白瀑・純吟 山本 無圧荒走り 生原酒(10-01-15 FRI.)

☃時々ほんの僅かにで、もの凄く寒い!(日照時間・36分
時々休みながらも雪は降り続き、低い気温も昨日のまま。今日もまた、一日中氷点下で真冬日の寒〜い一日でした。
予報では月曜日からお日様マークが三つも並んでますが、それを見るだけでもホッとします。どうぞ、予報が当たりますように、パンパン、と柏手。
でも、今年は暖冬だなんて予想した気象庁の予報では、やっぱり外れるかなぁ‥‥。

そんな荒天の真冬日ですが、こちらは外れはないですよ〜‥‥
『白瀑・純米吟醸 山本 無圧荒走り 生原酒』です。
白瀑・純吟 山本 無圧荒走り 生原酒(10-01-15 FRI.)_c0084908_2102314.jpg
ご存知、白瀑の最人気商品『山本』。ず〜〜っと品切れしていましたが、お待たせ致しました。
平均精米53%の酒こまちを秋田酵母No.12を使い、今年は日本酒度:+1.0、酸度:2.0、アミノ酸度:0.9、アルコール分:16.6度というお酒に醸しあげ、新酒第一弾は『無圧荒走り』での出荷です。

昨日の「まんさくの花・ 荒・中・責」でもお伝えしましたが、「荒走り」も「責め取り」も、1本のタンクからそれほど多くは取ることができません。そのため、この『無圧荒走り』も、3本の『純吟 山本』のモロミをたて続けに搾って、ようやく540本ほどの『荒走り』を取ることができたようです。かなり貴重な『無圧荒走り』ですねぇ。

蔵の杜氏の山本友文さんによると、「今年の山本は、モロミの前半に暖かい日が続いたため、通常よりも酸が高く(2.0)なってしまいましたが、アミノ酸は低く抑えた(0.9)ので、キレのある風味に仕上がり‥‥」と書いていますが、ん〜〜まさに、その通り!

荒走りの名の通り、モヤモヤ〜っとした「滓」がからみ、たった今搾ったばかりのよう。冷た〜い状態での唎酒なので、強い吟醸香は立ってこないけれど、イヤミも変わったところもない、呑み心を誘うようなフレッシュ&フルーティな新酒の香りだ。
口に入れると、山本さんのいう通り、2.0という高い酸が逆に新鮮さを際立たせ、単調になりがちな生原酒を複雑な味わいにして、それでも綺麗さと透明感を失わず、最後にはスパッとキレて、もう一杯!
ん〜〜もっと低い酸度でも「酸っぱい!」という酒があるのに、こんなに高い酸でも酸っぱくないし、旨いねぇ。不思議なもんです。

待ちに待った『山本』だったので、酒屋さんにお知らせしたら、あっという間に蔵では完売したとのこと。あとは、酒屋さんの冷蔵庫の中だけ。当店でも、本日入荷したばりですが、どうも動きは速そうです。
そして、次に出荷予定の「山本 中取り 生原酒」までは少し時間があります。
どうぞ、先ずはこの『無圧荒走り』の「酸度が高いけど酸っぱくない」美味しさを、是非お試し下さるようお願い申しあげます。価格は、1.8入りのみ3,200円です。

ということですが、ちょっと遅い正月休みということで、1月16日(土)、17日(日)は連休させて戴きます。
ご不便をおかけ致しますが、『山本 無圧荒走り 生原酒』のご注文、お問合せは18日(月)の午後からお受け致しますので、宜しくお願い申しあげます。
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<2010年1月〜2月の予定>                    
・01月16日(土)都合によりお休み致します
・01月17日(定休日
・01月18日(月)都合により午後1時から営業致します
・01月24日(定休日
・01月31日(定休日
・02月06日(土)酣々塾の蔵巡りのためお休み致します
・02月07日(定休日
・02月11日(建国記念の日)通常営業致します
・02月14日(定休日
・02月21日(定休日
・02月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-01-15 21:04 | 白瀑
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