天の戸・二つの‥‥純米 醇辛 生酒(10-02-02 TUE.)

日照時間・12分
予報通りに真冬日、ず〜〜っと氷点下で寒いっ! 夕方からは風も強まり、外に晒されている顔、耳、手、どこも刺されるように痛い、寒いっ! そんな一日でしたが、どうしたわけか、この冬の秋田の海沿いは雪があまり降りません。その点、助かっていますけれど‥‥今朝の関東地方は、かなり降ったようで大騒ぎでしたねぇ。皆さん、くれぐれも滑って怪我などしませんように。

さて今日は、一月後半になって次々と生酒が出たこの蔵から‥‥
『天の戸・21BY 純米酒 醇辛 生酒』です。
天の戸・二つの‥‥純米 醇辛 生酒(10-02-02 TUE.)_c0084908_20551246.jpg
使用米は、麹米:55%精米の吟の精、掛米:60%精米の美山錦、秋田今野No.29酵母を使い、日本酒度:+9.0、酸度:1.5、アルコール分:17.5度に醸しあげています。

飲んでみると、まず何といっても辛口‥‥でも口当りは優しいし、味の奥に甘味も感じさせ、喉越しも柔らかで、例年より少し低めの酸度のためか、辛口特有のギシギシ感もなく、いっそう柔らかな飲み心地です。

この「辛さ」と「優しさ」とシュパッとした「キレ」なら、淡白な魚料理から脂っこい和風の肉料理や秋田名物のガッコまで、何にでも合わせられそう‥‥『醇辛 生酒』は、今年も秋田のオールマイティな「辛口酒」の代表酒といっても過言ではない出来に仕上がっています。どうぞ、安心してお楽しみ下さい。

え〜〜実は、昨年仕込みの『醇辛 生酒』が未だあるんですよ〜。

天の戸・二つの‥‥純米 醇辛 生酒(10-02-02 TUE.)_c0084908_20554392.jpg火入れの「純米 醇辛」が出た後も、蔵ではず〜〜っと販売してきましたし、当店のお客様のご注文もず〜〜っと「天の戸・醇辛」といえば、火入れ酒が出ているにも関わらず『醇辛 生酒』‥‥天の戸は、何故か? 『醇辛 生酒』に限らず、ジワジワと熟成した生酒が旨いんですよねぇ。

ですから、僅かの本数ですが、当店の冷蔵庫で熟成を続けている『20BY 醇辛 生酒』の出荷日付は「2010年1月」、丁度一年前に搾った『醇辛 生酒』なのです。

先日、ちょこっと試してみましたが、搾ったばかりの新酒にはない香味の奥行きと複雑感、油のようなコテッとした凝縮された旨味で、まだまだいけそう。


『21BY 醇辛 生酒』と『20BY 醇辛 生酒』の二つの『醇辛 生酒』‥‥21BYは春先までまだまだ在庫があるかと思いますが、20BYは残り極僅かですのでどうぞお早めに。もちろん、この二つで飲み比べなんて、楽しみが二倍になろうというもんですね。

『21BY 醇辛 生酒』1.8入り2,625円、720入り1,420円。
『20BY 醇辛 生酒』1.8入りのみ2,625円です。
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<2010年1月〜2月の予定>                    
・02月06日(土)酣々塾の蔵巡りのためお休み致します
・02月07日(定休日
・02月11日(建国記念の日)通常営業致します
・02月14日(定休日
・02月21日(定休日
・02月28日(定休日
・03月07日(定休日
・03月14日(定休日
・03月21日(日・春分の日)午後1時〜午後7時 営業致します
・03月22日(振替休日)午前10時〜午後7時 営業致します
・03月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-02-02 20:58 | 天の戸
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