刈穂・昨日の濁ったあのお酒は?

日照時間96分)最高気温がプラスになるという予報だったのに、今日もギリギリ-0.9度で、四日連続の真冬日。こう寒さが続くと心身ともに凍えそうになりますが、-34.6度の旭川を思えば、秋田の寒さなんて大したことはないですね。ただ、灯油の減り方が早いのがちょっと、ね。店も閑だし・・・。
 さて、昨日ご紹介した、あの濁ったお酒の正体は・・・?


刈穂・昨日の濁ったあのお酒は?_c0084908_19553250.jpg この時期の刈穂の濁りといえば、そう、平成19BYの「山廃純米生原酒番外品」です。しかも、県内二店でしか入手できない「霞のような滓が絡んだにごり酒」、番外品 of 番外品です。


刈穂・昨日の濁ったあのお酒は?_c0084908_1956440.jpg 山廃仕込みの深い味わいと、日本酒度をキッチリと+21まであげた究極の辛さ。しかも、番外品には初めての、蔵の吟醸醪の中から良質な香りを持つ酵母を分離培養した自社酵母を使い、これまでになかった吟醸香のような芳醇な香りとあいまって、重厚な旨味とハードなキレに一層の磨きがかかりました。
 その上、霞のような滓はタッチを柔らかにして、どんなお食事とも合わせられるような飲み易さを演出しています。(写真は昨年度のものです)


 ところで、「番外品」と言いながら、つい二日前まで18BYの火入れの「番外品」を販売していました。そして、来週から19BYの生酒。つまり、一年中あるのです。それじゃ、何も「番外」ではないんでないの? と、良くいわれます。売っている私だって、そう思っています。
 しかし、今や「番外品」は、「番外品」という他にない独特の味わいをもつ刈穂の純米超辛口の「番外品」の・・・何だかよく分からないけど、美味しいから問題なし! っていうことにしましょう。
 週明けの21日、遅くとも22日には入荷の予定です。もちろん、春先や初夏まで待って、瓶熟成で濃醇さを増したのも美味しいのですが、先ずは、出来立ての新鮮なコクとキレを存分にお楽しみ下さい。
・1.8入のみ 2,940円
by nbhkkry20 | 2008-01-19 20:52 | 刈穂
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