まんさくの花・MK−X2009(09-04-24 FRI.)

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  まだ肌寒さが残っているけれど、朝方から快晴で気持良し。散り始めた桜が、この青空で鮮やかさを蘇らせたようで、やっぱり桜の背景は青空だなぁ、うん。
  24日と25日は、八橋(やばせ)にある菅原神社の天神祭りです。今日24日は宵宮、梅の花は終わっていましたが、白い幟、薄紅色の桜、そして空の青‥‥ホントに春のお祭りらしくていいですねぇ。
  天神さんは、秋田では「おでんつぁん」として親しまれ、明治時代には小学生たちが先生に引率されて参詣を行ったり、お祭りにはたいそう賑わったということです。
  そして各家庭では、ここ八橋で作られる八橋人形の天神人形を飾ってお奉りしたということですが、我が家の古ぼけた天神人形‥‥女房が秋田に来て35年、彼女の発案で初めて店先に飾ってみました。
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  天神さんにまつわるお酒といえば「梅酒」となるかもしれませんが、それとはまったく関係なく、今日ご紹介するのは‥‥
  『まんさくの花・純米吟醸生詰原酒 MK−X2009』です。
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  よく言われますが、カルバンクライン‥‥? い〜〜え、違います。「Maんさく Ko母 X」「まんさく 酵母 X」。つまり、4年前からチャレンジしている「まんさくの自社酵母」を使っての仕込み、それを「MK−X」と呼んでいるのです。そして、今年は2009年。

  50%精米の美山錦で総米900キロの小仕込み、数ある自社酵母の中から社長と杜氏が一押しする酵母を使い、日本酒度+1.0、酸度1.3、アルコール度16〜17度というお酒に醸しあげ、一度火入れの生詰め原酒で出荷した純米吟醸です。

  蔵では“穏やかな香り”とコメントしていますが、い〜〜え、けっこう艶やかな香り。でも、生酒とは違い一度火入れをしているので、いつまでも強く残ることはない。口に含むと、気持よく消えてゆく香りの代わりに、蔵独特の密度の濃い旨味が口中を満たし、う〜〜旨い! かといって、これもイジイジと口中に残らず、上品に穏やか〜にキレる。だから、う〜〜もう一杯! と、なるんですねぇ。総じていえば、ちょっと重めの濃醇派なのに、軽〜く飲ませる‥‥? そういう意味では、酒質は去年より確実にアップしているなぁ。

  それに、価格は1.8入り3,150円、720入り1500円。嬉しいことに昨年と同じですが、上記のように酒質がアップしたことを考えれば、これもコストパフォーマンスは良し、ということだと思いますよ〜。

  ところでこの変なラベル、1.8入りと720入りとでは少〜し違うんですよ。何処が?って、お買いになってみれば一目瞭然‥‥この違い、蔵からは何の説明もなかったけどなぁ。どうしたんだろう?
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<4月〜6月の行事予定> 
・ 4月26日() 定休日       
・ 4月29日(昭和の日) 通常営業致します
・ 5月03日(日・憲法記念日) 通常営業致します
・ 5月04日(みどりの日) 通常営業致します
・ 5月05日(こどもの日) 通常営業致します
・ 5月06日(振替休日) 臨時休業致します
・ 5月10日() 定休日       
・ 5月17日() 定休日       
・ 5月24日() 定休日       
・ 5月27日(水) 全国新酒鑑評会・製造技術研究会 (於・東広島市)
・ 6月17日(水) 全国新酒鑑評会・公開唎酒会&日本酒フェア(於・東京池袋)
by nbhkkry20 | 2009-04-24 20:40 | まんさくの花
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