刈穂・山廃純米ひやおろし(08-09-10 WED.)

日照時間626分) 外が少し明るくなった午前5時頃、最近はどんなに遅く寝ても必ずこの頃に一度は目を覚ましてしまうんですが(やっぱり歳かな)、今日は寒かった。アメダスをみたら15.3度、もう夏掛け布団一枚では風邪をひきそうです。
 でも、それからが凄い。日照時間は、ず〜〜っと60分づつ刻み、気温は28度近くまであがり、湿度も低く、気分爽快な一日でした。
 こんな時、写真一枚あればその様子を分かってもらえるんですが、こんな日に限って一歩も外出できず、荷造りやメールのやりとりに追われ仕舞い。
 仕方ありません、日曜日の「乾杯する夕べ」で利き酒したお酒の感想でも書きましょう。

 「刈穂・山廃純米ひやおろし」です。
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 アルコール度が15〜16度なのに、飲んだ第一印象というか一口目が「濃いっ!」んです。ボテッとしていて疲れるなぁ、たくさんは飲めないなぁ、という感じ。でも、そこで敬遠してしまってはいけないのが、刈穂の山廃系のお酒です。
 もう一口、二口、そして何かをつまみながら・・・ジュ〜ッと焼きたての秋刀魚(あの苦い腹のところ)や、芋煮鍋、もちろん茸たっぷりのキリタンポ鍋などで飲んでごらんない・・・これが、イイッ。

 もちろん、香しき吟醸香のようなものはありません。しかし、喉に落とした瞬間、ふっと口中から鼻孔に戻ってくる香りは吟醸香と間違いそうな、い〜〜い含み香。それに、山廃酒特有の酸味が、酸っぱい〜〜っと感ずる直前にスイッっと消え、爽やかさだけが口中に残り、もう一杯! となるのです。

 そうなると、最初に感じた濃さなんてノープロブレム。その「見掛けの濃さ」をクリアーしてしまえば、アルコール度15〜16度程度ですから、もういくらでも飲めるというわけです。
 但し、温くなるとさっきの酸味が少し強く出ますので、冷たいまま飲みきれる量を楽しまれるのがグッドです。その意味では、常温保管でもお酒が冷たく感ずる気候になるまで待つのも一興です。まさに、白玉の歯にしみとほる秋の夜の・・・です。是非、試してみて下さい。

 価格だってお手頃でしたよ。1.8入りで2,520円、720入りで1,260円なら、秋の旬の食材もたっぷりと楽しめる・・・嬉しいこと限り無し、ですね。 
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<9月〜10月の行事予定>
・ 9月11日(木) 秋田県酒造組合主催の清酒品評会
         「秋田酒こまちの部(市販酒)」の審査会へ出席
・ 9月14日(日)〜15日(月・敬老の日)
          遅い夏休みのため、連休させて戴きます

・ 9月21日(日) 午前:「やまとしずくの使用米」の稲刈り体験会
          午後:「やまとしずく販売会」の総会
・10月18日(土)〜19日(日)
          京都の秋田のお酒のファン主催「天の戸を飲み尽くす会」
          に参加のため、連休させて戴きます
by nbhkkry20 | 2008-09-10 20:45 | 刈穂
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