真澄翁と一緒に(08-04-6 SUN.)

日照時間ず〜〜っと晴れ) 朝から晴れて、気温もあがった日曜日。今日は、時間を気にせずポタリングできます。そこで、先週博物館で入手した菅江真澄翁を連れて、翁が何度となく足を運んだ秋田市太平地区まで遠出です。

真澄翁と一緒に(08-04-6 SUN.)_c0084908_1685131.jpg ここは市の中心部からすぐの赤沼地区にある太平山三吉神社、といってもここは本宮ではなく里宮。本宮は、ここから10キロほど太平山の山懐に入った所にあります。
 久しぶりに三吉さんにお参りをして、翁も嬉しそうですね。


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 三吉神社の本宮から3キロ手前にある大鳥居。向こうには、まだたっぷりと雪を冠った太平山。その雪が蒸発する靄のせいでしょうか、稜線がスキッとしていません。
 今日は本宮へ向かわずに右へ折れて、岩見方面へ行きましょう。

真澄翁と一緒に(08-04-6 SUN.)_c0084908_1610157.jpg 大鳥居から10分くらい走った所に、真澄翁が太平山登山の際にお世話になった豪農、嵯峨家の立派なお屋敷があります。


真澄翁と一緒に(08-04-6 SUN.)_c0084908_16103299.jpg 茅葺きの重厚な造りで、重要文化財に指定されています。事前予約がなければ中を拝見できないとのこと。残念でしたネ、真澄ちゃん。


真澄翁と一緒に(08-04-6 SUN.)_c0084908_1611955.jpg 家を出てから約1時間半、戦の神様・勝手神社まで来てしまいました。鳥居前は広いんですが、市内から岩見へ抜ける道でひっきりなしに車が通り、落着いてカメラを構えていられません。それで、後ろの鳥居も碑も完全にボケボケでした。
 さて、汗もかいたし、お腹も空いてきたし。今日はこの辺りで引き返しましょ。


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 帰りは、耕地整理された広〜い田んぼの真中を通る農道、車が侵入禁止なのでノンビリとポタリング。振り返れば、靄も晴れて来たのでしょうか、青空をバックに太平山がさっきよりもクッキリと見えています。
 その農道にペタリと座り、この雄大な景色を一生懸命に描いていた少年が一人。今どき、写生をする少年なんてあまり見かけません。思わず、田んぼの中まで入って、「山と写生をする少年」を撮りました。
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 畦道で青紫色の点々が目に飛び込んでくるので、何だろうと足元を見たら、こんな小さな花が大きく花弁を広げて、太陽の光をいっぱいに浴びようとしていました。早く虫も来ればいいのにね・・・サクラはまだだけど、春だなぁ〜。
by nbhkkry20 | 2008-04-06 16:19 | 秋田のいろいろ
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