・・・の出羽路(08-04-2 WED.)

時々日照時間558分) 北海道東部では、爆弾低気圧のためにもの凄い暴風雪で大変な被害だったようです。一日の積雪量が70センチ!? 4月にですよ、いくら北海道でもまったく異常な天候です。この先、地球の気候はどこまで激しくなるのでしょう。本当に心配になります。
 太平洋側が荒れれば、日本海側はその逆。風はまだ少し冷たいのですが一日中晴れで、自転車で20分も走ればジワッと汗ばんでくるほど暖かった一日でした。
・・・の出羽路(08-04-2 WED.)_c0084908_22545964.jpg
 先日の日曜日、秋田市金足にある県立博物館に「秋田の手仕事展」を見に行った際、ミュージアムショップで↑のようなものを買ってきましたが、さて、この方は一体どなたでしょう?
 そう、ご存知の方も多いと思いますが、江戸時代の旅行家で博物学者の菅江真澄翁です。県立博物館には、菅江真澄に関する多くの資料や記録が集められ、展示されている菅江真澄資料センターがあるのです。
 菅江真澄は三河の生まれですが1810年頃から秋田に住み、その当時の秋田藩全体の人々の暮らし、民族習慣や風土や宗教などについての数多くの記録を残した、文化人類学者のような人。つまり、秋田の博物館にとってはまさにシンボル的存在なのです。  
 ミュージアムグッズなんて滅多に買わないんですが、ここの博物館、何年か前から入館が無料。タダで見られるとなれば、ショップで何か買おうかという気持ちにもなりますよね。
 そこで、博物館の“ゆるキャラ”になってしまった菅江真澄翁の人形土鈴を買ったという次第です。
 そう言えば、時々ポタリングコースにしている道筋からちょっと入った小路の奥に、菅江真澄のお墓があるというのを読んだことがあったなぁと思い出し、これも何かの因縁、今日ちょっと寄ってみました。
・・・の出羽路(08-04-2 WED.)_c0084908_2255516.jpg
 どこにでもあるような共同墓地の一画にお墓はありました。もしかしたら、後世の人達が真澄のお墓の周りを共同墓地にしていったのかもしれません。

・・・の出羽路(08-04-2 WED.)_c0084908_22565779.jpg 文政12年(1829年)に亡くなっていますから、没後179年。このお墓はその3年後に建てられたそうで、お墓も建立176年。今度くる時は、お花の一つでももってこよう。
 ところで、秋田県内至る所を巡った菅江真澄翁、至る所に彼の足跡が残されています。私も、今年は温泉巡りだけでなく、県内隅々まで彼の足跡を探して秋田を改めて見直したい。で、ついでに温泉に・・・(やっぱり、温泉かい)。


 ということで、今日はお酒の紹介はありませんが、夕方になって由利正宗の「雪の茅舍・愛山 無濾過生」が入荷してきました。旨そうですよ〜。
 そのご紹介は、明日のココロだぁ〜(by 小沢昭一)。
by nbhkkry20 | 2008-04-02 23:02 | 秋田のいろいろ
<< 雪の茅舍・愛山 無濾過生原酒(... 大棚卸し(08-03-31 M... >>