2009年 01月 28日 ( 1 )

春霞・純米吟醸 霞 うすにごり生(09-01-28 WED.)

日照時間・570分
c0084908_2163958.jpg朝方の気温-5.5度、日中でも+2.9度。一日いっぱい放射冷却現象だったような、寒かったけど雲一つない快晴で気分のいい一日でした。

写真は、近所にある赤れんが郷土館、旧秋田銀行本店です。
赤いレンガ、植え込みの緑、屋根の緑青、白い雪、そして真っ青な空と、ホントにいい眺めでした‥‥後ろの高い建物が、ちょっと邪魔くさいですね。
ご覧の通り、今日の表通りの残雪は↓これくらい。建物の屋根の雪は↖あれくらいです。


さて、次々と入荷している新酒生酒の唎酒報告。今日は、『春霞・純米吟醸 霞 うすにごり生』です。
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昨年の『霞』の使用米は、地元の美郷町産「美郷錦」でした。それが今年は、オール「美山錦」に変わりました。
『霞』という春霞を象徴するようなお酒を、蔵がある町名を付した酒米で仕込む大切さというか、酒の物語性というか、昨年はその辺りを強く感じてこのお酒をご紹介したのですが、一年であっさりと変えてしまいました。どうしたのでしょう?

酒質表を見た時に、特に不思議に思わずに唎酒をしたのですが、こうして改めて米を考えると、何〜故〜? ですね。明日にでも蔵に聞いてみましょう。その結果は‥‥特別に興味のある方はお問い合わせ下さい。

美山錦を55%精米、酵母は9号系の熊本酵母を使い、アルコール度17〜18度、日本酒度-1.5、酸度1.7、アミノ酸0.8、それに薄〜く霞のような薄にごりのかかったお酒に醸しあげています。
そして蔵からの酒質表には、“六郷の冬の朝、ピンと張りつめた空気のような、キリリとした新酒”と書かれていますが、そう〜ぉ?ということで、ジュビッと唎酒。

ん〜〜〜ん、ホントだ。キリッとしてる。
日本酒度-1.5ですから、確かに少し甘い。酸度1.7という味の濃さもあります。でも、シャキッとしていて、甘さはしつこくないし、味の濃さとなっている酸味はジューシーで旨い。それで、サラッとキレてゆく。0.8という大吟醸並みに低いアミノ酸が、イヤな雑味を感じさせないためでしょうか‥‥これが、9号系熊本酵母の特徴というか、為せる技なのかもしれませんね〜。

ただ、ちょっと小難しい話ですが、カプロン酸系のAK−1酵母や秋田華こまち酵母と違い、9号系熊本酵母はエステル系の華やかな香り。それが、秋田産の酵母に慣れてきた鼻には、最初はちょっとした違和感を感じました。でも、それも一口飲んでしまえば、何の問題もありません。むしろ、少しべたつき気味のカプロン酸系よりは爽やかで、生酒臭のくどさを和らげてくれているようでした。

それに、春霞の名のような薄〜いにごり‥‥喉越しがあんなにキリッとキレるのに、この蔵独特のソフトなタッチを無くさない、大きな要因になっているように思えます。

こうして慎重に唎酒をしてみて、『霞』はやっぱり美味しいんだけれど、それだけにどうして米を変えたのか? 疑問の渦が、どんどん大きくなってゆくなぁ‥‥やっぱり、明日問い合わせしよっ。

価格は、昨年となぁ〜にも変わりません。1.8入りで2,980円、720入りで1,470円。蔵の出荷本数が、1.8換算で400本ですから、早めに飲まなきゃ無くなりますよ〜。
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<1月〜3月の行事予定> 
・ 2月01日() 定休日
・ 2月07日(土) 酣々塾・秋田市内の「酒蔵」散歩
・ 2月08日() 定休日・天の戸の蔵開放日
・ 2月15日() 秋田の日本酒を 地産地消で おいしくいただく会
・ 2月25日() 定休日
・ 3月02日() 定休日・やまとしずく醸造研修会
・ 3月19日(木) 県酒造組合主催・究極の日本酒を味わう会
                       (詳細は県酒造組合のホームページで)  
by nbhkkry20 | 2009-01-28 21:08 | 春霞