新政・やまユ 雄町 火入れ(通称・赤やまユ)(10.10.26 TUE.)

ときどき
(日照時間・0分
春先の強い南風が“春一番”だから、初冬の強い北風は“木枯らし一番”かと思ったら、木枯らしは1号というのだそうで、今日の秋田はまさに「木枯らし1号」が吹き荒れ、周りの山々には初雪が降りました。
北の風が12〜13メートル、気温はどんどん下がり6〜7度。日中もストーブが必要なほどで、つい先だってまで猛暑だ酷暑だと騒いでいたのに‥‥こうして、また一つ歳をとってゆくんですねぇ。

さて、今週は白岩焼「和兵衛窯」渡邊敏明さんの作品‥‥
今日は、「ゴルゴダの丘」という花瓶です。
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ということで、今日のお酒は、ホントに僅かの入荷‥‥
『新政・やまユの酒 雄町仕込み 火入れ(通称・赤やまユ)』です。
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岡山県産赤磐雄町を55%精米、協会六号酵母を使い、日本酒度:+2.0、酸度:1.4、アミノ酸度:1.1というお酒に醸しあげ、春先の上槽後には、アルコール分:16度代の無濾過原酒のまま瓶詰め火入れをして低温熟成。旨味が乗った頃合いを見計らって出荷されました。

唎酒しなければと思ったのですが、残念ながら出来ません。何故なら、入荷本数が余りにも少なくて、唎酒をするなんて勿体ない。一本でも多く皆さんに楽しんでもらわなければ‥‥ね。ここは、この酒のプロデューサーの佐藤祐輔専務のコメントで勘弁してもらいましょう。

『赤やまユは、平成21酒蔵年度に生み出した純米吟醸の中でも最も風格があり、食中酒としても完成度が高いお酒で‥‥雄町米の味の深みと、六号酵母が醸し出す凛とした酒の骨格が絶妙な味のバランスを達成して‥‥』 いるということですが‥‥そういえば、先日の京都の「六蔵の吟醸ひやおろしの会」にも出品されていて、全16銘柄のなかでも結構早めに飲み干されていました。
きっと皆さん、食べながらのお酒として評価してくださったからでしょうね。

以上のように、祐輔専務のコメントと京都の会での皆さんの反応からして、美味しいことは絶対に間違いないと思いますので、是非どうぞ! と、お勧めしたいところですが、蔵からの別の案内では‥‥
『発売前から品薄欠品がおこり、大変ご迷惑をおかけしています。やまユは実験作としてのサンプル的製品の枠を出ていないため生産量が少ない‥‥それは、(佐藤祐輔の)個人的な興味や、主張したいことをお酒というツールで自由に表現させて戴いている‥‥このお酒の性格を尊重したく、大幅な増産は行うことができず‥‥今しばらくは、暖かい目で見ていただきたく‥‥』 とありました。

ということで、当店への入荷量も極々僅か、早い者勝ちで品切れご免とさせて戴くしかありません。
価格は、1.8入り3,300円、720入り1,650円。これだけのスペックと美味しさをもちながら、この価格なら絶対にお得だと思いますけれど、何せ、本数が極僅かです。
どうぞ、お早めにお楽しみ下さるようお願い申しあげます。
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<2010年10月〜11月の予定>
・10月31日(定休日
・11月01日(月)「刈穂・生酛純米 21BY 出羽の雫」発売
・11月03日(文化の日)通常営業致します
・11月07日(定休日
・11月14日(定休日
・11月21日(定休日
・11月23日(勤労感謝の日)通常営業致します
・11月28日(定休日
by nbhkkry20 | 2010-10-26 19:39 | 新政
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