雪の茅舍・純米吟醸ひやおろし(08-09-13 SAT.)

たりったり(日照時間232分) 明日と明後日の連休に合わせて、私たちも遅い夏休みをとらせて戴きます。
 仕事とは関係のない用事で、富山と石川へ出かけます。天気予報をみると、行き先はどちらも良く晴れそうで一安心です。久しぶりに、大阪行きの寝台特急日本海で出かけるのですが、富山に着くのが朝の5時半。乗り過ごして、起きたら京都だったなんてことになったらどうしょう・・・昼間っから緊張しています。

 由利正宗の「雪の茅舍・純米吟醸ひやおろし」を、おつまみなしで飲んでみました。
雪の茅舍・純米吟醸ひやおろし(08-09-13 SAT.)_c0084908_19181554.jpg
 香りは、それほど強くはたってはきません。でも、ほのかにメロン様の甘くきれいな香りがフワッ。口に含むと、ジューシーな酸味と一緒になって、快い含み香が口中に豊かに広がります。

 この、ジューシーな酸味って美味しいですね〜。これがないと、お酒が単調になって飲み飽きしますが、これがあると飲む度に口中が新鮮になり、いつまでも飲んでいられるんです。それに、日本料理ならどんな料理と合わせても、お互いの美味しさを殺さない。これこそ日本酒の醍醐味。美味しい酸味は、日本酒と日本料理の味の根幹を形成する一つの大切な要素だと思います。
 なんて、ちょっと大袈裟になりますが、雪の茅舍の最近の人気の高まりはこんな処にあるんじゃないでしょうか。

 この「ひやおろし」は、通常の純米吟醸と違った造りをしているわけではありません。同じ米、同じ精米率、同じ酵母・・・でも、この季節に出荷する「ひやおろし」は、何故かいつもの純米吟醸よりも酸味がジューシー。それが、この「ひやおろし」の大きな魅力だと思います。

 由利正宗は、「新酒生」や「ひやおろし」のような季節の酒は期間をきちんと決めて出荷します。この、「ひやおろし」は、9月1日から10月31日までの二ヶ月間。だからといって、今飲まなくてもゆっくり飲めばいいや、なんて思わないで下さい。今年の出来なら、期間前に品切れになるかもしれませんよ。
 もちろん、通常の純米吟醸と同じ造りですから、価格も同じ。1.8入りで2,940円、720入りで1,575円でした。

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<9月〜10月の行事予定>
・ 9月14日(日)〜15日(月・敬老の日)
          遅い夏休みのため、連休させて戴きます

・ 9月21日(日) 午前:「やまとしずくの使用米」の稲刈り体験会
          午後:「やまとしずく販売会」の総会
・10月18日(土)〜19日(日)
          京都の秋田のお酒のファン主催「天の戸を飲み尽くす会」
          に参加のため、連休させて戴きます
by nbhkkry20 | 2008-09-13 19:28 | 雪の茅舍
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