<   2010年 09月 ( 18 )   > この月の画像一覧

雪の茅舍・山廃純米 ひやおろし(10.09.30 THR.)


(日照時間・558分
前にもご紹介したかと思いますが、市役所の前庭にある花時計の陰に20〜30株の曼珠沙華が植えられています。
c0084908_23201535.jpg
↑ 向こうに見えるのが市庁舎。その正面入口側からはサツキの植込みの陰になってよく見えません。
c0084908_23203848.jpg
↑ そして、市役所とは反対側の県庁舎や大通り側からみてもよく見えなくて、どことなくひっそりと咲いている感じです。

曼珠沙華‥‥百恵ちゃんの歌もいいんですが、すっくと伸びた茎の上に、真っ赤にパーマネントをかけたように咲くこの花が、何故か好きなんです。それが、こんな風に日陰の花のように植えられて、もしかしてヒガンバナという名前が抹香臭くて、花時計に似合わないということでしょうか。
でも、去年は花の数がこんなになかったような‥‥自然に増えたのかも。だとすれば、二、三年後には曼珠沙華の花時計に‥‥なったら、私は嬉しいんですけどね。

ということで、9月も今日で終わり。日一日と、お酒が美味しい季節になってきて、今日の「ひやおろし」のご紹介は‥‥
『雪の茅舍・山廃純米 ひやおろし』です。
c0084908_2321435.jpg
「雪の茅舍・山廃純米」の「生酒」は何回かご紹介しましたが、『ひやおろし』のご紹介はこれが初めてです。どうしてご紹介しなかったかというと‥‥実は、この『山廃純米 ひやおろし』、「一回火入れで瓶貯蔵をして」出荷されている「雪の茅舍・山廃純米」と同じお酒なんです。だから、いまさらご紹介するまでも‥‥と思い、特別にご紹介してこなかったのです。

じゃぁ、「雪の茅舍・山廃純米」のラベルを「ひやおろし」ラベルに替えただけ? そう言われれば身も蓋もないのですが‥‥‥ところがこの「ひやおろし」、ただ単にラベルを貼り替えただけでは無い美味しさなんですよ。

麹米:山田錦、掛米:酒こまちをいずれも65%精米し、高橋杜氏自らが培養した自社酵母を使い、日本酒度:+1.0、酸度:1.9、アミノ酸度:0.8、アルコール度:16度前後というお酒に醸しあげ、春先の上槽後は加水をしない原酒のまま瓶火入れ、そのまま低温で瓶貯蔵、熟成をさせ、秋の「ひやおろし」として出荷されています。

由利正宗の「山廃酒」は、その評価は二分されるかもしれませんが、一般にいわれる強い乳酸系の「山廃臭さ」がないのが特徴です。そのため大変飲み易く、あまり特異な香味に慣れていない若い愛飲家や、初心者の方でも「美味しい!」と飲んでもらえるお酒です。

では、「山廃臭さ」がないからといって、「山廃酒」特有の味わいを引締める独特の酸味や、お燗をしても味が崩れないコシの強さが無い、などということは全くありません。
冷やでも燗でもオールマイティ、どんなお料理にも負けず、邪魔もせず、ホントにいつ飲んでも美味しい食中酒の代表的な「山廃酒」、そしてその「山廃酒」がしっかりと熟成をして、秋になって一段と重厚さと旨味を増した『山廃純米 ひやおろし』なのです。

c0084908_23213129.jpg「秋あがり」‥‥『ひやおろし』よりも、なんか美味しそうな言葉だなぁ。


価格は、1.87入り2,415円、720入り1,260円 です。もちろん通常出荷の「山廃純米」と同じというのも嬉しいですねぇ。10月いっぱいは蔵から出荷される予定ですが、お早めにお楽しみ下さるようお願い申しあげます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年10月〜11月の予定>
・10月03日(定休日
・10月10日(敬老の日)通常営業致します
・10月11日(体育の日)通常営業致します
・10月16日(土)臨時休業 「京都・吟醸ひやおろしを飲む会」に出席のため
・10月17日(定休日
・10月24日(定休日
・10月31日(定休日
・11月01日(月)「刈穂・生酛純米 21BY 出羽の雫」発売
・11月03日(文化の日)通常営業致します
・11月07日(定休日
・11月14日(定休日
・11月21日(定休日
・11月23日勤労感謝の日)通常営業致します
・11月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-09-30 23:27 | 雪の茅舍

竿灯・ゆきの美人 純大吟 ひやおろし(10.09.28 TUE.)


(日照時間・0分
前線の通過で、今日は朝からシトシト雨。夕方になって雨足が強まってきて、こんな夜はお客さんも少ないことだろうし、「ミスマープル」でもみて早く寝ることにしようかなぁ、お酒は休肝日にして‥‥と思ったのですが、ホントに美味しいだけでなく、ちょっと面白いお酒が入荷したので、ご紹介しないわけにはいかないですよねぇ‥‥

『竿灯・ゆきの美人 純米大吟醸 ひやおろし』です。
c0084908_20395285.jpg
秋の竿灯さんからは、昨年に倣えばもうすぐ「秋仕込みの新酒生」も出るでしょうから、先にご紹介した「純米吟醸 ひやおろし」だけでいいかのなぁと思っていました。ところが、蔵が今年の造りで採用した『あえて生囲いを長めにとり、瓶火入れ、低温貯蔵』という後処理の方法が良かったのか、「純米吟醸 ひやおろし」の美味しかったこと! そしてお客様の評判のいいこと! ‥‥ん〜〜〜これなら、同じような後処理をした『純米大吟醸 ひやおろし』も飲んでみたいと思い、こうしてご紹介することに致しました。

麹米に山田錦を、掛米に酒こまちをいずれも45%精米し、秋田酵母No.12を使って、三石半の小仕込みをし、日本酒度:+3.0、酸度:1.9、アミノ酸度:0.9、アルコール度:16.8というお酒に醸しあげ、もちろん『あえて生囲いを長めにとり、瓶火入れ、低温貯蔵』をして出荷されています。

純米大吟醸とはいえ立ってくる香りはほどほど、いや冷やしてあればほとんど立ってこないというべきか? でも、口にいれたとたん、柑橘系の果実を搾ったような上品な含み香がフワ〜ッと広がり、旨い! 含み香だけでこんなに美味しいと感じさせるなんて‥‥これは、凄い!

そして次には、爽やかな酸味を纏った甘味が現れ、それと共に旨味がどんどんふくらんでゆき、喉に落とすと、苦味やエグ味が残ったり戻ってきたりすることもなく、スーッと消えてゆく‥‥ん〜〜〜もう一杯! どころかいつまでも飲み続けていたい〜、そんな気分にさせる美味しさで、これはやっぱり『あえて生囲いを長めにとり、瓶火入れ、低温貯蔵』の所為、かもしれませんねぇ。

そして、「美味しい」だけではありません。この『純米大吟醸 ひやおろし』で、ちょっと面白いというか、秋田では初めて(?)の試みをしています。

c0084908_20401580.jpg四合瓶の中栓がスクリューキャップではなく、一升瓶と同じ口径にして、同じ中栓を使っているのです。


c0084908_20405453.jpgそのため、こんなに胴太で首長‥‥でも、これまでのより雰囲気がいいような、洋食のテーブルでも違和感がないと思いません?
それに、もしかしてこの方が経費節減になるのかな‥‥?


と、美味しくて面白い今年の『純米大吟醸 ひやおろし』ですが、価格は従来通り、1.8入り3,990円、720入り2,100円(箱なしは1,995円)。でも、今年の旨さなら絶対に「実質、値下げ!」ですぞ。

三石半の小仕込みですから、出荷数量はそれほど多くありません。それに、東京のファンなら、もうとっくにこの美味しさを知っていると思いますので、近日中の品切れは必至です。どうぞ、お早めにお求め、お楽しみ下さいますようお願い申しあげます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年10月〜11月の予定>
・10月03日(定休日
・10月10日(敬老の日)通常営業致します
・10月11日(体育の日)通常営業致します
・10月16日(土)臨時休業 「京都・吟醸ひやおろしを飲む会」に出席のため
・10月17日(定休日
・10月24日(定休日
・10月31日(定休日
・11月01日(月)「刈穂・生酛純米 21BY 出羽の雫」発売
・11月03日(文化の日)通常営業致します
・11月07日(定休日
・11月14日(定休日
・11月21日(定休日
・11月23日勤労感謝の日)通常営業致します
・11月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-09-28 20:48 | ゆきの美人

福小町・角右衛門 純吟 五百万石(10.09.27 MON.)

のち
(日照時間・510分
朝夕はホントに涼しくなって、夜は我慢しきれずストーブを点けたりしますが、日中は20度前後でまぁまぁの暖かさ。それに台風12号一過、スキッと晴れて‥‥冬が早い秋田の、今が小春日和なんですねぇ。

そんな好天に恵まれた昨日の日曜日、孫娘の運動会の応援に、太平山の山麓にあるピクニックの森に出かけてきました。
↓ 秋の空は高く‥‥
c0084908_2142208.jpg

c0084908_21424739.jpg← アキアカネが飛び交い‥‥


↓ 孫娘は、生まれて初めて障害物競走に挑戦‥‥
c0084908_21432137.jpg
↓ 見事に、いっとうしょう‥‥でした。
c0084908_21434979.jpg

さて、久しぶりの新入荷のご紹介は、シリーズ第三弾‥‥
『福小町・角右衛門 純米吟醸 五百万石仕込』です。
c0084908_2144143.jpg
「山田錦」、「亀の尾」と米別にご紹介してきた「角右衛門」シリーズですが、今回は、秋田では珍しい北陸地方の代表的な酒米「五百万石」を使った純米吟醸です。

その『五百万石』を『58%精米』し、『協会1401号・金沢酵母』で仕込んだというのですから、何と秋田で初めて(?)五百万石に挑戦した「福禄寿・純米吟醸 隠れ彦べえ 五百万石」と全く同じ仕込み配合! そして、日本酒度:+4.0、酸度:1.7、アミノ酸度:1.4というお酒に醸しあげています。

ということで、久しぶりに唎酒、唎酒‥‥ん〜〜さすがに米も酵母も北陸産。秋田の酒とは香味共にひと味違う! ような気がするなぁ。
五百万石特有の筋肉質でシャープなキレのある味わい、しかもそのキレは、味だけではなく香りにもあって(香りのキレという表現ってあるのかな?)、そのため酒全体がキリッとまとまり、小股の切れ上がったいい◯◯◯といえるような、飲んでいてダレのこないお酒で‥‥お〜〜旨い!

とはいえ、北陸の酒に往々にしてある、よ〜くキレるけど辛さだけが強調されて、旨味のあがってこない酒かといえばそんなことはなく、キレのある香りや味の陰には、雑味のない甘味というか旨味がしっかりとあって香味のバランスをとり、決して単調な味わいにはしていない‥‥ん〜〜この辺りが、秋田の “水” と “酒造りの技” が為し得たものなんでしょうかねぇ‥‥。

価格は、1.8入り2,940円、720入り1,470円と、同じ仕込み配合の「福禄寿・隠れ彦べえ」よりはちょっぴり高めですが、そこはそれ、ご愛嬌ということで、この二つを飲み比べてみるのも面白いかもしれませんよ‥‥といっても、「福禄寿・隠れ彦べえ」の五百万石仕込は蔵では終売! 当店在庫で720入り(1,315円)が数本あるのみです。
どうぞお早めに、併せてお求めくださるようお願い申しあげます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年10月〜11月の予定>
・10月03日(定休日
・10月10日(敬老の日)通常営業致します
・10月11日(体育の日)通常営業致します
・10月16日(土)臨時休業 「京都・吟醸ひやおろしを飲む会」に出席のため
・10月17日(定休日
・10月24日(定休日
・10月31日(定休日
・11月01日(月)「刈穂・生酛純米 21BY 出羽の雫」発売
・11月03日(文化の日)通常営業致します
・11月07日(定休日
・11月14日(定休日
・11月21日(定休日
・11月23日勤労感謝の日)通常営業致します
・11月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-09-27 21:45 | 福小町

『川反米』 生育日記 最終回(10.09.25 SAT.)

のち
(日照時間・分
9月22日、 咲きはじめたホトトギスの花の側で、今日も無惨に引き千切られ食い散らかった稲穂を見ました。カラスの胃袋を満たし続けて、日に日に陸稲が哀れな姿になっていたのですが、とうとう全滅です。穂が重そうに垂れて、あんなに美しかったのに‥‥。野鳥の本能ですから仕方がないことかもしれませんが、勝利を目前にして、苦労を共にした盟友を失ったような悲しみで、心が沈みます。大袈裟じゃありません トホホ‥‥。
c0084908_16232199.jpg
↑ 今月の中旬、青森方面にドライブした時に撮った写真です。
山と海に挟まれたそれ程広くない田んぼに、10体以上の案山子が立っていました。すぐ側の人家からおじさんが出てきて、稲の様子を見たり
時々「ドーン」と鳥追いの音も聞こえました。「こんなに狭い田んぼなのに、ちょっと過剰防衛じゃないの?」とその時は思ったのですが、今はおじさんの気持ちがよ~くわかります。
c0084908_16243738.jpg
↑ バケツの川反米は店内に置いてもう少し、愛でることにします。
c0084908_16252361.jpg
↑ 9月25日 今日の午前中は大仙市南外で、やまと会 の田んぼ(川反米の本家)の稲刈りをした夫が
c0084908_16255749.jpg
↑ バケツの 川反米(本名・酒米 美郷錦)も稲刈りしてくれました。
鳥たちの攻撃からなんとか逃れ、収穫までこぎ着けて嬉しいです。

相談にのってくれたSさんは「来年はうまくいくんじゃないか」と言ってくれますが、「来年は考えていませんけど‥‥(とんでもない!もういいです)」と私。
振り返ってみますと、川反通りで稲作なんて、思いもよらぬ体験でした。稲が本来持っている力を信じて、手助けすることが大切だということを、充分学習させていただきました。そして、稲穂が出て籾がふくらんでからの鳥との攻防が、こんなに大変だなんて意外でした。稲は食料なので、街中で栽培するのならば、鳥たちと本気で闘わなければ、収穫できないということを思い知らされました。
もう、カラスたちと闘わなくてもいいかと思うと、ほっとします。
相談にのってくださったSさん、応援してくださった方々、ありがとうございました。

陸稲は‥僅かに残った籾を2階のベランダに撒いておきます。
水稲は‥天日干しにして、当店店内に飾りますので、ご来店の際にはどうぞご笑覧くださいませ。(完)  (haru)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年9月~10月の予定>
・09月26日(定休日
・10月03日(定休日
・10月10日(敬老の日)通常営業致します
・10月11日(体育の日)通常営業致します
・10月16日(土)臨時休業 「京都・吟醸ひやおろしを飲む会」に出席のため
・10月17日(定休日
・10月24日(定休日
・10月31日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-09-25 16:27 | 秋田のいろいろ

『川反米』生育日記 その6(10.09.21 TUE.)

ときどきときどき
(日照時間・72分
9月18日 引きちぎられた稲穂、食い散らかされた籾を発見。
またスズメかなあ? いえ、これはスズメより大きなカラスの仕業でしょう。貪欲なカラスの餌になっているのを見てしまいました‥‥証拠写真 ↓
c0084908_19322719.jpg
実は今日、稲の近くで緑色のカメムシも見ましたし、夏の暑い盛りには橋の欄干近くでイナゴも見たんですよ。一匹だけでしたが、いったいどこから来たんでしょう。
餌の少ない街中で『川反米』は、虫や鳥たちにとって、千里眼で見つけた思わぬ御馳走でしょうから、集中攻撃を受けても仕方ないのかもしれませんけれど‥‥。
c0084908_1932541.jpg
↑9月21日 窓辺の川反米。早朝のカラスの朝食を警戒して、こんなところに置きました。ここなら夜は閉めて、起床してから開ければいいんですから。やり過ぎだ(過剰防衛、過保護)と言われても‥‥。
『川反米』の生育を見守り続けて4ケ月近くが経って、次第に欲張りになっていく自分に気がついていました。
「街中でも、立派に育てたい!」「収穫は多いほうがいいな!」だから
日頃はかわいいと思って眺めているスズメにも「食べられたくない!」
「カラスのいたずらも許せない!」‥‥等々。
バケツの中のたった3束の稲穂をめぐって、カラスやスズメたちと一緒に私までが、胃袋の大きさに見合った『取り分』を、主張しあっているようで、可笑しくもあります。
もし、スズメとカラスと私が顔を合わせたら、
「少しはスズメの私にもちょうだいよ!」
「何言ってるんだ!ここは俺様カラスの縄張りだぞ!!」
「エ~、人間の私が世話をしてるのよ!」なあ~んて言いあいをするんじゃないかしら。
稲刈りまで、後、ひと頑張りです。 (haru)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年9月~10月の予定>
・09月23日(秋分の日)通常営業致します
・09月26日(定休日
・10月03日(定休日
・10月10日(敬老の日)通常営業致します
・10月11日(体育の日)通常営業致します
・10月16日(土)臨時休業 「京都・吟醸ひやおろしを飲む会」に出席のため
・10月17日(定休日
・10月24日(定休日
・10月31日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-09-21 19:33 | 秋田のいろいろ

「大茴香」と「大きな茴香」は違う?(10.09.17 FRI.)

のち
(日照時間・516分
c0084908_1921157.jpg
↑ ちょっと貧弱ですが、我が家のベランダの鉢に数年ぶりに姿を表したハーブ の『フェンネル』です。(ご存じ、魚料理によく使われます)
日本語では『茴香(ういきょう)』セリ科の多年草、南欧原産、草丈は1~2メートルと辞書にあります。

何年か前に育てた後、種子がこぼれ落ちていた土が乾燥して‥‥再び水分を得た今年、偶然、発芽成長したのだと思います。
これ幸いにと魚好きの私に葉をむしられて、こんな姿になってしまいましたが‥‥。

ところで、私が眠り薬代わりに読んでいる『ギリシャ神話』の中に、ゼウスから火を盗んで人間に与えたのはプロメテウスで、「大茴香の茎に隠して持ち出し~~」とありました。
辞書で『大茴香』を調べますと読みは「だいういきょう」、モクレン科の常緑灌木、インドシナ中国原産、果実は八角。と、あるではありませんか!
茴香は草と書いてあるし、大茴香は木と書いてある‥‥茴香と大茴香は全く違うものなの? そんなバカな!
それに『大茴香』に種火を隠すって、どんな風に?硬い木をわざわざくり抜いて? この混乱が未整理のまま、私の中にしばらくの間放置されていました。

そして、我が家の『フェンネル』を眺めているときでした。
私の知りたかった『大茴香』は『だいういきょう』ではなくて、大きな茴香(あえて読むとすればおおういきょう)のことではないだろうか? と気づいたら、一気に謎が解けました。

我が家の『フェンネル』はたった50センチ‥‥でも、原産国の地中海、ギリシャあたりでは、いろいろな種類があって、3メートルを超える大きい『フェンネル』が水辺に生えているんじゃないでしょうか。

昔の懐炉(カイロ)みたいに種火を『大きな茴香』の空洞に隠して、プロメテウスは持ち出したんですね、きっと。
『大きなフェンネル』ならば、空洞も大きくて、しかも植物だから持ち運んでも疑われることがない。それならば、ゼウスだって気がつかなかったとうなずけます。
だから、大茴香と大きな茴香は全く異なる植物なんですよね。

ああ~よかった!これですっきりしました。
単純に考えれば良かったんですネ。
想像力を働かせれば分りそうなものなのに‥‥?
それに神話は作り話だから疑問をもつなんておかしい?   ごもっともです。
眠り薬代わりに読んでいたつもりが、気になって気になってかえって眠れなくなって‥‥これで安眠できそうです。

計らずも、何年かぶりに我が家を訪れてくれた『フェンネル』。
この植物の生命力が、何千年もの間『種(しゅ)』を繋いできて、ささやかな私の疑問の解明に 今、力を貸してくれたような気がします。(haru)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年9月〜10月の予定>
・09月19日()通常営業致します
・09月20日(敬老の日)通常営業致します
・09月23日(秋分の日)通常営業致します
・09月25日(土) “やまとしずく”酒米稲刈り体験会・詳細はお問い合わせ下さい
・09月26日(定休日
・10月03日(定休日
・10月10日(敬老の日)通常営業致します
・10月11日(体育の日)通常営業致します
・10月16日(土)臨時休業 「京都・吟醸ひやおろしを飲む会」に出席のため
・10月17日(定休日
・10月24日(定休日
・10月31日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-09-17 19:05 | 秋田のいろいろ

上喜元・純吟 美山錦 ひやおろし(10.09.16 THR.)

のち
(日照時間・6分
c0084908_195052100.jpg
↑ 最近の『川反米』です。
葉は緑色をしていますが、籾は色づき粒もふくらんできました。
時にはスズメの小さな胃袋を満たし、時にはカラスのいたずらに合いながら、なんとかここまで持ちこたえました。
今は、過剰防衛ともいえるほど、微風にも揺れるヒラヒラを沢山つけて、充分に登熟するのを待っています。
稲刈りの時季は何時が良いのだろう‥‥と思案していましたら、助言してくれる方がいて、「後、2週間ほどは待ったほうが良い」と見立ててくれました。最終目標が定まり、一安心です。ありがとうございます。
夫は「本格的に、菅笠をかぶって鎌で刈る!」と、心待ちにしているようです。
バケツの稲刈りでそれは、ちょっと大袈裟なんじゃな~い!! (haru)


長雨が止みせっかく晴れたと思ったら、またまた今日は雨。こうして雨が降るたび毎に、秋の気配がどんどん深まってゆくんでしょうねぇ。
そして深まる秋と共に、「ひやおろし」もどんどん美味しくなって‥‥
『上喜元・純米吟醸 美山錦 ひやおろし』です。
c0084908_19513789.jpg
蔵の社長・佐藤正一さんが、自らお酒を仕込む杜氏さんであることは多くの方がご存知の通りです。そのうえ佐藤さんは、蔵で仕込むお酒の様々な酒米を栽培する米農家であることも知る人ぞ知るところで、「米・造り・社長」という日本酒の世界の三位一体(?) を自ら体現しているような方でもあります。

佐藤さんのご自宅がある平田町で栽培する酒米は、山形県発祥の復活米「亀の尾」や、県で開発された「出羽燦々」や「出羽の里」、そして今回ご紹介する純米吟醸に使われた「美山錦」も、佐藤さんが丹誠こめて栽培したお米です。

その美山錦を50%精米、自社酵母を使い、アルコール分:16〜17度、日本酒度:+3.0、酸度:1.4、アミノ酸度:1.2というお酒に醸しあげ、上槽後直ちに瓶詰めをし、瓶燗火入れ、極低温で瓶囲い、夏を越して飲み頃を見計らって『ひやおろし』として出荷されているのです。

これまで、佐藤さんが自ら栽培した「美山錦」では、「特別純米 美山錦仕込み」をご紹介したことがありました。しかし、それもかなり前のことで香味の記憶も薄れてしまったのですが‥‥。

この『純吟 美山錦』の香りは上喜元にしては思いの外フルーティ、香りだけみても「特純 美山錦」とは一線を画し、純大吟並とは言わないがけっこう華やか。口に含むと、そのフルーティな香りが味わいの中に溶け込み、湧き上がってくる旨味は芳醇さを纏って口中に広がり‥‥美味しい〜。
そして、美山錦にしては綺麗でクリアーなタッチだが、美山錦特有のニガミやクスミもチラッチラッと顔を出し、それらが旨味のある酸味とともに味わいを複層的なものにし、しかも香味全体のバランスも良く‥‥ん〜〜旨い、もう一杯!

価格は、1.8入りのみ2,940円です。冷やしてキレ良く飲むのもいいけれど、常温に戻し、低温では隠れている美山錦独特の米の旨味を感じながら、秋の味覚と一緒に楽しむなんて‥‥いいもんですよ〜ん。
どうぞ、お早めにお求め下さるようお願い申しあげます。

ところで上喜元のラベルが最近、だいぶ変わったと思いません? 
c0084908_19523692.jpg英語を多用して、もしかして海外を意識しているのかもしれません。
the sake that brings you happiness
幸せをよぶお酒‥‥かな。
こんな美味しいお酒を飲んだら、ホント、ハッピーになれますよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年9月〜10月の予定>
・09月19日()通常営業致します
・09月20日(敬老の日)通常営業致します
・09月23日(秋分の日)通常営業致します
・09月25日(土) “やまとしずく”酒米稲刈り体験会・詳細はお問い合わせ下さい
・09月26日(定休日
・10月03日(定休日
・10月10日(敬老の日)通常営業致します
・10月11日(体育の日)通常営業致します
・10月16日(土)臨時休業 「京都・吟醸ひやおろしを飲む会」に出席のため
・10月17日(定休日
・10月24日(定休日
・10月31日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-09-16 19:56 | 東北の酒・上喜元

まんさくの花・呑みきり会(10.09.15 WED.)


(日照時間・720分
先週末から続いた長雨もすっかり上がり、今日の天気予報は全県どこもお天道様マーク一色。陽射しには猛暑の名残りがあるけれど、日陰はヒンヤリとした秋の空気に入れ代わり、爽やか〜な一日でした。

昨日の午後から、「まんさくの花・呑みきり唎酒会」のため横手市増田町まで出かけてきました。増田町はJRの最寄り駅からは遠く、それに何といっても、まんさくの花は唎酒するお酒の数が圧倒的に多いはずですから車での日帰りなどとんでもない、ひと晩泊まりの唎酒会でした。

さて、ウイークデーの午後の、アンニュイな雰囲気を漂わす増田の町のメーンストリートを蔵に向かうと‥‥
c0084908_204986.jpg
↑ 酒林が吊るされ、黄色の暖簾が降りているのがまんさくの花の蔵ですが、店前には紅白棒に日の丸提灯。そして向かいには、奉納幟を掲げた神輿のお旅所らしき囲いが作られ、何と今日は月山神社の例大祭の宵祭りとのこと。
それにしても、ズ〜〜ッと向こうまで、祭りの役員さんらしきお父さんを除けば人っ子一人見当たらず。まさか、お祭りは昨日終わったんじゃないでしょうね〜?

夜には、近所の河原で町民花火大会もあって、打ち上げ花火1,500発が夜空を彩るというのですから、まさにグッドタイミングの、まるでお祭りにお呼ばれされたような‥‥いえいえ、今日は唎酒会です!
c0084908_20493757.jpg
↑ 予想通り、ズラリ並んだ唎酒酒の多いこと。でも、唎酒の開始時刻からかなり時間も経っているのに参加者が少ないなぁ、どうしたんだろう?

c0084908_20501030.jpg← 「よ〜ぐるしゅ」や「ぶどうまんさく」や発売中の「ひやおろし」、いつもはなかなか口にすることがない一般販売の「大吟醸」や「純米大吟」まで21種類と‥‥


c0084908_20504283.jpg← これから出荷される予定の、「一回火入れ」の「瓶囲い」や「タンク囲い」されている「大吟醸」や「純米大吟」、「純米吟醸」などなど、特別仕込みされた48種類‥‥あわせて69種類、じっくりと唎酒させて戴きました。


もともと「呑みきり」は、醸造試験所の先生たちが今年の新酒の「酒質の変化」と「熟成度」をみて、出荷のタイミングをアドバイスするという目的で行われるもので、私たち酒販店はその大切な行事のご相伴にあずかっているだけ‥‥昨日も蔵の入口で、呑みきりを終えてお帰りになる試験場の先生たちとすれ違いましたけど、理由もなくどこかばつが悪いんですよね〜。でも、この呑みきりはホントに面白いし、特に年末にかけての商売にホントに役立つのです。

この蔵が、今季どんな米でどんな酒を仕込んだか? 真冬の仕込中に訪ねてもその全容を知ることはなかなか出来ません。しかし、呑みきりではその全てが把握でき、一つ一つを唎酒をし、自分なりの評価もし、近い将来に商品化された時にその酒を取扱うか否かの決定に大変参考になるという、酒販店なら喉から手が出るほど欲しい情報を得ることができるのですから‥‥。

ということで、唎酒した69種の中から商品化されたら是非とも‥‥と思ったお酒はたくさんありましたよ〜。
特に、「21-58号 生酛仕込純米・日の丸米」、「21-17号 純吟・麹:山田錦、掛:美山錦」、「21-31号 純吟・麹:山田錦、掛:吟の精」、「21-34号 純大吟・オール愛山」、「21-35号 純大吟・オール雄町」、更には「21-36号 純吟・山田錦のNo.15酵母仕込(現在発売中)」、「21-39号 純吟・酒こまちの熊本系酵母仕込」などなど、グッドバランス(GB)、グッドジョブ(GJ)と私の短評欄に書いてありました。商品化されたあかつきには直ぐにご紹介致しますので、乞うご期待! です。

今年の呑みきりは、常連の酒販店さんたちの何人かがお出でになれなっかたり、出席者はちょっと淋しかったのですが、出品されたお酒は淋しいことなど全くなし! GB、GJと短評したくなるような美味しいお酒ばかりでした。
これなら、試験場の先生たちの呑みきり会でもきっといい評価を得たはず。私たちを見送って下さった杜氏の高橋良治さんの顔は、何となくニンマリしているようにみえましたもの‥‥ ↓
c0084908_20512945.jpg
さて、唎酒を終え、ひと汗流し、今度は食事と一緒の「唎酒」を心ゆくまで楽しんで、昼には猫の子一匹いなかったメーンストリートに出てみたら‥‥
c0084908_2052029.jpg
↑ ズ〜〜ッと向こうまで、人、人、人。きっと増田の人たちはもちろん、近郷近在の町や村からもたくさん集まったんでしょうねぇ。しかも、こんなにたくさんの若者や子供たちがいたなんて、ビックリ。

町民花火大会には行けなかったのですが、食事の部屋まで聞こえてきた音は、それは確かに80万人も集めた大曲の花火とはダンチでした。
c0084908_2052355.jpg
↑ でも、子供たちにはそんなことは関係なし。夜遅くまで遊んでも怒られない、年に一度のお祭りの夜を思う存分楽しんでいる、あれはきっと遠い昔の自分だよなぁ‥‥。

そんな、ちょっぴり感傷的な気分になりながら、今朝早く営業開始に間に合うように車を飛ばして帰って来た、「まんさくの花・呑みきり唎酒会」でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年9月〜10月の予定>
・09月14日(火) まんさくの花・呑みきり会
・09月19日()通常営業致します
・09月20日(敬老の日)通常営業致します
・09月23日(秋分の日)通常営業致します
・09月25日(土) “やまとしずく”酒米稲刈り体験会・詳細はお問い合わせ下さい
・09月26日(定休日
・10月03日(定休日
・10月10日(敬老の日)通常営業致します
・10月11日(体育の日)通常営業致します
・10月16日(土)臨時休業 「京都・吟醸ひやおろしを飲む会」に出席のため
・10月17日(定休日
・10月24日(定休日
・10月31日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-09-15 20:56 | まんさくの花

睛田・純米吟醸 雄町55(10.09.13 MON.)

ときどき
(日照時間・0分
昨日の日曜日、高速道路無料化社会実験で混雑する 秋田自動車道 秋田ー能代線を北上して、ドライブをしてきました。
c0084908_20561310.jpg
↑ 海岸沿いの道を走っていますと、こんな素敵な入り江がありました。
c0084908_20564158.jpg
↑ 「ガタンコー、ガタンコー」列車の近づく音に振り返ると 、丁度『リゾート白神 青池号』がトンネルに入っていくところです。ここは何という場所なんだろう? すぐ側のバス停の標識を見ると 『ガンガラ穴前』 とあります。どうやらこの近くに奇岩の名勝地があるようです。(帰宅後調べましたら、岬の突端にガンガラ穴があるようです。船でしか行けないのかな?)
美しい景色とそれを背景に走る列車。偶然にも私たちは絶景ポイントにいたようです。

ドライブを北の方向にしたのは、もしも採取できたならば『はまなすの実のジャム』を又、作ってみたい と思っていたからです。
c0084908_20571093.jpg
↑ 今年は夏の雨が少なかったせいか、時期がちょっと遅かったせいか 実は小さく数も少なくて‥‥それでもなんとか恵を戴いてきました。
そしてジャム造り。余力を残して帰宅したつもりでしたが‥‥4時間ほどかけてジャムは完成して‥‥ふぅ~っ。
c0084908_20573464.jpg
↑ もちろん今朝の食卓には、『はまなすの実のジャム』をトッピングしたヨーグルトがならびました。
ちょっと酸味があって濃い〜〜味、不思議に美味しいジャム。
また今年もいただくことができました。
自然の恵に感謝、感謝です。(haru)


さて今日は、「ひやおろし」をひと休みして‥‥
『睛田(せいでん)・純米吟醸 雄町55』です。
c0084908_20581010.jpg
出羽鶴『睛田』シリーズはこれまでに、6月に「純米吟醸 山田錦50」を、そして8月には「純米吟醸 吟の精55」をご紹介してきました。そして、今回ご紹介の『純米吟醸 雄町55』は、蔵からは6月の「山田錦50」と同時に出荷されていたのです。

しかし、その時点での唎酒で「もう少〜し寝かせた方が‥‥せっかくの雄町が勿体ない」という印象があったので購入をせず、「それで、品切れになったら‥‥仕方がないか」と半ばあきらめていたら、9月5日の「やまとしずく・呑みきり唎酒会」に出ているじゃあ〜りませんか。そして‥‥ほど良〜く熟成が進み、6月とは大違い。で、早速の入荷となった次第です。

岡山県産の雄町を50%精米し、秋田流花酵母(AK−1)使って小規模仕込みで醸造し、日本酒度:+2.0、酸度:1.7、アミノ酸度:0.9、アルコール分:16.2度というお酒に醸しあげています。もちろん、火入れは上槽直後の一回のみ。低温熟成させ出荷時に火入れをせずに、いわゆる「生詰め」状態で出荷され‥‥というのですから、こりゃ完全に「ひやおろし」ですね。

立ってくる香りは強くはなく、綺麗でベタつかず、スーッと通り、大吟クラスのように香り自体にキレがある。
口に含むと、6月に唎酒した時のようなフニャッとしたヤワな感じが消え、蔵の案内にもあったが 「雄町特有の凝縮された旨味」 が広って‥‥ウン、旨い!
それに、火入れを一回だけにして生酒の爽やかさを残しながら、その後の熟成で 「キメ細やかな味わい」 が保たれていて‥‥ウン、美味しい〜!

酒質にあまり変化がないはずの極低温で貯蔵していながら、たった二ケ月の熟成で、香味にこんなに厚みと奥行きを感じさせるようになるとは‥‥ん〜〜〜熟成って、ホントに微妙で大切な要素なんだなぁ。

これで、酒全体から滲み出てくるような力強さと、荒っぽいだけではないナイーブな野性味が加われば、雄町酒としては最高なんですがね。でも、出羽鶴の今の蔵人さん達の「雄町」初挑戦としては、(失礼ではありますが)先ずは合格、合格‥‥だと思いますよ〜ん。

ということで、価格は 1.8入り3,360円、720入り1,680円 。発売から二ヶ月が経って、このお酒の美味しさがジワジワと広がっているようで、いつ終売してもおかしくありません。どうぞ、お早めにお楽しみ下さるようお願い申しあげます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年9月〜10月の予定>
・09月14日(火) まんさくの花・呑みきり会
・09月19日()通常営業致します
・09月20日(敬老の日)通常営業致します
・09月23日(秋分の日)通常営業致します
・09月25日(土) “やまとしずく”酒米稲刈り体験会・詳細はお問い合わせ下さい
・09月26日(定休日
・10月03日(定休日
・10月10日(敬老の日)通常営業致します
・10月11日(体育の日)通常営業致します
・10月16日(土)臨時休業 「京都・吟醸ひやおろしを飲む会」に出席のため
・10月17日(定休日
・10月24日(定休日
・10月31日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-09-13 21:05 | 出羽鶴

まんさくの花・特純 吟の精仕込 ひやおろし(10.09.11 SAT.)


(日照時間・0分
秋雨前線と台風10号くずれの温帯低気圧の影響で、朝から降り始めた雨は強くなったり弱くなったり、夜になっても降り続いています。
つい先日のあの猛暑はすっかり陰をひそめ、最高気温は25度ほど。これで雨が止んでくれれば、爽やかな初秋の侯‥‥なんですけどねぇ。

さて、この蔵から二つ目の「ひやおろし」のご紹介‥‥
『まんさくの花・特別純米 吟の精仕込み ひやおろし』です。
c0084908_2093465.jpg
地元産の「吟の精」を「55%精米」、「協会10号酵母」を使い、日本酒度:+4.5、酸度:1.4、アミノ酸:1.3、アルコール分:16〜17度という酒に醸しあげ、一度だけ火入れをし、ひと夏をじっくりと熟成させて、出荷時には火入れをしない「生詰め」で出荷された「特別純米酒」なのですが‥‥蔵からの案内書には 『厳寒期に、(使用米・吟の精)(純米)吟醸レベル」まで磨きあげ、長期低温発酵で仕込み』 とありました。

ん〜〜一体、「特別純米酒」と「純米吟醸酒」との違いってなんでしょうか?
酒税法上は、「精米歩合70%以下の白米、米麹、水を原料として製造され、香味、色沢が良好なものを “純米酒” と呼ぶが、この内、精米歩合が60%以下のもの、また製造上に特別な工夫のあるものを “特別純米酒” と呼ぶ」とあります。
「精米歩合が60%以下」というのは分りますが、「製造上に特別な工夫」って、一体どんな工夫なんでしょう? 興味ありますね〜。 蔵からの案内書では分りませんが、飲んでみればきっと理解出来るのかもしれません。ということで、唎酒、唎酒‥‥。

米に由来する麹様の香り、少〜しアルコールの香り、そして奥の方からは仄かに吟醸香‥‥純米酒のような素朴さ一辺倒の香りでもなく、吟醸酒の華やかなものではないけれど、どことなく美味しそ〜な香りを漂わす。
口に含むと、その香りのままの味わいが口中に広がり、と同時に酸味がスーッと上がってくる。でも、その酸はジューシーで旨味があって、ウ〜〜酸っぱい! と感ずる前にスイッとキレて、そこはかとない甘味を残して、美味しい〜、もう一杯!

吟醸のような含み香で口当りが良く、綺麗な酸味で飲み易く、純米特有の米の旨味とコクで飲み厭きせず、それで価格は、1.8入り2,730円、720入り1,365円。ん〜〜まさに特別な「純米酒」であって、お求め易い「純米吟醸酒」‥‥これが、特別純米酒の「製造上の特別な工夫」をした結果なのかもしれません。
そして、この特別純米酒クラスの酒質がもっともっと充実し、価格ももう少しこなれてくると、愛飲家にとっては毎日の晩酌がもっと楽しいものになると思うんですけどねぇ。

蔵からの案内書には「数量限定800本」と大きく書かれていました。
どうぞ、お早めにお楽しみ下さるようお願い申しあげます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年9月〜10月の予定>
・09月12日(定休日
・09月14日(火) まんさくの花・呑みきり会
・09月19日()通常営業致します
・09月20日(敬老の日)通常営業致します
・09月23日(秋分の日)通常営業致します
・09月25日(土) “やまとしずく”酒米稲刈り体験会・詳細はお問い合わせ下さい
・09月26日(定休日
・10月03日(定休日
・10月10日(敬老の日)通常営業致します
・10月11日(体育の日)通常営業致します
・10月16日(土)臨時休業 「京都・吟醸ひやおろしを飲む会」に出席のため
・10月17日(定休日
・10月24日(定休日
・10月31日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-09-11 20:22 | まんさくの花