澄み酒&滓がらみ(10-01-21 THU.)

のち☃(日照時間・0分
昨日の最高気温プラス10.6度からドンドン下がり始め、今日の午後8時にはマイナス2.9度。一日で12度以上も下がった、この落差! それに北風も強く体感温度はきっとマイナス5〜6度、寒い〜〜!!!!!
外を歩くと、寒さのため頭の中がジーンと痺れるようで、歳が歳だけに、どっかが切れたかな? と思ったくらい寒〜い一日でした。

そんな寒さを吹飛ばすのにピッタリのお酒‥‥
『刈穂・山廃純米生原酒 番外品 +21』の『澄み酒』と『滓がらみ』、二種類が同時入荷です。
c0084908_2122990.jpg
お待たせしましたぁ‥‥といっても、つい先だって火入れの20BY「原酒 番外品」が終売したばかりで、もう出てきたの? と思われますが、「番外品」は火入れでなく、やっぱり『生原酒』じゃなきゃというファンにとっては、やっと出てきたかぁ‥‥ですよね。

例年通りに、使用米は、麹米が美山錦で掛米が秋の精、精米率はどちらも60%、使用酵母は自社開発のKSP、そして出来上りの日本酒度:+21、酸度:1.7、アミノ酸度:1.7 ですが、ちょっと驚いたのはアルコール度数が19.4度。例年よりも0.5度ほど強くなっているのです。
それでなくても強烈な印象の『山廃純米生原酒 番外品 +21』ですが、僅かとは言えアルコール度数のアップが、味わいに何か影響を与えているのでしょうか?

今回は『澄み酒』を唎酒しましたが、いづれにしてもこの酒の場合、冷やし過ぎると刺激が強過ぎるかなと思い、あえて液温を10〜12度くらいで行いました。
‥‥これが良かったのかもしれません、口に含んだ時には数字ほどの刺激がなく、ソフトなタッチで、「エッ、これで19.4度? これで +21?」と思う柔らかさです。

それに、山廃独特の複雑な香味ですが、何処かに引っ掛かるようなイヤな雑味はなく、スルッスルッと落ちてゆく‥‥これなら、ちょっと濃いめの秋田料理にピッタリ合うなぁなんて思いながら、二杯、三杯と飲んでゆくと‥‥徐々に徐々にアルコールの強さと、日本酒度+21の辛さが口中に広がって、それがグングンと強さを増し‥‥ひゃぁ〜やっぱり強い‥‥辛い‥‥でも、旨い! で止められなくなっちゃう。そんな今年の『山廃純米生原酒 番外品 +21』です。

『滓がらみ』の方は、例年よりも『滓』の量が少し多いらしいので、飲んだタッチをよりソフトにしているかもしれません。でも、その柔らかさにまかせて決して飲み過ぎないようお気をつけ下さい。
それに、ちょっと強いなと感ずるようでしたら、少しお水を足したりオンザロックにすると、「エッ、こんなに素直で美味しいお酒なの?」と思うくらい、瑞々しさと豊かな味わいを楽しめると思います‥‥なら、初めから水を足して売ればいいのにとお思いでしょうが、そこはそれ、ド〜〜〜ンと来るのも楽しいじゃないですかぁ、ネッ。

ということで、価格は、『澄み酒』も『滓がらみ』も1.8入りのみ 2,940円です。
3月までの発売ですが、当店では初夏までは楽しめる量を確保しています。でも、人気次第ではいつ終売になるか分りません。先ずは、シーズン明けの試しの一本。どうぞ、お早めにお求め下さいますようお願い申し上げます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年1月〜2月の予定>                    
・01月24日(定休日
・01月31日(定休日
・02月06日(土)酣々塾の蔵巡りのためお休み致します
・02月07日(定休日
・02月11日(建国記念の日)通常営業致します
・02月14日(定休日
・02月21日(定休日
・02月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-01-21 21:27 | 刈穂

新政・やまユ 改良信交 生原酒(10-01-20 WED.)

のち日照時間・0分
大寒だというのに最高気温が10.6度。昨日と違って、今日はホントに4月頃の暖かさで、降ってくるのは雪ではなく雨。しかも、ちょっとした大雨です。

そのため、道路は ‥‥雪が凍っているところは、ツルッツルッでどんな靴を履いてても滑る! ‥‥雪が融けかけのところは、ザクッザクッで足がもつれて転ぶ! ‥‥融けたところは、ズブッズブッの水たまり。思わず嵌って、さぁ大変! 靴の中までビチョビチョで冷やっこ〜い‥‥冬の雨はホントに厄介で、季節通りに雪が降ってくれた方が、なんぼか楽だなぁ。そんな、一日でした。

さて、久しぶりの唎酒報告‥‥
『新政・純米吟醸 やまユ 改良信交 無濾過生原酒』です。
c0084908_2333477.jpg
秋田の酒造り唄に、「秋田モト(酉偏に元)摺り唄」というのがあります。モト(=酒毋)をたてるために、半切り桶に入れた蒸し米と麹と水を櫂棒で摺り卸す際に、作業時間を計ったり、拍子を揃えるために唄われた唄です。

その四番の歌詞に、♪これは大切 改良の仕込み 頼みあげますヨ〜 松尾様‥‥とあります。
この「改良」というのが酒米の「改良信交」で、神頼みをしてまでも失敗できない貴重な酒米‥‥改良信交は1952年(昭和27年)に秋田県湯沢市で生まれ、その後、県の酒蔵好適米となって増産が計られました。穂足が長く倒伏しやすかったけれど、良い酒が出来ると1970年前後には、大吟醸や純米大吟醸用として盛んに使われていました。

確か、その頃の爛漫の「純米大吟醸・唐獅子」や「大吟醸・牡丹」の裏ラベルに、「使用米:改良信交」と書いてあった記憶が‥‥今の山田錦のような高価で大切な酒米だったようです。しかし、1976年(昭和51年)頃には秋田県でも姿を消し、幻の酒米となっていました。

その後は、大仙市の「福乃友」や山形県の数軒の酒蔵で、復活栽培をした改良信交の酒を造ったりしてきましたが、この新政が使った「改良信交」は、秋田市河辺の酒米研究会の農家の栽培。壜の裏ラベルによると

c0084908_23341739.jpg‥‥肥料を極限まで減らした高度な栽培技術 を駆使した「改良信交」とのことですが、さてその味わいは‥‥


一言でいえば、香りも味もホントに軽快! これで生の原酒? と思うほど雑味がなく軽快! でも、腰がナヨナヨせずしっかりとしている。そして、口に含んでいると、新酒らしいジュジュとした新鮮な酸味が表れ出てきてスーッとキレてゆくから、もう一杯! となるんですね〜。

それに、例の祐輔さんはこうも言っています‥‥生酒の段階では、けっこう酸味が張ってかなりライトですが、きっと「赤やまユ 雄町」のワイルドさとは違うまろやかさが貯蔵すると滲み出てきて、完成へと近づいてゆく‥‥ん〜〜この桃色のラベルらしく、桃の節句あたりまで寝かせてみたら、彼のいう「完成」した『やまユ 改良信交』を楽しめるかもしれません。

とはいっても、1.8入り150本、720入り300本の極々限定出荷です。どうぞ、お早めにお楽しみ下さるようお願い申し上げます‥‥桃の節句までの熟成は、購入後になさっては如何?

使用米:改良信交、精米率:55%、使用酵母:協会6号、アルコール度数:16度、日本酒度:+2.0、酸度:1.6、アミノ酸度:1.0。
価格:1.8入り・3,100円、720入り・1,550円
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年1月〜2月の予定>                    
・01月24日(定休日
・01月31日(定休日
・02月06日(土)酣々塾の蔵巡りのためお休み致します
・02月07日(定休日
・02月11日(建国記念の日)通常営業致します
・02月14日(定休日
・02月21日(定休日
・02月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-01-20 23:38 | 新政

まんさくの花・いぶりがっこ&吟醸酒粕(10-01-19 TUE.)

いっときのち日照時間・180分
起きた時から寒さが少し緩んでいたようでしたが、昼過ぎには最高気温が5.8度。3月上旬並みということでしたが、3月上旬ってもっと暖かくなかったかなぁ?
たぶん、まだまだたくさん残っている雪の所為です。そして明日からの週間予報には、またまた雪だるまマークがズラーッと続いています‥‥周りの雪がすっかり融けるのは、やっぱり3月上旬になるんでしょうねぇ。

さて、今日こそは新入荷のお酒の唎酒報告と思ったのですが、その前に是非こちらを‥‥
まんさくの花『樽出し いぶりがっこ』と、『吟醸酒粕』です。
c0084908_2047684.jpg
いぶりがっこは、燻(いぶ)した大根を漬け込んで完成させるたくあん漬け。日照時間の短い北国の冬、囲炉裏の煙で燻したことが始まりとされ、雪国のハンディを逆手に取った保存食です。肉や魚ではなく、野菜を燻製させるという発酵文化は世界に例をみない(東京農大:小泉武夫教授)、といわれている秋田独特の漬物です。

この「樽出し いぶりがっこ」は、2007年にいぶりがっこ発祥の地といわれる横手市で開催されたいぶりがっこコンテスト、「いぶりんピック」で見事に初代チャンピオンとなった高橋篤子さんが、丹誠こめて漬けた2010年産の いぶりがっこです。

しっかりとした肉質と、瑞々しい香味の横手市山内三又地区産の大根を、時間と手間をかけてじっくりと燻し、高橋家秘伝のレシピをもとに、米麹を主体にした味つけで杉樽に漬け込み、外気温に気を配りながら約二ヶ月。甘すぎず、しょっぱすぎず、塩分と糖分のバランスが絶妙な極上のいぶりがっこです。

昨年は、雑誌dancyuで取り上げられたり、NHKの「ふるさと一番」でテレビ放映されて人気が集まり入手困難となっていましたが、昨年からは同じ横手市の酒蔵「まんさくの花」で取扱うようになり、今年も漬け上がったばかりの新物を数量限定で入手。皆様に、ご紹介できることとなりました。

高橋家のおばあちゃんの長年の経験から産まれたいぶりがっこは、正に本物の味。同じふる里の「まんさくの花」のお酒との相性も抜群。お食事に、お酒のお伴に、「樽出し いぶりがっこ」を是非ご賞味下さい。

名    称:こうじ漬
原  材  料:大根、漬け原材料(玄米、米こうじ、砂糖、食塩、紅花、カラメル色素)
原料原産地名:秋田県横手市山内産
賞 味 期 限:2010年4月30日
保 存 方 法:要冷蔵(10度C以下で保存してください)
製  造  者:三又旬菜グループ 代表:高橋篤子

価格は、1本 680円。
入荷数量は僅かですので、お早めにお買い求め下さいますようお願い申しあげます‥‥あの小泉教授が、世界に例を見ないとおっしゃるだけに、クサいことはクサい。でも、旨いっ! 一度食べたら止められなくなりますよ〜ん、きっと。

さて、こちらは‥‥
c0084908_20474559.jpg
造りも佳境を迎えて、新酒が続々と生まれている「まんさくの花」の『吟醸酒粕』。
まだまだお酒の成分がたっぷりと含まれ、まんさくの花のお酒同様に香りも味もふっくらとして、この寒い季節、「粕汁」や「甘酒」の材料として最適の酒粕です。

価格は、500g入り 525円。是非お試し下さいますようお願い申しあげます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年1月〜2月の予定>                    
・01月24日(定休日
・01月31日(定休日
・02月06日(土)酣々塾の蔵巡りのためお休み致します
・02月07日(定休日
・02月11日(建国記念の日)通常営業致します
・02月14日(定休日
・02月21日(定休日
・02月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-01-19 20:54 | まんさくの花