大曲・花火競技大会100年(10.08.29 SAN.)


(日照時間・660分
28日、遅い夏休みを戴いて恒例『大曲・花火競技会』に行ってまいりました。今年は「100年目」の前宣伝が早くからされて、毎年見物していた人は勿論ですが、今回は見逃せないという人達がなんと、80万人も雄物川に集まったとのことです。私達の周辺で行くことを決めた60歳以上の合い言葉は「16年後の大会100回目は無理だから、100年目の今回は何が何でも行こう!」でした。
大曲・花火競技大会100年(10.08.29 SAN.)_c0084908_2211578.jpg
大会運営は回を増すごとに学習、訓練されてか、心配された大混雑もありません。陽がやや傾きはじめたpm5:00ころの雄物川の河原は、期待を膨らませて開始を待つ人、人、人‥‥河原を飛び交うはずのトンボ↑は高い所でジッとして動きません。
大曲・花火競技大会100年(10.08.29 SAN.)_c0084908_221358.jpg
太陽が山の端に、まさに入ろうとする時刻に昼花火が始まりました。
そして太陽がすっかり沈んだpm6:50 、大拍手とともにいよいよ夜花火がはじまります。
シュルシュルシュル‥‥ズッドーン!背骨に振動が伝わって、次々に豪華な割物花火が打ち上げられる。同心円に色の境もくっきりと四重芯が15発。今年はきれいに出るのが難しい五重芯が2発も。(圧倒されるばかりで、うまく撮れませんでした。)
ダイヤモンドや ↓
大曲・花火競技大会100年(10.08.29 SAN.)_c0084908_22141545.jpg
まんがのキャラクター ↓
大曲・花火競技大会100年(10.08.29 SAN.)_c0084908_2215148.jpg
寿司のシャリとネタを二色で点描したり、お馴染みニコニコマークやカッパ、ハート、それにト音記号までが線描されたり‥‥。緑、青、檸檬イエロー、パープル等など色鮮やかな絵の具をたっぷり筆に含ませて、ダークブルーの夜空にサッとペインティングしたように一瞬のアートが繰り広げられます。
オレンジ色の柳の細枝が天空から幾筋も天蓋のように降りてきて、枝の先端に星を青く光らせて消えてゆく「冠菊」。
クルクルと旋回して立体の三角柱の花びら5枚ができると、その中央に黄色の花心を広げて消えてゆく新作の花々‥‥。
うまく撮れなかった花火を言葉で表現しようとしても、到底不可能です。
大曲・花火競技大会100年(10.08.29 SAN.)_c0084908_22153599.jpg
カメラは仕舞って、「ブラボー!」「ワーッすてき!」「すっご−い!」「日本一!」「ありがと〜!」
あっという間に5時間が過ぎ、最後は花火師たちと川をはさんで、ペンライトで感謝とお礼の交換です。桟敷席にいた私たちが後を振り返ると、何万もの小さな灯が大きく波打って、光の残光を描いています。
こうして又ひとつ、夏の行事が想い出となり、秋が近づいてくるのです。
(haru)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2010年8月~9月の予定>
・08月29日(定休日
・09月05日(定休日
・09月12日(定休日
・09月19日()通常営業致します
・09月20日(敬老の日)・臨時休業
・09月23日(秋分の日)通常営業致します
・09月26日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-08-29 22:16 | 秋田のいろいろ
<< 「ひやおろし」の季節‥‥なんで... 『川反米』育成日記その3(10... >>