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睛田・山田錦 50 純米吟醸(10-06-29 TUE.)

ときどき
日照時間・84分
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店の前に置いたポリバケツで、さわさわと初夏の風に吹かれている葉っぱ、実は稲です。それも、酒米の美郷錦。5月の「やまとしずく」の田植えの際、4〜5束の苗とバケツ一杯の田んぼの土をもらってきて植えたらここまで育ちました。

街中ですから日当りがあまり良くありません。そこで、午前中は東側の裏の川べりで、昼頃からは南西側の店先にと、できるだけ陽に当てるようにしています。 これからは草取りをしたり、肥料をやったり、あっそうだ、いもち病やカメムシ対策もしなければ‥‥さ〜て、黄金の稲穂を見ることができるでしょうか。お楽しみに。

ということで、今日のご紹介は美郷錦のお酒ではなく、美郷錦のお母さん “山田錦” を使った‥‥
『睛田・山田錦 50 純米吟醸』です。
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『睛田』は、出羽鶴酒造が今年の6月に立ち上げた、新しい商品群のシリーズの名称です。
蔵のパンフによると「『睛田』は、出羽鶴酒造で醸造する純米系商品のシリーズで‥‥県内産・県外産の主要な原料米を単一で使用して醸造したお酒を一年を通じて発売をしてゆく‥‥」という説明がされていました。

‥‥エッ!? 秋田産の酒米にこだわってきたと思っていた出羽鶴蔵が、県内産はともかく、県外のお米を単一で使用した純米酒をシリーズにするなんて、本当に? と驚いたのですが、蔵はどうやら本気で取組んでいるようなのです。
同じパンフには「専務の伊藤と製造部長の佐渡、出羽鶴杜氏の佐藤、技術担当の吉川が共同で商品設計を行い、醸造をいたし‥‥」と、このシリーズの製造責任者まではっきりと表明しており、こりゃ本気度はかなりのものだ、と思った次第です。

確かに、これまで追求してきた「地元産の酒米にこだわる」のも間違いではありません。本来なら、徹頭徹尾こだわってほしいと思います。
しかし、地元産の米にこだわるあまり、自らの酒の愛飲者をなくしてしまったこともあったかもしれません。それを考えると、こだわりを変えてゆくことも間違いではないように思います。
先ずは何かを実行して、物ごとを前に進めてみることが大切なような気がします。今の出羽鶴蔵は、そういう時期かもしれません。
その点で、今回の出羽鶴の「県外産の主要な原料米を単一で使用して醸造‥‥」することには、大きな関心を寄せざるを得ないですね〜。

ともあれ、誰に何を言われようと、造ったお酒が美味しければノープロブレムなんですが‥‥早速、唎酒といたしましょう。

本日ご紹介の『睛田・山田錦 50 純米吟醸』はその名の通り、兵庫県産の山田錦を50%精米、AK-1酵母を使い、日本酒度:+1.0、酸度:1.7、アミノ酸度:1.1、アルコール分:16度前後、という酒に醸しあげています。

AK-1酵母といえば、カプロン酸エチル系の派手な香り‥‥と思われそうですが、立ってくる香りは穏やかなもの。
というより、香りの要素が密に絡み合って充実感たっぷりで、安心して飲みたいと思わせる豊かな香りだ。
口に含むとその香りはやわらかに広がり、その後からくる旨味や味わいは、やっぱり山田錦の為せる業なのか、これまでの出羽鶴にはなかったような力強さとコシを感じさせる。
それでいて、酸の生成が少ないAK-1酵母のはずなのに、1.7もあるジューシーな酸で涼やかにキレて‥‥ん〜〜旨い、もう一杯!
もちろん火入れは一回のみで、フレッシュ感とキメ細やかな味わいは言わずもがな。これからの季節、キリッと冷やしてクピッと飲る‥‥爽やかにして、飲み応えある『睛田・山田錦 50 純米吟醸』です。

価格は、1.8入3,675円、720入1,837円。山田錦50%精米としては、少〜し高いかな〜と思いますが、その価値充分ありと思います。
是非、お試し下さるようお願い申しあげます。

さ〜てここまで書いて、現在午後9時50分。早く更新して、応援の準備、準備‥‥勝ちTシャツだろう、ブブゼラだろう、そうだ! 今日ご紹介の『睛田』を飲りながら応援しよう。晴れた日の稔り豊かな田んぼを見るように、スカッと勝ってくれることを期待して‥‥乾杯!
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<2010年7月〜8月の予定>
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・07月18日()通常営業致します
・07月19日(海の日)午後1時から午後7時まで営業致します
・07月25日(定休日
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・08月03日(土)〜06日(火)竿燈祭り期間中は、通常営業致します
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by nbhkkry20 | 2010-06-29 21:51 | 出羽鶴

地酒の会 in 秋田内陸線(10-06-28 MON.)

一日中
日照時間・0分
昨日の日曜日、居酒屋・酒盃さんの「カウンター友の会」が幹事さんになって催した、「酒盃美酒美食倶楽部・地酒の会 in 秋田内陸線」に同行させてもらいました。

秋田内陸線は武家屋敷で有名な角館から、世界一の大太鼓の里で知られる鷹巣まで全長94キロ余り、文字通り秋田県の内陸部を南北に縦貫する地方鉄道です。
60年以上も秋田県民をやっていながら、これまで内陸線に乗車したことがなく、今回が初めて。お座敷列車だということですが、お座敷と聞いて心ウキウキしない酒飲みなんていませんよね〜。
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↑ 今回の出発駅は角館。列車の右隣は秋田新幹線のホーム。東京から来た下りの “こまち号” から、内陸線に乗り換えたお客さんもけっこういらっしゃいました。↑ 写真左の看板には、「秋田の名物・内陸線」って書いてありましたもの‥‥
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↑ 車内は、こんなセッティング。お互い親密になれそうな、いいお座敷ですね〜。
写真をよく見たら、窓の外はまだ始発の角館駅なのに、もう準備万端怠りなし。枝豆、漬物、魚にお肉、そしてお酒はキンと冷え‥‥車内はすっかりお座敷に早変わり。幹事の皆さん、本当にご苦労様でした。
そして午前11時10分、列車は一路北を目指して出発進行〜〜&カンパ〜〜イ。
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↑ 窓の外は、早苗が風に揺れる田んぼだったり‥‥
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↑ 新緑が目にも鮮やかな山々だったり‥‥
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↑ さすがに、県内陸部の山々を縫いながら走る内陸線。次々と通過するトンネルだったり‥‥
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↑ こんな美しい渓谷を右に左に見ながら戴くお酒の美味しいこと‥‥もう、何も言うことがありません。

出発から約一時間、阿仁合駅で下車。“打当(うっとう)温泉マタギの湯” で昼食&温泉を戴いたのですが‥‥
内陸線の車内で戴いたお酒ですっかり気分が良くなって(すっかり酔ってしまい)‥‥温泉やマタギ資料館も、お昼の御膳の「熊肉の煮付け」や「ナマズの洗い」、打当温泉ご自慢の秋田県ドブロク特区第1号のドブロク「マタギの夢」などなど、写真を撮れず仕舞。撮らなきゃと気がついたのは、帰路についた列車の中、朝の出発地の角館駅がもう間近になっておりました。
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昼頃までは何とか晴れてくれましたが、やはり梅雨の真っ直中‥‥霧のような雨が降り、遠くの山々には雲が低くたれ込め、薄明かりに水田が光り、まさに山紫水明とはこの景色‥‥ん〜〜次は、秋の紅葉の中を走ってみたい。そして、どこもかしこも真っ白な真冬の内陸線での一杯なんてのも、いいだろうなぁ‥‥。

全国の地方鉄道のご多分に漏れず、秋田内陸線も大変な経営状態と聞いています。でも、こんなに見事な日本の原風景を残している鉄道をなくしてはいけません‥‥そんな郷土愛に改めて目覚めさせてくれた、「酒盃美酒美食倶楽部・地酒の会 in 秋田内陸線」でした。

そして、内陸線の楽しみは列車に乗車するだけではないようです。
これから夏にかけては、ちょっと足をのばして森吉山の高山植物に出会ったり、冬にはゴンドラに乗って珍しい樹氷モンスター見物をしたり、そして伝統のマタギ文化に触れる旅も興味のあるところ‥‥是非、皆さんも、秋田内陸線の旅にお出で下さい。某公共放送のテレビのタイトルではないけれど、「こんなステキなにっぽんが‥‥」という気分にさせてくれますよ〜。
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by nbhkkry20 | 2010-06-28 22:40 | 秋田のいろいろ

まんさくの花・21BY 雪室貯蔵の純米吟醸(10-06-25 FRI.)

日照時間・540分
c0084908_2145433.jpg朝から夕方までスカッと晴れて、熱〜い一日でした。

このノラちゃん、いい涼み場所を見つけましたね〜。それにしても、どこから上がるんだろう‥‥?


夜も明けないうちからテレビにかじりついて、サムライジャパンの応援で日本国中が熱〜くなった一日でしたが、ホントに良かったですね〜。
開会前にはあんだけ叩かれていたのに、予選突破はあるにしても、こんだけ見事な戦いをするとは、素晴らしい、大したもんです。
優勝を! なんていいません。目標のベスト4まで私たちを連れて行って下さい。もう少し、夢を見させて下さい。お願いしま〜す。

さて、サムライジャパンの予選突破を祝すかのように(‥‥?)、年に一度の美味しいお酒が入荷してきました。
『まんさくの花・21BY 雪室貯蔵 純米吟醸 生詰め一回火入れ』です。
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昨年の「21BY 雪室純米吟醸」のブログを読み返してみると、今年でこの雪室貯蔵は8回目なんですね。
今年も雪室へお酒を入れたのが、なごり雪が白くまぶしい3月半ば‥‥
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そして、雪室からお酒を出したのが、もうすっかり夏の陽気の今月下旬‥‥
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さて、冷蔵貯蔵でもない、雪を直接かぶせた雪中貯蔵とも違う、「雪室貯蔵」での三ヶ月。お酒は、どんな熟成をしたのでしょう。

お米は、昨年までの美山錦から、今年は麹も掛米も全て「吟の精」。50%の精米をし、自社培養酵母を使い、日本酒度:+3.5、酸度:1.4、アミノ酸:0.9、アルコール分:17〜18度という原酒に醸しあげています。そして、生酒の状態で瓶詰め、火入れは当然ながら瓶燗火入れ。その後、瓶を移し替えることなく雪室へ貯蔵、出荷と相成った次第です。

さて、使用米が「吟の精」に変わって大いに興味のあるところですが、先ずは唎酒、唎酒‥‥‥。

キリッと冷やしていると、立ってくる香りは強くありません。でも、ほのかに上がってくるきれいで好ましい香り。口に含んで少〜し温度があがると、吟醸香をまとった酒特有の香りがフワ〜ッと広がり、一瞬で、美味しい酒だということを認識させてくれます。

また少し口中で温度が上がると、今度は味わいが膨らみ、旨味が厚みを増し、トロッと喉の奥に消えてゆく。そして後には雑味も残らず、薄〜い膜のような爽やか〜な甘味が残り‥‥ん〜〜甘露、甘露となることは請け合いの美味しさです。

で、米の変更でどうなったの? と問われれば、美山錦よりは酸味や苦味も少なく、きれいになり過ぎと言われるかもしれません。しかし、この爽やかな甘味とす〜っとキレてゆく酸味、厚みのある芳醇な味わいなのに軽〜く飲める「吟の精」ならではの清涼感は、温暖化で年々暑くなってゆく最近の夏には、ピッタリかと思いますよ〜。

また、アルコール分が17〜18度で少しキツいかなと思ったら、注いだグラスに小さな氷を一欠片落としてみて下さい。シャキッとしてこのお酒の特徴が益々浮き彫りにされ、美味しさが増すはずです。どうぞ、お試し下さい。

価格は昨年同様に、1.8入3,500円、720入1,800円です。
蔵からの出荷総数が1.8入で90本、720入で120本ですから、当店入荷もかなり少ないのは当然のこと。雪室貯蔵という、雪深い里の先人の知恵となごり雪が育んだ清涼な味わいを、是非ともお早めにお楽しみ下さるようお願い申しあげます。
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by nbhkkry20 | 2010-06-25 21:52 | まんさくの花

雪の茅舍・製造番号酒 純米大吟醸 火入れ(10-06-24 THU.)

のちのち
日照時間・318分
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梅雨に入って一週間、ときどき強い雨が降りますが、今のところ大雨にはなっていません。しかも、今週末までは晴れの予報で、少し空梅雨ぎみです。田んぼがテキトーに潤う程度の雨でいいのですから、鹿児島みたいに一週間で800ミリ超などという大雨が降らずに、今年の梅雨が終わればいいんですけどね〜。
↑ 写真は、散歩の途中で見つけたヤマボウシ。きれいに咲いてました。

さて、先回の更新から一週間、久しぶりに新入荷のご紹介‥‥
『雪の茅舍・製造番号酒 純米大吟醸 火入れ熟成酒』です。
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今年の2月にこのお酒の「生酒」をご紹介しましたが、その文末で「‥‥当店では、数年前から、この生酒に火入れをして冷蔵熟成をしてもらうよう蔵元に依頼」して、「720ミリ入りで60本のみ」の超限定で、「出荷は‥‥たぶん初夏の頃」とご案内していたあのお酒です。ようやく飲み頃を迎えて、入荷してまいりました。

酒暦は上記の「生酒」でお分かり戴けると思いますが、この「火入れ」を少〜しだけ唎酒をしてみました。

‥‥あれっ! まだ生酒のままじゃないの? と思えるほど瑞々しくて、爽やかな果実様の香り。口に含むと、口中に広がる味わいも香りと同様にジューシーで爽やか。
軽いタッチで、透明感のある繊細な口当りだが、喉に落とした後に甦る旨味はけっこう厚みがあって飲み応えも良し。もちろん、きれいな酸味でキレもよく、旨い! というよりも、これはちょっと危ない。だって、 美味し過ぎていくらでも飲んでしまいそうですから‥‥でもまぁ、1本まるまる飲んでも四合。身体にそれほど悪いということもないのですが、それよりも価格が720入りで5,040円。ん〜〜好きなだけ飲んでいては、懐が危ない ということですね。

そうです。こんなにいいお酒は、特別な日に特別な人と、ご自分へのご褒美に、ちょっと贅沢なお食事を用意して、静かにしんみりと味わいたいものです。

それに、もちろん大切な方への贈物としても最適です。派手な化粧箱や桐箱には入っていませんが、その分、全てのコストをお酒に注いだ結果の価格ですから、実質本意、これこそが贈物の正道といえるのかもしれません。

ということで、雪の茅舍の究極の60本! 是非、お早めにお求め下さいますようお願い申しあげます‥‥残り、50本となりました。
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by nbhkkry20 | 2010-06-24 21:46 | 雪の茅舍

阿櫻・亀の尾仕込み 普通酒(?)(10-06-15 TUE.)

のちのち
日照時間・570分

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ベランダのバラ、数日前まで蕾だったサラバンドが次々に花を開いています。
その名の通り、ファルダを翻しながら踊るスペイン舞踊を思いおこさせるし、闘牛場で牛の目の前でヒラヒラさせるあの赤い布、ムレータにも見えるし‥‥いずれにしても、スパニッシュな雰囲気ですねぇ。

さてこちらは、相変わらずジャパニーズな‥‥
『阿櫻・21BY 生詰め原酒一回火入れ 亀の尾仕込み』です。

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その名の通り、使用米は大潟村産のオール亀の尾で、60%精米、酵母は秋田純米酵母を使って、日本酒度:+1.0、酸度:1.4、アミノ酸度:1.1、そしてアルコール分:16.8%の生詰め原酒を一回火入れをしての出荷‥‥なのに、このお酒は純米酒ではない普通酒。しかも価格が、1.8入りで2,100円!です。

それにしても、オール亀の尾の60%精米でアル添も糖添もなしで‥‥普通酒ぅ〜? どうしてぇ〜?
そもそも純米酒とは(そんな偉そうにいうこともないですが)、もちろん「米・米麹・水」のみから造られているお酒ですが、もう一つ大事な要件があります。それは、「農産物検査法により、3等以上に格付けされた玄米、またはこれに相当する玄米を精米して使用」しなければならないというのです。

そう、この『阿櫻・21BY 生詰め原酒一回火入れ 亀の尾仕込み』に使われている亀の尾の一部分に、3等以上にならない所謂「規格外」の亀の尾を使用しているため、「純米」という表示が出来ないのです。
へ〜〜〜え、今流行りの80%精米や90%精米のお酒も、3等以上の米を使えば「純米酒」で、例え40%精米の山田錦も、その山田錦が規格外なら純米大吟醸でも大吟醸でもない、ただの「普通酒」ということですかぁ、なるほど。

(蔵のパンフレットには)大潟村の契約農家さんが大事に大事に育てた「亀の尾」‥‥ちょっとぐらいみてくれが悪くても、しっかりと亀の尾の遺伝子を受継いでいるのは間違いない! 一粒も無駄にすることなく大切にしたい。そんな思いから、『生詰め原酒一回火入れ 亀の尾仕込み』をスタートしています。 とありましたが、この気持ち、ホントによ〜〜く分りますねぇ。後は、美味しければ何の問題もないということで、スイッと一口‥‥ん? んん? 美味しいじゃないですかぁ。

華やかな香りはないけれど、落着いて嫌みのない酒本来の香り。口に含むとフワ〜ンと膨らみ、その後から酸味や苦味やエグ味が混じりあいながら顔を出し、でもそれが喉に落とす頃は一つの旨味となって‥‥ん〜〜美味しい。この、イロイロな味わいを楽しめるのが、亀の尾米の本来の『亀味』なのではないでしょうか? 
それに、このくらいコシがあれば、キリッと冷やしてもいいし、オンザロックでもいい。もちろん、ぬる燗だっていいのは間違いなし。ということは、毎日の晩酌にピッタリということですね‥‥個人的には、オンザロックが旨かったなぁ。

ということで、蔵出荷760本の極限定で、たぶん、もう蔵では終売となっているはずです。どうぞ、お早めにお求め下さるようお願い申し上げます。
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by nbhkkry20 | 2010-06-15 21:34 | 阿櫻

天の戸・純米吟醸生 夏のランド(10-06-13 SUN.)


日照時間・結局今日は570分
さて今日のご紹介、最後は天の戸の蔵からもう一点‥‥
『天の戸・純米吟醸 生 Land of Water(夏のランド)』です。
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「純米吟醸 Land of Water」については、二年前のブログで一度ご紹介していましたので、このお酒のコンセプトというか造りの考え方は、そちらをご照覧下さればお分り戴けると思いますが、今回はその「純米吟醸 Land of Water」初の『生酒』で出荷されています。

酒暦は、使用米:美山錦、酵母:協会10号、アルコール分:15度台、日本酒度:+3.0、酸度:1.5、アミノ酸度:1.1 です。

シュワッと爽やかな酸味が美味しく、味わいが密で、充実感があるのにキレも良く、実に爽やか〜〜な飲み口。生酒なのに、火入れの酒よりもモタツキ感がなく軽やか〜‥‥ん〜〜美味しい!

「Land of Water」が目指す「雪国の酒造り特有の低温長期醪に適し、酸が少なく、淡麗な吟醸香味を引出す10号酵母の特徴通りに、爽やかで、タッチが優しく、蔵の仕込水が湧出る琵琶沼の水を飲んでいるような美味しさ‥‥」 に仕上がって、「夏のランド」という名称がピッタリです。そして、この美味しさなら、「夏の◯◯◯」と名の付くお酒がいろいろある中で、今のところピカイチかなぁ?  さすが、大快挙を成し遂げた蔵のお酒だなぁ‥‥金賞受賞の自信って、こういうところに出てくるんですね。

価格は、720のみで1,500円
蔵からは限定で1,000本だけの出荷と聞いていますから、掛け値なしで、これはもう出荷即完売となることは間違いありません。本格的な夏が来る前に終売してしまうのは惜しいことですが、何卒お早めのご注文、お問合せをお願い申し上げます。
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by nbhkkry20 | 2010-06-13 21:08 | 天の戸

白瀑・サマ〜ど(10-06-13 SUN.)


日照時間・午後5時までに570分
さて、今日ご紹介する四番目は‥‥
『白瀑・純米にごり酒 サマ〜ど』です。
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使用米:めんこいな、酵母:秋田純米酵母と協会901号のブレンド、日本酒度:-5、酸度1.9、アミノ酸度:1.4、アルコール分:15.8度という、もちろん無濾過生原酒状態での出荷です。

蔵の山本友文さんからの案内によりますと、『さて、夏の風物詩として定着するかどうか微妙な(笑)「サマ〜ど」のご案内‥‥‥濁り酒は夏の季語でもあり、本来は滋養強壮のために夏に飲むもの』‥‥それは知りませんでした。でも、ちょっと我田引水的な説明ですよね〜?

そして、『冬の「ど」と「ど」こが違うのか? と聞かれると辛いところもありますが、一番違うのは外観です(笑)』 って、そりゃ見れば分るっちゅうの!

でも、『中身はスッキリさを出すために協会9号をブレンドし‥‥』 うん確かに。濁り酒なのにスッキリとして、いくらでも飲める夏向きの濁り酒になっていますよ。

で、今度の「ど」も噴くの〜? 『活性具合は微発泡程度ですので、爆発はしませんが、適度なシュワシュワ感は残っております』‥‥ん〜〜何とかもう少しシュワシュワというか、発泡性があれば、もっと爽やか感が出たのにな〜、ちょっと残念。そんな、今年の『白瀑・サマ〜ど』です。

価格は、720入りのみ1,200円です。
蔵では、なんとか「夏の風物詩」になってほしいと考えているようですし、それに「滋養強壮」、お酒を飲んで元気になるなんて、日頃お疲れ気味のお父さんにはすごく都合のいいお酒じゃないですか。もしかして、莫大な宣伝費をかけている「KOJN」より効いたりして‥‥。是非是非、お試し下さい。
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by nbhkkry20 | 2010-06-13 18:25 | 白瀑

飛良泉・吟'(GIN DASH)(10-06-13 SUN.)


日照時間・午後2時までに420分
さて、三つ目からは簡単なご紹介になりますが‥‥
『飛良泉・吟'(GIN DASH)』です。
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この飛良泉が、何故『吟’』なのか??? 昨年ご紹介したブログをご覧になって下されば、あ〜〜あれかぁとお分り戴けるかと思います。是非そちらをご一読下さるよう、先ずはお願い申し上げます。

そこで、今年の酒暦は‥‥といっても、米もイロイロ、酵母もイロイロですが、日本酒度:±0.0、酸度:1.1、アルコール分:17度台の『一度火入れ』で出荷されています。

ちょこっと唎酒をした感じは‥‥爽やかな、い〜い香り。口に含むと、ほのかな甘味が心地よ〜く口中に広がり、ちょっと軽いかな? と思うけれど、けっこう濃醇な味わいが湧き上がってきます。
少〜しアル添酒のエグ味を感じますが、今の季節、キリッと冷やせば飛良泉らしい豊かなボディでエグ味も解消して、ん〜〜滓とは言っても、さすがに飛良泉の大吟醸や純米大吟醸の滓の上澄み‥‥滓は加水前の原酒状態ですから、もしかして加水された「商品」より美味しいのかも‥‥なんて言ったら、身も蓋もなくなりますけど、それくらいの美味しさは充分にありますよ〜ん。

1.8入り2,730円、720入り1,365円。蔵出荷が1.8・500本、720・1,000本のみですので、どうぞお早めにお求め下さるようお願い申しあげす。
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by nbhkkry20 | 2010-06-13 15:17 | 飛良泉

天の戸・大吟醸 金賞受賞酒(10-06-13 SUN.)


日照時間・午後2時までに420分
さて、本日二つ目のお酒のご紹介は、この春の全国新酒鑑評会で快挙、快挙、大快挙を成し遂げた‥‥
『天の戸・大吟醸 全国新酒鑑評会 金賞受賞酒』です。
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全国新酒鑑評会の長い歴史の中には、連続10回金賞とか、通算20回目とか、大きな記録を残している蔵はたくさんあります。それに引き換え、天の戸は、今年で通算10回目の金賞受賞ですから、大したことではないように見えます。でも、天の戸が成し遂げた今回の記録は、大快挙です。

それは、皆様ご存知の通り、天の戸の出品酒はすべて秋田産の酒米によって醸されてきたという事実です。
山田錦や雄町といった、いわゆる金賞をとり易いお酒を “簡単に” 造れる酒米がある中で、それを敢えて使わず、あくまでも蔵の周りの農家が大事に大事に栽培した酒米で醸したお酒が、通算10回目の金賞受賞‥‥秋田が誇るべき快挙! 秋田の地酒、万々歳という大快挙!だと思います。

それを誇るかのように、蔵の玄関にはもちろん‥‥
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国道との交差点の大看板にも「通算10回金賞受賞」の文字が‥‥
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あれ! 「10」という数字は何度も書き換えているようですね。ということは、来年は「11」にしようという魂胆ですねぇ、社長さん?

使用米:秋田酒こまち(全量減化学肥料栽培米)、精米率:38%、日本酒度:+2.0、酸度:1.3、アミノ酸度:0.8、アルコール分:16〜17%という大吟醸原酒での出荷です。

そして、こんな金字塔を打ち立てたお酒が、美味しくないわけがありません。
アルコール添加の大吟醸でありながら、まるで純米大吟醸のような円やかさとふくよかさ。味わいの奥行きも深く、きれいな酸味で飲み応えも良し。蔵が目指す “飲んで美味しい吟醸酒”、つまり食中吟醸、いや “食中金賞酒”‥‥ん〜〜美味しい! もう何も言うことはありません。山田錦や雄町を使わずに、これほどの美味しさを引出すとは‥‥後は、楽しむのみです。

ということで、過去9回の金賞受賞酒は、当店での取扱いはすべて720ミリでしたが、今回は大快挙ですから1.8入りもご用意。価格は、1.8入り(紙製化粧箱)8,500円、720入り(紙製化粧箱)3,500円です。因みに、木箱入り1.8・10,000円、720・4,200円も出荷されていますので、大事な方への贈物にはそちらもご利用下さい。
今直ぐに品切れとはならないでしょうが、10回目の受賞記念、いえいえ「大快挙」受賞記念を祝って、お早めにお楽しみ下さるようお願い申しあげます。
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<2010年6月〜7月の予定>
・06月13日(定休日
・06月16日(水)全国新酒鑑評会・一般公開 & 日本酒フェア
                        於・東京池袋サンシャインシティ
・06月20日(定休日
・06月27日(定休日
・07月04日(定休日
・07月11日(定休日
・07月18日()通常営業致します
・07月19日(海の日)午後1時から午後7時まで営業致します
・07月25日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-06-13 14:28 | 天の戸

新政・純米吟醸 究(10-06-13 SUN.)


日照時間・午前10時までに258分
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ホワイトクリスマス、ピノキオ、そして名も知らない黄色い‥‥ベランダのバラが次々と花を咲かせています。初夏ですね〜。

さて、一週間ちょっとブログの更新を休んでしまいましたが、この間、お酒の方も次々と新入荷。今日は日曜日ですが、一週間分まとめてご紹介致します。

先ずは、今年で二年目の‥‥
『新政・純米吟醸 無濾過原酒 究(きわむ) 火入』です。
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使用米:酒こまち、精米率:55%、酵母:新六号酵母、アルコール分:16度台、日本酒度:+8.0、酸度:1.2、アミノ酸度:0.7。

新政と秋田県立大学、そして秋田今野商店で共同開発した「麹菌:吟味」と「酵母:新六号酵母」から生まれた、オール秋田の純米吟醸無濾過原酒です。
スキッとした香りで、明確な辛口。原酒でありながらサラッとした飲み口、そして鮮やかな酸味で‥‥今風かな? と思いながら、二口、三口と飲んでゆくと、ジワッ、ジワッと旨味が湧き上がり、ん〜〜これはただの淡麗辛口じゃない。矛盾した言い方だけど、淡麗辛口芳醇系だ!

3月に出荷された「生原酒」の美味しさからすればこの『火入酒』の良さは当然ですが、いやそれ以上。「少し酸味と旨味のバランスに欠けた」一年目の「究」の数倍の美味しさだと思いますよ〜。なにしろ、淡麗辛口芳醇系という、今までの秋田酒にはなかった香味の領域に私たちを連れて行ってくれるんですから‥‥。

価格は、720ミリのみ1,500円
生酒同様に早速マスコミにも取り上げられて、蔵での在庫は早くも払底とか。どうぞ、お早めにお求め下さるようお願い申しあげます。
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<2010年6月〜7月の予定>
・06月13日(定休日
・06月16日(水)全国新酒鑑評会・一般公開 & 日本酒フェア
                        於・東京池袋サンシャインシティ
・06月20日(定休日
・06月27日(定休日
・07月04日(定休日
・07月11日(定休日
・07月18日()通常営業致します
・07月19日(海の日)午後1時から午後7時まで営業致します
・07月25日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-06-13 10:45 | 新政