如月一日、桜咲く。

 日本で1月の平年気温を最も上回った、つまり最も暖冬の1月だった町は秋田市、と報道されていました。なにしろ、梅を通り越して桜が咲いちゃったんですから?・・・実は、去年の11月に咲いたのがそのまま花を落とさなかったらしいのです。
 今日の秋田市はしばらく続いた暖かさからひと晩で寒くなり、朝から吹雪模様。桜は首をすくめるように、寒そうに風に揺れていました。
 それにしても去年から枯れなかったなんて、イヤハヤ驚きです。
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 俳句の季語で春告草といえば梅、春告鳥は鶯です。では、春告酒は? そんな季語はありません。でも、未だに新酒といえば秋としている俳句の世界に、春告酒なんてあってもいいですよね。もちろん、新酒の生酒や新酒濁り酒のことです。
 そんな春告酒にピッタリの酒と言えば「春霞」かな。しかも「純米吟醸うすにごり・霞」。その名の通り、春の暖かさで生ずる霞を見るごとく、ひと口飲めばまさに春宵一刻値千金・・なんてね。
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# by nbhkkry20 | 2007-02-01 17:59 | 秋田のいろいろ

ど根性・・・

 気圧配置が冬型にならず、日曜からの好天が続いています。裏の旭川の河岸の遊歩道を1キロばかり下って、振り返るとビルのず〜〜っと向こうに太平山が見えるのです。山は、もう春のような景色でした。
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 バッケ(ふきのとう)はおろか、タンポポまで咲き出したと新聞にありました。散歩の途中、タンポポはなかったけれど、官庁街のビルの花壇に、紫色も鮮やかな小さな花を見つけました。スミレでもなし、きっと外国からの花でしょうね。
 雪が積もればひとたまりもないはずが、暖冬で花を落とす時期を逃してしまったようです。いつもの厳しい寒さの中でも咲いていたら「ど根性・・・」なんて話題になったかもしれません。でも、この暖かさでは「根性がなくても咲けるだろう?」と誰にも気づいてもらえないようでした。
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# by nbhkkry20 | 2007-01-30 16:02 | 秋田のいろいろ

これでは、あんまり。

 今日の日曜日、秋田は午前中から雨のち雪という天気予報でしたが、まったく降る気配なし。朝から夕方まで快晴、風もなく気温は5度くらいですから本当に暖かな一日でした。
 会話の中で、天気の話になれば「こんたもんで終わるわげねやな〜」という言葉が、必ずどちらかの口からでてきます。「こんな暖かさと雪の少なさで、秋田の冬が終わるわけがない。きっと、ドカッと降るはずだ」ということですが、それほど雪が降りません。
 あまりの好天に日曜日の買い物を午後に回して、午前中は図書館まで片道2キロほどの散歩にしました。途中、いつもは雪で埋もれる市営球場の周りでは早くもキャッチボール。1月下旬でこんな光景が見られるなんて、あんまりというものです。
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 県庁前の駐車場を雪除けする「除雪ブル」も、しばら〜〜〜く前から1センチも動かず、錆び付くばかりです。
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 佐竹城跡のお堀には凍りが張っていましたが、午後にはすっかり融けてしまうでしょうね、こんな薄さでは。
 今から50年以上前、このお堀に厚い氷が張って私たちガキどもの絶好のスケートリンクだったのです。
 岸側の氷を割って、地面の熱が氷に伝わらないようにしていました。当時のスケートといえば、長クツスケート。エッジなんてほんの形ばかりでしたから、急ブレーキが効きません。カーブを曲がりきれずに、氷と岸との裂け目に落ちる子が続出して、結局、スケートリックは閉鎖してしまいました。でも、この半世紀の温暖化で、早晩リンクは閉鎖になったことでしょうね。
 その薄〜い氷に快晴の青空が写っていて・・こんなんでいいのかなあ。
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# by nbhkkry20 | 2007-01-28 18:19 | 秋田のいろいろ

暖冬の年の酒造り

 大晦日以来の更新で、こんな更新頻度では忘れられてしまいそう。まあ、本当に忘れられないように何とか頑張ります。
 ということで一月も下旬、酒蔵では出品酒や大吟醸を仕込む時期。そんな時期に気が引けるのですが、ただ見ているだけという約束で、今年も蔵に最大の緊張感が漲る時期を選んで蔵を訪ねました。
 この冬は、昨年の大雪とうって変わって積雪ゼロ、真冬日が一日もない暖冬で、酒造りにも影響が・・・と思っていましたがそれほどでもなく、どこの蔵でも順調に新酒が出来上がっていました。
 醪の最高温度をより低く抑えて仕込む秋田の酒造りでは、この暖かさで例年にも増して醪の温度に気を使います。
 サーマルタンクや冷水ジャケット付きタンクなど、醪温度調節には様々な方法がありますが、下の写真はその一つ「冷水機」と呼ばれています。片方の管から冷水を入れて片方の管に流しながら品温調節をするのです。
 サーマルもジャケットも醪に直接触れないで温度調節をしますが、この冷水機は醪の中に直接差し入れて使います。オートバイの剥き出しのラジエーターみたいで、手造り感を感じさせて好きですね〜。
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# by nbhkkry20 | 2007-01-25 19:52

大晦日

 12月6日以来の更新、大晦日になってしまいました。
 先月末にパソコンが完全にダウンしてパソコン本体を買い替えて、毎日でもブログの更新するぞ! なんて思っていましたが、やはり超繁忙期の師走でした。結局、ホワイトエグゼンプションもなんのその、日曜定休の原則も守れず12月は完全な休みはなしという忙しさ。そうなると還暦過ぎた私たち二人、寄る年波には勝てません。肉体的にも、気力的にもブログの更新まで手が回らなかったというのが本音です。誠に申しわけありませんでした。
 とはいえ、忙しかった〜というのはたくさんの皆様からお酒のご注文を戴いたということ、日本酒不況の中でこれほど嬉しいことはありません。心から感謝申しあげる次第です。
 12月の忙しさは、それまでの11ヶ月の営業活動の成果なのだ、と以前どこかの研修会で聞いたことがあります。その通りだと思います。何だ、ホームページの更新もしないでその通りなどと言えるか! とお叱りを受けそうですが、そんなことも許して下さって秋田のお酒を飲んで下さった皆様の優しさ・・・本当に、本当にありがとうございました。
 だからといって、その優しさに甘えてばかりもいられません。明日から始まる新しい11ヶ月は、今年以上に多くの秋田の情報を、機を逃さずにお伝えするようにしなければと思っています。
 ということで、皆様も、いつまでも秋田のお酒を楽しむことができるよう、お身体を大切に良い年をお迎えください。
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# by nbhkkry20 | 2006-12-31 17:07 | 秋田のいろいろ