春霞・春の酒、一挙4点(08-03-13 THU.)

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日照時間534分) 夕方からは急激に曇ったんですが、朝から快晴で、気温も11℃を超え、春でぇ〜〜す。
 ということで、昨日の予告通りに、今日のような春の日にピッタリのお酒「春霞・新酒生&火入」の4点、一挙にご紹介です。

春霞・春の酒、一挙4点(08-03-13 THU.)_c0084908_21523840.jpg1)『美郷錦仕込 無濾過生』
 地元産の美郷錦を50%精米し、9号熊本酵母で醸し、日本酒度±0.0、酸度1.6に醸した純米吟醸酒。
 美郷錦特有の優しくきれいな香味は生酒でたっぷりと楽しめ、熊本酵母を使ったことで秋上がりも期待できる。昨年は、秋になってダレたかな? をキチッと反省している・・・亀山杜氏さん、さすがです。
・1.8入 2,920円 720入 1,460円
終売致しました


春霞・春の酒、一挙4点(08-03-13 THU.)_c0084908_21534865.jpg2)『深山春霞 無濾過生』
 こちらは55%精米の秋田産美山錦を使い、酵母は9号熊本酵母、日本酒度-1.5、酸度1.6の純米吟醸酒。
 フレッシュで爽快な酸味をもちながら、美山錦の素朴さと腰の強さを無くしていない。生酒のままの熟成、火入れしての熟成、これならどちらも大丈夫。飲み頃の長〜〜い酒になること間違いなし。
・1.8入 2,940円 720入 1,470円
終売致しました


春霞・春の酒、一挙4点(08-03-13 THU.)_c0084908_21542029.jpg3)『栗林(りつりん) 生酒』
 麹に山田錦、掛米に酒こまちを使い、協会6号酵母で醸し、日本酒度-1.5、酸度1.6という、平均精米率58%の特別純米酒。
 6号酵母での二造り目。生独特の旨味がたっぷりで、甘いかなと思わせるが、美味しい酸味でキリッと辛口。日本酒度がマイナスなのにけっして甘口酒ではない不思議・・・このタイプ、春霞の得意技になってきたようだ。
・1.8入 2,730円 720入 1,365円
終売致しました


春霞・春の酒、一挙4点(08-03-13 THU.)_c0084908_2224139.jpg4)『桜花 瓶囲い(火入)』
 麹米に美山錦で、掛米めんこいなを60%精米し、9号系の酵母で醸し、日本酒度が-1.0、酸度が1.8。今年の新酒なのにもう火入済み、しかも、この程度(?)の酒なのに「瓶燗火入」で「瓶囲い」という、手間暇をかけた「純米酒」。
 ジュビッとした酸味、香りも味も軽やかで、若々しくて青々しくて・・・まさに、まさに春の酒。バッケ、ミズバショウ、カタクリ、ウメ、サクラなどなど、秋田の花のシーズンには、なくてはならない一本、お花見必携酒です。
・1.8入 2,415円 720入 1,210円


 名前のせいでしょうか、これまでは春先人気の「春霞」でしたが、昨年は一年を通してその人気は落ちませんでした。益々磨きがかかる亀山杜氏の熟達の技と、ちょこっと減産をして、その分一つ一つのお酒に今まで以上の手間と暇をかけたことによる酒質の向上が、その理由だったことはいうまでもありません。 
 だから、今年も春から旨い「春霞」です。是非、お楽しみ下さるようお願い申し上げます。
by nbhkkry20 | 2008-03-13 22:03 | 春霞
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