大雪の酒蔵・春霞＆まんさくの花 (１)（2011.02.07 MON.）

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(日照時間・54分）
朝の気温が−5度、数日ぶりに厳しい寒さが戻ってきた昨日の日曜日。居酒屋・酒盃さん、そして酒盃さんのお客様たちとご一緒に、六郷の「春霞」さん→→増田の「まんさくの花」さん→→皆瀬村の小安温泉に一泊‥‥という “豪華デラックス（お部屋が三つの小さな民宿でしたけど‥‥）蔵巡り” に出かけてきました。

この冬の秋田の酒蔵、特に県南の酒蔵は、観測史上最高の大雪と格闘しながらの酒造りの最中で、雪降ろしひとつお手伝いしないで “豪華デラックス（何度も言いますが、お部屋が三つの小さな民宿‥‥）蔵巡り” なんていうのは少し気が引ける気分でした。
でも訪ねてみると、両蔵ともに大雪などには負けることなく例年通りの美味しいお酒を醸していて、しかも私たちを暖かく出迎えて下さりホッとしています。

最初に訪ねた「春霞」さん‥‥
↑ だいぶ融けたとはいえ屋根の雪はまだ1メートル以上で、一般的には崩落の危険があるのですが‥‥
↑ 今では日本中探してもないような巨木の梁と、しっかりとした骨組みで雪の圧力から屋根を支える蔵の中では‥‥
↑ 若い蔵人さんが、冷気の中で湯気を舞いあげながら蒸し米を掘っていて、さて、今日の蒸し米は‥‥？
50％精米の美郷錦仕込みの酛掛用の米ということは、「純米吟醸 緑ラベル」。そして、55％精米の美山錦仕込みといことは、「純米吟醸 青ラベル」の留掛用ですね。
どちらも、出来上りを大いに期待致しましょう。

ところで、ホワイトボード左側に「60％精米 八反」とありますが、春霞さんの「八反」米で仕込んだお酒なんて、飲んだことないですよね〜？　是非、飲んでみたいな〜。専務さんにお願いしなければ、と思ったのですが‥‥
その専務さんは、↑ 大事な仕込みの真っ最中で忙しく、お頼みするのは後にして‥‥
↑ 蔵見学で最も楽しく、最も盛り上がるのが何といっても唎酒です。
槽から直接お酒を唎酒するのは無理なので、取置きしていた今年の新酒を唎酒すれば、冷えた身体も一瞬にしてポッカポカ。笑顔も出ようというものです。
↑ 最後は、専務さんの仕事も一段落。春霞・栗林家の家紋の入った暖簾の前で、「今日は、お忙しいところ誠にありがとうございました」。
そして、最後まで熱心に説明して下さった営業の飛沢さんにも、感謝です。

さて、春霞さんで今最もお勧めするお酒といえば‥‥
『22BY 純米 活性濁り酒』
1.8入・2,420円、720入・1,210円　です。
＊瓶詰めしてからいい塩梅に時間が経ち、旨味も増して、ガス圧も強くなり益々美味しくなっていますよ〜ん。



ということで、雪深い六郷を後にして、「まんさくの花」さんへ向かったのですが、そのご報告は‥‥明日ということに致しましょう。
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＜2011年2月～2011年3月の予定＞
・02月11日（建国記念の日）都合により午前10時〜午後7時の営業となります
・02月13日（日）定休日
・02月19日（土）都合により午前9時30分～午後3時の営業となります
・02月20日（日）定休日
・02月27日（日）定休日

・03月06日（日）定休日
・03月13日（日）定休日
・03月20日（日）午前10時〜午後7時　営業致します
・03月21日（春分の日）都合により午前10時〜午後7時の営業となります
・03月27日（日）定休日