This is Akita

☃(日照時間・66分)日中の最高気温−2度で、大型冷蔵庫に入ると外よりも暖かく、冷蔵庫が故障したのかと思ってしまうほど凍っています。
 天気予報通りに、昨日の夜遅くから吹雪き出して、
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 時々、太陽が顔を出すものの、一日中こんな吹雪。吹雪き出せば、10メーター先が見えなくなってホワイトアウト。
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 いつもは、日照時間が少ないとか、雪に閉ざされるとか、雪除けが大変だとか、いろいろ愚痴も言いますが、でも、こんな冷凍庫にいるような寒さだったり、雪除けに追われるほどの大雪だったりすると、秋田人としてのDNAが騒ぐというか、これこそ秋田の冬だぁ、と逆に厳しい寒さに快感を覚えるような気分になるんです。
 このちょっと自虐的な快感を体に感じながら、吹雪の中を、ちょっと面白いフォーラムに出かけました。
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 ポスターで分かる通り、最近の秋田の「低迷」ぶりは、秋田人の県民性に起因している。だから、県民性を変えれば秋田も変わる。じゃあ、変われるのか、秋田人? というテーマの、秋田県(県庁)が主催したプロジェクトのフォーラムなのです。パネリストは、秋田出身で県内外でユニークな活動をしている4人。
 「いいふりこき(見栄っ張り)」「ひやみこき(怠けもの)」「足引っぱり(無意味な邪魔)」などをマイナスの県民性と言っているのですが、まぁ、話の内容は面白かったということで端折ります。
 興味深かったのは、4人中3人が、秋田人が変わる(変われる)ためには、「県外に出ろ」という結論めいた流れになったことです。
 県外に出て、秋田以外の風土の中で秋田と自分を見つめ直し、マイナスの県民性から変身しよう、自分はそうして変身をしてきたというのです。
 主催者の県はこれまで、多額の助成をして県立の大学を創設し、驚くような優遇措置で企業を誘致し、来年度からは少子化対策として「子育て税」なる新税を県民に課そうとしていますが、これら全ては、若者を秋田に定着させようというのがその目的です。そして、このプロジェクトもその一環であるようなのです。
 しかし、今回のフォーラムで、現在最も活躍している県出身者の助言が「秋田を出ろ」というのですから、主催者の秋田県にとっては「やぶ蛇」だったような・・・こんなプロジェクトをする前に、「なまはげ」に「出歯亀」に変身してはいけない! と強く教えなければなりませんネ。すみませんでした。
by nbhkkry20 | 2008-01-13 20:49 | 秋田のいろいろ
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