<   2010年 10月 ( 18 )   > この月の画像一覧

竿灯・ゆきの美人 純米 秋仕込み 生酒(10.10.31 SUN.)


(日照時間・0分
予報通りに朝からず~っと曇り空でしたが、風はまったく無いし、気温も18度近くまであがるしで予想以上に暖ったかな一日でした。

車で20分、太平山を望む植物園に今秋の紅葉の見納めに行ってきました。
終わりかけている山々の紅葉も、まだまだきれいだし‥‥↓
c0084908_1614138.jpg
キャンプ場脇のカエデやサクラの紅葉も見事でしたが‥‥↓
c0084908_16144723.jpg
芝生の上の落葉が創る自然の彩りの美しさには、ハッとさせられました。↓
c0084908_16152997.jpg
ん~~~なかなか足許の美しさには気がつかないものなんですよ、奥様。


ということで、日曜日ですが、今日のお酒は‥‥
『竿灯・ゆきの美人 純米 22BY秋仕込み一号搾り 無濾過生原酒』です。
c0084908_16161988.jpg
この蔵の昨年の「21BY秋仕込み一号搾り」では、「活性にごり酒」「無濾過生原酒」の二種類をご紹介しておりましたが、今年は、この『無濾過生原酒』のみのご紹介と致します。

というのも、新酒の濁り酒なんてまだまだ先のこの時期に、どこの蔵よりも早く「活性にごり」を楽しめるのは嬉しいんですが、どうも昨年は「活性力」が不安定だったからです。出荷時期によって活性したりしなかったり、瓶によっても、かなり吹いたり、プチッともこなかったりで、お客様からも結構クレームがありました。

そこで、今年は「活性にごり」を諦めて、『無濾過生原酒』のみにターゲットを絞っていたのですが、これが大成功‥‥非常~に、美味しいんですよ~。

麹米に山田錦、掛米に酒こまち、精米は各々60%。金沢酵母を使い、日本酒度:+3.0、酸度:1.9、アミノ酸度:0.9というお酒に醸しあげ、アルコール分:16.6度という無濾過生原酒で出荷されています。

平成22醸造年度(22BY)第1号の搾りたてということで、ちょっぴり感慨を覚えながら唎酒をしたのですが‥‥まぁ~ず、旨い! 流行りの言い方をすれば、「普通~に美味しい」んです。

新酒搾りたて生酒には、よく「搾りたてならではのフレッシュな香りと、ジューシーな米の旨味が口中に広がり‥‥」という定番のような蔵コメントを見ることがあります。でも、飲んでみると「え~? どこがフレッシュ~?  どこがジューシー~?」というようなお酒が結構ありますが、この『22BY秋仕込み一号搾り 無濾過生原酒』はホントにフレッシュで、ホントにジューシーな香りと味わい。そして、無濾過生原酒というだけあって、しっかりとしたコクと旨味で飲み応えもあり、ジューシーな酸味で鮮やかにキレて飲み飽きもなく、これで純米酒なの~? 純米吟醸でもいいんじゃない~? という美味しさなのです。

ん~~確か昨年の「21BY秋仕込み一号搾り」の酵母は「秋田酵母・No.12」でしたが、それが『22BY秋仕込み一号搾り』では『金沢酵母』に代えています。先にご紹介して大変に評価の高かった「純米吟醸 ひやおろし」も「秋田酵母・No.12」から「金沢酵母」に代えていたようだし‥‥しっかりとしたコクと旨味をもちながら、飲み口は極めて淡麗という「竿灯」が追い求める「竿灯」らしさを引出す「金沢酵母」‥‥本当に相性がいいんですね~。これからも、注目ですぞ。

価格は、1,8入り2,205円、720入り1,200円です。
小さい秋、小さい秋‥‥美味しい酒、見〜つけた〜。
是非、お早めにお楽しみ下さるようお願い申しあげます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年10月~11月の予定>
・10月31日(定休日
・11月01日(月)「刈穂・生酛純米 21BY 出羽の雫」発売
・11月03日(文化の日)通常営業致します
・11月07日(定休日
・11月14日(定休日
・11月21日(定休日
・11月23日(勤労感謝の日)通常営業致します
・11月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-10-31 16:18 | ゆきの美人

秋の空(10.10.30 SAT.)

c0084908_21144518.jpg
太平洋側は台風14号でかなり荒れているようですが、秋田は曇りがちながらも寒くはなく、湿度も低くカラッとして穏やかな一日でした。


さて、白岩焼「和兵衛窯」渡邊敏明さんの作陶展の一週間。最後の作品は‥‥
『Gregorian Chant 神の子羊』という、これも花器ですね。
c0084908_21151378.jpg
抽象芸術、シュールレアリズム、そして宗教‥‥200年以上の歴史を背負って、白岩焼は何処へ行こうとしているのか‥‥? 
とにかく、これからも様々な可能性に挑戦して、歴史を紡いでいってほしいものです。そして、毎日使っている飯茶碗を割ってしまっても、また買いに行こっ! と気安く思えるような器も、ず〜っと作り続けてほしいものです。

ということで、今週はず〜〜っと飲み続けていたので、今日は休肝日。また、明日ということに‥‥10月も、実質今日で終わり。明日の日曜日、あまり良い天気ではなさそうですが、紅葉の見納めにでも出かけてみようかな‥‥。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年10月〜11月の予定>
・10月31日(定休日
・11月01日(月)「刈穂・生酛純米 21BY 出羽の雫」発売
・11月03日(文化の日)通常営業致します
・11月07日(定休日
・11月14日(定休日
・11月21日(定休日
・11月23日(勤労感謝の日)通常営業致します
・11月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-10-30 21:17 | 秋田のいろいろ

天の戸・天黒 720ミリリットル 新発売!(10.10.29 FRI.)

ときどき
(日照時間・396分
風が少し冷たいけれど、ひがな一日お陽様が出て、気温も13〜14度、カラッとして気持のい〜い一日でした。台風14号の予想進路からもだいぶ離れているようだし、厳しい冬を前にして、一分でも一秒でも晴れてくれるとホントに嬉しいんですよね〜。

さて今週は、白岩焼「和兵衛窯」渡邊敏明さんの作陶展から‥‥
「ロスコの部屋」と題名のついた花器です。
c0084908_17254155.jpg
何が「ロスコ」なのか? こちらのホームページをご覧戴ければ、ご理解戴けると思いますので、是非ご参照下さい。
さて、こんな花器には、どんなお花を飾ればいいんでしょう。今なら、コスモス? ダリア? 大輪の菊? ん〜〜もしかして、全国いたる所で咲いている「セイタカアワダチソウ」なんて如何‥‥?


ということで、今日のお酒は新入荷ではないのですが、ようやくこのタイプも出してくれました‥‥
『天の戸・2008 黒麹仕込 純米原酒 [天黒] TENKURO』の『720ミリリットル瓶(四合瓶)』です。
c0084908_172641.jpg
お酒の内容やその香味については、5月15日の当ブログでご紹介しておりますので、是非クリックしてご照覧ください。

価格は、720ミリ入り1,760円。これまでも、『天黒』飲みたいけど、一升瓶じゃちょっとな〜‥‥という方が多かったのですが、この720ミリでもう問題なしですね。

一升瓶(3,150円)しか販売しないという天の戸さんに無理矢理お願いをして四合瓶に詰めて戴いたので、本数も僅か100本、当店入荷数はその半分ほどです。
急がずに販売してゆくつもりですが、お早めにお求め下さいますよう宜しくお願い申しあげます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年10月〜11月の予定>
・10月31日(定休日
・11月01日(月)「刈穂・生酛純米 21BY 出羽の雫」発売
・11月03日(文化の日)通常営業致します
・11月07日(定休日
・11月14日(定休日
・11月21日(定休日
・11月23日(勤労感謝の日)通常営業致します
・11月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-10-29 17:26 | 天の戸

春霞・純吟 美郷錦仕込み 一度火入れ(10.10.28 THR.)

いっとき
(日照時間・0分
ヒンヤリとした天気も三〜四日も続けば慣れたもので、そんなに寒い寒いと騒ぐこともありません。それに、暖房器具はもちろん衣類などもすっかり冬ヴァージョンに変わって、もう温々の生活です。でも、まだ10月。こんなに早くから安くもない灯油を焚かなければいけないなんて、北国の暮らしは大変。とはいえ、寒さと我慢比べをして風邪をひいて、この年寄り二人、肺炎にまでなって医者にかかることを考えれば、灯油代止む無し、というところかなぁ。

さて、今日の白岩焼「和兵衛窯」渡邊敏明さんの作品‥‥
「ANTIGRAVITY(反重力)」という、これは花器?
c0084908_22233824.jpg
海鼠釉の仄白さと仄青さが海の底のようでもあり、宇宙的でもあり、重力に逆らう力強いエネルギーを感じさせる、白岩焼の面白さですね。


ところで、今日のお酒は蔵でも終売近し‥‥
『春霞・純米吟醸 美郷錦仕込み 一度火入れ 瓶貯蔵』です。
c0084908_22255570.jpg
このお酒は5月にご紹介していますが、蔵から「そろそろ蔵在庫がなくなりますけど‥‥」と連絡がありましたので、21BYの終売前にもう一度皆さんに味わって戴こうと思い、こうして再度ご紹介を‥‥ということで、冷蔵瓶貯蔵とはいえ夏を越してどう変わっているのか、改めて唎酒をしてみました。

先ずは酒暦‥‥使用米:契約栽培の美郷錦、精米率:50%、使用酵母:9号系熊本酵母、日本酒度:+1.0、酸度:1.5、アミノ酸度:0.8、アルコール分:17.1度の無濾過原酒で出荷しています。

ん〜〜〜5月のとき以上に香りは落着いている。嫌みのない吟醸香がホンワカと立ってくる。口に含むと、火入れ直後のようなシュワシュワしたフレッシュ感はないけれど、妙な熟成っぽさというか古くささもなく、タップリとして濃密な味わい。口の中でコロコロと転がしてやると、5月にあった「南国の果実の様な含み香」は健在で、濃醇なことは濃醇だけど、トロ〜リとした味わいから少しサラリとした飲み口に変わっている。
そして、春先にはなかった軽〜いシブミやニガミが味わいに奥行きを作り、爽快な酸味があるわけでもないのにスーッとキレてゆき、お〜〜〜旨くなってるゥ、もう一杯!

それに、好悪がはっきりと分れる熊本酵母の酒特有のエステル香は、この数ヶ月の「熟成」というか「時間」のなかできれいに酒に溶込んだようで、それが酒のボディを豊かにし、芳醇さを増し、瀬戸内海から太平洋に出たようなタップリとした広がりが生まれ‥‥ん〜〜上手い表現ではないなぁ。でも、とにかく美味しくなっていることは間違いなし、です。

価格はもちろん変わりなく、1.8入り3,150円、720入り1575円
来季の生酒が出るまでは飲み継げるように在庫をしておりますが、それも僅かです。どうぞ、お早めにこの熟成の妙をお楽しみ下さるようお願い申しあげます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年10月〜11月の予定>
・10月31日(定休日
・11月01日(月)「刈穂・生酛純米 21BY 出羽の雫」発売
・11月03日(文化の日)通常営業致します
・11月07日(定休日
・11月14日(定休日
・11月21日(定休日
・11月23日(勤労感謝の日)通常営業致します
・11月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-10-28 22:31 | 春霞

阿櫻・特純 酒こまち 中取り 火入れ(10.10.27 WED.)

c0084908_2045736.jpg
写真は先週の日曜日、仙岩峠を超える時、トンネルを出て次のトンネルに入るほんの瞬間に、車の窓から撮った紅葉のはしりです。今週は冷たいシトシト雨が続いていますので、つぎの日曜日に行ってみても、もしかして枯れてしまっているかもしれません。北国の秋は短くてあっというまに雪の便りですね。
そして実りの秋のプレゼントが届きました。
c0084908_2052345.jpg
いつもより大粒の渋柿です。
今年は猛暑の夏に水分不足でか、実が青いまま随分落ちてしまったそうです。そのため、残った実はいつもの年より大きく育ったとのことです。
c0084908_205496.jpg
干し柿をつくりました。
奥に見えるオレンジ色が今日いただいた柿。そして手前の黒っぽいのが、一週間前にいただいて、完成間近かの干し柿です。白く粉をふくまで干した柿も魅力的ですが、甘さ控えめでレアーな出来の今頃が私は美味しいと思います。
食欲の秋。ぶどうも美味しいし、柿もりんごも‥‥あ~秋はどうしても太ってしまいます。ご馳走さまでした(haru)


さて、今日の「和兵窯」渡邊敏明さんの作品は、どこかシュールな形の一輪挿し‥‥
c0084908_2061984.jpg
「ブルトンの夢」という題名です。
ブルトンで誰? 現代ゲージツなどには全く疎いんですけど、海鼠釉でしっかりと “白岩” しているのがイイですねぇ。


ということで、本日のお酒は本日入荷したばかり‥‥
『阿櫻・特別純米 酒こまち仕込み 無濾過原酒 中取り限定品 火入れ』です。
c0084908_207269.jpg
長々しい酒名でこのお酒の成立ちはお分かりでしょうが、とりあえず酒暦を記しますと‥‥酒こまちを60%精米、協会901号(9号酵母の泡なし)酵母を使い、日本酒度:+3.0、酸度:1.8、アミノ酸度:1.0というお酒に醸しあげ、上槽の中取り部分を汲み分け、無濾過原酒「生」だけを出荷しているのですが‥‥一度火入れをした「秋あがり」も飲んでみたいなぁ、という我がままなリクエストに応えてくださり‥‥10日ほど前に照井杜氏さん自ら火入れ、火入れ後の唎酒もしっかりしてもらい、「大丈夫、美味しい!」というお墨付きを戴いて出荷されました。

正直、入荷本数は1.8入りのみ12本。ですから、昨日ご紹介した「新政・赤やまユ」同様に入荷数があまりにも少なく、勿体なくて唎酒などできません。ここは一つ、火入れ前の「無濾過『生』原酒 中取り限定品」を飲んだ時に感じた‥‥「濃醇タイプでありながらスムースな飲み口、爽やかな酸味でスーッとキレてゆく美味しさ」をそのままに、火入れをしたことで‥‥酒全体がキリッと引き締り、冷やでも常温でもぬる燗でもこの酒の旨味を存分に楽しめるお酒になって‥‥いること間違いなしだと思います。

価格は、1.8入りのみ2,600円。
是非、お早めにお求め下さいますようお願い申しあげます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年10月〜11月の予定>
・10月31日(定休日
・11月01日(月)「刈穂・生酛純米 21BY 出羽の雫」発売
・11月03日(文化の日)通常営業致します
・11月07日(定休日
・11月14日(定休日
・11月21日(定休日
・11月23日(勤労感謝の日)通常営業致します
・11月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-10-27 20:09 | 阿櫻

新政・やまユ 雄町 火入れ(通称・赤やまユ)(10.10.26 TUE.)

ときどき
(日照時間・0分
春先の強い南風が“春一番”だから、初冬の強い北風は“木枯らし一番”かと思ったら、木枯らしは1号というのだそうで、今日の秋田はまさに「木枯らし1号」が吹き荒れ、周りの山々には初雪が降りました。
北の風が12〜13メートル、気温はどんどん下がり6〜7度。日中もストーブが必要なほどで、つい先だってまで猛暑だ酷暑だと騒いでいたのに‥‥こうして、また一つ歳をとってゆくんですねぇ。

さて、今週は白岩焼「和兵衛窯」渡邊敏明さんの作品‥‥
今日は、「ゴルゴダの丘」という花瓶です。
c0084908_19324847.jpg

ということで、今日のお酒は、ホントに僅かの入荷‥‥
『新政・やまユの酒 雄町仕込み 火入れ(通称・赤やまユ)』です。
c0084908_19342825.jpg
岡山県産赤磐雄町を55%精米、協会六号酵母を使い、日本酒度:+2.0、酸度:1.4、アミノ酸度:1.1というお酒に醸しあげ、春先の上槽後には、アルコール分:16度代の無濾過原酒のまま瓶詰め火入れをして低温熟成。旨味が乗った頃合いを見計らって出荷されました。

唎酒しなければと思ったのですが、残念ながら出来ません。何故なら、入荷本数が余りにも少なくて、唎酒をするなんて勿体ない。一本でも多く皆さんに楽しんでもらわなければ‥‥ね。ここは、この酒のプロデューサーの佐藤祐輔専務のコメントで勘弁してもらいましょう。

『赤やまユは、平成21酒蔵年度に生み出した純米吟醸の中でも最も風格があり、食中酒としても完成度が高いお酒で‥‥雄町米の味の深みと、六号酵母が醸し出す凛とした酒の骨格が絶妙な味のバランスを達成して‥‥』 いるということですが‥‥そういえば、先日の京都の「六蔵の吟醸ひやおろしの会」にも出品されていて、全16銘柄のなかでも結構早めに飲み干されていました。
きっと皆さん、食べながらのお酒として評価してくださったからでしょうね。

以上のように、祐輔専務のコメントと京都の会での皆さんの反応からして、美味しいことは絶対に間違いないと思いますので、是非どうぞ! と、お勧めしたいところですが、蔵からの別の案内では‥‥
『発売前から品薄欠品がおこり、大変ご迷惑をおかけしています。やまユは実験作としてのサンプル的製品の枠を出ていないため生産量が少ない‥‥それは、(佐藤祐輔の)個人的な興味や、主張したいことをお酒というツールで自由に表現させて戴いている‥‥このお酒の性格を尊重したく、大幅な増産は行うことができず‥‥今しばらくは、暖かい目で見ていただきたく‥‥』 とありました。

ということで、当店への入荷量も極々僅か、早い者勝ちで品切れご免とさせて戴くしかありません。
価格は、1.8入り3,300円、720入り1,650円。これだけのスペックと美味しさをもちながら、この価格なら絶対にお得だと思いますけれど、何せ、本数が極僅かです。
どうぞ、お早めにお楽しみ下さるようお願い申しあげます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年10月〜11月の予定>
・10月31日(定休日
・11月01日(月)「刈穂・生酛純米 21BY 出羽の雫」発売
・11月03日(文化の日)通常営業致します
・11月07日(定休日
・11月14日(定休日
・11月21日(定休日
・11月23日(勤労感謝の日)通常営業致します
・11月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-10-26 19:39 | 新政

まんさくの花・純米大吟醸 愛山酒(10.10.25.MON.)

のち
(日照時間・0分
c0084908_20545669.jpg
角館町の「白岩焼」和兵衛窯(わへいがま)のご主人、渡邊敏明さんの作陶展に出かけてきました。

白岩焼は楢岡焼と並ぶ古い窯で、浸し掛けされた海鼠釉(なまこゆう)が特徴の、素朴で無骨だけれど奥ゆかしさと品格を感じさせ、昔の秋田の暮らしを想像させるような日常よく使われてきた焼物です。

渡邊さんもいつもは茶碗や皿や花器が作陶の中心で、我が家でも湯飲みや飯茶碗など少しですが、日ごろから使っています。
でも今回は、渡邊さんが還暦という節目を迎えて、工芸的なものよりも芸術的なものに軸足を置いたということで、けっこうシュールな作品が主で、感覚的にもお勘定的(?)にもちょっと手が出ませんでした。
それでも、還暦を迎えてもなお若々しく、「白岩焼」の未知の可能性を探求する渡邊さんの作家魂を垣間みるような、面白い作品ばかりでしたよ〜。
その一つ、「六つの水滴と二つの硯」。
c0084908_2163297.jpg
ということで、ご紹介するお酒も前衛的‥‥そんなことはありません。
『まんさくの花・純米大吟醸 愛山(あいやま)酒』です。
c0084908_217347.jpg
先ず、酒米『愛山』については「雪の茅舍・愛山 無濾過生原酒」で詳しく ご紹介していますので、是非そちらをご参照くださるようお願い致します。

さて、まんさくの花からは昨年も「愛山酒」というお酒が出荷されていました。しかし、昨年のは、「愛山酒」とはいっても愛山米を100%使ったのではなく、総米の20%の麹米に山田錦を使い、残りの80%の掛米として愛山米を使ったお酒だったのです。

どういう理由で麹米に山田錦を使ったのか‥‥全てを愛山米で仕込むにはお米が少なかったのか、麹に山田錦を使うことでしっかりとお酒の土台を造りたかったのか‥‥判りません。それに、複数の米を使いながらも美味しいお酒だったのでノープロブレムでしたが、本当に貴重で特別な米「愛山米」。是非とも、100%愛山米の「まんさくの花・愛山酒」を飲んでみたい! と、皆さん思っていたのではないでしょうか。
そんな声が蔵まで聞こえていったのか? 何と、今年の『まんさくの花・愛山酒』は、麹も掛米も待望の100%「愛山米」‥‥文字通りの『愛山酒』になりました。

48%精米の兵庫県産愛山を、いい香りを引出す自社酵母Bを使い、日本酒度:+1.5、酸度:1.5、アミノ酸度:0.9というお酒に醸しあげ、アルコール度:17〜18度という、無濾過生詰原酒で出荷されています。

開栓をしてグラスに注ぐと、お〜〜さすがに香りの自社酵母B、フォワ〜〜ンといい香りが上がってきます。口に含めばその香りと一緒に、米の甘味というか酒本来の甘味というか、「甘露、甘露‥‥」といいたくなるほどにきれいな甘味が広がって‥‥ん〜〜旨い!
それに、その甘味=旨味の裏側にはしっかりと酸味が貼り付いていて、ベターっと甘さが残らずにスイッとキレてゆく。だから、後から酸が湧出てくるタイプではなく、甘味と酸味を同時に味わうような、甘い〜〜酸っぱい、甘い〜〜酸っぱい‥‥‥というように、ひと口、ひと口で複雑な味わいを楽しめる。

しかも、香り、味わいの全てがきれいで、何処にも障らずにスイスイと飲め、その点では、純米大吟醸らしい重厚さとは無縁かも。しかし、これこそが100%『愛山米』の『愛山酒』なのかもしれない‥‥と思って、喉に落として余韻を楽しんでいたら、エッ! ムクッ、ムクッと後から旨味が湧き上がってくるではあ〜りませんか‥‥やっぱり、ただただ軽いだけのお酒ではない、100%「愛山米」の『愛山酒』なんだなぁ〜。

価格は、1.8入り3,990円、720入り2,100円です。
チラッと聞いたかなり確かな噂話では、蔵では来季も「愛山酒」を仕込む予定だけれど、どうも100%「愛山米」ではないらしい‥‥? とすれば、今の秋田で100%「愛山米」の酒を造っている蔵は他にないはずだし、これが最後の100%「愛山米」の「愛山酒」になる‥‥かもしれません。そして、蔵からの案内には「1.8換算で限定300本」の極々限定とありました。
是非とも、お早めにお楽しみ下さるようお願い申しあげます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年10月〜11月の予定>
・10月31日(定休日
・11月01日(月)「刈穂・生酛純米 21BY 出羽の雫」発売
・11月03日(文化の日)通常営業致します
・11月07日(定休日
・11月14日(定休日
・11月21日(定休日
・11月23日(勤労感謝の日)通常営業致します
・11月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-10-25 21:14 | まんさくの花

ホトトギス(10.10.22.FRI)


(日照時間・624分
ほととぎすといえば、和歌では田植え時を教えてくれる夏告げ鳥として詠われていますが、この鳥の胸羽の紫の斑点がそっくりなので、その名がついたのがホトトギス(草)です。
写真は何種類かある中のタイワンホトトギスのようです。(↓)
c0084908_21183831.jpg
我が家の後、旭川沿いのコンクリートの敷地に増え続けています。
最初は、殺風景なコンクリートに一輪の花があったら‥‥と、コンクリートの上に5〜6センチの表土を盛って、緑の葉と紫色の小さな花が楚々と咲くのを想像していました。ところが2〜3年で、私が想い描いた『程々』をはるかに超えて、根を張り巡らしてしまいました。近くにあった松葉ボタンやきんぎょ草を呑み込み、まるで陣地を徐々に拡大していく軍団のようです。

西洋タンポポ、ハルジオン、ヒメジオン、アワダチソウ、それに水草類でも‥‥外来植物のうちでも『要注意外来植物』に入るものは繁殖力が強く、いつの間にか日本古来の植物たちが席巻凌駕されていたという話をよく耳にしますが、まさにこの状態をいうのですね。

グローバル化の波にのって、いろいろなものが日本に入ってきている今、品種改良の新種をふくめると、気がついたら見知らぬ植物が当たり前のように身の回りに溢れています。それだけならば、丈夫でいい、新種で珍しいなどと言っていられますが、それを通り越して、二者択一で日本古来のものが消えて行くのであれば「グローバル化ちょっと待った!」といいたいです。

秋の七草を詠みこんだ山上憶良の和歌‥‥

   はぎのはな 尾花 くず花 なでしこの花
       おみなえし 又ふじばかま あさがおの花

ここに出てくる「おみなえし」や「河原なでしこ」は、自然の中で目にすることが随分少なくなりました。千年以上も前にうたわれた美しいこの和歌が、これからも実際に花を愛でることができ、より身近に感じられるように願わずにはいられません。

タイワンホトトギスはこれ以上増えないように充分管理するつもりです。そして、来年は幼い頃身近にあった松葉ボタンやほうせんかを植えてみようと思っています。コスモスもいいですね。(昔から慣れ親しんでいますが、これらももともとは外来種なんですけれどね‥‥)  (haru)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年10月~11月の予定>
・10月24日(定休日
・10月31日(定休日
・11月01日(月)「刈穂・生酛純米 21BY 出羽の雫」発売
・11月03日(文化の日)通常営業致します
・11月07日(定休日
・11月14日(定休日
・11月21日(定休日
・11月23日(勤労感謝の日)通常営業致します
・11月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-10-22 21:19 | 秋田のいろいろ

『平城遷都1300年』天平文化に触れる(10.10.19.TUE)


(日照時間・624分
16日の「京都・吟醸ひやおろしを楽しむ会」も大盛会で終える事ができましたが、心配していた風邪ひきの咳は、ここ一番という時には見事に治まってなんとか無事お役目を勤めることができました。
京都は天候にも恵まれ、六蔵の蔵元さんが勢揃い、美味しいお酒と料理のコラボと盛りだくさんで、皆さんニコニコ顔‥‥そんなお顔を拝顔させて戴くうちにあっというまに時間が過ぎ、咳き込むこともなく会はお開きに‥‥ホッとしました。勿論、病院処方の4種類の飲み薬とうがい薬、そして、あの自家製のカリン酒のお陰もありますが‥‥。
そんなことで、半分諦めていた17日の奈良行きも予定通り叶い、欲張りな連休となりました。

まずは夫が一番に希望していた、奈良東大寺の大仏さまに会いにいきました。
↓ 東大寺の広い敷地全体、鹿をふくめて世界遺産です。
c0084908_19435685.jpg
なにやら賑々しい様子。南大門に近づいてみると10月17日『光明皇后1250年御遠忌法要』とあります。前日のさだまさしコンサートに引続きなにかあるようです。どでかい南大門をくぐると(↓)
c0084908_2004964.jpg
五色の幕に飾られた、大仏さまのおわす超弩級の金堂が。(↓)
c0084908_19451942.jpg
大仏さまの正面には、東大寺建立の詔を発し、自身も土木作業に参加し力を尽くしたといわれる聖武天皇と、天皇への御物を正倉院に納め、良い状態で今日まで保存を可能にした立役者光明皇后の肖像画(↓)
c0084908_1946885.jpg
第一印象やっぱり大きい!!この大きさは権力の大きさでもあるんですね (↓)
c0084908_19463991.jpg
創建当初そのままの蓮の花の台座。線刻の優しいお顔が参詣者を見守ってくださっているようです。(↓)
c0084908_19514691.jpg
修学旅行生や若い観光客の発する雑音の中、ずいぶん長い時間手を合わせている青年がいました。どう見ても、日本人ではない‥‥?(↓)
c0084908_19521859.jpg
いろいろな角度から大仏さまのご尊顔を充分に拝して、本日のメインの大仏殿を後にしました。
そして、今度は私がお会いしたかった四天王・広目天のおわす東大寺戒壇堂へ。(↓)
c0084908_19525120.jpg
10年の苦難を乗り越え来日された唐僧・鑑真和上が、聖武天皇、光明皇后をはじめ何百人もの人たちに『戒』を授けられた東大寺戒壇堂。
中は撮影禁止のため、あこがれの広目天さまの、眉根をひそめ口をへの字にむすんだ凛々しいお顔と、踏みつけられ歪んだ表情の足元の邪鬼の顔との対比がご紹介できないのが残念です!

東大寺の敷地は広大で一日では廻りきれないかもしれません。帰りの時間を気にしながら、正倉院を横目にし、お水取りで有名な二月堂を見学して予定の観光を終わらせ、帰路につきました。(↓)
c0084908_19532147.jpg
平城遷都1300年の今年、思いがけず天平文化に少しだけ触れることができました。京都も奈良もさすが奥が深~いですね。(haru)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年10月~11月の予定>
・10月24日(定休日
・10月31日(定休日
・11月01日(月)「刈穂・生酛純米 21BY 出羽の雫」発売
・11月03日(文化の日)通常営業致します
・11月07日(定休日
・11月14日(定休日
・11月21日(定休日
・11月23日(勤労感謝の日)通常営業致します
・11月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-10-19 19:55 | 秋田のいろいろ

京都・吟醸ひやおろしを楽しむ会(10.10.18 MON.)


(日照時間・624分
16日、17日と連休させて戴き、恒例行事となりました「京都・吟醸ひやおろしを楽しむ会」のお手伝いのため、夫婦で出かけてまいりました。

この会も今年で6回目。これまでは、一つの蔵のお酒を飲み尽くすことを楽しみにやってきましたが‥‥
・第1回 「天の戸」の会
・第2回 「刈穂」の会
第3回 「まんさくの花」の会
第4回 「天の戸・再び」の会
第5回 「まんさくの花・不死鳥」の会
 
そこで今回はちょっと趣向を変え、一つではなく六つの蔵のお酒を飲み比べ。正確には、秋田の五つの蔵と山形の一つの蔵、都合六蔵の「吟醸ひやおろし」の比べ飲みを楽しみましょうと企画したのです。
c0084908_21144112.jpg
会場は例年のように、銀閣寺参道入口にある国指定名勝・橋本関雪記念館内の「白沙村荘」。

そして、無理なこととは思いながら、お酒を出品戴いた各蔵にもご出席をお誘いしましたところ、何と、すべての御蔵から出席! というご返事。驚くやら、嬉しいやら‥‥
c0084908_21151246.jpg
出品戴いたお酒は‥‥

c0084908_21154486.jpg天の戸(横手市) 様


c0084908_21293717.jpg
新政(秋田市) 様


c0084908_21164189.jpg刈穂(大仙市) 様


c0084908_21171216.jpg由利正宗(由利本荘市) 様


c0084908_21174774.jpgまんさくの花(横手市) 様


c0084908_21181377.jpgそして、山形県の
上喜元(酒田市) 様


どこの御蔵のお酒も心に染み入るような美味しさで‥‥
c0084908_21184527.jpg
飲むほどに、酔うほどに会場は和やかになって、益々お酒がすすみ、たっぷりと用意したはずのお酒が足りなくなるのではという心配も‥‥でも、さすが雅な都の皆々様。普段なら「なかなか飲めない」このようなお飲物(↓)で、きちんと酔いを締めくくっておりました。
c0084908_21262518.jpg
‥‥ん〜〜本当に楽しく、和やかな会でした。

京都ばかりではなく、関西はもちろん、関東や中部、私ども同様に秋田からもたくさんの方々にお出で戴き、そして、造りを前にしてお忙しい蔵元の皆様にもお出で戴き、何とも素晴らしい会を催すことができました。
誠にありがとうございました。心から御礼を申しあげます。

さ〜て、来年はどんな会になるのでしょう? 今から楽しみですネ〜。
そして、来年は貴方もご出席‥‥心からお待ち申しあげております。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年10月〜11月の予定>
・10月24日(定休日
・10月31日(定休日
・11月01日(月)「刈穂・生酛純米 21BY 出羽の雫」発売
・11月03日(文化の日)通常営業致します
・11月07日(定休日
・11月14日(定休日
・11月21日(定休日
・11月23日(勤労感謝の日)通常営業致します
・11月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-10-18 21:29 | 秋田のいろいろ