新政・純米仕込貴醸酒 陽乃鳥（ひのとり）（10-05-01 SAT.）

☁のち☀
（日照時間・336分）


青い空、暖かい陽射し、子供たちの声、そして満開の‥‥やっぱり、サクラはこうでなければねぇ。

そんなウキウキ気分で、昨日の続き‥‥
『新政・純米仕込貴醸酒 陽乃鳥（ひのとり）無濾過原酒』です。



貴醸酒とは、もう説明しなくても皆さんご存知の通り、三段仕込の三段目に汲み水の代わりにお酒、この『陽乃鳥』の場合は純米吟醸酒を用いて仕込んだお酒です（詳細は、日本名門酒会のサイトの解説が分りやすいですよ）。

麹米に60％精米の山田錦を、掛米にも60％精米の美山錦を使い、六号酵母で醸し、日本酒度：マイナス２２で、酸度：２.３、アミノ酸度：1.2、そしてアルコール分：14度の『原酒』で火入れ貯蔵、出荷されています。

この酒暦の数字をみれば、甘ーーーくて、酸ーーーっぱいお酒を想像してしまいますが、ちょっと違うんです。
立ち香は、吟醸香というよりも果実ジュースのよう。口に含むと、蜂蜜やブランディのような香りが口中に広がり、まるで瑞々しい桃を齧った時に口角に溢れ出るような甘酸っぱくてジューシーな酸味、思わずゴクゴクと飲みたくなるような旨さなのです。


専務の佐藤祐輔さんが、その辺りを上手に裏ラベルに書いていますから、どうぞご一読下さい。


今季で二年目の『陽乃鳥』、720入りで3,000本以上の製造本数ですが、今年の発売本数は1,500本。残りはヴィンテージとして数年寝かせて、もっともっとフルボディの『熟成貴醸酒』として発売する予定とか‥‥。
それはそれで楽しみですが、先ずは、このフレッシュでトロピカル風味いっぱいの、ライトタイプの『2010年度 陽乃鳥』をお楽しみ下さるようお願い申しあげます。

価格は、720入りのみの出荷で1,600円‥‥ん〜〜今年の春先の生酒ヴァージョンより200円アップですねぇ。蔵からは「心苦しいのですが、製造を継続するためにどうしても値上げせざるを得なく、何卒ご了承を‥‥」と説明がありました。

まぁ、再生産の為というのなら仕方のないことです。それに、この『2010年度 陽乃鳥』の何ともいえない、日本酒ってこんな美味しさもありなの？ と思わせるような旨さは、200円の値上げでも、そのコストパフォーマンスの良さは決して変わらないと思いますよ〜ん。
ということで、何卒ご了解をお願い申し上げます。
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＜2010年5月の予定＞
・05月02日（日）　通常営業致します
・05月03日（憲法記念日）　通常営業致します
・05月04日（みどりの日）　通常営業致します
・05月05日（こどもの日　）お休みさせて戴きます
・05月06日（木）都合により、午後1時から開店致します
・05月09日（日）定休日
・05月16日（日）定休日
・05月23日（日）定休日
・05月30日（日）定休日