のたり、のたり(08-03-25 TUE.)

時々日照時間570分) 天気予報に反して良〜い天気で、仕事も暇だし、今年初めての長距離ポタリング。去年の12月15日以来ですから今日は足ならし、ゆっくり走りです。
のたり、のたり(08-03-25 TUE.)_c0084908_20522438.jpg ここ土崎港まではおよそ25分、風が冷たいかなと思い裏付のウインドブレーカーを羽織ってきたのですが、気温が17℃近くではさすがにジットリと汗ばみます。船をみながら、海風に吹かれて一休み。
 防波堤に囲まれ、それでなくても波の立たない港の水面は、いつもより「のたり、のたり」。
 これが、春の海ですね。


のたり、のたり(08-03-25 TUE.)_c0084908_20525619.jpg 入場料が無料になって、けっこう多くの人が昇るようになったセリオンタワー。「赤字の塔」も、春の光を浴びてキラキラと黄金色に輝いています。


のたり、のたり(08-03-25 TUE.)_c0084908_20533935.jpg 帰りがけの裏通り、気持ち良さそう(か、どうかはわからないけれど)に日向ぼこ。グーッと近づいても、細く目を開けるだけでした。


のたり、のたり(08-03-25 TUE.)_c0084908_20542125.jpg 梅のふくらみは、これくらい。


のたり、のたり(08-03-25 TUE.)_c0084908_2055069.jpg そして、桜はこれくらい・・・もうすぐです。


 さて、秋田の大方の蔵では「甑(こしき)倒し」が終わり、新たに仕込むお酒はなく、まだ搾っていない仕込み途中のお酒が何本か残っているだけでしょう。でも、そんな蔵にとっては、早い暖かさの到来は決して嬉しいものではありません。

 サーマルタンク完備ならいざ知らず、そうでない、残り雪や冷水で醪の温度を下げているような蔵からは、「雪も融けちゃって、タンクを冷やすのに追われて、大変だぁ」と、嘆き節さえ聞こえてきています。
 大切な、大切な酒蔵が苦しんでいるというのに、春だ春だと浮かれてばかりではいけないんですね〜。

 ということで、これから搾られ、これから出荷される新酒生酒はまだまだあります。「喜久水・田身の酒・生」、「刈穂・山廃純米生原酒」、「雪の茅舍・愛山・生」、「まんさくの花・杜氏直詰大吟醸」、「まんさくの花・純米吟醸・雪室囲い」・・・どれも、毎年好評を戴いているお酒ばかりです。

 最近の春は5月下旬とか初夏並みの気温で、お酒よりビール、ましてや生酒なんてとてもとても・・・などとおっしゃらずに、これからのお花見の季節、まだまだ楽しい秋田の新酒を存分にお飲み下さるようお願い申し上げます。
 今日は入荷予定のお酒の紹介がてら、お酒をもっと飲んでねぇ、というお願いでした。
by nbhkkry20 | 2008-03-25 21:15 | 秋田のいろいろ
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