無印美味濁り

日照時間・224分)昨日の夜から雨や雪もなくて気温も2度以上、しかも日中は4時間近い日照時間。千秋公園のお堀の氷も融けて、まるで春先の様子です。
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 これだけ薄くなってしまうと、もう彼ら以上に重いものは乗っていられません。だから、カル鴨・・・なんちゃって。
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 子供の頃、お堀は冬の間のかなりの長い期間、スケートリンクになっていました。常設のスケートリンクなんて無い時代、市内の老若男女、たくさんの人達が遊んでいました。まぁ、それだけ立派な氷が張ったということだし、今とは比較にならない厳しい寒さだったんですね。
 あれからまだ半世紀しか経っていなのに、この天候の変わり様。何をどう考えるかは別にして、温暖化が確実に進行していることを直視しなければなりません。ねぇ、カル鴨ちゃん。
 さて、昨日の携帯電話から投稿したラベルなしの濁り酒の件です。
 種を明かせば、A酒造の(って、何も種を明かしてないか?)昨年仕込みの、発泡白酒って名乗っていた純米濁り酒。それを、杜氏さんが実験的に極低温で冷蔵保存していた、20数本のうちの1本なのです。
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 この濁り酒は一度火入れをしています。しかも一年も経っているというのに、グラスに注ぐとこの泡立ち。上澄みと濁りが勝手に混じり合うほどの発泡力は失っていますが、口中でプチプチと弾ける泡の爽快感は全く失われていません。ガスが少〜し抜け気味のところが優しくてグッ、なのです。その上、老香やダレたような味わいもなく、香味ともに落着いて親しみやすい佳酒、と言ってもいいお酒です。
 杜氏さんは、これを夏の暑い盛りに販売できないか、ということで実験冷蔵していたらしいのです。夏の暑い盛り、キンキンに冷やしてグラスに泡をたてながらトクトクと注ぎ、グイッと飲やる。これなら、い〜〜い暑気払いになるでしょうねぇ。
 と、こんな美味しいお酒でしたが、残念ながら非売酒。その代わり、このお酒に最も近いお酒はこちらの「今が旬」です。まだまだ在庫がございますので、ご自分で実験冷蔵しようかなとお考えの方も、是非、お早めにお求めくださるようお願い申し上げます。
by nbhkkry20 | 2008-01-07 20:33 | 天の戸
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