☃後☁時々☀(日照時間・162分)
天気予報に、明日から三日ほどお日様マークが出ました。その前ぶれか、今日も時々青空が広がり、日中の気温は2度を超えなかったけれど、ここ数日のドカ雪も融け始めホッとした一日でした。 写真は、そんなノンビリ気分で歩いていて出会った猫。どこか挑戦的で、ちょっと足を止めたら猛スピードで階段を降りてきて、ニャ〜ゴォ〜。野良にしては、栄養が行き渡っているような姿形。もしかして、この家の番猫かな。 さて今日は、土曜日のブログでお約束していた、あっという間に入荷第一陣が売切れてしまったお酒、『刈穂・山廃純米 生原酒 番外品 滓』の、改めての唎酒報告です。 造り仕様も、仕上がった数字も昨年と同じようなのですが、唎酒したその第一印象は「おぉっ、去年のより旨味がある〜〜」‥‥芳醇な香りを求めて開発されたKSP酵母にも慣れて、香味共に滑らかで、スッキリとした辛口。その上、旨味が口中にジュワジュワッと広がり、喉に旨味=甘味がスーッと落ち行く心地よさ。 生原酒特有の荒々しさはあるけれど、滓が絡んでソフトな口当り。アルコール度が高いのですぐに酔っぱらっちゃうのが心配だけど、キレが良いだけに何杯も飲みたくなる、そういう美味しさなのです。 +21という数字だけをみれば、非常にキワモノ的なお酒を想像します。しかし、少しでも旨い酒にしようとして、毎年のように何かの工夫を重ねる刈穂の取組みをみれば、決してそんなことはありません。超辛口を越えた極辛口でも、決して旨味を忘れない、あくまでも美味しい酒を造りたいという気持が充分に汲み取れる、今年の『番外品・滓がらみ』です。 また生原酒という酒質から、冬だけのお酒かと思われがちですが、そんなことはありません。肌寒い春先にはお湯で割ってお燗酒代わり、梅雨から夏にかけてはオンザロックや水割りで暑気払い、と長い期間楽しめるお酒です。それに、刈穂独特の熟成型のお酒ですから、日が経つにつれ旨味が増してゆくこと請け合い。在庫ある限り、愛飲戴ける『番外品・滓がらみ』です。 価格は、蔵からは値上げしたいという意向も伝わってきましたが、そこはそれ、何とかかんとか云々‥‥‥昨年と同じ、1.8入り2,940円と変わらず、嬉しいことです。 なお、昨年は“番外品・滓あり&滓なし”と二種類をご紹介しましたが、今年はとりあえず『滓がらみ』だけ。“滓なし”につきましては、後日の報告ということで‥‥。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <1月〜3月の行事予定> ・ 2月01日(日) 定休日 ・ 2月07日(土) 酣々塾・秋田市内の「酒蔵」散歩 ・ 2月08日(日) 定休日・天の戸の蔵開放日 ・ 2月15日(日) 秋田の日本酒を 地産地消で おいしくいただく会 ・ 2月25日(日) 定休日 ・ 3月02日(日) 定休日・やまとしずく醸造研修会 ・ 3月19日(木) 県酒造組合主催・究極の日本酒を味わう会 (詳細は県酒造組合のホームページで)
by nbhkkry20
| 2009-01-27 22:00
| 刈穂
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