☁時々☂(日照時間0分) 気温14〜17度、風4〜9メートル、雨といってもパラパラッと降る程度の小雨で、昨日と同じく花曇り。天気はこのまま上がってゆきそうなので、明日はどこも花見客で混雑するでしょうね〜。
ということで、季節は春から初夏へ。野山には色とりどりの花が咲き、木々の緑は日に日に濃さを増し、渡る風は爽やかに・・・そんな季節にピッタリの、飲めば気分はなお爽やかというお酒が、姿を一新して入荷してきました。 『天の戸・18BY 純米吟醸 ランド オブ ウオーター』です。 こんな字体では外国人が読めるかどうか分かりません。でも、肩ラベルには「天の戸」の英訳「Heaven's Door」とまで書いていますから、蔵ではこのお酒を輸出用に使いたいとでも思っているんでしょうかね? さて、ラベルは大胆に変りましたが、「ランドオブウオーター」の造りの考え方は、「水の大地」という名前をつけてこの酒が誕生して以来、まったく変っていない、というよりも全くぶれていないのです。 『奥羽山脈に端を発する皆瀬・成瀬の川は横手盆地に沃野を生み、この川の一部が伏流水となって下流に湧水群を作ります。その湧き水の一つ「琵琶沼寒泉」を仕込水として使っています。 田んぼでは、「JA秋田ふるさと・平鹿町酒米研究会」の精農家が水の恵みを酒米という丹誠の結晶にし、そして蔵では、その酒米が生まれ育った水にもう一度出会い、お酒となります。私たちは、「米を育てた水で酒つくり」できることを誇りに思っています。』(酒の裏ラベルより) 琵琶沼には、水温が一定のきれいな湧き水のある小川や沼にしか生息しないと云われる ハリザッコ という小さな淡水魚が棲んでいます。氷河時代の生き残りとされ、今や絶滅危惧種に指定されているのですが・・・そんな生物が棲めるほどきれいな沼の水を、天の戸では仕込水としているのです。 雪国の酒造り特有の低温長期醪に適し、酸が少なく、淡麗な吟醸香味を引出す10号酵母の特徴通りに、爽やかで、タッチが優しく、ホントにホントに琵琶沼の水を飲んでいるようなお酒・・・「え? と驚くほど、いわゆる酒臭さがありません」と、料理研究家の やまはたのりこさん もおっしゃっています。 以上のように、酒造りの考え方は何一つ変っていませんが、ラベル同様に大きく一新したのが、価格! なんと、税込で従来よりも350円も下がったのです。原油の高騰の影響でモノ皆上がる世の中で、嬉しいじゃありませんか。 これで、「ランドオブウオーター」は、ますます飲み易くなろうっていうもんですが・・・飲み過ぎには充分にお気をつけ下さい。飲み過ぎて背中にトゲが生え、誰かさんに絶滅危惧男に指定されるかもしれませんよ〜。おーー、くわばら、くわばら。 ・1.8入 2,800円 ・720入 1,500円
by nbhkkry20
| 2008-04-18 23:18
| 天の戸
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