雄物川暮色

 今月にはいってから、秋田はほとんど雨が降っていません。カラカラです。18日に土砂降りの雨でしたが極々短時間、「よいお湿りで・・」というほどでもなく、逆に蒸し暑さが増したような気がします。梅雨の蒸し暑さもいやですが、それに高温が加わった真夏の蒸し暑さは息苦しくてたまりません。
 そんな鬱陶しさを吹き飛ばしたくなって、雄物川の遊歩道まで自転車散歩の足をのばしてみました。
 さすがに、大河雄物川を渡ってくる川風は気持ちが良い! この遊歩道、終点が15キロ先の秋田空港近くの中央公園とか。この気持ち良さなら15キロくらいスイスイと行きそうです。まあ、平日の自転車散歩は1時間なので往復30キロは無理でしょうが、休みの日にでも挑戦してみようかな。
 そんなことを考えながら走っていてふっと見たら、何となく秋色がまじっているような空。やはり、お盆が過ぎて、ひと雨くれば季節はかなり変るものですね〜。こんなふうにして秋になって冬、そして大雪・・・淋しいなあ〜。
 それにしても真夏日が10日以上続き、熱帯夜も4日連続、今日あたりは一段楽してほしいのですが、さて今夜はどうなりますか。明日は日曜日、汗をかかずにゆっくり眠りたいよ〜。
(一酒一会の過去ログは http://hitosake.exblog.jp/ をご参照下さい)
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 雄物川自転車散歩の途中にある和菓子屋勝泉堂さん。お団子や饅頭類など(高級でないお菓子)が豊富で、あまり甘くないのも良いよ、って聞いていました。一度寄りたいと思っていましたが、今日は始めてということもあって、先ずは夏期限定(当り前だな)のかき氷を一杯。
 300円、さてこれが高いか安いか? 抹茶液を入れた容器に氷を削ってゆくのですが、その詰め方が生半可ではありません。ギュ−ギューと、そんなに押したらまた氷に戻ってしまうというほど。そして、普通のかき氷なら、上からかける抹茶液などタラ〜と一掛けで終わりなのに、さっきの氷化したような削り氷が今度は解けてしまいそうなほどたっぷりと掛けて、はいどうぞ。
 ん・・・、あんなに抹茶液をかけたのに確かに甘さは強くなくさっぱりして美味しい。それに、どうしてか? 頭が痛くならない、それだけでも300円は安い。こんな満足ゆくかき氷ならお菓子もきっと・・・、今度ね。
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# by nbhkkry20 | 2006-08-19 20:54 | 秋田のいろいろ

2006竿灯祭り 最終日

 先日ご紹介した孫息子。竿灯も最終日ということで、少しは気合いを入れ直して演技をしていたようです。片手で、肩で・・まだコシは落着きませんが、竿灯が好きなんでしょうね。四日目ともなればそれなりに型がはまってきて、会場のお客さんから拍手をもらっていました。
 なかなか近くまで寄って写せなかったのでこんな写真ですが、もうちょっとカッコ良かったんですよ。孫息子の為に申し添えておきます・・・なんて、親馬鹿イヤ祖父い馬鹿ですね。
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 少しは型にはまってきました。
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 周りの先輩も余裕でみてくれています。
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 今年の竿灯も今日で終わり。四日間、一滴も雨が降らなかったのは珍しく、ご難続きの秋田にしては本当にめでたい竿灯祭りでした。どんなご馳走よりも、「晴れ」は遠来のお客さんへの最高のおもてなしですからね。
 当店は竿灯会場の大通りから一丁ほどですが、いたってヒマな竿灯でした。
 まあ、ビールやジュースは大通りに次々と開店したコンビニで間に合うし、最近のお祭りで一升瓶をたてているグループなんて皆無、観光バスのお客さんもお土産を選ぶ余裕もなく竿灯が終わる前に次の目的地に出発・・・そんなこんなでヒマな竿灯祭りだったのです。
 天気が良かったので見物の人出は多かったのですが、引けるのも早い! 写真は、竿灯終了から30分過ぎた我が川反通り。あっという間に人通りがいなくなってしまいました。竿灯も、様変わりです。
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# by nbhkkry20 | 2006-08-06 22:23 | 秋田のいろいろ

2006竿灯

 わが故郷秋田・・・いろいろと全国をお騒がせしてきたこの半年でしたが、とにかく秋田市の最大イベント竿灯祭りが始まりました。
 竿灯祭りの古の行事名は「ねぶりながし」。そう呼ぶ説は様々にありますが、「眠りを流す=日本脳炎に罹らないように」と願うお祭り、と子供の頃におばあさんから聞いた記憶があります。
 いくつもの竿灯の灯が夜空を焦がし、腹に響く太鼓の音、ドッコイショ、ドッコイショと囃す力強い掛声。これ以上の災禍が秋田でおきませんように、祈るばかりです。
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 竿灯の写真の2枚目。左から二番目の少年が、近所に住む小学5年生の孫息子。
 昨年までは二ケ月も前から練習して、チビでヤセなのに旨いよ!と言われていたのですが、今年は学校の野球クラブに入ったとかで完全に練習不足。まあ、何とかこなしてはいましたが、初日の今日は皆様にご披露するような演技は出来ていませんでしたので、写真でご披露するのは遠慮いたします。
 明日以降に良い演技をしていたらご紹介します。乞うご期待!
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# by nbhkkry20 | 2006-08-03 21:08 | 秋田のいろいろ

新幹線

 8月2日、ようやく秋田も梅雨が明けました。平年より遅いといはいえ、去年より二日も早い梅雨明けというのですから、そんなに騒がなくても季節は巡る・・・ですね。で、梅雨明け初日、カッと太陽が照りつけ午前中には既に29度、先ずは、秋田も本当に夏になりました。
 「やまとしずく」のやまと会の役員会のため、市の郊外にある県の施設・遊学舎まで出かけてきました。
 天気も良いし、そんなに遠くでもないのでちょっと自転車で。道すがら、秋田新幹線の車輌基地がありました。最先端のテクノロジーで動く新幹線と、久しぶりの太陽にぐ〜んと背伸びしているような稲穂の波。そのコントラストが何ともいえず・・・。
 明日から始まる竿灯祭りのお客さん、そして、お盆には久しぶりに帰省をする方々を乗せて大車輪の運行をする新幹線。今は、そのときを前に体を休めているようにみえました。 
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 またまた秋田が日本一の「名誉」です。そう、土地の路線価が2年連続で全国最大の下落率となったというのです。
 秋田駅前の路線価は、平成4年の140万円(1平米)のピーク時に比べて16、4%の23万円。32年前の昭和49年と同じ! 秋田は、完全に「ALWAYS・三丁目の夕日」の町ですね。
 大型店の郊外への進出で中心市街地の空洞化が進んだためですが、それはどこの中小都市でもあることです。なぜ、秋田市だけがこんなに激しいのでしょうか。
 その理由は明確には分かりません。しかし、秋田市の人達がこんな状況をイヤだと思っていない、空洞化してもいいと思っているということです。その証拠に、秋田最大の大型SCの隣に、それができると東北最大規模になるというSCができつつありますが、反対もなければ疑問さえおきてない。そればかりか、県や市の施設や行政主導の住宅地がそこを中心に開発されているのですから。
 このように、秋田は自殺率、胃ガン死亡率、地域別最低賃金、今度の路線価などなどマイナス面の日本一はいっぱいあります。そのうえ、お天道様にも見離されたのか、日照率も全国最低・・・ナントカシテクレー!!
 そんな「日本一」のところですが、明日から秋田市の竿灯祭りが始まります。そして、竿灯を皮切りに、湯沢の七夕絵灯籠、横手の送り盆、西馬音内の盆踊り、鹿角の花輪ばやし、そして大曲の花火大会。いよっ日本一! と呼び声がかってもおかしくない、素晴らしいお祭りが続くのです。
 写真は、昨年の竿灯祭り。今年のは、明日撮ってきますね。(記・平成18年8月2日)
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# by nbhkkry20 | 2006-08-02 21:02 | 秋田のいろいろ

 今、子供達は夏休みです。
 ゆとり教育の見直しで、授業時間を増やすために夏休みを減らされている学校もあると聞きますが、近所に住んでいる孫たちはそんなことはないようで、充分に夏休みを満喫できるようです。
 小学6年の孫娘の夏休みの宿題に職場実習のようなものがあって、半日だけですが、お店の手伝いをしにきました。
 つい先だってまで、赤ん坊だ、子供だと思っていましたが、来年は中学生。少しは娘らしくなって、面と向かって話をするのが何となく面映い。それに、手抜き作業でも教えようものなら、それでは宿題になりません! と文句を言われるし、帰り際に「アルバイト代」を払おうとしたら絶対に受取らない。いろいろと教えてもらったのだから貰えません、ときっぱりと冷静に言われてしまった。
 ん〜〜〜孫は、可愛いけど難しい。
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# by nbhkkry20 | 2006-07-31 19:21 | 秋田のいろいろ