天の戸から、亀の尾仕込みの純米吟醸(通称・天亀)の一回火入れ「天亀・ひやおろし」が発売されています。
今年は、酵母違いの二つの亀の尾が仕込まれました。一つは、最新の酵母「秋田華こまち酵母」仕込み。もう一つは、この蔵が亀の尾を仕込み始めた時から使ってきた「秋田流花酵母」、AK−1と呼ばれる酵母の仕込みです。 蔵では、華こまち酵母の天亀はすべて生酒で、そして、AK−1酵母の天亀はすべて火入れ酒で出荷をしました。そのAK−1酵母仕込の一回火入れ瓶囲いをしたのが、この「天亀・ひやおろし」です。 華こまち酵母の生酒は華やかで軽やかと評判だったのですが、甘辛酸苦渋の五味一体とした亀の尾特有の「亀味」をしっかりと感じられるのは、やはりAK−1酵母の天亀です。しかも、夏を越した「ひやおろし」は、亀味にいっそうの深みと調和をもたらしています。そして、それは亀の尾という特徴的に個性のある米にしか醸し出されないものかもしれません。 下は、杜氏の森屋さんが育てている吟の精(2007.8.27) 下は、佐藤一義さんとの契約栽培の亀の尾(2007.8.27) ヒゲとよばれる芒が長く、刈取り直前のこの時期でも、田んぼは黄金色ではなく真っ白。普通の稲とはかなり様子が違います。 蔵からは、9月中旬の大雨の影響もなく無事に刈取りが終わったと聞いています。あと半月もすれば今年の酒造りが始まり、正月を過ぎると、今度は新酒生酒の出荷です。それも今から楽しみですが、それまでは、正に飲み頃になった「天亀・ひやおろし」を存分にお楽しみ下さるようお願い致します。価格が、昨年よりグッと下がったのも嬉しいですよね。 ・1.8入 3,400円 ・720入 1,700円 終売致しました
by nbhkkry20
| 2007-10-18 20:52
| 天の戸
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