一酒一会:品評会、きき酒会
2021-06-24T15:59:11+09:00
nbhkkry20
小さな酒屋の独り言
Excite Blog
金賞受賞酒・「まんさくの花」「刈穂」「一白水成」(2021.06.24 Thu.)
http://hitosake.exblog.jp/32196624/
2021-06-24T14:58:00+09:00
2021-06-24T15:59:11+09:00
2021-06-24T14:58:14+09:00
nbhkkry20
品評会、きき酒会
今般の新型コロナ感染症の拡大に鑑み ご来店のお客様へのご協力お願い‥‥
1 ご入店の際には必ずマスクの着用をお願い致します
2 店頭にアルコール消毒薬を設置していますので、手指消毒の実施をお願い致します
3 ご来店のお客様が密状態にならないよう また 店内での滞在時間の短縮にご協力ください
お面倒 ご不便をおかけしますが宜しくお願い申し上げます。
さて、本日は「2020酒造年度 全国新酒鑑評会・金賞受賞酒」‥‥新型コロナの影響で二年ぶりに開催された「第109回 全国新酒鑑評会」で、現今の大変な状況を乗り越えて見事に金賞を受賞したお酒三点のご紹介です。
今年の秋田からの出品数28点、入賞数(第一次審査通過)18点、そして金賞数(結審通過)13点と、福島、長野に次ぐ全国第3位。それでも、金賞受賞率は46%と全国平均を大きく上回り、好成績と言える結果でした。
ある新聞に、コロナ禍で審査方法が変わり、小さなカップに入れられた酒にふたをして審査員に配布。ふたを取った瞬間、香りを強烈に感じたと審査員は話していたという。このため、華やかな香りが特徴の東北の酒は金賞が減り、新潟や長野の酒が躍進したのでは、と県醸造試験場の進藤場長は推測 とありました。そんな、ある意味秋田にとっては不利だった中での結果ですから、金賞受賞をした御蔵には心からお祝いを申しあげる次第です。
しかし、今回の秋田の金賞受賞酒の詳細を見ると、純米タイプでの受賞は18点中3点のみ。「まんさくの花」、「刈穂」「飛良泉」の御三蔵です。しかも、吟醸タイプ・純米タイプの両方通じて、地元の酒米を使った受賞酒に至っては皆無! 全てが「兵庫県産 山田錦」でした‥‥ここ数年、鑑評会でも「秋田の酒米の純米酒で金賞を!」 という動きがあって、それが少しずつ進んできたかのように見えましたが、何とも残念です。来年は、秋田の酒米で醸した純米大吟醸で、ひと蔵でも多くの金賞を獲って欲しいものです。
ということで、発売された「純米タイプ」の『金賞受賞酒』2点(飛良泉の発売は無し)と、発売する予定がなかったけれど急遽極々限定で出荷された「吟醸タイプ」の『金賞受賞酒』1点をご案内申し上げます。
当然ながら、御蔵の出荷本数も当店入荷本数も少量ですので、唎酒なしでのご案内。とはいえ、夫々の御蔵の杜氏さんや蔵人さんが精魂込めて醸しあげた超逸品です。先ずはこんなご時世の中で頑張ってきたご自身のご褒美に、そして親しい方へのサマーギフト用として、お求めお楽しみくださるようお願い申し上げます‥‥‥‥
(1)御蔵のコメント‥‥金賞狙い一本ならグルコースを、3,000mg/dL 程度に持ってゆくのですが、商品としての美味しさを重視し、そこまで甘くしていません。あくまで当社最高峰のお酒として醸しました。馥郁とした香りと、繊細さが特徴の一本! このお酒をお供に特別なひと時をお過ごし下さい‥‥‥‥
『まんさくの花・純米大吟醸原酒 金賞受賞酒』です。
使用米:兵庫県産 山田錦
精米率:38%
使用酵母:M310
種麹:白夜など(ブレンド)
日本酒度:ー2.0
酸度:1.4
アミノ酸:1.1
グルコース:1,780mg/dL
ALC度:16.0%(原酒)
上槽年月:2021年2月
醸造年度:2020年度(2020年7月~2021年6月)
価格:720入のみ・5,500円
(2)御蔵のコメント‥‥刈穂酒造が独自開発した酒母で醸造。伝統的手法を発展させたシンプルな低温発酵により誕生した、杜氏・蔵人の粋を集めた逸品です‥‥‥‥
『刈穂・純米大吟醸原酒 金賞受賞酒』です。
使用米:兵庫県産 山田錦
精米率:35%
使用酵母:?
日本酒度:±0.0
酸度:1.4
アミノ酸:0.8
ALC度:17.0%(原酒)
醸造年度:2020年度(2020年7月~2021年6月)
価格:720入のみ・5,500円
(3)御蔵のコメント‥‥6年連続、ここ13年で10回の金賞です。これも偏に皆様方のお力添えによるものと心より感謝申し上げます。このコロナ禍の中、弊社にとっても大変嬉しいニュースになりました‥‥‥‥
『一白水成・大吟醸原酒 金賞受賞酒』です。
使用米:兵庫県 特A地区松沢産 山田錦
精米率:35%
使用酵母:秋田県酵母
日本酒度:+2.0
酸度:1.4
アミノ酸:0.8
ALC度:17.2%(原酒)
上槽日:2021年2月20日
醸造年度:2020年度(2020年7月~2021年6月)
価格:720入のみ・5,500円
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<2021年06月~2021年08月の予定> *変更の場合もありますのでご承知おき下さい。
・06月27日(日)定休日
・07月04日(日)定休日
・07月11日(日)定休日
・07月18日(日)定休日
・07月19日(月)お休み 致します
・07月22日(木)海の日 通常営業 致します
・07月23日(金)スポーツの日 通常営業 致します
・07月25日(日)定休日
・08月01日(日)定休日
・08月08日(日)山の日 午前10時~午後6時 営業致します
・08月09日(月)振替休日 お休み 致します
・08月15日(日)定休日
・08月16日(月)お休み 致します
・08月22日(日)定休日
・08月29日(日)定休日
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*秋田の 花・旅・人 も御覧ください。
当ブログへのお問合せ等は下記宛にお願い致します。
────────────
酒屋まるひこ
秋田市大町4-1-2
電話・018-862-4676
営業時間・午前9時30分~午後7時00分
休日・毎週日曜日、不定休あり
────────────
*尚、未成年の方からのお問合せにはお応えできませんのでご了解ください。
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平成26年 全国新酒鑑評会 金賞受賞酒(2014.06.18 WED.)
http://hitosake.exblog.jp/22248920/
2014-06-18T20:20:00+09:00
2014-06-19T09:49:26+09:00
2014-06-18T20:20:23+09:00
nbhkkry20
品評会、唎酒会
今年の春の全国新酒鑑評会、秋田県の金賞受賞は昨年より5点少ない10点、順位は昨年の3位から大きく後退して8位、とあまり芳しいものではありませんでした。
それだけに、販売される「金賞受賞酒」は貴重な存在となっていますが、夏のギフトシーズンも真っ直中、受賞をした御蔵からはこの珠玉の逸品が次々と出荷されています。
10蔵ばかりの「金賞受賞酒」ですから全てをご紹介できればいいのですが、なかなかそうもいかず、当店での扱いは3点のみ。とはいえ、それぞれ特徴的な「金賞受賞酒」ですので、贈物にはもちろん、この半年頑張ったご自分へのご褒美としても大いに喜んで戴けると思います。
どれも極々僅かの入荷です。お早めにお求め下さいますよう宜しくお願い申しあげます。
(其の1)使用米がオール山田錦ではなく、純米酒での受賞は秋田ではこの御蔵のみ・・・
『刈穂・25BY 純米大吟醸原酒《金賞受賞酒》』
使用米:麹/山田錦、掛/美山錦
精米率:45%
使用酵母:M310
日本酒度:-2.0
酸度:1.3
アミノ酸:0.7
ALC度:16度(原酒)
価格:720入りのみ・4,860円
(其の2)協会1801号酵母を使わせたら、この御蔵の右に出る蔵はなし・・・
『福小町・25BY 大吟醸原酒《金賞受賞酒》』
使用米:山田錦
精米率:40%
使用酵母:協会1801号
日本酒度:+3.0
酸度:1.2
アミノ酸:?
ALC度:16.5度(原酒)
*出荷本数:限定 1000本
価格:720入りのみ・5,400円
(其の3)昨年は純米で、今年はアル添での金賞受賞。さすが、実力派ナンバーワン・・・
『まんさくの花・25BY 大吟醸原酒《金賞受賞酒》』
使用米:山田錦
精米率:38%
使用酵母:?
日本酒度:+3.5
酸度:1.2
アミノ酸:0.8
ALC度:16度(原酒)
*出荷本数:限定 600本
価格:720入りのみ・5,400円
ということで、ちょっぴり高価な「金賞受賞酒」で、もしかしたら“清水の舞台から飛び降りる覚悟”が必要かもしれません。でも、お飲みになったお客様が「ん~~飛び降りて良かったぁ。ホ~ントに旨かった。これで、もう半年頑張れるぞっ!」って言ってましたよ~。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2014年06月~07月の予定>
・06月22日(日)定休日
・06月29日(日)定休日
・07月06日(日)定休日
・07月13日(日)定休日
・07月20日(日)御前10時~午後6時 営業致します
・07月21日(月)海の日 御前10時~午後6時 営業致します
・07月27日(日)定休日
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当ブログへのお問合せ等は・・・・
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酒屋まるひこ
秋田市大町4-1-2
電話・018-862-4676
*午前9時30分~午後9時30分
定休日・毎週日曜日
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へお願い申し上げます。
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「新入荷」について・・・(2014.02.24 MON.)
http://hitosake.exblog.jp/21726213/
2014-02-24T20:43:00+09:00
2014-02-24T20:56:18+09:00
2014-02-24T20:43:55+09:00
nbhkkry20
品評会、唎酒会
このところ、新酒生酒を中心にした御蔵からの「新入荷」もひと休み。そのため十日ほどブログ更新をしておりませんが、実は・・・「新入荷」がないわけではありません。
ポチ・・・ポチっと思い出したようにあるのですが、その入荷量もポチッ・・・っと。ブログでご紹介するにはあまりにも極々僅かです。
当然ながら、一本を開けて唎酒することもままならず、何よりブログにアップして直ぐに終売! などという失礼をするわけにもいかず、ん~~どうしたらいいのかなぁ~なんて、思い悩んでるうちに十日が経ってしまったというわけです。
そして、最近のプチ日本酒ブーム(?)のため、多くの御蔵でも割当て出荷にせざるをえない状況で、ん~~これじゃ、ブログ更新の回数も益々減らさざるを得ない・・・ということはありませんが、ブログでご紹介できないお酒が益々増えるのは間違いないところかもしれません。
ですから、当ブログの更新がたまに滞っていても「新入荷」が全くないわけではなく、もしかしたら超々限定酒が、極々僅か入荷していることもあるかもしれない・・・どうぞ、ブログの情報だけにお頼りにならずに、今どんなお酒が入っているの? これからの入荷予定は? 等々、お気軽に、ダイレクトにお問合せ下されば幸いです。心からお待ち申しております。
え~~こうしてブログを更新していない訳をくどくどと書いているということは、もしかして、公開できない「美味しい情報」がある! ・・・のかもしれませんよ~~。
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<2014年03月~04~GWの予定>
・03月02日(日)定休日
・03月09日(日)定休日
・03月16日(日)定休日
・03月21日(金)春分の日 通常営業致します
・03月23日(日)定休日
・03月30日(日)定休日
・04月06日(日)定休日
・04月13日(日)定休日
・04月20日(日)定休日
・04月27日(日)午前10時~午後6時 営業致します
・04月29日(火)昭和の日 午前10時~午後6時 営業致します
・05月03日(土)憲法記念日 通常営業致します
・05月04日(日)みどりの日 通常営業致します
・05月05日(月)こどもの日 通常営業致します
・05月06日(火)振替休日 お休み致します
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*午前9時30分~午後9時30分
定休日・毎週日曜日
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金賞受賞酒がいっぱい(2013.06.15 SAT.)
http://hitosake.exblog.jp/20374447/
2013-06-15T23:13:00+09:00
2013-06-16T13:48:46+09:00
2013-06-15T23:13:42+09:00
nbhkkry20
品評会、唎酒会
昨日、東京池袋のサンシャインシティで行われた「平成24酒造年度 全国新酒鑑評会 公開きき酒会」&「全国日本酒フェア」に出かけてきました。
今年の秋田県は良かったですよ〜。金賞が15蔵、全国で三番目・・・いや、良かったのはそんな受賞数や順位ではありません。
山田錦以外の米や、アル添大吟ではなく純米大吟での出品や受賞(今年は2点でしたが)でバラエティにとんでいて、尚且つ、15もの蔵が金賞を受賞するほどの高い酒質で、ホントに面白かったですね〜。利き酒していて、思わずゴクリと喉を通したくなる酒ばかりでした。
金賞受賞数26蔵で全国一となった福島県も、山田錦以外の米の使用と純米酒での出品が多く、こちらもバラエティ豊か。「鑑評会の酒は金太郎飴」と批判的にいわれてきましたが、時代は変わりつつあるようです。
そんな時代の変遷期に、堂々と金賞を受賞した秋田の酒の晴れがましい姿を・・・
左から・・・
1 高清水 本社蔵
山田錦の大吟醸
2 高清水 御所野蔵
山田錦の大吟醸
3 両関
山田錦の大吟醸
左から・・・
4 福小町
山田錦の大吟醸
5 一滴千両
山田錦の大吟醸
6 秀よし
山田錦の大吟醸
左から・・・
7 阿櫻
山田錦の大吟醸
8 由利正宗
山田錦の大吟醸
9 喜久水
山田錦の大吟醸
左から・・・
10 北鹿
山田錦の大吟醸
11 飛良泉
山田錦の大吟醸
12 太平山
山田錦の大吟醸
左から・・・
13 福禄寿の大吟醸
山田錦の大吟醸
14 白瀑
酒こまちの純米大吟醸
15 まんさくの花
山田錦の純米大吟醸
ということで、昨日の夜は久方ぶりの TOKYO NIGHT を楽しんで秋田に帰って来てみたら、なんと早くも「金賞受賞酒」が入荷しておりました。
どこの御蔵かというと・・・・それは、明日のお楽しみ〜〜です。
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<2013年06月~2013年07月の予定>
・06月16日(日)定休日
・06月23日(日)定休日
・06月30日(日)定休日
・07月07日(日)定休日
・07月14日(日)午前10時~午後6時 営業致します
・07月15日(月)海の日 午前10時~午後6時 営業致します
・07月21日(日)定休日
・07月28日(日)定休日
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定休日・毎週日曜日
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今が旬の夏向き酒、終売近し・・・(2012.07.23 MON.)
http://hitosake.exblog.jp/18259757/
2012-07-23T16:01:00+09:00
2012-07-24T10:47:44+09:00
2012-07-23T16:01:08+09:00
nbhkkry20
品評会、唎酒会
昨日の日曜日、ここ十数年来毎年のように訪れている八幡平に出かけてきました。
頂上付近をグルッと一回りして2時間弱、八幡平の短い夏に精一杯花開く花たちに会いに出かけるのですが、帰りはもちろん秘湯! で身体を癒して・・・という一日です。
今年の冬は雪が多かったし、それに、つい昨日まで季節外れの寒さが続き咲いている花は少なく、それにいつもより勢いが弱いようにも感じたのですが・・・・
「フランスギク(仏蘭西菊)」です。
雪や寒さで花の勢いが弱いなかにあって、この「フランスギク」、花びら一枚落とさずに、雑草が生い茂る緑の中にキリッとした姿で咲いていました。
こんな北国の八幡平なのに、どうして「フランス」?
「八幡平の花」というフィールドガイドにはこんな説明がありました。
パリー郊外に多いとか。江戸末期に渡来した栽培種が野生化して5月末から咲き出す。どこにでもはびこり登山道を這い上がって来るのは困りもの・・・というのです。
へ〜本当にフランス辺りで栽培されていたんだ。それが今や北国の、しかも1600メーターを超える山の上で咲いているなんて、凄いもんですねぇ。
確かに、こんな生命力の強い外来種が日本の固有種を駆逐してゆくのかもしれません。
それは、決して許されるものではありません。登山者の靴の底まで消毒するような、徹底した予防措置をしてもいいのではと思います。
でも、短い夏にもこうして健気に咲く小さな花を 困りもの・・・とまでは言えないなぁ。
さて、夏向きのお酒の入荷も一段落、今週は今のところ新入荷の予定はありません。
それに、その夏向きのお酒の終売も目立ってきました。
そこで今日は、ここまで入荷しているお酒の終売状況のご紹介を致しましょう。
どのお酒も、蔵での在庫は既に払底! そして、当点在庫も残りは僅少! 何よりも、飲んだ方の評価は上々! のお酒ばかりです。
どうぞ、お早めにお求めお楽しみ下さるようお願い申しあげます。
阿櫻・23BY 特別純米 New無濾過原酒 生詰め』
1.8入・終売、720入・1,250円
『新政・特純 新政スパークリング』
720入のみ・1,470円
『23BY 山廃生原酒 超弩級 気魄の辛口 +25』
1.8入・3,000円、720入・1,500円
『23BY(純米吟醸 生酒)ブルーハワイ』
1.8入・3,200円、720入・1,600円
『23BY 純米吟醸 スパークリング山本 EXTRA DRY』
720入のみ・1,680円
『23BY 純米吟醸 隠れ彦べえ 五百万石仕込 火入れ』
1.8入・2,520円、720入・1,260円
『23BY 雪室「純米」吟醸 氷温熟成』
1.8入のみ・3,500円
『23BY 純米吟醸生原酒 直汲み 爽々酒』
1.8入・3,150円、720入・終売
『23BY 純米吟醸 月夜』
1.8入・2,625円、720入・1,320円
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<2012年07月~2012年09月の予定>
・07月29日(日)定休日
・08月03日(金)竿燈まつり
・08月04日(土)竿燈まつり
・08月05日(日)竿燈まつり 通常営業致します
・08月06日(月)竿燈まつり
・08月12日(日)定休日
・08月19日(日)定休日
・08月25日(土)大曲の花火 臨時休業致します
・08月26日(日)定休日
・09月02日(日)定休日
・09月09日(日)定休日
・09月16日(日) 午後1時~午後7時 営業致します
・09月17日(敬老の日) 午前10時~午後7時 営業致します
・09月23日(日)定休日
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酒屋まるひこ
秋田市大町4-1-2
電話・018-862-4676
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明日から・・・(2012.06.27 WED.)
http://hitosake.exblog.jp/18157259/
2012-06-27T22:04:00+09:00
2012-06-27T22:03:58+09:00
2012-06-27T22:03:58+09:00
nbhkkry20
品評会、唎酒会
(日照時間 852分)
え~~日本酒フェアで東京に出かけて以来、長らくお無沙汰してしまいました。
本当に申しわけございませんでした。
東京ナイトでいい思いをしてすっかり腑抜けになって・・・ということもないこともないかもしれませんが、寄る年波には勝てません。チョッピリ疲れが出てしまいました。
でも、昨日あたりからすっかり復調。頑張って、新入荷のご紹介を復活させてゆきましょう。
え~~ご無沙汰している間にも、かなりの新入荷がありました。
今日は、この間に入荷しているお酒を一括ご紹介しておくことに致します。
詳細は明日から順次・・・お楽しみに~。
『新政・23BY 純吟 やまユ 青 火入れ』
使用米:美山錦、
精米率:麹/50%、掛/55%
使用酵母:六号酵母、日本酒度:±0.0
酸度:1.6、アミノ酸度:1.0
1.8入・3,300円(終売)、720入・1,650円
*本日27日に入荷したばかりですが、入荷の情報をどこから入手したのか・・・入荷と同時に指名買いのお客様が次々にご来店。1.8入はアッという間に終売。
720入も僅かになりました。お早めのお問合せをお願い致します。
『新政・23BY 純大吟 鑑評会出品酒 オクトパスガーデン』
使用米:酒こまち、
精米率:35%
使用酵母:協会601、日本酒度:+1.8
酸度:1.5、アミノ酸度:0.7
720入のみ・3,000円
『新政・23BY 純大吟 佐藤卯兵衛 中だれ』
使用米:麹/吟の精、掛/美郷錦
精米率:40%
使用酵母:新政六号、日本酒度:+2.0
酸度:1.3、アミノ酸度:1.0
1.8入・4,600円、720入・2,300円
『新政・23BY 純吟 別誂 ヴィリジアンラベル』
使用米:酒こまち
精米率:麹/50%、掛/55%
使用酵母:協会601号、日本酒度:+3.0
酸度:1.4、アミノ酸度:1.1
1.8入・3,100円、720入・1,550円
『刈穂・選抜大吟醸 (平成22年 三賞受賞酒)』
使用米:山田錦
精米率:35%
使用酵母:1801号、日本酒度:+2.0
酸度:1.2、アミノ酸度:0.5
1.8入・5,000円、720入・2,625円
『刈穂・23BY 山廃純米生原酒 超弩級 気魄の辛口 +25』
使用米:麹/美山錦、掛/秋の精
精米率:60%
使用酵母:KSP、日本酒度:+25.0
酸度:1.8、アミノ酸度:1.7
1.8入・3,000円、720入・1,500円
『刈穂・22BY 純吟 かわせみ』
使用米:酒こまち
精米率:50%
使用酵母:AK-1、日本酒度:+2.0
酸度:1.8、アミノ酸度:1.2
1.8入・3,150円、720入・1,575円
『白瀑・23BY 純吟 山本ブルーラベル ドキドキ』
使用米:酒こまち
精米率:麹/50%、掛/55%
使用酵母:非公開、日本酒度:+3.0
酸度:2.1、アミノ酸度:1.0
1.8入・2,980円、720入・1,550円
ということで、明日から順次ご紹介してゆきますので、乞う、ご期待! ・・・というよりも、どれも超限定の早期の終売必至というお酒ばかりですので、どうぞお早めにお問合せお求め下さるようお願い申しあげます。
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<2012年07月~2012年08月の予定>
・07月01日(日)定休日
・07月08日(日)定休日
・07月15日(日)午後1時~7時 営業致します
・07月16日(海の日) 通常営業致します
・07月22日(日)定休日
・07月29日(日)定休日
・08月03日(金)竿燈まつり
・08月04日(土)竿燈まつり
・08月05日(日)竿燈まつり 通常営業致します
・08月06日(月)竿燈まつり
・08月12日(日)定休日
・08月19日(日)定休日
・08月25日(土)大曲の花火 臨時休業致します
・08月26日(日)定休日
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秋田市大町4-1-2
電話・018-862-4676
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キューカンビ(2012.06.14 THU.)
http://hitosake.exblog.jp/18101847/
2012-06-14T19:20:05+09:00
2012-06-14T19:19:44+09:00
2012-06-14T19:19:44+09:00
nbhkkry20
品評会、唎酒会
(日照時間 810分)
え~下欄の予定表にある通り、明日は「全国鑑評会一般公開&日本酒フェア」です。
年に一度の国内最大の「利き酒会」ですので、このチャンスを逃すわけにはいきません。
私めも、出かけてまいります。
金賞受賞酒の今年の傾向を探るのはもちろんですが、「日本酒フェア」も興味津々。
何しろ、全国の酒蔵の今が旬のお酒を「展示・利き酒・即売」するのですから、秋田のお酒と飲み比べするには絶好の機会です。
明日は、朝一番の飛行機で発って会場に直行、開場と同時に利き酒を初め、すべて終わるのがたぶん夕方。そして、夜は夜でせっかくの東京、今度は何か美味しい肴で「利き酒」・・・せっかくですからね。
ということで、体調万全を期して今日は久しぶりの休肝日。早々に就寝ということに致します。
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<2012年06月~2012年07月の予定>
・06月15日(金)全国鑑評会一般公開&日本酒フェア 於:池袋 サンシャインシティ
・06月17日(日)定休日
・06月24日(日)定休日
・07月01日(日)定休日
・07月08日(日)定休日
・07月15日(日)午後1時~7時 営業致します
・07月16日(海の日) 通常営業致します
・07月22日(日)定休日
・07月29日(日)定休日
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酒屋まるひこ
秋田市大町4-1-2
電話・018-862-4676
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秋の品評会(2011.10.14 FRI.)
http://hitosake.exblog.jp/16973230/
2011-10-14T22:21:00+09:00
2011-10-15T09:49:56+09:00
2011-10-14T22:22:58+09:00
nbhkkry20
品評会、唎酒会
(日照時間 528分)
「秋田県清酒品評会」の一般公開に出かけてきました。
もちろん唎酒は真面目にしましたが、それよりも蔵元さんや杜氏さんたちと話しが弾み、気がつけば閉会時刻。人はいないし、お酒は片付けられてるし、カメラを持っていきながら会場の様子を撮りそこなってしまいました。
仕方がありません。行ってきた証拠に、資料だけはアップしておきます ↓。
で、お酒はどうだったかというと‥‥‥吟醸の部も純米の部も、鑑評会に出品するようなお酒ですから美味しくないわけがありません。吐き出さないで、ゴクッと飲み干したくなる酒ばかり。最近は、不味い酒ってないですね〜ホントに。
今回の醸造試験場長賞二点は、吟醸が「高清水」、純米が「まんさくの花」‥‥‥両者とも、落着きのある上品で爽快な香り、旨味を充分に残しながらも後口はスッキリ、全体としてきれいに調和のとれたお酒で、試験場長賞は当然という美味しさでした。
その試験場長賞には届かなかったけれど、「おっ、頑張ってるな!」とちょっと驚かされたのが、飛良泉さん。きれいで穏やかな香り、上品でスッキリとした酸味と甘味、それらの調和も非常によく、「エッ! これが、あの山廃の飛良泉〜?」と驚かされること間違いなしの美味しさでした。
そんな勝手なことを会場にいた社長さんにお話をしたら、ニコッとしながら「実は、今年から杜氏が変わったんです」と紹介されたのが、昨年の2月に蔵を訪ねた際、蔵中を案内してくださった副杜氏の遠田さん‥‥‥?
そういえばあの時、慣れないの蔵案内で、真冬の猛吹雪の日だというのに額に汗をビッショリかきながら、一生懸命に説明してくれたあの遠田嘉人さん、正杜氏になれらたのですねぇ‥‥な〜るほど、あの一生懸命さでお酒を造ればこんだけ美味しくなるのは当然のことです。
いや〜〜飛良泉さん‥‥‥何だか、楽しくなってきましたね〜。
ということで、いろいろと有意義な「平成23年秋田県清酒鑑評会」でした。
先ずは、ご報告まで‥‥‥。
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<2011年10月~11月の予定>
・10月16日(日)定休日
・10月23日(日)定休日
・10月29日(土)家内行事のため臨時休業致します
・10月30日(日)定休日
・11月03日(文化の日)通常営業致します。
・11月06日(日)定休日
・11月13日(日)定休日
・11月20日(日)定休日
・11月23日(勤労感謝の日)通常営業致します。
・11月27日(日)定休日
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呑み切り、二蔵・・・(2011.08.31 WED.)
http://hitosake.exblog.jp/16795652/
2011-08-31T21:59:00+09:00
2011-09-01T16:39:08+09:00
2011-08-31T21:53:53+09:00
nbhkkry20
品評会、唎酒会
(日照時間 72分)
朝のうちは晴れていましたが、もう台風の影響なのでしょうか、午後からは雨。
一時は、BS放送が映らなくなるほど雨足が強まる時間帯もありました。
雨は、強くなったり弱くなったりしながら、明朝まで降り続きそうです。
さて昨日、県南の二つの蔵の「呑み切り」に出かけてきました。
先ずは、横手市浅舞の「天の戸」さん。
到着が少し遅れてしまい、出席の皆さんの利き酒も終わっていました。
利き酒した酒販店さんの評判は良かったようで、杜氏の森谷さんもご満悦。ご自慢の一本を丁寧に説明して下さいました。
今年から全量純米酒の「純米蔵宣言」をしただけに、さて、どんな変わり様をしたのか興味のあるところでしたが‥‥‥
手前の
「純米大吟醸 35」や、一つ置いた「純米大吟醸 45」はもう入荷していますのでご紹介をしておりましたよね。
特に興味があったのは、これから入荷をしてくる‥‥‥
「純吟 亀の尾 ひやおろし」と「純吟 美山錦 ひやおろし」です。
どちらもほのかな米の甘味を土台にして、「亀の尾」は爽やかで滋味溢れる酸味で、「美山錦」は微かな渋味やエグ味を感じさせながら、共に酒全体の複雑味と旨さを形作り、それらを上手〜く調和させて‥‥ん〜〜やっぱり、今年も旨い!
そんな中で、「オッ!」と思ったお酒が‥‥‥
去年までアル添の本醸造だった「吟泉」。当然ながら、純米酒に変わって新登場です。
使用米:麹/吟の精、掛/酒こまち、精米率:65%、酵母:秋田今野商店特製酵母、低温冷蔵貯蔵で、1.8入・2,047円‥‥‥これが美味しかったんですよ〜。
ちょっと辛口で、爽やかな酸味で、キレも良く、アルコール分が15.5度でスルスルと飲めそうで、天の戸さんでは「新レギュラー酒」と位置づけていました‥‥‥この辺りの、ローエンド商品が美味しいことが、「純米蔵宣言」の必要条件ですよね〜。
先の純大吟と同時入荷していますので、そのうちにご紹介致しましょう。
さて、次に訪ねたのが増田町の「まんさくの花」さん。
先に来ていた方たちと、天の戸さんから移動して来た方たちと合流して、今年の「まんさくの花」さんの呑みきりは大賑わい。若い酒販店の方たちが増えてましたよ。
こちらの呑み切りは‥‥‥
↑ 一般販売中のお酒から、
↑ 22BYの冷蔵瓶貯蔵されているお酒まで‥‥‥全部で50点。
その他に‥‥
この秋、御店独自のオリジナルの「ひやおろし」として、ご希望のお酒をラベルを作ってお出ししますよ〜、という9点。
更には‥‥‥
今季から始めた「まんさくの花 55 巡米シリーズ」と称して、55%精米の、米違いの純米吟醸の酒販店向けの頒布会酒が、5点。
利き酒対象酒が全部で64点‥‥‥全てをジックリと利き酒は出来ませんでしたが、さすがに疲れました〜。
それでも、瓶貯蔵中のお酒にも予約を入れたほど美味しいお酒があったし、オリジナルの「ひやおろし」では、「これだ!」と思ったお酒を注文したし、「巡米シリーズ」はどれも個性的で出荷が待ち遠しいし‥‥‥疲れた甲斐があったというものです。
「ひやおろし」と「巡米シリーズ」は来月早々にも、「22BY 瓶貯蔵酒」は続々と入荷の予定。当然ながら、入荷次第に順次ご紹介してゆかねばと思いますので、まんさくの花さんは、この秋から冬も当ブログを賑わしてくれそうです。
酒販店さんの評判もよく、皆さんたくさんお酒の発注をしてお帰りだったようで、社長の佐藤譲治さんもニヤリ。
その向こうの杜氏の高橋良治さんも、ニコニコしながら最後の最後まで若い酒販店さんの質問に応えていましたよ〜。
ということで、これだけ利き酒を重ねたら、もう帰ることなどできません。
増田町の創業170年の老舗旅館・林旅館さんで、今度は利き酒ではない盃を重ねながら反省会をジックリとやって、今朝、開店時間に合わせて帰って来たという次第。
誠に意義深い県南地区二蔵の呑み切りでした。
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<2011年9月〜10月の予定>
・09月04日(日)定休日
・09月11日(日)定休日
・09月18日(日)午後1時〜午後7時 営業致します
・09月19日(敬老の日)午後1時〜午後7時 営業致します
・09月23日(秋分の日)通常営業致します
・09月25日(日)定休日
・10月02日(日)定休日
・10月09日(日)午後1時〜午後7時 営業致します
・10月10日(体育の日)午後1時〜午後7時 営業致します
・10月16日(日)定休日
・10月23日(日)定休日
・10月29日(土)家内行事のため臨時休業致します
・10月30日(日)定休日
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日本酒フェア2011(2011.06.16 THU.)
http://hitosake.exblog.jp/16479066/
2011-06-16T23:01:00+09:00
2011-06-17T17:26:34+09:00
2011-06-16T23:02:35+09:00
nbhkkry20
品評会、唎酒会
(日照時間 858分)
東京で行われた「日本酒フェア」の話題、昨日の現場の続きです‥‥
先ずは、「全国新酒鑑評会」で入賞をしたお酒の一般公開からですが、今年は、いつになく人出が少ないような気がしました。
いかに東京といえども、ウイークデーの昼間から酒を飲むために会社を休める人などそんなにいるわけがない、とはいえ、昨年までは酒業界関係者がもう少しワイワイガヤガヤいたような‥‥やはり、震災の影響が大きいのかなぁ。
それでも、東北地方のブースには行列が出来、唎酒をするまでにかなりの時間並ばされました。
宮城や福島が特別に成績が良かったし、やはり日本酒は、先ずは東北からというところですね。
今年の入賞傾向は、「きれいな味とやや穏やかな香りがほどよく調和した軽快でソフトな酒質(審査員総評)」だったようですが、唎酒して感じたのは、特に「軽快でソフト」という点が重要な要素だったように思えました。
昨年より金賞の数がグッと減った秋田は、たくさんの金賞を獲得した宮城や福島や新潟と比べると、まだまだ「(旨みがあって)重く、(コクがあって)ソフトではない」お酒が多かったような‥‥。
それも、あくまでも比較してのこと。総体的には、これまでの秋田とはくらべものにならないほど「軽快でソフト」になってきているのは間違いないと思いました。
そして、私自身の注目は、毎年少しずつ増えてきたとはいえ、まだまだ数少ない「純米」での入賞酒‥‥
栃木県の、こんなお酒が金賞を獲得していたのにはビックリ。
亀の尾米を19%! 精米して、ん〜〜これも純米?
秋田からも「純米」での出品は何点かありましたが、入賞2点、金賞はゼロ‥‥個人的には、もっともっと「純米」での入賞を目指して欲しい。
それが秋田の生きる道、だと思っているんですけどねぇ。
そんな中、マイ ナンバーワンに選んだのが、昨日現場から報告しましたが、皆様よ〜くご存知の「越乃寒梅」でした。
何が良かったかって‥‥先ず、今年の傾向の「軽快でソフト」は、新潟の得意とするところですから問題なし。
そして、軽快でソフトなのに、まるで上品な出汁を効かせた高級京料理を彷彿とさせるような、旨みとコク。
更には、カプロンだとかエステルだとか喧しい話題などどこ吹く風、そんなものを超越したように、飲む人の心に穏やかさもたらす不思議な静謐感。
たった一口の唎酒で、こんなに色々なことを思わせるお酒は滅多にない‥‥ん〜〜さすが、「幻の酒」と言われた逸品でした。
そして、「全国日本酒フェア」‥‥
鑑評会の一般公開より断然賑わっていました。そりゃそうです。
一般公開のお酒は、飲んだら吐き出す唎酒で、こちらの日本酒フェアは、唎酒して美味しけりゃ買って帰れるんですから‥‥これが、お酒本来の姿ですよね〜。
そこで私も、一般公開での唎酒でかなり酔っちゃったけど、フェアでも頑張って唎酒をして、今まで飲んだことのない、例えば宮崎県や山口県のお酒とか入手しましたので、さ〜〜て、いつごろ飲もうかなぁ‥‥。
ということで、買ったお酒は宅急便で送ったし、もうひと頑張り唎酒をしなければ‥‥
↑ 都内某所。奥の三階建ては高級老人ホームとか。そして、手前の文化財のような赤レンガ造りの土蔵が居酒屋さん。
朝から続いた唎酒の疲れを、ゆっくりと癒してくれるような‥‥楽しくて、美味しい「唎酒」をさせてもらいました。
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<2011年6月〜7月の予定>
・06月19日(日)定休日
・06月26日(日)定休日
・07月03日(日)定休日 酣々塾の例会日
・07月10日(日)定休日 蔵元交流会 in 横手市山内
・07月17日(日)午後1時〜午後7時 営業致します
・07月18日(海の日)午後1時〜午後7時 営業致します
・07月24日(日)定休日
・07月31日(日)定休日
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当ブログへのお問合せ等は‥‥
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酒屋まるひこ
秋田市大町4-1-2
電話・018-862-4676
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秋田県清酒鑑評会・一般公開(10-03-18 THR.)
http://hitosake.exblog.jp/13976265/
2010-03-18T22:34:00+09:00
2010-03-19T09:43:47+09:00
2010-03-18T22:34:28+09:00
nbhkkry20
品評会、唎酒会
(日照時間・198分)
雪はこの週末にかけてという予報だったのに、今朝カーテンを開けたら‥‥
5〜6センチの積雪、気温も3度前後と低かったのですが、昼前から陽も射し始め、夕方までにはすっかり融けてしまいました。
やっぱり、春の淡雪でした。
その程度の淡雪などには足をとられることもなく、昨日お知らせしていました「秋田県清酒鑑評会・一般公開」に出かけてきましたが‥‥
開催時間が、ウイークデーの朝の10時から午後1時までというのですから、いくら唎酒とはいえ、この時間にお酒を口に入れることが出来る「一般」人がそんなにいるわけがなく、例年のことながら参加者は酒関係者ばかり‥‥いつになったら、「一般公開」に「一般」人が大挙して飲みに、イヤ、唎酒に来る日がくるのでしょうかねぇ。
そんな愚痴はさておき、お酒は、何処の蔵のも間違いなく美味しいものでした。選び抜いた酒米を、ギリギリまで精米し、蔵人たちの技能を最大限に結集した出品酒が美味しくないわけがない‥‥が、やはり好き嫌いもあるし美味しさの基準は人それぞれ、いいという酒もあれば、そうじゃないという人もいます。
そんな中で、私自身も含め「うん、いいねぇ」と皆さんの口から出た銘柄が、能代の「喜久水」‥‥ん〜〜意外といえば意外かな?
ボディがあって、綺麗で、スイッとキレて後口良く、バランスがいいだけではなくメリハリもあり、唎酒を忘れて、思わずコクッと飲んじゃったほどでした。
他にも、2、3点、いいなぁと思う銘柄もありましたが、正直言って、出品酒はよく分かりません。
何しろ、どんなに美味しいと書いても、出品酒は「一般公開」限定酒。このブログをお読みになった誰もが飲むことが出来ないのですから‥‥ネッ。
まぁ、今日の私のピカイチは「喜久水」だったというご報告でご勘弁をお願い致します。
ということで、明日からはまた、皆さんが飲むことが出来る、当たり前のお酒をご紹介することと致しましょう。
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<2010年3月〜4月の予定>
・03月21日(日・春分の日)午前10時〜午後7時 営業致します
・03月22日(振替休日)午前10時〜午後7時 営業致します
・03月28日(日)定休日
・04月04日(日)定休日
・04月11日(日)定休日
・04月18日(日)定休日
・04月25日(日)定休日
・04月29日(昭和の日)通常営業致します
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清酒品評会&市販酒審査会(09-10-27 TUE.)
http://hitosake.exblog.jp/12762952/
2009-10-27T23:37:00+09:00
2009-10-28T09:29:51+09:00
2009-10-27T23:37:21+09:00
nbhkkry20
品評会、唎酒会
かなり強い風でしたが、岩手県沖を通過した台風20号の影響だったんでしょう。でも気温は高く、強い風をのぞけば過ごしやすい一日でした。
それにしても、日が短くなりました。まだ午後の4時ちょい過ぎだというのに、何となく外が暗い。晴れる予報なのに雨かぁ? と思って気象予報サイトをみたら、なんと今日の日の入りが午後4時44分! いよいよ、 秋深し‥‥です。
<10月の予定>通りに、秋田県清酒品評会の一般公開に出かけました。
今年の出品点数は、吟醸酒の部に31蔵の109点、純米酒の部に25蔵の48点。それに、今年から行われた「酒こまち市販酒審査会」の部に22蔵32点でした。
審査結果は、酒造組合のホームページ「HOT NEWS」に掲載されていますので、是非ご覧下さい‥‥ちなみに、秋田の登録製造場数は37蔵ですが、吟醸酒の部に出品した31蔵。この数字が、今現在“自醸”をしている秋田の酒蔵の正確な数字だと思います。一時から比べればずいぶんと減っちゃいましたねぇ。
さて、その審査結果をみると、吟醸酒も純米酒も上位にランクされた(特に知事賞)のは受賞の常連蔵、というか、賞獲りの技術をよ〜く知っている蔵がほとんど。特に、「高清水の御所野蔵」はここ数年まさに常連で、賞獲り技術にはいろいろな批判もありますが、それを続けることが出来る蔵の力には驚かされます。
しかし、そんな賞獲りの技術をもってしても、飲み手の高い評価に結びつくとは限らないのが、二つ目の「市販酒審査会」の面白さです。
その審査結果も、酒造組合のホームページでご覧の通りですが、市販酒審査会の三つの賞の中で最も興味を引いたのが、「コストパフォーマンス賞」‥‥
全ての出品酒の中から好みの清酒を選べという「一般審査優秀賞」では、高精白の、きれいで口当りのいい、価格の高い酒が高評価なのは当たり前で、案の定、優秀賞は「1.8入り6,300円(太平山)」と「1.8入り4,200円(福小町)」という高価格のお酒が選ばれた。こりゃもう、美味しいに決まってますよね。
次に、品評会の審査員が“官能審査”をしたという「技術審査」ですが、“官能審査”だけで、どうして技術の審査が出来るんだ? と、これは意味がよく分らない賞だと思うんですけども‥‥。
そして、小売価格から見比べて優れているお酒を選べという、「コストパフォーマンス賞」、これは酒屋にとって最も参考になる審査結果でした。
「福小町」は1.8入りで3,980円、そして「天寿」は1.8入り3,150円なんですが、この価格、今の世の中ではけっして安い価格ではありませんよね。酒販店の店頭ではもっと低精白の、1.8入りで2,000円前後の純米酒や本醸造が、メインストリームになりつつあるのが現状です。
しかし今回の審査員は、あえて3,000円を超える価格のお酒を、そんな流行りの“低価格酒”よりもコストパフォーマンスがいい、と選んだのですからちょっとビックリです。
お酒は、まさに嗜好品。購買決定要因は、やっぱり美味しさ。高くても安くても、その美味しさに適する価格であればノープロブレム、ということではないでしょうか。
確かに、現今のような経済状況では、飲む本数や、飲み屋さんの暖簾をくぐる回数だって減らさざるを得ないかもしれません。でも、だからといって、自分の好みでもないお酒を飲んで後悔するよりは、本数や回数を減らしても、美味しいっ! と思うお酒を飲むことの方がコストパフォーマンスがいい! 「コストパフォーマンス賞」の審査結果は、そんな真の愛飲家の本音を語っているように思うんですけど、ねぇ‥‥。
ということで、今日もお酒の紹介はなしでしたが、↑の写真をもう一度ご覧ください。
いくら、吐き出すといってもあれだけのお酒を唎酒(喉の奥に落ちてゆくのもけっこうな量です)したのですから、今日はヘロヘロですのでご勘弁下さい。
実は本日、ちょっと訳ありというか、曰く付きのお酒が入荷しましたので、明日はそのご紹介、ということにいたしましょう。
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<11月の予定>
・11月01日(日)通常営業致します 「刈穂・20BY 出羽の雫 発売日」
・11月03日(文化の日)通常営業致します
・11月08日(日)定休日
・11月15日(日)定休日
・11月22日(日)通常営業致します
・11月23日(勤労感謝の日)通常営業致します
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東京・日本酒フェア(09-06-18 THU.)
http://hitosake.exblog.jp/11778077/
2009-06-18T23:38:00+09:00
2009-06-19T09:29:42+09:00
2009-06-18T23:38:02+09:00
nbhkkry20
品評会、唎酒会
昨日17日の朝一番の飛行機で、東京の日本酒フェアに行ってきました。
一泊して午後には秋田に戻ったのですが、泊まったホテルが近かったので、今朝、40年ぶりに東京タワーへ登ってきました。
高さ250メートル、特別展望台からの眺めです。
雨を含んだ曇り空で遠くがかすみ、いかにも魔の都東京というか、カオスというか、石原知事が「江戸に比べりゃ、今はゲロ」なんて発言してたけど、そこまで言っちゃぁ失礼だよねぇ。いくら、そう見えるからって‥‥。
さて、こちらは嬉しいカオス、日本酒フェアです。
今年で3年目の東京での日本酒フェア。一般公開も、国税局が手を引いて民間で開催すれば、こんなにもカラフルなんて昨年ブログにアップしましたが、様々に合理化されてんでしょう、設営も昨年そのまま。2008を2009に変えただけですからね。
皆さん、ホントに真剣な表情です。
ここは、北海道と、青森、岩手、秋田の北東北ブロック。個人的に二重丸をつけたのは、岩手の月の輪、関山、秋田の喜久水、飛良泉、春霞。
そして、南東北ブロックでは、福島の末廣、奥の松、山形の亀の井、あら玉、十四代‥‥唎酒はどの酒もほぼ同じ量を口にいれ、味わって吐き出すはずなのに、何故か? 十四代だけは、早々とテーブルの瓶には残っていませんでした‥‥もしかして、ペットボトルを持って来たのがいるのかな?
その他のブロックでは、新潟の越淡麗を使った酒が良かったですねぇ。きれいでふくよかな香味、スーッとキレて、現代的な美味しさです。こりゃ、売れるわ!
そんなことを思いながら、日本酒フェアの会場へ‥‥
私的には、公開きき酒よりも、こちらでの唎酒が真剣でした。
で、これは旨い! と思って買って来たのが、「香川の綾菊・さぬきよいまい仕込み、山口の山頭火・西都の雫仕込み、京都の月の桂・旭米仕込み、石川の白菊・五百万石仕込み、埼玉の琵琶のさざ波・五百万石仕込み、栃木の旭興・山田錦仕込み」の6本。
新潟は‥‥? これが、鑑評会出品酒ではあれほど美味しかったのに、フェアで飲んだ越淡麗仕込みは、どれも「エーッ、何故?」で、買う気おこらずでした。
以上のように、全国の「今」のお酒を真剣に研修をした後、夜も研修を重ねたのですが、それについては、ムニャ、ムニャ、ムニャ、また、いづれ‥‥。
ということで、フェアで買った6本と、旅行に出かけた酣々塾生からお土産で戴いた、「米沢市の富久鶴・九郎左衛門」と「山形市の寿虎屋・三百年の掟やぶり」を加えて、6月28日の酣々塾の例会の予定‥‥ん〜〜む、このラインナップだと、日本酒フェアと同じくらい、美味しい酣々塾になりそうな予感がしますねぇ。
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<6月〜7月の予定>
・ 6月21日(日) 定休日
・ 6月28日(日) 定休日 酣々塾定例会 於・くもりのちはれ
・ 7月05日(日) 定休日
・ 7月12日(日) 定休日 八幡平の高山植物を訪ねる
・ 7月19日(日) 午後より営業致します
・ 7月20日(月・海の日) 通常営業致します
・ 7月26日(日) 定休日 やまと会・臨時総会
・ 7月29日(水) ナイター観戦 楽天vs西武 於・こまちスタジアム ]]>
全国新酒鑑評会の成績(09-05-24 SUN.)
http://hitosake.exblog.jp/11607625/
2009-05-24T21:15:27+09:00
2009-05-24T21:15:27+09:00
2009-05-24T21:15:27+09:00
nbhkkry20
品評会、唎酒会
いづれがアヤメかカキツバタ‥‥では、ありません。
花菖蒲、と書かれていました。こんな季節になったのですね。
先週22日に全国新酒鑑評会の審査結果が発表されました。
県別の金賞数は、新潟県が22蔵、山形と福島県が各々18蔵、そして秋田県が15蔵で、秋田はまぁまぁの成績。蔵の数での金賞受賞率でいえば、たぶん一番のはずです。秋田全体としてのレベルの高さを証明したような数字だと思います。
ところで、この鑑評会が1部(山田錦の使用割合が原料米の50%以下)、2部(山田錦の使用割合が50%以上)に分かれているのはご存知の通りです。
そこで、上記の県ごとの1部での受賞数をみると、新潟が11蔵、山形0蔵、福島1蔵、そして秋田が6蔵。新潟県の1部での受賞数の多さが目立ちます。と同時に、山形県が一蔵もないということも、何か特徴的です。
想像するに、新潟の1部での酒米は、「越淡麗(コシタンレイ)」という酒米がほとんどの蔵で使われたのだと思います。
「越淡麗」は山田錦と五百万石の掛け合せから生まれた酒米で、「山田錦のふくよかさと、五百万石のキレのよさ」を特徴として、新潟の数多くの蔵から大吟醸や純米大吟醸が出荷されています。
今は高級酒用として高精白で使用されていますが、これから生産量を増やし、普通の純米や純吟にも使う予定だとか‥‥ん〜〜む、秋田の「酒こまち」の強力ライバルになりそうだなぁ。
秋田や新潟のように、高級酒から普通純米まで地元酒米でというのとは反対に、高級酒や鑑評会用はどうあっても山田錦でというのが山形県。
では、山形では地元産米の高級酒はないかというと、そんなこともない。出羽燦々の40%仕込みの大吟醸や純米大吟醸が、たくさんあります。但し、非常に価格が手頃、というのが特徴的です。もしかしたら、そこに山形県の戦略があるのかも‥‥。
そんなふうな図式が審査結果からみえましたが、いづれにしても各県、各蔵の切磋琢磨こそが、美味しいお酒を醸す大きなエネルギーになっていることは間違いなし。それを考えれば、この鑑評会には充分に意義があるし、酒蔵のある限り続けてほしいものです。
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<5月〜6月の行事予定>
・ 5月27日(水) 全国新酒鑑評会・製造技術研究会 (於・東広島市)
・ 5月31日(日) 定休日
・ 6月04日(木) 初披露! 秋田酵母No.12、No.15仕込み清酒(全種類)
発売7年目 秋田酒こまち仕込み清酒(全種類)
『秋田の酒を楽しむ会』(於・ホテルメトロポリタン秋田)
詳細は、県酒造組合のホームページをご覧下さい
・ 6月07日(日) 定休日
・ 6月14日(日) 定休日
・ 6月17日(水) 全国新酒鑑評会・公開唎酒会&日本酒フェア(於・東京池袋)
・ 6月21日(日) 定休日
・ 6月28日(日) 定休日 酣々塾定例会 於・くもりのちはれ ]]>
秋田県清酒品評会の審査員(2)(08-09-12 FRI.)
http://hitosake.exblog.jp/9694837/
2008-09-12T22:14:00+09:00
2008-09-13T16:25:35+09:00
2008-09-12T22:15:27+09:00
nbhkkry20
品評会、唎酒会
☁時々☀(日照時間148分) 空の8〜9割が薄い雲に覆われて日射しは弱く、暑くもなく寒くもなくボヤンとした一日でした。写真は、時々☀のちょっとの時間にパチリ。だいぶ、天高く・・・になってきましたね。
台風は来ないし低気圧は太平洋側ということで、この連休中、秋田は晴れの予報です。紅葉には少し早いけれど、初秋のみちのくをノンビリ旅するのはいいもんですよ。温泉に入って、鍋料理を肴に「ひやおろし」で一杯! ん〜〜堪えられません。是非、お出で下さい。
と秋田へお誘いしながら、この連休、私どもは遅い夏休み。私用で、富山と石川へ出かけます。まぁ、日本国中どこへ行っても、美味しい料理と美味しいお酒はありますからね。ナントカフーズの米を使っていなければ・・・。
さて、昨日の続きです。
「100%(秋田酒こまち)などの県産米で仕込まれた酒」・・・酒こまちだけでなく、美山錦や吟の精のお酒もありました・・・部門の一般審査員は、酒販店が4名、飲食店が3名、一般消費者2名の計9名。そして、もともとの品評会審査員が14名の合計23名で、30点のお酒の審査を行ったのです。
写真は、右側のテーブルが品評会の審査員、左側が一般審査員で、左側の列の女性二人が一般消費者なんですが、実は一般消費者といっても並の消費者じゃありません。
一番左の女性が昨年の秋田県の利き酒チャンピオン、奥の女性が一昨年のチャンピオン。歴代のチャンピオンと一緒に利き酒するなんて、ん〜〜〜酒屋として闘志が湧く〜〜。そんな気分の審査会でした。
で、その結果ですが・・・今回は公表されません。何故なら、審査対象のお酒が一般に販売されているお酒だから、これで優劣をつけてしまっていいのだろうか? という理由から、公表を控えるということなのです。
確かに、審査項目には「このお酒は、他人には勧めたくない」というものまでありました。もし、この項目に多くの審査員から○をつけられたら・・・そのお酒は、一体どうなるのか?
私自身も、この項目に○をつけざるを得ないと感じたお酒がありました。でもお酒は、飲んだ時の様々な条件の違いで様々な色合いを見せてくれます。この審査だけで、一刀両断できるわけがありません。鑑評会用に雫取りされた極少量しかない大吟醸や純米大吟醸ならそれも構いませんが、一般販売のお酒を「公」の組織が審査して優劣を決めるのは、少〜し無理がないでしょうか。
とはいっても、毎日消費者と接している酒販店や飲食店にとって、良い評価は問題ないとしても、悪い評価をされたお酒を販売したり勧めてもいいものか、というジレンマに陥ってしまうことにもなりかねません。
じゃあ、どうすりゃいいんだ〜!
・・・あくまでも、原則に戻ればいいのでは?
品評会にしても鑑評会にしても、もともとは蔵人たちの酒造技術の研究や、醸造試験所の先生たちの蔵への指導の参考のために、始められたのではなかったでしょうか。その意義は今も変わらないはずです。なのに、いつのまにかその審査にまつわる「賞」が目的になり、賞さえとれれば「一般販売のお酒」はどうでもいいような風潮になってはいないでしょうか。
そのような消費者を忘れたような現状を打破し、消費者の嗜好を探るためにも、一般審査員の審査会は大いにやってほしいのです。そして、その結果は公表しなくても一向に構いません。それよりも、消費者や愛飲家が下した厳正なる結果をもとに、醸造試験所や酒造組合は、蔵の大きさや知名度などには関係なく、より「厳しい指導」を行う・・・このような、審査会の結果が酒造りへフィードバックしてこそ、有意義な審査会になるのではないかと思うのです。
でも、知りた〜い。審査会で、あの美味しかった酒は何れで、あの不味かった酒は何れだったのか・・・いやいや、秋田の酒のより良い発展のために、ここは我慢、我慢。
醸造試験所の先生たちの皆さん、よろしくお願い申しあげます。
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<9月〜10月の行事予定>
・ 9月14日(日)〜15日(月・敬老の日)
遅い夏休みのため、連休させて戴きます
・ 9月21日(日) やまとしずく販売会の総会
・10月18日(土)〜19日(日)
京都の秋田のお酒のファン主催「天の戸を飲み尽くす会」
に参加のため、連休させて戴きます
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