白瀑・純米吟醸 山本(08-05-13 TUE.)

日照時間775分) GW明けから続いた低温もようやく終わり、今日の気温は平年並み。風は強かったのですが、一日中晴天で気持ちのいい日でした。それなのになかなか外出できず、結局写真一枚撮れずじまい。
 おとといの日曜日に出かけた田沢湖高原の写真でもアップしましょう。
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 潟前公園展望台から見た駒ヶ岳。確か、以前ならGW前後も山の頂上付近には雪がいっぱい残っていたような気がするけどなぁ。

白瀑・純米吟醸 山本(08-05-13 TUE.)_c0084908_19581915.jpg 鏡の上を滑るように走る遊覧船。絵ハガキみたく撮れてしまって・・・なんて、ちょっと自慢。



白瀑・純米吟醸 山本(08-05-13 TUE.)_c0084908_19585414.jpg 電線が邪魔だけど、駒ヶ岳と名残りの山桜を撮るにはこのアングルしかなくて・・・今年の桜の見納めでした。


 お久しぶりのブログですが、世間のGWも終わったところで、私のブログのGWも終わり。早速、新入荷のお酒のご紹介と致しましょう。
 『白瀑・純米吟醸 山本』です。
白瀑・純米吟醸 山本(08-05-13 TUE.)_c0084908_19592954.jpg
 白瀑は、今年からいわゆる杜氏試験で認定された杜氏なしで酒造りを始めました。しかし、製造責任者を杜氏と呼ぶなら、常務の山本友文さんが白瀑の杜氏です。詳しくは、1月28日のブログをご参照下さい。
 その山本(一年生)杜氏が、精米から搾りまで一貫して作業をしたのが、この「純米吟醸・山本」です。このお酒を語るには、何といっても彼の言葉に勝るものはありません。

 白瀑の山本です。何かと苦労の多かった一年目の杜氏業もようやく終わり、ホット一息ついたと思ったら、某行政機関の調査が入り、記帳漏れやラベルの表記ミスなどが発覚、冗談も通じない相手に容赦なくタップリと搾られました(涙)。しばらくは就寝中もうなされそうです。
 そんな可哀そうな私がなけなしの知識と技術を総動員し、精米作業から搾りまで一貫して作業した入魂の酒をご案内いたします。通常の作業では麹造りがメインですが、「一貫して作業をしなければ酒造りは解らない!」と主力の純米吟醸だけは全ての工程に直接携わりました。
 そんな私の暑苦しい想いが詰まった純米吟醸「山本」ですが、出来上がった酒は意外にも軽快でキレ味もいい感じです。私が理想とする酒にはまだまだ程遠く、酒造りの難しさを痛感させられましたが、これを飲めば、今の私の実力が一飲瞭然です。来年、再来年とドンドン酒質を上げていきたいと思います。
 ラベルも気合入っています。
 よろしくお願いします!


 短いけれど、何ともいい案内文です。特に「来年、再来年とドンドン酒質を上げていきたい」というところが、奥ゆかしくて(?)いいですねぇ。じゃ、先ず飲んでみるかという気にさせますねぇ。
 秋田の醸造試験場で開発された新酵母を試験的に使い、「軽快でキレがいい」だけではなく、香味に力強さもあり本当に飲み飽きしません。一年目でこれだけなら、来年、再来年は一体どこまで美味しくなるのか・・・といったら誉めすぎでしょうか?
 ともあれ、今年から旨い! 「純米吟醸・山本」。最も旬なお酒です。
・1.8入 2,980円 720入 1,550円
by nbhkkry20 | 2008-05-13 20:04 | 白瀑
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