白瀑の備前雄町・・・?(08-06-08 SUN.)

白瀑の備前雄町・・・?(08-06-08 SUN.)_c0084908_22204169.jpg
日照時間768分) アメダスでみると夜中頃から湿度がどんどん下がり始め、今日の午後の3時には54%、空気はカラリとして気分は爽快。日ざしも強く、けっこう半袖姿を見かけた一日でした。

白瀑の備前雄町・・・?(08-06-08 SUN.)_c0084908_2221674.jpg 野良猫は、車の下で涼をとり・・・どこにいるか分かるでしょう?


白瀑の備前雄町・・・?(08-06-08 SUN.)_c0084908_2221311.jpg 千秋公園の池の亀は甲羅干し、というより頭とシッポ干しかな? よほど気持いいのか、目が細まっていますね。


白瀑の備前雄町・・・?(08-06-08 SUN.)_c0084908_12351655.jpg 強い日ざしを遮ってくれる樹々の間を吹く風は、どんな冷たい飲み物よりも、身体に潤いを与えてくれるようでした。


 さて、実は先日ご紹介したお酒、『白瀑・19BY 純米吟醸 備前雄町 瓶燗火入れ』に大きな間違いがあり、今日はそのお詫びを申しあげ、訂正をさせていただくブログと致します。

 使用米はもちろん、「備前雄町」に間違いはありません。しかし、『今年も昨年同様に、50%精米で・・・』とありましたが、今年の精米率は「55%」。そして、「総米800kgの小仕込み」で行いましたが、酵母は『秋田今野商店の6号酵母』ではなく、「協会9号酵母」。
 そして、当然のように「木槽搾り、瓶燗火入れ瓶貯蔵という上槽後処理」を行い、『日本酒度が+3.0、酸度も1.4』ではなく、「日本酒が+5.0、酸度が1.8」というお酒に仕上がったのです。

 さらに大きな間違い、それは価格。去年までの3,400円では高いかな〜? もう少し安い方が買いやすいだろうな〜? という蔵の考えから精米を55%にして、今年は「1.8入・3,150円、720入・1,600円」という価格に設定をしたのです。

 その上にもう一つ。なんと、蔵ではこのお酒を、今ではなく秋になってから出荷したかったというのです・・・どうりで、利き酒をした時に、『・・・どうしても「熟成不足」かな?と思えるような処があり・・・香味全体を包む「円やかさ」が未だ充分ではない・・・』と思ったはずですよね。その意味では、私の利き酒の能力はまんざらでもない・・・なんて、自慢してちゃいけませんね。

 今だって充分に美味しい『白瀑・19BY 純米吟醸 備前雄町 瓶燗火入れ』ですが、『未熟』の状態でこのまま販売を継続するのか、やはり秋まで待ってしっかりと熟成をしてから販売するのか、蔵では未だ結論がでていません。それに、精米が5%違っただけで、当初の価格よりもかなりお求めやすい価格となりました。

 そこで、如何でしょう? 今が、誰よりも早く『白瀑・19BY 純米吟醸 備前雄町 瓶燗火入れ』を楽しめるチャンス。それに、お求めいただいたら、ご自分で熟成させるのも一興。今の若いお酒と、ご自分で熟成させたお酒の時間差飲み比べなんて、楽しいかもしれないですね〜。ぜひ、お試し下さるようお願い申しあげます。

 ということで、蔵との連絡の行き違いで、間違った情報をお伝えしてしまい本当に申しわけございませんでした。以降、このようなことがないよう充分に気をつけますので、何卒お許し下さいますようお願い申しあげます。

白瀑の備前雄町・・・?(08-06-08 SUN.)_c0084908_22251755.jpg 改めて、しっかりと「利き酒」、イヤ今度はしっかりと飲みました。
・・・やはり、先日同様に「未熟だけどキラリと光る魅力をもった」と、評価したい『白瀑・19BY 純米吟醸 備前雄町 瓶燗火入れ』です。
by nbhkkry20 | 2008-06-08 22:42 | 白瀑
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