新政・純米貴醸酒 茜孔雀 生原酒（2012.06.01 FRI.）

晴れ
(日照時間 714分）
水無月 朔日。
街行く女子高生の衣替えがニュースになっているのに、千秋公園の胡月池の藤の花・・・
ようやく巡りきた北国の春を惜しむように、満開の花房を湖面に映していました。


写真の俳句の「茜さす」には早過ぎる時間でしたが、今日のお酒に無理矢理こじつけて・・・
それに、焦点をボヤけさせて飛んでいる鳥は「鴨」なんですけど・・・・
今日のご紹介は、『新政・23BY秘醸酒 其の弐 純米酒仕込貴醸酒 茜孔雀 生原酒』です。



使用米：美山錦
精米率：６０％
使用酵母：六号酵母
日本酒度：ー２２
酸度：２.５
ALC度：１６度
価格：７２０入のみ・１,８００円

社長の祐輔さんが、いつものように裏ラベルに
ビッシリと書いた説明によると・・・


「酒毋を生酛とする・・・」とありますが、それでなくとも手のかかる貴醸酒造りで、酒毋を生酛製法で造るなんて、何と大胆な！
しかし、それによって「よりゴージャスな甘み／旨味と、さっぱりした自然な飲み口の両立を目指し」たというのですが・・・・

ん～～立ってくる香りも、口に含んだ瞬間にジュワッと広がる甘～い酸味や旨味も、「陽乃鳥」以来の果実を搾ったようなトロピカル風味で、「日本酒らしくない」ことは間違いなし。
しかし、この「生酛酒毋」による『茜孔雀』、もしかして以前よりは「日本酒らしくなさ」が少～し薄れたかもしれません。だからといって、このお酒の美味しさが減じたのかというと、そんなことは絶対にないはずです。

むしろ、浮ついた処がなくなり、香味の基礎がしっかりとして飲み応えが良くなり、それこそトロピカルな料理にも合わせられそうだし、またどんな飲み方をしても味崩れの心配がなく、アルコール分が16度台にもかかわらず、裏ラベルでは「食前・食後酒に最適。また、ロック／炭酸割り／お燗もおすすめ・・・」とまで書いているのも分かるような気がします。

少しキワモノ的にみられる「貴醸酒」ですが、ここまで手間暇をかけて仕込まれている新政さんの『秘醸酒』シリーズ、造る度に進化していることにただただ敬服するしかありません。大したものです。

ということで、せっかく利き酒したのに難しい話しになりましたが・・・ん～～～美味しい！　「食前・食後酒」だけでなく、食中だって飲みたいし、食がなくても飲みたい！　そんな美味しさなんですよ～ん。

新政さんの「秘醸酒」シリーズ、「やまユ」シリーズ同様に極々限定入荷です。
是非、お早めにお求めお楽しみ下さるようお願い申しあげます。
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さて「新政」、美味しいお酒が他にもありますよ～。

『23BY秘醸酒 其の壱 特別純米 亜麻猫(あまねこ) 生原酒』

1.8入・2,800円、720入・1,400円


『23BY 純米大吟醸 佐藤卯兵衛 あらばしり』

1.8入・4,600円、720入・2,300円


『純米酒 特撰・新政』
使用米：秋田の酒米、精米率：58％
使用酵母：協会6号
日本酒度：+4.0、　酸度：1.4
アルコール分：15～16度

1.8入のみ・1,995円


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＜2012年06月～2012年07月の予定＞
・06月03日（日）定休日
・06月10日（日）定休日
・06月15日（金）全国鑑評会一般公開＆日本酒フェア 於：池袋 サンシャインシティ
・06月17日（日）定休日
・06月24日（日）定休日

・07月01日（日）定休日
・07月08日（日）定休日
・07月15日（日）午後１時～７時 営業致します
・07月16日（海の日）　通常営業致します
・07月22日（日）定休日
・07月29日（日）定休日
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