今月初め、日高見の平孝酒造さんから「日高見の会」の総会通知が届きました。9月10日(日)仙台でということで、実はこの日は刈穂蔵での「やまと会」の総会の日。役員を担っている関係上、迷うまでもなく「やまと会」に出なければいけない・・のですが、日高見会の総会案内に「解散総会となるので、是非ご出席を・・」とあったのです。解散! 何〜〜故〜〜?
日高見の会はもともと地元宮城の小売店を対象にした会で、県外の小売店はオブザーバー。私も、蔵には行きましたし総会や研修会にも何回か出席しましたが、会への出席義務や取引きのノルマはありません。必要なお酒、特に「天竺」や「中取り純米」などを卸してもらってきました。そんな状態で、解散なんていう通知が来ると、私のようないいとこ取りの酒屋を切るためだろうなあ〜、日高見もなければちょっと困るなあ〜、とか悩んでいました。仙台の会員小売店さんに解散理由を聞いてもみましましたが、今ひとつはっきりしません。それならということで、解散総会なのに欠席しなければならないことを詫びがてら、蔵元にお聞きすることにしました。 と、「いや〜、地元会員の会への出席頻度や販売実績にあまりにも差がついて、それなら一度会の形態を止めて、蔵の主導で・・・」という、意外と簡単な平井社長さんのご返事。そして、「県外の小売店への対応は、とりあえず従来通りで」ということなので、先ずはホッとしているところだったのですが、その、来月は解散するという日高見会の会員専用純米吟醸「天竺・山田穂・17BY火入酒」が、僅かですけど入荷してきました。 ご存知の通り、山田穂は山田錦の母方の酒造品種。大正末期に短稈渡船と交配されて生まれた山田錦が、両親を凌ぐ品種だったため、山田穂は昭和初期には使われなくなっていました。それが、最近の優良品種開発のために山田錦誕生の過程を探ろうと、山田穂が復活栽培され、関西を中心に使われるようになったのです。 日高見では、この山田穂を使い始めて三造り目。中粒のお米ながら、山田錦を凌ぐ艶やかで力強い伸びのある香味の酒ができるという山田穂の特性を、しっかりとつかんだようです。 今年3月に出荷された「無濾過生酒」もまだ少し在庫がありますので、今回入荷の「火入酒」との飲み比べなど、如何でしょう? 但し、両方共に極々僅かの在庫ですので、ご注文はお早めにお願い申しあげます。 ・天竺・山田穂・17BY火入酒 1.8リットル 4,200円(本体4000円) ・天竺・山田穂・17BY 生酒 1.8リットル 4,200円(本体4000円) (一酒一会の過去ログは http://hitosake.exblog.jp/ をご参照ください) 今朝も、明け方に短時間でしたが強い雨が降りました。こうして、ちょこっ、ちょこっと秋になってゆくのですね。9月3〜5日の連休の前にホームページを更新したくて、その内容をウツウツと考えながら、雄物川堤のサイクリングロードを走ってきました。いよいよ、秋の雲って感じです。
by nbhkkry20
| 2006-08-23 22:43
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