出羽鶴・飛白(08-10-08 WED.)

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日照時間414分) 今日は、寒露。露が冷気で凍りそうになる頃ということですが、雲が多いながら、南の風で気温が24度を越えて暖かな一日でした。
 なんだかんだと外に出られず、夕方になって、空を大きく眺められる所までバイシィクルでひとっ走り。紅く色づいた太平山と、夕日を受けて、少しづつ色と姿を変える雲をしばらくの間眺めていました。

 先月行われた「やまとしずく研修会」の利き酒会で、こんな美味しい酒があったんだ! と再認識させられたお酒があります。
 『出羽鶴・純米大吟醸 飛白』です。
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 これまで様々なお酒を皆さんにお届けしていますが、市場に無くなってからも、「あの酒は旨かったなぁ」と幾度となく言われるお酒が年に一つか二つは必ずあります。
 その一つが、昨年秋の東北酒類鑑評会で首席を受賞した「出羽鶴・優等賞首席受賞酒」です。
 秋田の酒米「酒こまち」だけで仕込み、並みいる山田錦のお酒を抑えての首席。その香味は上品で、ふくよかに口中に広がり、爽やかで心地の良い酸味でサラリと切れて飲み易く、甘辛を超えた酒本来の甘味と旨味を感じさせてくれました。
 そして、『出羽鶴・19BY 純米大吟醸 飛白』‥‥昨年の「優等賞首席受賞酒」の血筋をしっかりと受け継いでいるのです。
 
 100%酒こまち、精米40%、M310酵母と、首席酒と全く同じレシピ。首席酒はもちろん原酒でしたが、こちらは少し加水してアルコールは16〜17度、日本酒度-1.0、酸度が1.5という純米大吟醸に醸し上げています。

 原酒ではないので少〜し迫力が足りないかもしれませんが、その分、喉越しが良く飲み易さは首席酒を凌ぎます。また、日本酒度-1.0という数字でも決して「甘く」はありません。爽やかな「甘味」が充分にあります。また、1.5という秋田の純米大吟醸にしては軽い酸度で、サラリとした淡麗系かも?

 いづれにしても、酒こまちを使った純米大吟醸の一つのプロトタイプといっても過言ではなく、もしかして「出羽鶴系」という言葉さえ出来るかもしれないと思えるほどの美味しさです。
 その意味では、720ミリ入りで3,150円という価格は、逆にこれほどのお酒が3,150円で飲める! と考えるのが正しいかもしれません。
 
 ところで、「飛白」ってどう読むの? ヒ・ハ・ク、その通りです。蔵元さんによると、出羽鶴ですから、「飛」には飛翔するという意味を、「白」には米をより白く精米して醸したお酒という意味をこめて命名したとのことです。
 「飛白」、もう一つ読み方があります。カ・ス・リ、着物の絣と同じ意味ですが、飛白体という漢字の字体もあります。辞書では、刷毛でかすれ書きしたもの‥‥勉強になりました、ハイ。
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<10月の行事予定>
・10月12日(日) 定休日
・10月13日(体育の日) 通常営業しています        
・10月18日(土)〜19日(日)
  京都の秋田のお酒のファン主催「天の戸を飲み尽くす会」に参加のため、
  連休させて戴きます

・10月26日(日) 定休日
by nbhkkry20 | 2008-10-08 21:04 | 出羽鶴
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